ママの格闘と改善のダイアリー

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「もうダメだ」から急展開!げんちゃん、単発バイトでやる気が出たの?


気持ちが入っていたある日、自分で冷蔵庫の中の素材を使って、卵タルタルと、肉の甘酢炒め煮を作って、盛り付けていました。遅く帰ってすぐにごはんにありつけました。

時の声はアルバイト

彼は、自分に圧をかけることを極端に嫌います。
先日、この停滞状態を打破すべく、ホテルの短期バイトを見つけて働かせてみました。たった一日の、レストランでの仕事です。
今までの生活だけではもう限界だな、と感じていました。

中学の時に、派遣に登録し、1週間くらい、ホテルでの給仕の仕事をさせたことがあります。もちろん。げんちゃんの平均的な能力を考えると、3段階くらいアップのチャレンジでした。常識的に考えると、途方もないチャレンジでした。

アルバイトは、初日に解雇とはなりませんでしたが、あちこちのホテルに入りながら、トータル1週間分も働かないうちに、だんだんシフトがなくなって、スタジアムの裏方の皿洗いの仕事を紹介されました。やはり、できなかったのだと思います。皿洗いだって、しっかりできていたかどうか・・・これも一度シフトを断ったら、仕事が来なくなりました・・・

あの頃は、げんちゃんは、自分ができていないことも、客観的にわかっているとも思えなかったし、実質上の解雇宣言も、たいして把握もできていないといった感じでした。
今考えると、そんなことよくやったと、自分にあきれます。3段階上の挑戦でしたが、あの時私は時の声を聴きました。
しかし、バイトを経験できたことは、今回の挑戦のハードルを下げています。

今回の募集は、ホテルの調理補助。前の挑戦の時より、1~2段階上のハードルだと思いました。
裏方の調理の補助なら、できるかもしれない。なんせ、げんちゃんは、一人でも、キッチンで、そこそこ料理を作るようになっています。

マッチングアプリで仕事を取る、その日だけの募集なら、採用する方も、あまり期待はできない人材と割り切ってくれるかもしれないし・・・・

げんちゃんが意外なほど、
「うん、わかった行く。」とあっさり答えました。
げんちゃんって、ほんとに心が動きませんが、新しいところは比較的平気。どこに行っても、たんたんとしているので、「緊張する。」などとこぼしはするけれど、行かないと言わないのが強みなのかもしれませんね~。

でも、久~しぶりのバイト挑戦は、そこに行くまでの道のりを、あらかじめ綿密に計画するというわけでもなく、ずさんなもの。

やれやれって感じです。

裏方のはずが…まさかの「シェフ」デビュー!?

当日、指定された身なりをするために、指定された色の洋服を買い、交通費を出してホテルに行ったげんちゃんです。(給料は洋服代で消えましたね 笑)
果たして・・・💦
戻ってきて聞いてみると、なんでも、お客様の前で、肉を切りその場で焼いて、提供するという仕事をしたようでした!
「え~~~? そんなことできたの?」
「うん。できた・・・」
「いやいやいや・・・やらかしたでしょ。なんか言われなかったの?」
「肉を力入れて切っちゃダメって言われた。」
「生焼けじゃないの?大丈夫?」
「うん。ちゃんとできたよ。」
「え~自分じゃできたと思っていても、やばかったんじゃないの?」

私も半信半疑。なんせ、裏方の仕事と思っていたのが、ビュッフェでクッキングしながら提供するなんて、ほんとに出来たらすごい話です。

帰ってから、しばらく変な高揚感の中にいたのか、げんちゃんはなんか変です。疲れたのか、また落ちまくってしまいました。
しかし、しばらくして落ち着くと、今までにないしゃきっとした感じが出てきました。

次の仕事を間髪入れずやらせる

もしかしたら、これがなんか起爆剤になるかも・・・
それからまた間髪入れず、今度は、食品の加工工場の仕事を入れてみました。足がないので、送ってやって、4時間近く経って迎えに行きました。

「どんな仕事やったの?」
「イチゴのへたをずっととってたよ。あとは分類して、いいのと悪いの、わけてた。外国人もいたよ。」

とのことでした。

「きつかったでしょ。ずっとそれだけやってたら。」
「うん、きつかった。」
前回ホテルのアルバイトの時より、浮ついたこともなく、なんか、目がきりっとなってる・・・

「またやりたい?」
「うん。」
げんちゃんは淡々と返事をしました。

もうこいつはだめだわ! とうんざりしたところから、急遽一転、げんちゃんはっきり言って、なんか上がってる・・・・

なんか事態が急展開といった感じです。

時に出現するげんちゃんの「腑抜け状態」は凄まじいものです。ホテルのバイトのあとには、一度これに陥っていたけれど、そこから回復したら、なんか、アルバイトをやりたがってるげんちゃんがいて、仕事をするために、いろいろな私からの注意を、素直に聞くげんちゃんがいます。

はっきりいって、階段を一つ上っています。びっくり・・・
何が功を奏するかわかりません・・・
2年間のモラトリアムと、徹底指導・・・全く泣かず飛ばず! 調理師専門学校は受け入れてもらえたものの、げんちゃんのおバカぶりでは無理と断念。
グループホームと福祉就労か・・・と覚悟を決めたら、ここへきて、一変事態が動き出したという感じなのです。

どうなるんでしょう!

挨拶、職場に着く時間配分、常識・・・抜けは多いといったらないです。・・・げんちゃんの恐ろしいほどの鈍感力と、新しいところに行くのは別に苦手ではなく、あつかましい性質が仕事になると功を奏する・・・といったかんじ。
仕事から帰ったら、毎回根ほり葉ほり復習をしています。
昔と違うのは、本人のやる気と真剣さでしょうか・・・
この2年間、やはり、伸びているのは伸びてるんだな、と思います。

そもそも、げんちゃんは、一般就労なんて、夢のまた夢・・・というところから始まっている子供ですから・・・
これから、週1で、私が必死に探し、
宅急便の仕分け作業、スーパーの裏方・・・会話力もなく、つながりもいまいち考えない・・・
でもやっと、自分を外に出したい・・・そんな思いが少し芽生えたのでしょうか・・・
一言でいえば、なんかばらばら・・このなんだかばらばらで安定性のないげんちゃんの一つ一つの能力が、本人のやる気、というエッセンスがあれば、少しずつまとまっていくんじゃないか、と思います。
やる気をだしてほしいものです。

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