ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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お受験用問題集 小学校受験用問題集

   >げんちゃんは、学年の実力試験みたいなのを受けました。支援クラスで、先生がサポートしながら、えっちらおっちら、3年の単元をやったのでしょうね。
まだ回答は帰ってきてませんが、そもそも、3年の単元は、げんちゃんには、まだ難しめだから、別に期待はしません。
 でも、先生のコメントがノートにあって、
「算数は、最後まで時間内で終わりませんでした。」とありました。(当然でしょう。げんママ)

 国語は、というと、ちょっと気になるコメントです
「聞くことが、まだ課題ですね。それから、作文もまだ難しいようです。」

う~ん。げんちゃんは、人の話を聞いて、日常生活は、けっこうましにこなしてきていると思っていたけど、聞く力はまだまだなんだね~。
確かに、げんちゃんを注意してる時とか、げんちゃんは、
「うん、わかった~。」
としおらしく言うものの、
「じゃあ、今お母さんが何て言った?」
と問い返すと、しどろもどろで、表現できないことが多いです。じゃあ、わかってないのか、と言うと、指示通りできたりすることもあります。
耳から入ってきた情報を、うまく、言葉に反復出来ないだけなのでしょうか。あるいは、言語で、まとめることができないのでしょうか。それとも、聞くことの処理そのもの、まったくだめなのかな~・・・

聞く、見る、情報を出力する。とにかく、不完全なことは確かです。

しかし、げんちゃんは、けっこう賢いじゃん、と思う瞬間もあります。
先日、車で出かけたおりに、車の中にあった、アルミのペットボトルが、室内が暖まったために、”パン”と音をたてました。
私は、
「これはね、空気が、暖まると、ふくらむので、アルミ缶がパンと音をたてたんだよ。」
と説明しました。げんちゃんは、顔色ひとつかえず、
「気圧でしょ!」
と言いました。
「!!!」

本が大好きで、パンフレットのたぐいも、じっと見たりするげんちゃん。どこかで、色いろ入ってるんでしょうね。漫画も好きだし・・・
先生も、
「げんちゃんは、良くものを知ってますね。」
などと、ヨイショしてくれたりするのに、学習をさせると、あまりにひどくて、こっちがパニックになりそうです。

360円を自販機に入れて、370円のチケットを買おうとして、
「あと、いくら入れればいいかな?」
と私が問うと、げんちゃんは、フリーズしてます。そんなの、誰でもわかるじゃん! とげんちゃんをにらみつけてしまいました。

 基礎的な問題にももどって、地道にやろうと思って、本屋をのぞいたら、良い問題集を見つけました。
小学校の入試問題集です。
 数を数えて、多い方を答えたりする、単純なものから、積み木の数とか、長さとか、割り算の基礎になる、分配の絵問題もあります。ピグマリオンや、こぐま社の、そういう基礎力をつける問題と同じような問題が、良い具合に配置されています。

 幼稚園時代は、まったく縁のなかった代物だけど、3年生の今なら、かなり活用できます。これは、良い発見をしたとちょっと、うれしかったですね。

 家に帰ってげんちゃんにやらせたら、うれしい気持ちもふっとんでしまいまいました。げんちゃんには、決して歯が立たない問題ではないはずなのに、正解率は高くありません。
一瞬、ショックで、げんママは、切れてしまいましたよ。やれやれ。ほんと馬鹿すぎる。
まあ、でも、ちょっと落ち着いて、考えたら、問題点がクリアになりました。

1,げんちゃんは、順列を推察するような、考える問題では、最初から、考えようとしません。難しい、と言って次の工夫をするのを、やめてしまいます。少し格闘してみれば、そこまで難しいとは思えません。しかし、彼の脳は、そういう思考回路に足を踏み入れるのを拒否してるようです。
 その姿は、まるで、支援クラスで、いつもサポートをしてもらいつけてる、甘えん坊に見えます。

 脳の回路は使って伸びていくのに、ほとんど使われてないかのようです。

2,物がいくつも書いてあるグループから、たとえば、
「多い物から順に、2番目に多い物に、○をつけましょう。」

というような問題は、躊躇せず、さっさと、一番多い物に○がついていたりします。注意欠陥・・・とはよく言った物です。げんちゃんは、問題の大事な要点を、平気でこぼしていきます。問題は簡単だけど、注意深くないと、あっさり間違う問題がたくさんありました。

 つまり、げんちゃんの大きな問題は、問題そのものができない時ばかりではなく、問題に細かい注意をはらうことができない場面も多いということです。また、自分で、今までつちかった駒を使って
、推理していくという、人間が人間たる知力を使うことが、できないということです。たぶん、こういうことは、難しい問題を解くときには、かえって、見えなくなることもあると思われました。
あえて、簡単な問題を使って、このことに特化して、特訓していくことが良いように思えました。

