ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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思春期自覚を持たせることの難しさ。いつまでも依頼心と勘違いのげんちゃん。

 >げんちゃんは、お正月休み明けて、けっこういいかな、と思ったけれど、今までもそうだったように、またすとんとひどい状態になってしまいました。


 週末に、楽しみにしていたパイプオルガンのコンサートに行ったり、成人式に、お姉ちゃんの晴れ着姿にちょっと浮かれ気味になったり、非日常を経験したと思ったら、今日になって、また、亡霊モードに入っています。

コンサートは、いっしょに行かれたS先生が言うには、げんちゃんにあまり感動をもたらしてはないようで、ただ耳で聴いたというだけで、心で聴いてないので、素通りしてしまっているらしいです。

その証拠に、げんちゃんは、何の感想も言わず、まったくスルーしました。音楽は、ただ音色がきれい、とかいうだけではだめで、スピリチュアルな力のあるなしで聞き分けるS先生によると、このコンサートをあまり評価していません。良い方に考えれば、それもあったのかもしれませんね。凡人の私には、ひたすら素敵なコンサートでしたけど・・・・・・・

 さて、コンサートは、起爆剤にはならず、ぜんぜん勉強やる気ないげんちゃん。それでも、せめて月曜くらい、勉強しようよ、と、思ったのですが、げんちゃんは、ほとほとやる気がないらしく、朝から起きないし、K先生のところでも、ひたすら、メンタルの指導に終わってしまったようです。

 昼過ぎ、何を思ったのか、ピアノの練習に没頭しています。2時間くらい、二階からピアノの音がしています。自分の好きなことなら、集中できるのでしょうか。(悪いことではないけれど、これも、自分の世界観にどっぷりで、さらに、現実世界から引き離すようなかんじになっています。。)

やっと夕方になって、パパが、げんちゃんに理科を教えようとしました。でも、げんちゃんのあまりに依存的なやる気のない態度に、半ばあきれ果ててしまって、教えるのをあきらめてしまいました。(パパは、最近少し変わってきて、げんちゃん育児に時々参加してくれるようになっています。)

 げんちゃんが、まるで精神病患者みたいに、意識がふっとんで、心がうつろになっている感じに、ほとほと夫婦とも萎えてしまいます。

夜になって、S先生が家に立ち寄ってくださって、げんちゃんの心を見て下さったら、げんちゃんが、あいかわらず、自分というものが出てきたものの、葛藤の中にいることを教えてくださいました。

「やりたくない・・・」
少しは、やらなきゃいけないと思っていても、そこから果てしなく逃げていって、自分と向き合うのを極力さけている状態なのがわかりました。


 とにかく、げんちゃんは、学習がいやで、ほんとに依存体質から脱却しません。そのくせ、けっこう学校や、おけいこごとで、やたら褒められたりするようで、完全に勘違いしています。俺は、このままでもやっていける。変なのはお母さん。うるさい。お前の世話にならなくても俺はやっていける。

つきつめるとそういうメンタルを持っています。
たとえば、絵画教室で、作品をほめられても、絵画教室からの連絡事項は、あいかわらず、先生が直に私に連絡する・・・そういうことでは半人前もいいとこ。先生には、ほめるのはありがたいけれど、
「これだけ良い作品が描けるのだから、自分の持ってくるものくらい、親にたよらず自分でしなさいよ!幼稚園生じゃないんだよ。」
と、こういう風にほめてほしいわけです。げんちゃんの外側は、伸びているところもあるけれど、まだまだ、本質は、ズルして逃げる・・・という性質から抜け出せないでいます。

あまりに横柄、そのくせ、こっちを適当に利用する。勘違いしまくりの態度が目立つので、K先生と見合わせて、今日は勉強を教えてやるのを放棄しました。結局、ママとK先生の下駄のおかげで、学校生活もなんとかなっていて、ほめられたりもするげんちゃんである、ということを思い知ってほしい。

げんちゃんは、少しやばい、とは思ったらしく、しおらしく一人で今日は勉強してました。簡単な理科の問題集2ページをやって終わり。答え合わせもしてません。やれやれ、こんなんじゃ、どんどん遅れるよな~と思います。でも、今週は、ほったらかす、と決めました。忘れ物管理も自宅学習も、自分でやってみたらいい。

手を出さず知らん顔してほったらかすというのは、なんとも、大変なものです。ダメなのが分かっていて、手が出せないのですから、こちらも相当な忍耐です。一度、テストも何もかも、げんちゃんの本当の実力でやらせて、落ちるだけ落ちてもかまわない。

あまりに手をかけられ、すべてを当たり前とおごっている。自覚と自立へ、どうしても足を踏み出さねばならない。親子ともに苦しいステージですよね。

中1の今、やるのがいい、とS先生にもアドバイスされました。どうなることでしょう~・・・

もうおんぶにだっこして、中一の外面を整えてあげるのは、もうきつすぎるな、と、私は感じてます。げんちゃんが、通知表で3をもらったのも、忘れ物をそこそこ回避できているのも、提出物を出しているのも、結局、すべて私の必死の努力の上にあることで、放置すれば、成績も、番外に落ちるだろうし、そもそも、スケジュール管理、持っていくもの提出するもの管理、どれも、まともにできるものなんてないと思います。本人は、まったく依頼心のかたまりで、プライドだけふくらませる。自覚がない、の一言につきる。ちょっと、気持ちを出せば、突き抜けるのに、どこまでも逃げる。

S先生もK先生も私も、同じことを感じました。やはり、しばらく放置して、落ちるとこまで落ちて、そこから自分で考えさせるしかない。とりあえず、まずは今週1週間は、忍耐です。

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  1. robo_223 より:

    お嬢さん、成人式だったのですね。おめでとうございます✨着物を着られたのですね。げんちゃんも大好きなお姉さんの晴れ姿が嬉しかったでしょうね。

    ご主人がげんちゃんの勉強を見て下さるなんて嬉しいですね。気持ちを共有出来るだけでも、違うと思います。

    げんちゃんは、ヤル気にアップダウンがあるのですね。頑張りたい気持ちはあるけれど、覚悟がなかなか決まらないのだと思います。

    本当にブログに書いてらっしゃる通り、げんちゃんがママさんの存在の意味がわからないとしたら、次の試験は勉強も宿題も全く手伝わずに、どのようなことになるか実感させてみるのも1つの手だと思います。

    通常はそのような方法をオススメしていませんが、げんちゃんの場合、意識の出方がもう少し必要のようですから、荒療治も有効かもしれませんし、勉強量を減らした方が勉強をしたい!という気持ちが湧くかもしれしれませんものね。

    本当に悩ましいことですね。何もしないというのは、忍耐のいることだと思います。

  2. glow-gen より:

    ロボママさん
    晴れ着は、私のを着せました~。なんかちょっとうれしかったです。
    さて、げんちゃん、ほんとにアップダウンが激しいです。やる気が出て上のベクトルがわかる時と、そうでない時、8対2、くらい。意識レベルを保つには、ほんとにエネルギーを出さないとできないようですが、出そうとしないです。
     モチベーションだけの問題で、足踏みしていて腹立たしいです。S先生は、僕がこれだけかかわって、のらりくらりするげんちゃんは、ある意味すごい大物だよね・・・なんて、誉め言葉にもならないようなことを言います。
     上手にずる賢く隙間を見つけて逃げるげんちゃんです。

    ここで、ほったらかすと、学習はすごく遅れると思います。ほんとにそれは怖いです。だから、ほったらかしている演出をしながら、少しかかわる、というのがいいのだろうと、手探りしています。でも、少しでも、こっちがやってあげる感じになると、やはり、今までと同じになってしまって・・・・

     やはり、勉強より、心の成長の方が優先される、そう割り切るしかないような感じですね。発達障害は、ほとほと心の病だな~と感じているこの頃です。 1

  3. とんまま より:

    お姉ちゃん、成人式だったのですね。
    おめでとうございます。

    何故連休だったのか?とんちゃんは学校で説明があったようですが、(都度祝日の説明をしてくれるようです)理解していません。
    こうやって家族に関係する行事ですと、しっかり理解できますね。
    げんちゃんも7年後かな?自分が成人するんだと思ったかもしれませんね。
    祝日の意味からも始めなければなりません…

    パイプオルガンのコンサート、意外な反応でしたね。
    私ももっとげんちゃんに響くかなと思いました。

    好きなことには積極的になり、嫌なことは放置。
    誰でもそのような気持ちは持っていますが、嫌でもやっているのが世の中というものですよね。

    とんちゃんもそのような傾向がありますが、まだ小学生ということもあって、親の言う事(この勉強が嫌でもやらなきゃいけない、放置したって問題は消えない)は何とか聞きます。
    げんちゃんは思春期とも重なり、一筋縄ではいかず、難しいですよね。

    とんちゃんも少しは手を出さないでおくことも増えました。
    (主に宿題)
    ホント、自分で経験しないとわかってもらえませんものね。
    (失敗も一度では入らない…悲しいですね)

  4. ゆうママ より:

    とても似たような状況なので、おっしゃることとてもよくわかります。

    うちもなんとか冬休みの宿題はやりきりましたが、振り返ってみると1番頑張ったのは私ではないか?!
    こんなやり方を続けていくのはもう無理だと感じるこの頃です。同じく私は息子に多くの指示やフォローするのをやめたところでした。

    学習が遅れるのは怖いです。賢いけどやる気がない子はスイッチがはいると挽回できると思うんです。でも息子みたいな子は差が開けば開くほどしんどいのではないかと思ってます。わかっていながら、これ以上誘導してやらせるのは難しいなぁと思ってます。本人がやる気にならなくては仕方ないですよね。

    息子と私、同じ方向向いてるのなら、どれだけ勉強ができなくても投げ出さないで伴走してあげるのに、なんだか向く方向が違うのがやりきれないです。
    冬休み、語り出せばいろんなエピソードがありますよ。何が正解かわからないですね。

    お姉ちゃん、成人式だったんですね。おめでとうございます㊗️
    うちの娘は受験生。週末のセンターにむけて頑張ってます。

  5. robo_223 より:

    意識の入っている時が8で、入っていない時が2なら、かなり頑張っている方だと思います。

    それなら、わざわざ次の期末試験で、ほったらかすことはないと思います。今は一時的にヤル気がダウンしているだけでしょうから、1週間くらいは、ほったらかしておいてもいいけれど、また意識が入って来たら、やり過ぎない程度にさりげなく伴走した方がいいと思います。

    ほったらかしていて奮起するくらいの子なら、最初から主体的に勉強していると思います。完全にほったらかした期間、宿題をためたり、勉強しなかったりするのは、もったいないです。

    しかし、どの程度、手助けするのかは、微妙なさじ加減になりますから、手探りですね。

  6. glow-gen より:

    とんママさん
    ほんとだ~。成人式の意味、勝手にわかっていると思い込んでいましたが、案外、げんちゃんわかってないかも・・・ちょっと怖くなりました。
    今日聞いてみましょう。なんたって、常識が通用しないヤツですから、当然わかってると思ってあたっていると、ほんとにずっこけまくりますよ。祝日の意味、これからはいちいち説明しなくっちゃ、と思いました。ありがとうございます。

    英語の書き取り、地下一階、一階、2階・・・そうですか~。成功しましたか。うれしいです。こんなささいなことで、ぱっと開けたりするなんて、こっちは想像もつきませんよね。
     げんちゃんは、普通の字は、まだまだ最悪です。何か名案はないかな~・・・

    とんちゃん、一人で宿題なんてすごいな~。げんちゃん、今までそんなことできたことあったかな~・・・ほんとに、学習は、すさまじいできなさですからね~・・・
    昨日理科の問題集、2ページ、教科書を見ながらやっていたのは、彼にしては上出来だったのかもしれませんよね。やはり、少し一人でさせていく時期にきてますよね~・・・

    勉強を楽しく、というコンセプトも、導入だけで、やはり、しっかりやるためには、好きも嫌いもない、やる姿勢がいるのですが、げんちゃんは、逃げることを常習としているので、ほんとにやっかいです。ゲームのようにはまってしまう方法はないのかな~・・・

    なぜ、コンサートくいつかなかったのでしょう。S先生は、コンサートの質のようなことをう言ってましたが、そんな崇高なこと、げんちゃんがわかるのかしら??
     でも、芸術が、心と通じるものだ、ということをこの度学びました。ほんと奥が深い。
     上手というのと、鬼気迫る、というのはまた別なんでしょう。清塚さんのコンサートも、どうなのかな~。連れて行けばいいってもんでもないんですね~。
     

  7. robo_223 より:

    最近、制限字数を越えると、コメントが表示されなくなっちゃったみたいですね😵

    7番が表示されないのは、たくさんお書きになったからかもしれません💦

  8. glow-gen より:

    ゆうママさん
    まさに、きっと、ゆうママさんも、同じところを通っているんですね。
    ママが、一生懸命やってきて、恵まれた中にいる子。げんちゃんもお子さんも、・・・それゆえに、ありがたみなんて、なかなかわからない。
     それでも、結果が出ている部分もあるので、思いっきり勘違いして、自分は、なんとかなる、とか、できないこともごまかせる、と思う。
     自分の立ち位置がわかってないといえばそれだけですが、なかなか深刻です。
    子供とモチベーションも行く方向性も同じなら、なんと楽しいことでしょうね。できないなりに、どれだけでもアイデアを出してあげたり、どうにでもなります。
    でも、本人のやる気がなく、亡霊みたいなげんちゃんだと、ほんとにしんどいです。
     普通のお子さんでも、思春期、ほんともったいない方向に行っちゃって、賢いのに、ずいぶんマイナスに進むこともあります。
     げんちゃんは、もともとがとても低いので、同じことがおこれば、ほんとに、大きなマイナスになる。この子たちが、ひたすらマイナスにすすめば、ほんとに、落ちちゃいますからね~。精神疾患レベルに入ると思います。
     だから、ほっとくというのも、相当な知恵がいるな~と思います。
     自立、自覚・・・・もうこの言葉が日々ちらついています。

  9. glow-gen より:

    ロボママさん
    最近、突然表示されなくなりますよね~。しばらくすると表示されたり・・・
    コメントありがとうございます。
    げんちゃんの意識の入り方は、良いときが、2割です。二日良い日があったら、しばらく、どんより・・・ほんと、どうにかしてよ・・・と言う感じです。8割入っていたら、ほんとうれしいのですが・・・
     
    今日になったら、
    「一人でしなきゃ・・・」
    とか口走って、今度は、そっちに行っちゃってます。自分の態度が悪いから、てつだってもらえなくなっちゃった。だから、自分はどうすればいいのか・・・という、本来のコアな目的をつかめないです。ほんとげんちゃんのメンタルは、どこまでもずれてるな~と思います。

  10. glow-gen より:

    とんママさん
    コメント表示されなくなってしまいましたね~。
    コメントで気づきました。祝日の意味教えなくてはいけませんね。げんちゃん、成人式の意味わかってないかも・・・と思って聞いたら、
    「はあ?そんなのきまってんじゃん。20歳になった記念日だよ。」
    と言ったので、ちょっとほっとしました。

    とんちゃん、もう一人で宿題取り組めるなんてすごいな~。げんちゃんは、できるという感触は、ほんとにないです。今でもあぶなっかしい・・・

    ローマ字の罫線、地下一階、1階、2階・・・やくにたったのですね。
    ほんと、空間認知は、なぞなぞなぞ!

  11. glow-gen より:

    とんママさん
    空間認知は、意識とイコールだというほど、大切らしいです。
    とにかく、一日1回は、ドローンをするように、S先生に言われました。意識の調整に役立つようです。
    げんちゃんは、幽体離脱すると、自分が、自分でなくなるような感じですから、ドローンで、自分を感じ取るようにするのでしょうかね~。
     ほんと、彼らの認知は、あまりにもわからないことだらけです。

    このステージを、早急にうまく切り抜けられたらな~と思います。

  12. robo_223 より:

    意識が入っている期間が2割ですかー(T_T)

    それは、チームげんちゃんは、頭をかかえますね!

    ほおっておいても、結局は正しい認識の方には行きそうにないので、難しいですね。

    でも、昔は0割だったのが2割に増えたのかもしれませんね。徐々に増えて行ってほしいですね!

    ちなみに、roboは昔3割だったと私は思っていました。今は4割くらいに増えたかな~という感じです。やはり、興味のないことには、ヤル気なしです。

  13. glow-gen より:

    ロボママさん
    ロボ君も、5割超えてないんですか~・・・なかなか発達障害とは手ごわいな~・・
    げんちゃんは、確かに昔はゼロです。人格的な交わりはまったくなかったですからね。
    今は、あります。好きなことだけをさせてると、なんだか2割よりずっと入った感じがあります。
    絵画教室では、好きなことだからか、なんか、しっかりした感じになって、お友達とも、ばりばりしゃべって、
    「物知りお兄さん。」
    とか言われてるらしいですよ。先生からも、評価されてきてるし。うれしいので、ますます調子に乗っています。でも、持ってくるものとかは、自分でぜんぜんそろえない。
     好き勝手に、自己中心に意識をオンにしたり、オフにしたりする。これじゃあ、社会人にはなれませんよね~。そこをわかってよ、と言いたいわけです。
     げんちゃんは、精神障害・・・私は、最近そう思います。発達障害とは、心の異常・・・意識とばしたときは、まるで自己中の権化ですよ~・・・入った時は、なんともかわいいです。笑

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