ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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一般の教育システム、ぎり利用可能になったげんちゃん

食べ物の絵は難しいです。byげんママ

毎日イライラさせられる理由

毎日、げんちゃんといると本当にイライラすることばかりです。何かを言って、本人は「うん、わかった」と言うけれど、「今私は何て言ったの?」と聞くと、全くわかっていないというか、そもそも全く聞いていないということが未だに多いです。この状況を見ていると、まともな仕事なんかできるわけないなといつも思ってしまいます。

すきまバイトで見せたげんちゃんの自信と現実

げんちゃんが申し込むアルバイトは、最近は物流がほとんどになっています。
積み荷をトラックに積む前の段階で、いろいろと仕分けをするようです。大きな荷物もあれば、小さな荷物もあるようです。

宅急便の仕分けだったり、もっと大きな工場へのものだったり、スーパーに配送する前の仕分けだったりするようです。
これらの仕事はどれも似ているようで、げんちゃんはすでに10個ぐらいの現場を経験してきたので、少し自信を持っているようです。

本人は「きついけど楽しい」と言います。
楽しいのはなぜなのか、私にはよくわかりません。目新しくて、体を動かして、他人様の役に立ってること、という三条件は、げんちゃんの心を動かすのでしょう。

目新しい間は、それなりに気合が入るのでしょう。

不思議なことに、げんちゃんは、仕事となると、何でも嫌がらずに行こうとします。ただ、もともと向上心というのが薄い人間だから、そういうものさえも、慣れてしまうとルーティンになるんだろうなとは思ってしまいます。

また、切られたバイトは、さっさと、”それはできないから、無理。”と捨ててしまうのもげんちゃんらしい!
くやしい、そこへ到達したい、という思いは希薄です。

フォークリフトの資格取得へ

フォークリフトの免許は受かるのかしら。すべてのアルバイト探しはしばらく中止。
どんな結果が出るのかよくわかりません。でも、何らかの、がっかりさせられることが起こるに決まっています。
げんちゃんというやつは、過去、本当に期待をずば抜けて裏切ってくれます。下方修正の歴史。

さっそくやってくれたこと

異常な空間認知?証明写真のサイズに写真が切り出せない

ま、行く前からやってくれましたね。提出する証明写真、大きめのやつを、指定されたサイズに切り取る・・・という作業で、げんちゃんはろくにそれができなかったのです。

写っている顔写真のどこを測って、どこに線を入れて基準とするか・・小さく切り取ったサイズの真ん中に、バランスよく、自分の顔が配置された状態に切り取るか。しどろもどろです。

第一、うまく切り取るための手順を言語化できませんね。やれやれ

まあ、こういう誰でもできるようなことが、右往左往です。頭の上の余白・・・なんじゃそれ! 頭にくっついとるがな・・・

ま、想像できますよね~。こういう子を持ってる親だったら・・・・やれやれ。
あきれつつ、考えさせてや~~っと切り出せたのは、40分後!おそろしや!
こんな空間認知で、フォークリフト大丈夫なわけなしだよ!

ま、しかし、げんちゃんは、とにかく、手を変え品を変え、新しいことにチャレンジさせていかないと、すぐに心が動かなくなって、落ちてしまいます。フォークリフトの仕事ができるなんて、今の段階では想像できませんけど、この資格にチャレンジするのは、彼の成長の糧にはなると思います。

第一、こういうチャレンジの直前は、気持ちを作っていけば、それなりにびびって、気持ちが入ります。

一般のあらゆる資格の勉強

高校を卒業して2年目、やっと、一般の人が学ぶところに、放り込んでも、なんとか、お尻にくっついて学べるのでは? と思える段階に入りました。

もともとげんちゃんは、IQ60の子です。決して世のアスペルガーのお子さんのように、勉強ができるタイプではありません。算数や、論理的思考などということに関して言えば、がち知的障害、となってしまうような子だと思います。

小学校6年生の時に、公文塾を首になりました。

お稽古事は、ひたすらマンツー・・・・体操教室とか、野球教室とか・・・体を使うことだけ、みんなといっしょに習えていましたが、そもそも、それだって、先生の力量あるのみ、と言った感じです。
第一、支援級ですからね~。小中と・・・

しかし、ほんとに、やる気のないげんちゃんを、こつこつこつこつ、血のにじむような努力で、指導し、訓練し、20歳になって、なんとか、普通の人たちがチャレンジする、比較的取りやすい資格にチャレンジできるようになったのです。

考えてみれば、何もやっていないげんちゃんが、もう一人いたら、これは夢のような話なのかもしれません。

そういえば、昨年一般の料理教室の門をたたくのさえ、かなりハードルが高かったわけですから・・・・
今となっては、普通に料理教室に送り出し、普通にカルチャークラブのシャドーボックスを習わせていたりします。成長していないようでも、やっぱり成長しているのでしょうね~。

福祉のサービス

げんちゃんは、今自立訓練というサービスを受けていますが、ぜんぜん役に立ってる感じがしません。緩すぎますし、一般の社会からすると、やはり特殊空間です。げんちゃんにいたっては、ただ息抜きに行ってるだけと感じます。それで、週に数時間だけ利用させていただいています。(本来毎日行くもののようですが・・・)でも、げんちゃんより、ずっと賢そうなお子さんもたくさんいます。

それに比べて、一般のさまざまなお稽古事やアルバイト(限局されますが。)
さまざまな資格取得の講習、それらは、実にシビアで、色んな所とリンクされた広がりのある世界です。

ただ、それらを利用するには、なんとか、最低限の能力が必要です。げんちゃんは、ほんとにすれすれぎりぎりで、そこへ滑り込んだんだと思います。ほんとにすれすれぎりぎりです・・・・

そこに到達していなければ、一般の社会に用意されている、様々なサービスは、指をくわえて見ている他はありません。
どうしても利用できるものが、”福祉”一択になってしまうのです。

こっちの戦略で、足りない分を補って

ほんとに、もともとの能力から言えば、げんちゃんは、福祉一択の子だろうと思います。
今回のチャレンジは、こっちの戦略で足りない分をなんとかして、どうにかこうにか、できるチャレンジ。

結局、この二年間、そこへなんとか到達できるように、必死で引っ張り上げた二年間ということになるのかもしれません。

まあ、だめでもともとと、思っていましょう・・・・元を考えれば。それくらいの気持ちでいてちょうどいいと思います。

 

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