げんちゃんの根底に流れるものは、めんどくさい・・・でしょうね。的の真ん中をとらえるエネルギーを出すのをことごとくしぶります。
高校の授業の内容は、ほんとに小学生みたいなゆるさで、これでいいの?って感じです。しかし、その授業の中で、出しなさい、と言われたプリントを、げんちゃんは、スルーして平気です。
英語はアルファベットをしています。アルファベットを三つ書いて、ABC・・・・の順番に並べろ、なんていうド楽勝のプリントが、ファイルにはさんでありました。よく見ると、げんちゃん半分しか書いていません。
先生の文字で、
「時間がなかったのかな? 最後まで書いて出してね、」
と書いてありました。問題量もわずかで、授業中にさっさとやれば、できると思われるプリントですし、げんちゃんは、アルファベット書けます。
「これどういうこと!?」
げんちゃんに問い詰めました。すると、ほんとに、ばたばたと隠そうとして、とにかくその場をごまかし、煙に巻こうとします。
「あ、あ、あ、あ・・・出すから出すから。あの、時間がなかったんだよ。あーわかったわかった。」
とにかく、その場をごまかす大量の無意味な単語を発して、私に言葉をしゃべらせないようにします。ぞっとします。こいつ、まだこういうとこで、ごまかし人生やってるんだ~・・・
そのプリントの上には、新しくもう一枚プリントがはさまれています。つまり、そのプリントをやったあとに、またもう一度英語の授業がめぐってきているということがわかります。
その最新の授業でもらったプリントをつまみながら、私はげんちゃんに言います。
「次のプリントがあるってことは、宿題でたあとに、英語の授業があったんでしょ。だったら、なぜその時までにやって出さないの? 」
次の授業があったんでしょ。と言うところで、最新のプリントを、私がゆらしたものだから、げんちゃんときたら、焦点をはずします。
「違うよ、それは授業でテストしたんだよ。」
やれやれ、上にプリントがあるってことは、どういうこと? って考えない。
いやいや。そういう話じゃないし! ほんとに、ずれる! 的のはずしかたがいつも気持ち悪いです。
「何言ってんの? このプリントがテスト(もう超簡単な小さなプリントです)かどうか、って話をしているんじゃないでしょう。なんの話をしているの?」
「このプリントが上にあるってことは、宿題のプリントがどうだって言ってるわけ?」
ほんと、いつも論点がかみあわないです。そのはずしかたが気持ち悪すぎて、体調不良おこしてしまうようです。・・・(カサンドラな母親ってわけだ)
結局すったもんだして、たどりついたのは、げんちゃんには、提出するように言われた授業のプリントなど、何の義務も感じていないということなのです。どうでもいい、と思っているということでした。
しかたないので、マインドマップを書いて教えて行く展開になります。マインドマップは、今は必須項目になっている。
結局、自己中な考え、すなわち、怒られなければ、別に何してもいい。プリントなんてどうでもいい・・・そんな思想が、どこに通じるのか、丁寧に教える展開になります。いらいらいらいら。
こういうことを毎日毎日繰り広げています。
ほんとに発達育児、やつにいつまで精神をズタボロにされるのか、途方にくれますね。
しかし、やつは、私の生き血を吸い取るようにして、最後は、しっかり宿題を意識に落とさないと・・・というところに、ある程度いきついたみたいでした。
今後は、たぶん少し注意を払うであろう・・・・最近のげんちゃんなら・・・
ま、そういう終わり方です。
は~、しかし、私は疲れた!
