ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

だいちゃんの変化

本文に関係ないけれど、先日陶芸を体験させてもらいました。
昔より、気持ちが入っています。目が必死
先日、今年、高等支援学校に入っただいちゃんは、げんちゃんと一緒に体操を習っています。
もと、サーカス団で活躍していたママが、個人的に二人を教え始めて、もうかれこれ3年は経っているかな~・・・。

だいちゃんは、家庭の事情で、おばあちゃんとパパが育てています。
げんちゃんより、学習の理解も早いし、感情もしっかり外に出ているので、もとの障害はげんちゃんより軽いとふんでいます。
でも、家庭で、この子は、障害があるから、”できないのはしかたない”、という立ち位置で育てられたようで、自分を追い込んだりすることをきわめて嫌う子に育っています。

幼少期は多動でいろいろ困ったこともあったようですが、もともと優しさも持っているので、今では穏やかに、家庭生活を送っているようです。
体操教室が終わると、私は2時間近く、げんちゃんといっしょに勉強を見てやるようにしていました。
しかし、高校に入ってから、だいちゃんは、それをいやがりすぐに帰るようになりました。

私は、二人を教える時は、げんちゃんと同じように、

「社会に出るんだから、これくらいはできてあたりまえだよ。」

というスタンスでのぞんでいたのですが、だいちゃんは、それがうっとおしいようです。

それでも、高校に入る前は、おばあちゃんにも言われたりして、しぶしぶ来ていましたが、高校になると、すっかり来なくなりました。

体操の先生と話すことがありました。

「だいちゃんは、だめ! ほんとにやる気がなくなってる。前よりも。なぜかよくわからないけど、ひどい!
適当にごまかして逃げようとする態度が、あからさまになってて、どうしたものかと思います。将来、どうするつもりなのかな。彼は、やればできると思うんだけど。」

体操の先生は、たとえ障害があろうがなかろうが、自分のちょっと上を常にめざしてがんばるのが、人間なら当たり前、というスタンスの人です。
サーカス団にいらしただけあって、教える熱意も半端ないです。なかなか先生選びが難しいげんちゃんにとっては、安心して、丸投げできる先生です。

だから、彼女は、だいちゃんのここんとこの落ち方に落胆しています。私も、同じことを感じていたので、先生に言いました。

「あの、たぶん、だいちゃんは、高等支援学校に入ったから、さらに圧をかけられることがないんじゃないかなと思います。
だって、だいちゃんの落ち方は、4月になって急激でしょ。高等支援学校は、職業訓練を主体としていて、学習はあまり圧をかけないみたいだし、厳しいと言っても、障害児としての立ち位置を与えた上で、厳しい、という感じじゃないでしょうか。(推測にすぎません。違うのかも・・・)
高校入学までは、進路選びで、面接受けたり色々心動かすこともあって、まだよかったんだろうけど。

障害児は障害児、最初から線引きしたところで、限界を設けて指導するのではないかな~。
それに、中学のように、普通の子の中に入ることもないし。自分より、できないことが多いお子さんも、たくさんいるのかも・・・、だいちゃんとしては、楽なんじゃないでしょうかね~・・・

あるいは、中学を出たから、もういいでしょ・・・と思っているのかな~・・」


先生は、私の推測を聞いて、府に落ちたという顔をしました。
彼女は、次に顔をしかめて、

「ほんとにもったいない。なぜ、子供の能力を最初から、親が決めてしまうのかな・・・もっとがんばるように後押ししないのでしょうかね。」

先生は、いつも、二人に全力投球で教えて、逃げやずるさなど、しっかり見抜いて、メンタルの指導もぬかりなくやっています。

それというのも、彼らに対する愛情があるからで、彼女には、この子たちは障害児だから、という枠概念はありません。

たぶん、彼女が誰を教えようと、その感覚は平等だと思うのです。その子自身が、さらに上になるように、常に努力する。そういう取り組み方、人生の姿勢を、子供たちに指導します。

でも、だいちゃんのご家族は、子どもを障害児という枠の中でとらえているのではないかな、と思います。

だいちゃんの、逃げや甘えを家族が許しているのに、他人の私たちに何ができるわけでもなく、二人ため息をつきました。

確かに、先日公園に二人を連れて行った時も、自分の立ち位置と言う意味では、げんちゃんの方が、普通の世界にいました。げんちゃんは、ときにとんちんかんだけど、普通の世界を見ています。
がんばるのは、きつくてきらいだけど、がんばらなくちゃ、という感覚は、常にもっているようです。ま、空回りして、ずるしたり、逃げたりしますけど・・・

