げんちゃん、模写も、まあまあ普通っぽくなってきてます。絵が全く描けないとこからのスタートですから、やはりやればできるようになるんですよね~
しばらく投稿できず、すみません。人生どんどん忙しくなっていってるような・・・
みなさまお久しぶりです。
就労A・就労B
そろそろ梅雨入りです。発達障害の人たちにとっては、調子がぱっとしない季節になりますね。
いや~・・・ここんとこ波乱万丈な出来事続きでした!
げんちゃん、初めて就労支援の事業所を見学しました。
タイトルにつけたように、そこは、”就労継続支援事業A型・B型・就労移行” と、屋号の横についていました。
げんちゃんの表面的な能力は、すごく伸びてる、と感じるのに、げんちゃんのやる気、というのが、ほんとになくて、もう行き詰りまくっていました。それで、たまたま知り合いにすすめられて、就労支援事業所に見学に行ったのです。
恥ずかしながら、T高校では、よく事業所の説明会があっていましたが、すぐに利用するつもりもなかったので、さらっと聞くだけでした。
そのため、私もほとんどわかっていない状態で見学に行きました。
就労AとBというのがあるそうです。
Aと言うのは、事業所と雇用契約を結んで、最低賃金をもらえる働き方ができるようです。就労時間は、毎日朝から3時まで。就労時間が短いからなのか、社会保険はつきません。
Bというのは、あくまでも、雇用というより、自由な働き方で、本人が働けない時は、行かなくてもいい、というゆる~い雇用のようです。福祉作業所という感じでしょうか。そこでは、逆に、毎日行っても、お金は3万円くらいしかもらえないようです。
しっかりまだ働けない人や、とりあえずそこで預かってもらうだけで助かる、というような重症の人も対象なのかもしれません。
ネットを見てみると、これ以外に、就労移行支援、なんていう言葉の事業所もあったりして、高校を出てから、いわゆる福祉を使って働く、もしくは、働く準備をする場所、というのは、色々あるんだな、ということがわかりました。たよりないげんママです。
本格就労より、まず、精神年齢と学力を上げたい 常識もね~
なんせ、げんちゃん、本格就労は、まだ遠い先と思っていたので、そこに関しては、ノーマークでした。もっともっと、学習もさせて、いろんな能力をつけるほうが先、と考えているので、むやみに就労に放り込むと、基礎能力が上がっていかない、と思っているのです。
しかし、いくら、こっちがおぜん立てしてやっても、そもそも、やる気のないげんちゃん。ほんとに困ってしまいます。
今回、起爆剤的に、げんちゃんと見学に行ったわけですが、指定された夕方の時間に行くと、利用者さんはもう帰ってしまって、施設の建物や内部を見学するのと、所長さんという、感じの良い男性と話をするだけに終わりました。
そこでは、いくつかの仕事を紹介されました。お菓子の会社の包装箱を、組み立てる仕事とか、ラベル張りの仕事とか、品物の検品の仕事といったものがありました。
また、外に出て働く仕事は、スーパーの裏方・・・・昔げんちゃんが夏休みのアルバイトをした時の仕事と同じような仕事も紹介されました。
目的が、げんちゃんに、自分の今の立ち位置で、利用できる福祉サービスを見せる、というものだったので、それがどうげんちゃんに出るのか、未知でした。
「げんちゃん、今みたいに、まったくやる気ないんだったら、まずはこういうところで、働くのがいいんじゃないの・・・ほかの人もいるし。」
私は、げんちゃんに投げかけてみます。するとげんちゃんは、下を向いたまま
「え、・・・・ちょっと・・・」
げんちゃんは、あからさまにいやな顔をしました。
自分は芯から努力するのはいやだけど、普通の所に所属するのは当たり前・・・・そんな虫のいい考えをしているに違いないげんちゃんが顔を出します。
「まあ、今のげんちゃんだったら、段ボールを折るような仕事だって、できないんじゃないの?精神がおおちゃくだから、単純作業とばかにして、できないでしょう・・・コツコツやっていくのは無理なんじゃないの?
わざと、私はそんなセリフを吐きます。
げんちゃんの問題点は、表面だけ作りたい。かっこつけたい。よく見られたい、認められたい・・・・だけど、それに伴う、心の底からのやる気や努力はいやだ、というところなのです。
どうも、福祉作業所は、彼のおおちゃくなメンタリティーにとって、もっとも避けたい雰囲気の所だったようです。かっこ悪い、とうつっているのでしょう。
自分の力ではなく、ただまわりの力で、普通高校の卒業資格もとって、小学生の内容とはいえ(今年から週1の学習塾では小6のテキストを使っています。)普通の学習塾に行ったり・・・立ち位置だけは高いげんちゃんです。
どうも、今回の見学は、ただ拒否感だけ感じて帰ってきたような気がします。やれやれ・・・まるで、いけすかないエリートみたいな意識だな・・・・・・
なんなんだよ・・・私はあきれます。
だったら、自力でがんばるぞ、普通の子と同じようなコースを行くんだから、やる気出すぞ・・・・と言う展開をほんの少し期待しましたが、なんと、げんちゃんは、過去最高に・・・というくらい、その後落ちてしまったのです。
やれやれ・・・
ほんとに、開いた口がふさがらないとはこのことだよ!