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ほんとにまともに向き合うとエネルギー吸い取られますよね。努力のわりに報われなさすぎて涙
息子も中学の頃、学期末に提出していないプリントが何枚か出てきましたよ。宿題ないの?と聞いてもやりたくなければ「ない」と嘘ついてたこともありました。どこまで理解できるかわからないけど、どうして提出期限を守らなければならないかということを説明したら、とりあえず出すようにはなったのですが、ほとんど白紙にちかい状態で出すようになってしまいました。理科は意欲だけは普通の評価だったのに、意欲の評価項目も下がっていて、どうしてか先生に聞いたら、実験プリントをほとんどできてきない状態で提出してると教えてくれました。
やはりズレてますよね。
高校になってからは自分のことを棚に上げて、保護者の提出する書類をチェックをしてくるようになりましたけどね。
最近は自分の心身の健康も大切なので、全力投球はやめてほどほどに向き合うようにしています。
こんにちは。
プリントの話、発達あるあるですよね。
とんちゃんのプリントは私が毎日チェックしてしまっているので、まだこのような問題はありませんが…
この話を聞いて、今後は本人が出してくるまで関知しないようにした方がいいのかなと感じました。
実験してみようと思います。
おそらく撃沈ですが(爆)
先日のパソコン教室予約の話のように、事象の繋がりには、こちらも苦労しています。
とんちゃんの場合は、複雑になるほど放棄します(わかろうとしない)
確かに何も知らない普通の大人には預けられないですね。
本当にわかっていると思われちゃいますよね。
どこ見てるんだ??(外側で騙されていますよね)
彼らは脳を使っていませんよね。
本当に人間じゃないみたいです。
人間として生まれてきているのにって思いますよ。
犬や猫の方がよっぽど脳を使っていると感じますもの。
イライラ増えますが、やれることをこなしていくしかないですね。
げんちゃんママさん、毎日お疲れ様です。
どこかで息抜きできる時間持てているでしょうか?
心身ともに消耗が大きく疲弊してしまいますね。
うちも去年まで提出物の出し忘れ常習犯でした。
毎日毎日私からきちんと出すように言われ、毎日毎日担任の先生からも圧をかけられ、通級の先生からも指導され5年間。
6年生になり急に毎日提出するようになりました。今のところですが。
家庭だけでは補いきれない部分を外で的確な指導や関わりがあると、やはり有り難いです。でもそれが得られない環境に身を置かなければならないこともあると思います。さらに不適切な対応で下げられたりとか…その場合、やはり距離を取ったり必要になると思います。
息子は同じ通級仲間の出し忘れ常習犯の子の先輩として、どうしたら出し忘れにくくなるかを教えたり一緒に考えたりしているようです。出来るようになったら終了ではなく、まだ上手く出来ない友達の力になるような関わりを促してくれる先生方に感謝です。
今はといいますか、これも入学依頼ずっとですが、筆箱の中身を徹底しているところです。
忘れないよう揃えるのを全くできないまま、反抗期で一緒に確認とか口出しを嫌がるので介入が難しくなってしまいました。こちらはこのまま中学突入しそうです。
ゆうママさん
高校になったら、今までの成果も多少はあるようで、気持ちを入れるぞ~ってなると、昔よりずっとスケジュール管理もできるようになりました。
とはいえ、昔がひどすぎたのでたいしたことはありませんが。
でも、ふわ~っと油断すると抜くのですよ。そのたびに、必死で圧をかける。何日も・・・そうすると、また浮上・・・そしてがんばってるから安心してると、またふわ~っと抜く。この繰り返しです。
中学の頃より、自身で圧をかけていると、やはりできてくる。これはやはり心の問題です。必要だしっかりしないと、と本気で思ってくれればいいんですよ。でも、ポーズだけなんとかしようというメンタルが強いと、さんざんです。
あきらめて、逃げずに根性入れるだけやろ!