でも、だいちゃんと比べてみたら、げんちゃんは、なんというか、これでもがんばってるんだな~・・・と思えました。

だいちゃんは、はじめから、そういう世界というものを知ろうともしない。囲われた世界で、特に何も考えず、暮らしているという風でした。

障害児は、周りから作られる部分があるな、と、また改めて思った次第です。普通のものさし、というものを与えられず、枠の中ですごすことしか教えられないような感じを、幾度か見てきました。
障害があるんだから、できなくてあたりまえ・・・と言う雰囲気です。

人間に、普通の人、障害の人、という枠はありません。
人間はみな等しく、その能力は違いがあるでしょうが、人生を努力して作っていくという意味では、同じ魂です。

障害児なんだから、と、親さえも、最初から枠をつけた育て方をしている。だったらなおさら、指導にあたる人たちも、そうであるのはしかたのないことかもしれません。

その中で、普通の子と同じく、いやそれ以上に、努力し、自分自身を乗り越えさせることを、子供にさせようとすると、時に、周りからバッシングさえされることがあるのは、理解できるというものです。

アメリカのある番組では、障害児教育の観点が違っていました。同じ人間として、能力の可能性に対して、常にチャレンジをさせるという視点がありました。たまたまその学校だけだったのかもしれませんが。それは、一生続きます。

そのうち、体操教室も、だいちゃんはやめるのかもしれないな~と、ぼんやり思ってしまいました。

公開コメント 承認後公開

  1. 通りすがり より:

    高等支援学校は相当厳しいですよ。
    一般企業の就職を目指して訓練されますから特に礼儀作法や一般常識は厳しく教えられます。
    ついてこれなくて脱落する人もいます。
    だいちゃんは環境の変化厳しい環境に適応するのに今苦労している可能性もあると思いました。

    高等支援学校の生徒はいっけんして知的障がいがあるようにみえません。それくらい軽い生徒で意識がしっかり入ったお子さんしかついていくのが難しいと思います。

    余談ですが、
    大阪の高等支援学校の生徒二人が、踏切で立ち往生している老人を救助して、表彰されていました。とっさの判断と行動力素晴らしいですね。 1

  2. glow-gen より:

    通りすがりさん
    そうですか。ありがとうございます。
    確かに、もう一人高等支援学校に行ったお友達のお子さんは、学校で教育されて、挨拶の仕方とか、すごくかわっていましたね。
    確かに、人気が高く入れないとも聞きます。
    だいちゃんは、一番人気の所は入れなかったとか言ってたような・・・
    どこに行こうとも、自分自身の思想がしっかりついていれば、怖いものなしです。表彰されたお子さんは、それがしっかりついているのでしょうね。
    だいちゃんは、その内部自体が、心配です。もし、学校で厳しくされて疲れているのなら、今までの彼からすれば、すでに学校をいやがってるだろうな、と思います。彼は、学校は楽しいと言ってました。彼は、圧がかからない状況じゃないと、楽しいとは言いません。勉強より作業が楽しいらしいです。
    教育って、外側をいくら厳しくしても、内部は育ちません。彼に会った内部の成長のさせかた、なかなか難しそうです。もはや、逃げ場を与え続けてここまできています。
    その学校で、かわれたらいいな~と思いました。
    前出の彼は寮生でしたし、厳しいという定評のあるところでしたし。
    それでも、残念なことに、彼は就職して結局やめさせられてしまい、今は、また将来を模索しているようです。
    だいちゃんがんばってほしいです。

  3. とんまま より:

    こんにちは。

    この話はだいちゃんのことですが、わが息子の事を言われていると感じました。
    小学校ではガンガン圧が掛かっていたのに、中学校は腑抜け。
    この子たちは出来ない、入試に出ないというスタンスで中学校生活が決められています。
    とんちゃんも逃げるし、適当にごまかす。

    昨晩、父から電話がありました。
    母から中学校の様子を聞いた。
    中学校の学習をしないなんて、おかしいんじゃないのか?
    他の学区に転校できないのか?と。
    市内中学校は概ね同じ感じなんだという話をしました。
    父も障害の有無で子供の能力を線引きするのはおかしいと思う人ですので。
    学校も障害児という枠を作ってしまっている現状。
    家庭での取り組みがますます重要になってきました。
    踏ん張りどころです… 3

  4. ゆうママ より:

    就職を目指す高等支援学校はうちも検討しました。そして見学にもいきました。無理させずに安定した暮らしができるのなら…という気持ちからです。私一人の判断では不安なので夫も仕事を休んで一緒に行きました。2人の意見は迷いなくnoでした。こんなに夢がない学校に息子を行かせたくないと思いました。どう感じるかは人それぞれです。学校の中でもしっかりしている子たちが前で説明していました。むしろこの子たちは一般の中でやっていくべきなのでは??と思いました。
    高等支援学校が就労に向けて厳しいのもわかっています。それでもこんなに枠を決められて、好きなことや夢をあきらめさせて、これしかできないからと教育することが私は嫌でした。
    間違ってらかもしれませんが私が感じたのは、
    障がい者は障がい者らしく生きろということです。そしてそれは健常者が上から目線で作ったものだということです。これは偏見かもしれません。でもこう感じた事は事実です。我が家は夫婦そろって高等支援学校はなし!と思いました。

  5. ゆうママ より:

    追記です。
    高等支援学校のカリキュラムに掃除や作業が多かったです。
    この子たちは、一般の子が経験することをさせてあげないことに本当にがっかりしました。うちの子は頭はよくないけど、実験やものを作ったり音楽も英語も数学も好きなのに、そんなことをほとんど排除するのはなんなのかと思いました。無駄かもしれないけどそういうことをさせてあげたくて、普通高校に舵をきりました。
    なんかもやもやしますよね。

  6. glow-gen より:

    とんままさん
    とんママさんの地域は、かなり振ってますよね。
    げんちゃんの所が普通と思っていたので、びっくりでした。
     今のような時代ではなくて、ずいぶん昔のある映画で、障害児施設の劣悪な環境を書いているものがありました。
    職員の人は、利用者をばかにしていました。どうせできないんだから・・・という感じです。でも、その子は、実は、優れたものを持っていて、映画ではそれが感じ取れるように表現していました。
    何の映画だったかな~・まったく覚えていないのですが、若いころに、なんだか辛すぎて衝撃を受けたのを覚えています。
    チャンスを与える。でも、子供たちも、甘えるだけではだめ。つらいチャレンジにも果敢に立ち向かわないといけません。サリバン先生とヘレンケラーもまさにそれなのかな~と思います。
    サリバン先生も、かなり、当時初めは、バッシングされたようですね。とんままさんの学校のような考え方のところでは、なんで、そういう子に無理して努力させるの?ってことになるのでしょうかね~。

    しかし、とんままさん、負担大きいですね。ママの心をしっかり受け止めて、とんちゃんが、がんばるぞ~って気になってほしいです。そのためには、普通クラスなども行かせるのがいいのですが・・・困りましたね・・・

  7. glow-gen より:

    ゆうママさん
    見学に行かれたんですね~。私もげんちゃん連れて行けばよかったな~と思いました。世間の人は、あなたをこういう風に考えるんだよ。それでいいの?
    と圧をかけることができました。げんちゃんも、間違いなくいやだ~となったと思います。魂に対する差別と感じたかな・・・
    でも、だいちゃんは、そうならなかった。だって、そこの世界しか知らないですものね。
    肢体不自由と知的障害のあるひさしくんは、精神性が高く、支援学校での無言の差別に憤っていました。それで、やめました。彼は、凄い子だと思います。でも、彼が幸せに所属できるところはなかなかないですね。
     教育とは、内側を見つめている教育と、表面だけの教育があると思います。魂を向上させていく教育がいいですね。それは。普通の子も、障害を持った子もかわらないです。
    たとえ、厳しく指導しても、最終的に精神性を高める教育ならがんばりがいがありますね。
    表面的にやさしくしたり、甘やかしたりしても、精神が落ちて行く教育は、やばいと思います。
    案外、普通クラスの先生の中に、しっかり彼らを上げようとする先生もいますよね。変な先入観がないから、普通の子と同じような方法で、しっかり内面を指導しようとする。
    体操の先生もそんな先生ですよね。心をはぐくむには、たくさんの接点がいります。無駄と思えるよなことが心を成長させます。
    まあ、戦後の日本は、表面無駄と見えたら切り捨てる。そんな感じだから、普通の子の教育もすさんでいます。
    政府は、もっとお金を教育につぎこんでほしいです。
    教育予算、GDP比先進国最下位に近かったと思います。

    とにかく、まだまだ、げんちゃんは、接点をたくさん増やす必要があります。勉強だけじゃなく、あらゆる接点ですね。まだまだ育て続ける必要がありますね~。わが子たち。
    頑張りましょう!パパさんも、同じ考え、よかったですね~。