 このお受験用の問題集は、まさに、目的にぴったりです。

 簡単な問題に次々にひっかかるげんちゃんを見るのは、ちょっと精神衛生上悪いですが、幼稚園児対象の、お受験の問題集は、おすすめです。

公開コメント 承認後公開

  1. えま より:

    はじめまして げんママさんの取り組みを参考にさせてもらっています。小学校1年生の男女の双子をもつ者です。男の子の方がグレーゾーンです。夏休みにウィスク4を行い言語理解、ワーキングメモリーがかなり低く全体指示が入りにくいことを指摘されました。
    県の学力テスト、漢字や計算など問題を読まなくても出来るものはいいのですが、国語の文章題は何と0点(ー_ー)!! 算数もいつもなら出来そうな文章題も足し算引き算を間違える凡ミスあり・・・まさに注意力の無さ、推理していく知力を使うことができないことがわかりました。小学校受験問題集はおもしろそうですね!ミスしまくるんだろうな・・・
    うちの子は原始反射もまだたくさん残っている感じなのでその辺もアプローチしていきたいと考えています。
    これからも参考にさせてください。よろしくお願いします。

  2. glow-gen より:

    えまさん
    コメントありがとうございます。
    グレーゾーンですか~。げんちゃんも、そうなのか、まだがっつりなのか、よくわからないですが、どんどん、追求するべきテーマが、かわっていく部分と、かわらない部分があります。
    周囲の情報を、きっちり把握して、的確に、出力する、というテーマは、いつも、存在します。
     空気を読めないというのも、その延長なんでしょうね。
    お子さん目はどうですか?げんちゃん、人としゃべるとき、簡単なことは、相手の目を見て言ってるのですが、少し長い情報をしゃべったりする時は、完全に目が、相手からはなれて動きまくります。これは、幼稚園時代から、もっとひどい状態でおこっていたことですが、完全に治っていないのです。
     ここに伸びしろが、逆にあるんじゃないかな、と考えています。原始反射をはじめて、体のアプローチでのばせる部分が、確かに、まだまだ存在しそうですよね。
     勉強を人より、たくさん取り組ませる、というのだけでは、ぜったい追いつけないものを感じます。
     次なる戦略は・・・と最近私も考えます。

  3. glow-gen より:

    あきさん
    こんにちわ~。がんばってますね。げんちゃんも、同じ問題のやり直し、とかよくやってます。七田プリントは、同じようなパターンが重ねて出されるので、そのまま行くときもありますが。
    確かに、こないだできたのに、何で今日はだめなの?ということはよくあります。
    出力が、かなりばらつくのだと思ってます。
    ストレスに弱い脳だし、・・・
    字も、すごい意欲で書くときがあるのですが、普通と全く違います。ただ、そういう時は、まれです。
    それに、そのマックス時でも、まだ普通の子にはおよばないけどね~。
    奇跡がおこらないと、この子たちは、普通になって、生きやすくならないのかな~、と最近ちょっと思ったりします。
    つまり、脳そのものがもっと改善しないとだめだ~と思います。頭蓋仙骨、酸素カプセル・・・ブレインジム、・・・ブレインジムの導入をもっと、もっとしっかりやってみようかな・・と思ったりしてます。
    なんというか、この子たち、ほんと、なかなかですよね~。(ため息)

  4. えま より:

    返信ありがとうございます。
    視線は、普段の会話では合います。ただ、都合が悪いときや勉強中などでわからないところを教えてる時は、目はキョロキョロ動きまくりです。後、首がくねくねします。双子の女の子の方は同じような場面だと視線はそらしますが、キョロキョロすることはないですね~
    2学期に入ってから、学校に行く前に眼球運動をしています。それも最初は本当に酷くて・・・(女の子の方は最初からできました)今でも声をかけないとすぐに視線がどこかに行ってしまうときがありますが何とか出来ています。
    双子なので良くも悪くも比較してしまいますが、そのおかげで課題はわかりやすいですね。

  5. glow-gen より:

    えまさん
    双子ちゃん、大変だけど、確かに比較して、トレーニングできそうですね。それに、ベストフレンドがいつもそばにいて、脳を刺激してくれるから、脳にはいいですね~。
    発達障害目があわない、みたいなワードで、検索すると、成人しても、目が合わない問題をかかえてる、グレーゾーンの方もたくさんいそうですね。

    目をあわせて、しゃべる、という行為は、脳にとって、かなり高度なんでしょうね。
    でも、ここがなおせたら、相当他も伸びる気がします。

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