そう言いたいです。
げんちゃんは、中学のときは、ほとんどまだまだできていなかったと思います。先日制服のブレザーのポケットを調べたら、びっくりするくらい、包み紙とか、メモの端切れとか、捨てなきゃいけないものが詰まっていました。ハンカチも二枚。普通の人間からは、不思議としか言いようがありませんよ。
ホント疲れますね。
とんままさん
げんちゃんが小学校時代は、無理でした。スケジュール管理必死でやらせようとしていましたが、できたためしがない。
中学でも、まだまだ・・・朝挺出するものを出すくらいが関の山で、それさえ、3日間持って帰ってまた持って行って、を繰り返してましたよ。
どうやったらそこに気持ちが行くんでしょうかね。手に書いてやってもできなかったです。あの頃。
第一、メモ帳をまともに使えだしたのって、ちゅう3くらいじゃなかったか・・・
失敗しても、捨てる、また失敗・・・・ほんと、犬猫の方が意識がしっかりしてんじゃないの?って思わず言いたくなりました。
げんちゃんは、やっと今、犬猫くらいかな~。爬虫類はちょっと卒業したのかな、と思います。
きょとんと今だけを見つめてる目をします。昔爬虫類だったころは、遠くの獲物を夢想するように、異次元を見る目でしたよ。
次は人間ですね~・・・(笑)
ほんと母の生き血をすすって生きてますよ。(´;ω;`)
夏みかんさん
さすが、5年生で、げんちゃんの今くらいの能力なんじゃないかな~。げんちゃん5年生のときは、ほんとまだそこまでいきませんでしたからね。
先日、そろばん教室が、先生のご家族にご不幸があり、急遽しまっていたようです。連絡の行き違いがあったようで、げんちゃんは教室になってる会場に行きました。だれもいないので、そこからげんちゃん、先生に電話をして問い合わせたようです。
そういうことでも、お~・・・よくやった~、みたいな感じです。まあ、しかし、ご親族ご不幸を聞いても、それにたいして、常識的なリアクションはできませんよね。一つずつです。
筆箱の中身は、いまだにしっかりではありませんよ~。まあ、チェックはいちいちしていないから、なんとか自分でそろえていくのか、iPadでの授業だから問題ないのか、よくわかりませんが・・・
でも、指先を使わない、というのは脳にとってよくないので、書写をはじめられてよかったです~。
反抗期、自分の好き勝手、というのが、5年生あたりからず~っと続きました。今はありません。自分との闘いということは、少しずつ分かってきている気もします。
大変な時期になりますよね~。がんばってください。まあ、うちもまだまだ大変ですが・・・ 2
常識的なリアクション…うちもまだまだです。
定型と思われる3歳の弟が、保育園の玄関に落とし物を見つけて、ついさっきまでその場所にいた男の子の物かもと予想し、拾ってその子がどこに行ったか探して見つけると渡していました。
そんな当たり前の何気ないことを見て感動してしまいます。お兄ちゃんがそのような寄り添った関わりが難しいので。今でも多分落ちてることすら気がつかないと思います。
お友達のご親類が原爆で亡くなられた方がいると話が出た時、何を言えばわからず「ドンマイ!」と軽く言い、大ひんしゅくなんて出来事がありました。
それで離れて距離を取る子もいれば、「あれは無いわー」と忠告してくれて教えてくれ、それでも側にいてくれる友達もいます。
相変わらず疲れると「殴ってもいい?」とか言うかと思ったら、べったり抱きついたり真逆な極端な言動ばかりですが、弟もなんか違うなーと感じるように成長してきて、まともな3歳児に常識を指摘されることが増えている毎日です。
私だけが指摘していた状況から弟の参戦で2対1の構図に吉と出るか凶とでるか。これから弟も成長していくので関係性が変わっていきそうです。
夏みかんさn
弟さん3歳なんですね~。かわいい~・・・
でも、そんな小さなお子さんでも気づけることが、気づけない。あるあるです。
げんちゃん、今朝は、またやらかしてました。熱い緑茶入れてくれるんですが、大量のおちゃっぱ平気でつぎこんでいました。
また、熱湯だと、きゅうすに氷を1個か2個入れて、温度を覚ました湯を入れるようにしているんですが、なんと、7個も氷を入れていました。
クリームソーダでも作ってるんかい! とあきれました。
本人大まじめですよ。適当、とか、あんばいよく、とか、そういう真ん中に行けないみたいです。