  8. glow-gen より:

    ゆうママさん
    夢を持ってほしいし、夢をかなえるためには、誰でも、苦しいことも乗り越えないといけません。その強い精神と、向上する真摯な気持ち、しっかり持ってる子になったら、少しくらい、できないことがあっても、良い人生を構築できると思います。
    コアなところこそ、今、こつこつと作っていきたいですね。

  9. glow-gen より:

    Mさん
    すご~い。英検準1級、受けるだけでもすごいです。2級どころか、3級も絶対通らないげんちゃんですから・・・ははは。
    失敗体験が、心の負担になりそうなお嬢さんだから、しっかりフォローが必要ですね。でも、受かったらすごいですよ。
    大きな自信になります。
    げんちゃんは、まだ小学校中学校の内容を、しっかり腑におちさせるところからです。
    頭の使い方は、心の使い方があって効率よく働きます。
    陶芸の表情は、心の使い方がしっかりできた表情でした。少しずつ、慣れて行けばいいかな、と思います。
    心と頭をしっかりリンクさせていくことができれば、IQも改善していくだろうし、いろんなことのつながりも見ようとすると思っています。
    今は、促成栽培ではなく、地道に根を張らせる。
    はためには、潜っているように見えるところもあると思いますが、あまり気にしていません。
    表面じゃない内面。18歳までしっかりつけたいです。
    お嬢さんの言語能力も、ママが、心を動かすことをしっかり仕掛けて行ったから起こったことだと思います。
    心が開発されて行けば、外側の表現は、飛躍的に伸びると思います。
    楽しみですね。

  10. glow-gen より:

    Mさん
    コメントありがとうございます。
    英語って、主語と述語はっきりしていたり、ストレートでシンプルな言語みたいだから、発達障害の人には案外とっつき良かったりするのでしょうか。
    それにしても、外国映画数百本ってすごいですね。げんちゃんなんて、さっぱりです。映画を見せる時間さえなかなかとれないし・・
    映画も見ても、感じることから学ばないといけない子です。
    まずは単純な努力して成功するような、ストーリーからでしょうかね。
    彼に見せてもいいと判断される映画を探して、見せたいです。英語の字幕はいいかもですね。文字おこしした方が、日本語も理解しやすそうです。
    アラジンはお勧めと思って、シアターに行きました。一度ではだめで、DVDで何度も見せないとな~と思って、それっきりになってます。
    難しいのはだめですし、前向きでないのもだめ。
    映画の上手な活用されていて、凄いなと思います。
    その蓄積がおしゃべきの進化に一役かっているかもですね~。

  11. natumikan_123 より:

    何かに特化した場所は、偏りが出たり不足するものがあったりしやすいのかもしれませんね。
    それでも表面的に何かを身につけさせることより、その手段を用いて内面を磨くことにしっかり軸を置いてるのならそんなに心配ないのかもしれません。

    枠をつけるというお話で、発達グレーのお子さんを持つ親御さんが、診断がつかなかったから普通なのだと、そちらに枠を囲う方もいらっしゃるなぁと思いました。
    知ってる親子で小学校入学してすぐ通級を勧められて、でも「うちの子は子どもらしい、元気なだけ!こんなの失礼!」と怒って断ったと話した方がいました。
    結局、社会性の発達が未熟でクラスで孤立、先生では手に負えず、他の親御さんからクレームが来る程の様子となってしまいました。

    子どものあるがままを受け止めて、必要な支援をしたり課題に向き合うことを、「普通」という枠を付けたことで目を背けてやってこれなかった結果なのかなと思います。そして一般社会には見過ごされてきたような、このような方がたくさんおりますね。

  12. glow-gen より:

    夏みかんさん
    内面を見て指導する人、また内面を重視する人、逆に表面を気にする人。外から見て同じことをやっているように見えても、その本質は全く違います。
    高等支援学校は、外から聞く限りでは、外側をとりあえず、しあげて、障害者枠で就職させようという感じがしてなりません。
    内面が仕上がっていなければ、頭打ちということがおきますね。
    進路を異常に気にする親も多いですね。支援クラスか普通クラスかなんてことはどうでもよくて、結果的に内面が仕上がって、大きく羽ばたくことができればいいのだと思います。
    大学の肩書や、会社の肩書を気にするタイプの人は、どうしても、外側を見てしまいがちな気がします。
    発達障害と診断されようがされまいが、彼の内面が優れたものに仕上がり、外もそれにひっぱられて成長するのであれば、そういう診断は、たいして問題でもないと思っています。
    要するに、その人の内面こそ、重要です。それは自分にとっても大事ですね。ま、外側は、内面が育ってくるのに比例して、ご縁の中で付けて行けばいいかな~と思います。
    世の中は、外側を大事にする人は多いかな~。

