ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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小学生低学年の頃。

 今考えれば、げんちゃんは、ほんとに何にもできない子だったと思います。小さな無認可保育園にいて、同級生もいなかったので、遅れがあることに気づけませんでした。なんか違和感をおぼえていたけれど、そのうち成長したらよくなるだろう、遅いだけなんだろう、と思っていました。


 無認可保育園の先生が異常に気付いて、診断がついて、大きな幼稚園にかわってみたら、他の子が、圧倒的に先を行っているので、今まで、遅れに気づけなかったことに、あきれてしまいました。
自分の子供って、フィルターがかかっちゃうんだね・・・異常どころか、げんちゃんは、おとなしく、育てやすいと思っていたくらいだから・・

 それからは、なるべく、他の子の中に入れて、時々、他の子の中にいるげんちゃんを客観的に見るようにしました。幼稚園にも、学校にも時々顔を出して、集団の中にいるげんちゃんを見ることで、自分のフィルターを修正するようにしました。まあ、けっこうショックな作業だったけど・・・

 
今日、職場に来た、発達の1年生のママに、
「学校には時々顔を出して、お子さんをしっかり見るといいよ。先生に丸投げしていては、なかなか伸びないから。集団の中のわが子を見て、何が今問題か、どこを集中して改善するようにしたらいいか、情報収集することが大事だよ。それができたら、どのようにしたらいいか、しっかり戦略を立てて、実行する。」

 そういうことを言ったら、ママが、
「学校行くの、コロナで気を使います。」
と言っていました。

そうか~。今年はほんとに大変だね。でも、しっかりマスク、手洗いしっかり、感染対策したら、そんなにびくびくする必要はないから、PTAとして、学校を手伝うような気持ちをもって、見せていただいたらいいんじゃない? というようなアドバイスをさせてもらいました。

今は、コロナで先生方も大変。忙しいですから、教室の後ろにはいったら、マスクをちゃんとしてない子を、そっとサポートしてあげたり、先生のちょっとしたアシストをしてあげれば、先生も、助かるでしょう。

あの頃、私は、時々行っては、教室の後ろで、めちゃくちゃにこにこして、先生にプラスの気を送っていました。笑
後ろの方でぼけっとしている子がいたら、
「ほら、先生大事なこと言ってるよ。前を向いて、聞いてごらん。」

とか、書くのが遅い子を、横から、ちょっとサポートしたり。

本来、PTAって、そのようなお手伝いをした方がいいんじゃないか、っていうくらい、先生は大変でしたよ~。小さい小学生40人近くを、一人で見るなんて、ほとんど不可能に近いよね~。

とにかく、外野、というのではなく、教師とPTA、いっしょに協力して子供たちを育んでいくのがいいから、行ったら、自分の子以外にも、目をやって、自分にできることを、邪魔にならないように、そっとする。

その合間に、わが子を見る・・・って感じでしょうか。

そんな私に、先生方は良くしてくださったように思います。それに、他のお子さんもかわいかったな~。

外野って感じで、自分の子だけ、切羽詰まって見ていると、先生も圧を感じてしまうかもしれませんから、ご注意。笑
なんか、思い出話を書いてしまいました。

そうそう、今年も私は、PTAの役員です。
コロナですっかりPTAの仕事も少なくなって、子どもたちに接する機会もほとんどなくなってしまったね、って、お母さんたちと話しました。

支援員さんみたいに、PTAが時々入って、コロナスケジュールで、すっかり落ちこぼれている子たちのサポートしてあげたいよね~。と言いました。。

今年、先生も限界でしょうからね~。・・・だめもとで、提案してみようかな~。
知的障害でもないのに、すっかり落ちこぼれてしまったお子さんは、きっと学校が楽しくないかもしれないですね~。

最近げんちゃんを見に行ってません。さすがに中3ともなると、げんちゃんの教室にずかずか入っていくのも、ちょっと違和感が出てきました。それに、げんちゃんの授業のノートも、昔よりずいぶん充実してきたし、連絡事項も、前より落ちが減ってきました。


支援の先生のノート以外に、げんちゃんに直接聞くと、昔より、かなり学校のことがわかるようになっています。
それ一つとっても、ほんとに、げんちゃんは、成長したな、と思います。

ほんとにな~んにもできず、この子が、自分で服を着るようになるのだろうか、って、心配していたげんちゃんだったのに、ほんとに遠いところにやってきたもんだ、と思います。


まだまだ、課題だらけ、落ちるときは、あきれ果てることが続出するようなげんちゃんですが、この先も、したたかに、こつこつと、発達ライフの駒を進めていきたいです。

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