極端に走る。エアコンも、めちゃくちゃ強にして、凄く下げていたり、上げまくっていたり。ふざけんな、ということがしょっちゅう。意識障害は、おのおののところで、しっかりとらえていないので、すべてがぶつ切りなんだと思います。
それにしても、3歳児って、そんなにしっかりしてるんですね。もう育児が終わると、忘れちゃいましたが、少なくとも、5歳くらいの子には、ぜったい負けますよ・・・・あらゆる点で。
でも、根は、ピュアなんですよね~。悪気がすごくあるわけではない。だから、そのピュアなところに気づいて、好感を持ってくれる人もいるんですよね。
ママにべたっと甘えたり、怒ったり・・・情緒の安定が弱いところがあるんですね。げんちゃんは、いつも、たんたんです。起伏がほとんどない・・・これって、げんちゃんの特徴なんでしょうか・・・。
ママ~って、べたっとされたこと、ないです。わたしのほうが、べたっとしてほしくて、すり寄ってしまうことがあるかも・・・
やはりそれぞれの性格は千差万別ですよね~。 1
げんちゃんの氷事件やエアコンのお話し、よくわかります。折り合いをつけるとか、頃合いを計るとか本当に苦手ですよね。
うちもストーブ付けて部屋が真夏のように暑くなっているのに、真っ赤な顔して汗かいて下着だけの姿で、でもストーブは付けたまま過ごしてるなんてこと、家に帰ったらよくあります。
げんちゃんはあっさりタイプでしょうか。
息子は愛情の器が大きい上に穴が空いてるような…どれだけ注いでも満杯にならないのでもっともっとと欲しがるので、こちらの愛情が枯渇します。今日はもう完売しましたー出せるものはありませんよーとなります。生まれた時から見られてるので個性なのだと思います。
弟は小さな器を生まれ持ってきたようで、ほんの少し抱っこしただけで大満足し満たされてるのがわかります。
大きすぎる器に加えて、発達障害により他人からの愛情を受け止められない素養も持っているので、なおさら愛情不足を感じるのだと思います。それゆえ愛着障害のような行動にも感じます。
自分からべたーっとして「きもい!離れて!」とか、「抱っこしたい」と言いながら手を振り上げて殴る真似とか…べったりも密着度が高すぎて距離感が近すぎると思えば「やめて」と言ったり。真反対の態度が同時に出ます。矛盾していることが起こるのです。
自己中心的、他人の気持ちが汲み取れない、そのようなことでどれだけ愛情注いでも流れてしまうため、これはもう本人の受け入れる部分が育たないと
安定していかないなと感じるようになりました。
激しく極端に振れる態度に一緒に振り回されていましたが、私も段々慣れてきて最近は動じなくなってきましたよー。
夏みかんさん
>息子は愛情の器が大きい上に穴が空いてるような…どれだけ注いでも満杯にならない
なかなか大変ですね~。げんちゃんには、そういう情緒の問題が少なかったので、動かない石みたいな大変さがつきまとっていましたが、夏みかんさんのお子さんのように、激しくふり幅が広いのもまた、大変そうです。情緒のような部分は、なかなか学習してかえる、と言うのもむつかしいように思います。少しずつ経験とか、学習とかが積み重なって、改善するもののような気もします。たぶん、この子たちは、オセロの玉が数個白だったら、すべて白と思ってしまうとか、黒が入っていたらすべて黒と思ってしまう。そういう認知のずれがあるんだと思います。
お子さんも、一つの黒が目に入ると、あ~黒だ~。全部黒になってしまった~とあせってしまったりするのかもしれませんね。いやいや白がちゃんとここにあるでしょう。と一つ一つ見せる。そういうことをコツコツやりつづけないといけないんでしょうね。
ママの大変さといったらないですよね。
げんちゃんは、すべて白、と思ってうぬぼれるから、黒を見ろ~って、つきはなさないといけないんですが・・・
だっこした~いと言いながら、殴るふり・・・??
読みながらえ~、どういう意味だろう、と思ってしまったのですが、そんなことがあるんですね。
しかし、おかしいとも言えません。げんちゃんも、自分が何を欲しているか、どうしたいのか、自分自身が把握できていない面がありますから、それを一歩進めたら、そういうちぐはぐな行動になってもおかしくないのだと思います。
S先生はよく分解と言う言葉を使います。とにかく、分解してやって分解してやって、一つ一つクリアにとらえさせる、ということをやります。
すぐに成果は出ないのですが、マインドマップを使ったり、絵を描いたり、とにかく分解して、自分とまわりの状況を、こつこつ把握させる必要があるのかもしれませんね。 1