  13. とんまま より:

    こんにちは。

    中学校、本当に終わってますね…
    割と毎日(最近は雨天でやっていませんが)トラック何周とか走り込みをしているみたいです。
    畑作業も毎日のようにやっています。
    体力づくりと思うようにしています…
    中間テストの時は調理実習をするそうです。

    サリバン先生。
    異質なことをすると叩かれてしまうのは、どんな分野であれ、今も昔も変わりませんね。
    本当に志のある人が活躍できる世の中であって欲しいと切に願います。

    一昨日、担任と本人の2者面談がありました。
    こんなこと初めてですからね、とんちゃんは面談の意味も分かっていないと思います。
    中学校卒業後の進路の希望はあるかと聞かれたそうです。
    やはり身に迫っていないので、分からないと回答したようです。
    これまで高校の前を通るたびに、中学校の次はだいたい高校へ行く事、自動的には入れないので、テストがあること、そのテストの成績が悪いと入ることが出来ない事を話しているのですがね。
    やはり現実味を帯びないとわからないようですね。
    高等特別支援は1年生から見学可能なところがありますので、行って本人にも見せようと思っています。
    とんちゃんは何を思い、感じるのか?
    こっちがしっかりしていないと、ただ行っただけで終わってしまいそうです…

  14. glow-gen より:

    とんままさん
    そうですか~。中学校やきもきしますね
    畑仕事などの方が、勉強より気持ちが入りやすいので、言葉かけと指導のしかたさえ、しっかりすれば、そこでも気持ちの使い方を覚えることができます。
    しかし、それができる先生はなかなかいないでしょう。そういえば、S先生のところに佐賀の先生が来て学んでいるようですが・・・
    何をどのようにしたら、スピーディーにできるのか、どの段取りなら無駄がないのか。
    そういうことを考えさせるように、きっかけづくりを与えなくてはなりません。ただ、ルーティンをさせるだけなた、作業にすぎず、成長を期待することができません。
    作業所に行って、どんどん落ちて行く人を見ます。
    結局ルーティンだけの世界になるからです。
    ステップアップするためのもっていきかたがあるのですが、そういう指導者がいるのでしょうか。
    げんちゃんよりずっとできていたお子さんたちが、どんどん障害者の顔になっていくのを見ていきます。
    だいちゃんもそうなるのではないかと思っています。とてもおしいです。
    げんちゃんも、横でしっかり指導しないと、ただルーティンの世界で、とりあえず、できてるような雰囲気になります。これでは、社会には出られませんし、どんどん内面が落ちて行くのではないかと思っています。常に心を動かす訓練、つながりをつけようとする心の動きを出させる訓練。声掛け、演出。相当必要です。
    中学までは、強い演出をしても、モチベーションはたった1日で終わっていることも多かったです。それでも、コツコツやり続けて、やっと自分は普通の世界で生きて行きたいと少しは強く思えるようになっています。
    とんちゃんも、中学三年は、こつこつ演出声かけ続けて、それらの素地を作る必要がありますね。

  15. glow-gen より:

    Mさん
    発達障害のお子さんは、自分の好きなことだけしか、気持ちを入れない傾向があります。
    嫌いなことでも、接点としてたくさんあった方がいいのだと思います。ですから、最低限やるべきだと思っています。もともと偏りがあるのに、最初から偏っていいよ、という教育では、心も育たないと思っています。
    げんちゃんも、算数は闇でしたが、今は、なんとか、少しはできます。S先生曰く、100玉そろばんがなくても、理解できるレベルになってきているから、そういう具体物は、閉まってしまってもいい、と言われました。
    長い道のりですが、不可能ではなかったということでしょうね。

    学校選びは、今はけっこうたくさんありますよね。少子化で学校も行き残りをかけています。優秀なお子さんを争奪戦していては、経営できない学校が出てくるでしょうからね。
    机上の勉強だけでなく、とにかく、あらゆる接点を作って、経験させることが大事ですよね。
    高等支援学校は、見てないのでわかりませんが、接点という意味では、狭く、もろいな、と感じます。
    それにしても、お嬢さんの学校はユニークですね。

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました