日々、あまりにくたびれるので、こんなくつろぎシーンが描きたくなっちゃいました~
SSTや、簡単な実習、パソコン練習など、行われている様子
げんちゃんは、9月から、週二回、自立訓練の事業所に、昼過ぎまで通うことになりました。
自宅から、朝10時からの事業所へは、バスで1時間ほどかけて行ったり、私が仕事の途中に車で送ったりしています。
ここを利用すると決めてから、正式な利用許可証を取るまで、事業所は、継続して、ずっと利用させていただけました。そこでは、朝から、SST(ソーシャルスキルトレーニング)の講義をしたり、用意してある、職業訓練のグッズなどで、簡単な作業訓練をしたり、いわゆる、今までの学習というのではない、授業やら実習などがあっているようです。
いわば生活のアクセント、社会とつながる一つのステップとして、げんちゃんは利用させていただく感じです。
自立訓練事業所の支援計画
9月を迎え、正式に利用させていただくにあたり、一度、事業所の所長さんと、計画相談の中野さんと私の3人で、利用計画の確認をさせていただきました。
事業所のカウンセリングルームで、中野さんが、私の意見を聞きながら作成した、利用計画を読み上げました。
1,様々なことが行えるようになったが、社交性がなく、常識での観念ができるようになってほしい。(家族)
2,専門学校に通うこと、もしくは、就労への意向取り組みとしても、社会人として、必要な常識、行動力を身に着けてほしい。(家族)
3,物事を簡潔できるまで、一貫性を抱きながら、取り組みができるようになってほしい。(家族)
私が事前の聞き取りの時に話したことが、まとめられていました。
支援計画のところは、以下のようなことが書いてありました。
◇自立訓練の中で、課題抽出他、支援者とともに見出し、状況にあった、行動ができるようになるよう、支援します。
自らの想いを、しっかり発信できるように、サポートしていきます。◇
まあ、ほんと、常に、こういうことが課題のげんちゃんです。
思いを出そうとしない、異常
頭を使う、考える、いや、その前の感じる、思いを出す、というところから、放棄しているようなげんちゃん。チームのプロジェクトを足台に、ここで、出力の練習をしてほしいものだ、と思う次第です。
所長さんには、げんちゃんの取り扱い説明をしっかり話し、決して、ゆる~くしないでください、とお願いしました。
なんたって、ここへ来るのを、とても楽しみにしているげんちゃん。はっきり言って、ここが、逃げ込める楽ちんな場所になりそうな気配を感じます。
所属する、ということで、安心して努力しない
げんちゃんと言う子は、どこかに所属すると、そこでどうやって、伸びていくか、成長できるか、を考えるのではなく、所属したことで、すっかり安心して、はい、そこまで、になってしまう、情けない性質を持っています。今のとこ、自分に圧をかける気がないので、外から常に圧をかけ続けていないと、果てしなく落ちていくげんちゃんです。
もう何回も、事業所に参加しているのに、いまだにノートも取らない、はい、楽しかった。終わり!
にしている様子がうかがえます。(こういうとこの指導も、今後期待したいです。)
外から圧をかけてもらわないと、なかなか伸びない
げんちゃんの特殊性をふまえた、げんちゃんを落とさないための、最低限の ”げんちゃん取り説”。指導者の方には、どんな時でも、お話する必要がありますね。
責任者の方も、計画相談の中野さんも、とても話の要点をしっかりとらえてくださったように思います。
良い方にあたって、ほんとによかったな、と、思います。
げんちゃんは、本人のやる気なさとは裏腹に、ほんとに人材に恵まれています。
そこだけで、今まで来ているげんちゃんです。
それだけに、もっと頑張れよ! と、吐き捨てたい気持ちになってしまいますね~・・・ほんと!
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日常生活を送る上で必要な能力って、一般の子たちは教えられなくても、友達や環境から自然に学んでいくのですよね。だからわざわざ学校で教えたりしない。
けれども発達障害の人たちってこういうことが恐ろしく抜け落ちてしまいます。
こういうことを学ぶ場って本当に必要だと思います。
ただ出会いが全てですよね。どんな事業所、指導者によって、まったく逆方向に行ってしまうかもしれなくて、いつも新しい場に行く時は緊張と警戒をしてしまいます。
げんちゃんはこれまでもいつもいい出会いがありましたよね。げんちゃんママでなければ引き寄せられなかったと思います。今回も突破口になるといいですよね。
大学を卒業しても就職できずにこうした事業所を利用する人もいると聞きます。規格外の人に社会が不寛容なのか、もしくは教育が間違ってるのか?一定ラインを外れた人は本当に大変です。そしてそのラインがどんどん上がってる気がします。人手不足なのに就職できない人たちがたくさんいますね。
こういう事業所を受け皿にするのではなく、もっと上手に人材を育成できないものなのでしょうか?
