ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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自分で勝ち取った仮免許、バイトの失敗

発達障害げんちゃんの料理
最近は、何を作るか指定してやると、けっこう夕食ができている。今日はシチュー・・・ありがたい!

4回目の試験に落ちて、自分の失敗を分析するげんちゃん

げんちゃんは、実技は1回でクリアしたものの、自動車学校の仮免の学科試験に、5回目で合格しました。

4回目の試験あと、げんちゃんから、以下のLINEが届きました。
「今回も落ちてしまいました。問題をもっとシンプルに考えなければいけないところがありました。ひねって考える練習をしていたので、それで失敗したと思います。」
(文章が硬い💦)
私は、このLINEを読んで、失敗の原因を、げんちゃんなりに分析しながら、試行錯誤で、試験に望んでいることに驚きました。
これは、過去のげんちゃんでは考えられない姿です。
そして、何度も試験に落ちるという、過酷な状況も、案外、黙々と取り組んでいます。結局5回も受けたけれど、げんちゃん、自分で勝ち取った仮免でした。

あれほど夢中だったスキマバイトを、そろそろ卒業?

さて、そんなげんちゃんですが、一時期あれほど夢中になっていたスキマバイトの熱が冷めてしまったようです。たぶん、私も、そろそろ卒業だな、と感じ、探すのをやめました。

スキマバイトには、げんちゃんにとって、たくさんのメリットがありました。まず、仕事の内容が比較的単純で、げんちゃんでもなんとか取り組めるものが多かったこと。
おかげで、色々な職場に行くことで、今まで知らなかった世界を経験できたことはありがたく、今までかなり囲われた世界の中で生活してきたげんちゃんにとって、社会への入り口になったようです。
スーパーのお買い物カゴの整理や、流通関係の仕事など、げんちゃんはいろいろな現場を経験しましたが、多くは、単純な作業をコツコツと続ける、忍耐力を必要とする仕事でした。
げんちゃんは、通算20回ちょっと、スキマバイトを経験しましたが、いつのまにか、自動車学校にシフトしたようです。

普通のアルバイトに応募してみた

実は、ブログには書く暇がなかったのですが、スキマバイトをそろそろ卒業してもいいかな、と思い始めた頃、私は、いわゆる普通のアルバイトをさせてみようと考えました。

あるホームセンターのアルバイト募集が目に留まりました。そこは、職人さんたちが利用するようなホームセンターでした。
募集要項には、フォークリフトの資格があれば、なお好ましい、というようなことが書いてありました。げんちゃんは、すでにフォークリフトの資格を取得しています。
せっかく取った資格です。それを生かせる職場なら、良い経験になるのではないか。そう思った私は、げんちゃんに了解を取り、応募させてみることにしました。
今回は、自動車学校もばたばたしていて、履歴書も、パソコンで入力して作成しました。それを持って、げんちゃんは面接に出かけていきました。
以前に比べれば、挨拶なども少しはましになっています。とはいえ、普通のアルバイトの面接で、げんちゃんはどう映るのか、心配です。

週2日、午前中だけ。その交渉ができるのか?

実は、このアルバイトには、最初から一つ、私が危惧していたことがありました。それは、勤務時間の調整です。
募集要項には、週2〜3回程度で、勤務時間については要相談、とありました。
一見すると、とても融通が利きそうな条件です。でも、げんちゃんにとっては、ここが大きなハードルでした。
自分が何曜日に働きたいのか。何時から何時までなら働けるのか。それを自分で相手に伝え、相手の希望とすり合わせなければならないのです。

可能であれば週2回、と贅沢な条件を取りあえず言ってみるように言いました。
さて、面接から戻ってきたげんちゃんに、私は尋ねました。

「ねえ、あなたが希望していた週2日、っていう条件、向こうはOKしてくれたの?ちゃんと、何曜日と何曜日に行きたいです、って話したの?」

ところが、げんちゃんの返事は、なんとも曖昧でした。こちらの希望をどう伝えたのか。向こうがどんな条件を提示したのか。聞けば聞くほど、良く把握できませんでした。
結局、私は、げんちゃんが面接でどんなやり取りをしてきたのか、よくわからないままでした。

採用されたものの、なんとなく及び腰のげんちゃん

そうこうしているうちに、げんちゃんに集合の連絡が来ました。説明会という話でした。

採用されたかどうか、本人もよくわかってなくて、職場に行くと、どうも採用されていたようでした。いやはや、そういうことがなぜあいまいなのか、意味がわかりません!
ところが、ここで思いもよらないことが起こったのです。

突然の電話。「週3回って言われたんだけど……」

説明を受けに行ったげんちゃんから、突然、私に電話がかかってきました。
「あの、お母さん……週3回って言われたんだけど……」
「え? 週2回でOKだったんじゃないの?」
私は驚きました。げんちゃんは、何やらしどろもどろ説明しています。でも、何を言っているのか、さっぱりわかりません。
すると突然、電話口の相手が変わりました。会社の担当者の方でした。
「あの、すみません。先日、週3日来ていただくようにお願いしたんですけど、今日になって週2日と言われまして……。こちらとしては、週3日来てもらわないと困るんですけど。」

私もうろたえてしまいまいました。そこへ行くまでに、既にいろんなことがきまっていたのに、げんちゃんは、全く把握できてなかったことになります。

結局、電話でやりとりがあったあと、

「この仕事は、お客さんとのやりとりなど、職人さん相手なので、臨機応変が求められます。たぶん息子さんには無理だと思います。」
と、担当の方が申し訳なさそうに言いました。やれやれ・・・もちろん、私もそう思います💦

わからないことを、わからないままにしてしまう

今回の問題は、単に週2日と週3日の条件が食い違っていたことではありません。もっと根本的な問題があります。
げんちゃんは、相手が何を言っているのか、よく理解できなかった。そして、その場で確認することができなかったのです。よくわからないまま、適当に頷いたり、生返事をしたりしてしまったのでしょう。
結果的に、会社の方は、週3日という条件をげんちゃんが飲んだと勘違いし、げんちゃんは、何がなんだかわからないまま、就職手続きにのこのこ出かけて行ったというわけです。
ところが、説明を受ける段階になって、げんちゃんは、あれ?と、初めて気づいて、突然、週2日と言い出した。会社からすれば、話が違う、ということになります。

さらに、なぜそうなったのかを本人に確認しようとしても、げんちゃんの説明は要領を得ない。挙げ句の果てに、「母に聞いてみます」となってしまう。
会社の方も、これでは埒が明かない、と思うのは至極当然のことだと思います。

能力が低いのであれば、生返事は一番危険

私は、げんちゃんを迎えに行ったとき、会社の担当者の方に直接お会いして、頭を下げてお詫びを申し上げました。
そして、げんちゃんにも、あなたの対応が、どれだけ相手に迷惑をかけたのか、ということを話しました。
今回、げんちゃんが学ばなければならないのは、非常に基本的なことです。
相手の言っていることがわからなかったら、適当に頷いてはいけない。
「それは、どういうことでしょうか?」
と、聞き返さなければならないのです。
すぐに答えられなければ、
「ちょっと待っていただいてもいいですか?」
と言えばいい。自分では判断できないのなら、いったん持ち帰って確認することもできるはずです。
能力的にまだまだなのだから、適当な生返事をすることが、一番危険なのです。

自動車学校も、このアルバイト事件も、げんちゃんの今の能力がよくわかるできごとでしたね

 

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