>クリスチャンホームの我が家は、日曜は、教会で礼拝をささげたあと、(プロテスタントのキリスト教会)日曜学校を担当していて、子供たちに聖書の教室をしています。讃美歌も歌わせたりして、げんママ、日曜はけっこう忙しいです。
神様は、一人一人ちゃんと目的をもって創られていて、心から君たちを愛しているんだよ~、と教えながら、(本気でそう思っているんだけどさ。)家では、げんちゃんを時々バカ呼ばわりしてしまって、バトルしたりして、きっとげんちゃんは、こいつ、偽善者だ~と、そのうち言うに違いない・・・と、苦笑します。まあ、人間は皆欠陥人間、神様の理想とは程遠い皆罪びとと聖書には書いてます。私もまだ道半ばってこと、あんたもまた相当欠陥だらけ。私を見ずに素晴らしい神様を見上げなさい・・・なんてね~~ 笑
そうでなければ、イエス様は十字架にかからなくてよかったわけなんだからね・・・(あ、世界のベストセラー聖書を読むとわかります。ちょっと脱線)
前置きはさておいて、いつも、日曜学校で、げんちゃんの頭の悪さをちょっと嘆いています。
聖書のお話をしたあと、ちょっとした質問をします。その日の内容をもとにして、まあ、国語の問題に近いような感じになります。2年生の男の子がいるのですが、だいたい、さっと的確にこたえます。
げんちゃんは、その子が言ったことを、真似するだけ。2年生のその子は、理屈もちゃっちゃっと早口でまくしたてるように、理論整然と語ります。
げんちゃんが伸びたのは、それまで、対抗心むき出しで、その子が発言したりすると、妨害したり、変なことを言ってちゃち入れてたのが、おりこうさんにしている。その子の答えるのを聞いて、冷静にまねしたりする。そういったところです。
いつになったら、このA君のように、さっと理論的な説明が的確にできるようになるんだろうな~・・・やれやれ、いつも、情けない気分になります。
算数の学習障害はあいかわらずですが、その中にあって、式を立てるにあたっての解法の説明くらいしていいんじゃないかな、と思いますが、なかなかできません。
「台形が二つあって、間にすきまがあって、隙間をのけてくっつけると、平行四辺形になるから、二つの台形の面積は、この平行四辺形の面積を求めればいいんだよ。」
げんちゃんよりちいさい子が、こういうことをさっと言ってのけます。
また、いまだに、学校から持って帰るプリント類について、
「これは宿題なの? いつ出すの?」
みたいな問いに応えられないで、ただプリントを持ち帰ってくるだけ、というのもまだまだ多くて、いやになります。
支援クラスの子だから、宿題を出さなくても多めに見てもらってるようで、それも、なかなか提出物の習慣づけができない原因になっているのかもしれません。
ほんと、げんちゃんは、飛躍的に伸びてる、と思いたいけど、社会に出すには、まだまだ半端そのもの。この延長で大人になって、適当にまぎれて職についたとしたら、仕事の落ちがひどい、とか、空気読めない、とか、指示が抜け落ちすぎる、とか、あらゆる抜けのおかげで、うまくいかないのは見えているようです。
一見、普通、でも、ぜんぜん普通じゃない。今、そんな感じのげんちゃんですね。(まあ、以前は、普通に全然見えなかったわけで、それだけでも褒めるべきでしょうが、ラベルと中身があまりに違っているのも、つらいです。)
この一見普通、から、中身もしっかり普通になるまで、何をすればいいのでしょうか・・・
当面の目標は 学校からもらってくるプリントやしなければならないことを、自分で把握して、家で自分から取り組むことです。
ママが、カバンをさがして、宿題をさせたり、提出物を用意したりするのをいいかげんにやめたいです。そんなことをちくいちしてもらってるくせに、何か言うと、
「うるさい。」
とか
「あ~もう、わかってる~。」
とか、偉そうに私に言ってくるのは、ほんとに頭にきますよね。
「うるせ~。お前は、私が手をかさなければ、何もできないくせに、何言っとんの。それなら、ありがと、と言うべきでしょ。偉そうなこと言いたいんだったら、自分で管理しろ!」
しょっちゅうバトルしてます。時々切れて、
「じゃあ、ほっとくからね。自分でやりな!」
というと、げんちゃんは、
「うるさい。だめ!」
と言います。まだかわいいんでしょうね。だめ、と言うので、私が言うのが一理あるとは、少しは思っているのかもしれません。
でも、先日、音楽の先生が、げんちゃんに、楽譜のことで、ここは、こういう風に読むんだよ、みたいな指導をしたら、なんとげんちゃん、その部分に、言われたことをメモ書きして書き入れたそうでした。先生も私もびっくり。そういえば、支援の先生が、最近ノートの取り方がうまくなった、みたいなことを書いてくださっていたっけ。
そろそろ、学校での連絡事項、提出物、宿題、それらのことを自分で管理していくのを目標にする時期になったように思います。以前から目標にはしてましたが、今思えば、はるかかなたのシンボルみたいな目標だったね。今は、その頃より、ちょっと具体的な目標になっていると思いたい。泣
問題や質問に対して、理論的に的確に説明できる。こういうことも、目標にすえましょう。
これらのことは、やはり、目標として、意識化することで、戦略も考えることができます。この能力は、三角の頂点にある能力でしょう。すぐには、無理でしょうが、そこへ向かって取り組んでいかなければなりません。
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も〜、一緒!ママとのやり取りも、現状も、目標も、一緒っ!!一緒すぎです!!そして、見かけは普通だけど、中身まで普通になるには何をすればいいのか・・・本当に教えて欲しいっっっ!!! でも、一年前を振り返ると、確実に良くなっているんですよねぇ。1ミリずつ、1ミリずつ、ちりもつもれば山となる。
あ〜うちも一緒です。定型発達の男子にもこういう子はいますが、でもちょっと質的なちがうんですよね〜。う〜んもどかしいです。
ののさん ゆうママさん
やっぱりいっしょですよね~。こういうことがほんとにストレスですね。
汚部屋に住む発達障害の方、とか、仕事がなかなかうまくいかない発達障害の人、とか・・・色々知ると、なるほど、げんちゃんもそうなるな~と、妙に納得できます。
なんとか、そういう本人も困ってしまう状態を治せないか、挑戦ですね。頭が良くなれば治るはず・・・そう思ってがんばってますが、そろそろ、そういうことに対しての各論的戦略も必要かな、という時期になってるような・・・
とりあえず、付箋を持たせて、先生に少しお手伝いしてもらって、プリントに付箋でメモをつける、という目標を定めてみました。習慣化すればしめたものですが、どうなるでしょう・・・
聞いたことが、前よりずっと頭に残りやすくなっているので、こういう細かい戦略も功を奏するといいと思います。
片付けられない、という問題もありますね~。
細かい戦略は、ある程度、できることがイメージできるようになってからのもので、去年だったら、まだまだそういうことはやっても、ひたすら先生に負担がかかるだけだったのかも、と思います。
でも、親の言うことを聞かない年齢に入ってきたので、他人がからんで、やってくれるのが理想です。
げんちゃんに、
「あたしに反抗してる場合じゃないやろ。あんたの症状治すんだよ。私は、コーチ、わかる?
親と思うな~。」
とか叫んでます。笑