ゆうママさん
コメントありがとうございます。
こういう受け皿があるのは、ほんとにありがたいです。しかも、民間が運営しているので、競争もあり、選べないという不自由さもない。
昔ではこうはいかなかったんじゃないかな~。昭和の昔ですけど。
やはり、先輩たちが努力してきた結果の恩恵でしょうかね。
しかし、友人に聞くと、希望の所があいてないということもあるようです。ここの施設は、一日に収容する人数は、20人と決まってる、と施設長が言っていました。
そこは、新しいところで、定員をまだ割っていて、即座に入れたのは、げんちゃんの強運なのか、新しいところなので、カリキュラムがまだまだなのか、よくわかりませんけどね。
たまたま行ったときにやっていた授業が漏れ聞こえてきたのですが、
「御社の○○のように・・・」
こういう言い方をしましょう・・・
なんてことを言っていました。つまり、会社で活躍する時の言い回しの練習をしていたのですが、友達どうしの会話だって、今からのげんちゃんに、御社(おんしゃ)なんてレベルのことを教えても、彼は、他人ごとと思って、心を入れないだろうな、と思いました。
たまたま来ていた方も、顔つきがぼんやりして、げんちゃんよりいいかもですが、似たようなものでは?と思いました。
もっと、カリキュラムは工夫の余地がありそうです。
ただ、ここも、会社に就職して、何らかのことでドロップアウトした人も来ると言う設定なので、しかたがないのかしら?とは思います。
レベルの高いところでも、カリキュラムは、いまいちのことも多いかもしれませんね。
義務教育も、今は、国が国民にお金をまったくかけない日本になってしまっていますから、現場の先生方の努力だけでは、限界がありますよね~。
実際に先生している友人は、ひたすらこきつかわれているだけで、疲弊すると言っていました。
その通りだと思います。発達育児に最も必要な、人としての在り方を、しっかり教育する、と言う点で、日本の教育は、後退の一歩をたどっています。
コ○○○なんかがトップになったら、私はもっと悲惨になるだろうな~と懸念しています。
日本のありかた、人のありかた、もっと野太い思想のトップが出てほしいな・・・と思うばかりです。100万くらいの年収の人からも、社会保険を取ると、コ○○○は言ってるみたいなので、将来、この福祉サービスがどんどん切られることがないように、と願うばかりです~・・
こんにちは。
週二回、行き始めたのですね。
良さそうな所でとりあえずはホッとしたところでしょうか。
仰るように、事業所でかなり良し悪しがあるようですよね。
放課後デイなんかも同様です。
環境次第でどう転ぶか分からないのは、恐ろしいのですが。
しかし我が子も頭を使うこと、思い出す事等本当に嫌がります。
昨日説明したことが完全に抜けていたり…
血圧上がります。
学んできたことを吸収するか否かは本当に本人次第ですものね。
ただぼーーっとしていないで、意識を出してもらいたいものです。
苦労しますね…
とんままさん、
ありがとうございます。まあ、もうすでに10回は行ってるのですが、息抜きにしています。回を重ねるごとに、明確になっています。
喜び勇んで行って、やってることは全く覚えてないありさま。
最初のころは、コミュニケーションを上げるのが目的だから、今日は、話しかけてきた、なんて言ってたけど、それも最近ではあやしいです。
まあ、ひどい!
こいつの性質は、ほんとに悪質です。人生の目的など考えたこともなく、なんとなく、その場限りで生きています。
最近は、好き嫌い、という、昔だったら、げんちゃんにとっては高度な意思と言うものが明確になり、好きなものだけ、気持ちを入れるという、ある意味ステップアップした状況になっています。
それゆえに、めんどくさいことは、うまくさけて、気持ちを入れず適当に流す、というめりはりが発揮ししています。
好きなことでも、なんというか、気まぐれで、行き当たりばったりの気持ちの入れ方なので、ほんとにあやういです。
ほんとに、能力をつけてやっても、精神が腐ってるので、やばいです。そういうものと戦うのは、親でも苦戦します。能力が低くても、精神が高い子が生まれてほしかったと思います。
Takekoさんも、同情してくださる始末。
性質はおだやか、本質は優しい子なんだと思いますが、そこにサイコな適当さが加わり、もしかしこかったら、こいつは、ほんといけ好かないエリートみたいなやつだな、と思ってしまいます。
ダウン症の、心意気の素晴らしい子の方が、げんちゃんより、ずっと立派な人になると思います。