思うに、げんちゃん
”あ、そう、だったら、がんばらなくていいじゃん。”
そういう自暴自棄なのでしょうかね。
発達障害のお子さんをたくさん見ている先生が、、その話をすると
「この子たちって、違うのよね~。普通なら、それはだめだ!頑張らなくっちゃ、って奮起する所で、あ、そう、だったらいいや!になっちゃうのよ。」
と言われていました。
ほんと、私には理解できません。
適当にごまかしながら生きてるようなげんちゃんです。・・
と言っても、はたで見てるだけでは、よくわかりません。私をだますくらいは簡単になってきたようで、表面は、家事を適当にやってくれたり、ルーティンなお稽古事を普通にこなしたりしています。
だけど、この延長には、専門学校や、普通の就職なんてありそうにないです。心が全然動かないし、表面だけ適当に作っているだけでは、普通の世界に通用しません。
目的意識をしっかり持って行動しなければ、ルーティンというのを、適当にたどるだけの仕事しか無理です。何のために、何をどうやって・・・そういうディテールをつかんでいこうと、心を動かしていかなければ、臨機応変なんてことが難しいのですから・・・
でも、彼の能力は、言葉にしても、計算能力にしても、上がっています。それを、すべて、適当に表面だけ繕うことに使っているのがたちが悪い。久しぶりに模写をさせたら、まるさえ、描けなかったげんちゃんだっとは思えないくらい、普通に形をとるのです。どれだけ能力上がってんだよ! と思います。
そんな数週間を過ごしていました。しかも、一年で最も最悪の梅雨がやってきます。卒業してから早3か月目に入ってるわけで、困ったものだ、と思います。
外面を作ることだけは、うまくなっているので、傍目には、ちょっといい感じにも見えます。しかし、ほんとにやる気がない・・・なさすぎです。
どうしましょうかね~~・・・
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こんにちは。
模写、上手くなっていますね。
やっぱり練習でしょうかね…
とんちゃんも赤ちゃんの絵から幼稚園児レベルにはなりました。
相変わらずレベルが低いですが。
就労支援事業所に行かれたのですね。
とんちゃんの学校も半年ほど前に行きました。
中学生って近所の保育園やスーパーなどで職業体験?職場体験?しますよね。
普通級の子たち対象で、支援級の子たちは特例子会社と就労支援事業所でした。
就労支援事業所ではやはり体験でラベル貼り、箱折り、パッケージ詰めなどやったようです。
げんちゃんはそこでの仕事に対して嫌な顔をしたのですね。
自分の居場所はここじゃないっていう思いはあるのですね。
>いけすかないエリートみたいな意識
思わず笑ってしまいました、うまい表現ですね。
>なんと、げんちゃんは、過去最高に・・・というくらい、その後落ちてしまったのです。
そうでしたか…
頑張らなくていいという方向に舵を切ったのですね。
まだ頑張らなくてもどうにかなるという意識が蔓延しているのでしょうかね。
とんちゃんもですが。
とんちゃんの場合、口先では頑張るとか言うのですが、一向に動こうとしない。
何度も同じことを言うこちらも嫌になってしまいます。
げんちゃん、気持ちを入れてやれば、もっと出来るのにな。
勿体ないですよね。
とんままさん
げんちゃんは、S先生をしても、他の先生をしても、かなり特殊だと言われます。
普通なら、心に働きかけることができることでも、びくともしない・・・らしい。
自分のことなのに、へっちゃらで関係ないと思える。それでも、すごいエネルギーをかけて、外側を作ってやってきました。
だけど、それをしっかり使って自分を組み立てよう、という意欲がゼロ・・・
昔から、そこにどれほど苦労してきたことか・・・って感じです。
もういい加減うんざりしています。だったらガチの障害コース行きましょうよ、というプレゼンをすると、え? そうじゃなくて、もっと楽しいアミューズメントもらえない?
そんな感じです。
お口をあけて、ぽか~んと、何か入れてもらうのを待つ・・
今だに、結局そんな感じのげんちゃんです。
とにかく、能動ということが薄い。いや薄すぎます。
IQもやる気ない時は、驚くほど落ちてます。ちゃんと能力をつけてあげたのに、惜しげもなく捨てる感じ。
いいかげん腹立ちますね。おぞましくなってしまいますね~。
能力の問題より、精神性の低さにあきれる毎日ですね・・・ほんと
わが子じゃなけりゃ、つきあいたくない人種です。
卒業して3ヶ月が経ちましたね。時間止まってほしいです。
高校を卒業した後は本当に道なき道を行くしかないのですね。うちはなんとか所属はしていますが、所属しているだけ。その後に繋がるのは難しいと思います。
発達障害がある子の就職問題。ぼんやりとしかわかっていなくて、さてどうしたものかと思っていたので、見学に行かれたお話を読むことができてありがたいです。
一般の子と同じような就活で職が見つかるとは思えないので、何か考えておかないと…と思ってます。やはり福祉的なサポートを受けながらの就職を視野に入れて対応していく必要があると思います。本人にどのように話を持っていけばいいのか、難しいです。
うちも、ほんと、どうしましょうかね〜です。
ゆうママさん
今年一年、しっかり基礎能力を自宅を中心につけるつもりだったのですが、本人のモチベーションの低さに、ちょっとこれだけでは無理だな、と思い、福祉のサービスを色々調べました。
ここの記事にあげたようなものの他の、知的障害の人に限らず、復職のお手伝いをしてくれる就労移行支援と言うのがあることを知りました。
また記事にしようと思いますが、そこは、普通に仕事をしていたのに、病気でステージダウンして、今まで通りの感じで就労できなくなった人、とか、大学行きながら、就労に向けての勉強をしてもらったりする人がいるようです。
就労移行支援事業所と、就労継続事業所と言うのは違うようです。
見学に行きました。
ゆうママさんのお子さんにもあいそうです。
専門学校と同時に利用して、コミュニケーションスキルなどを学んだりできるようです。
高校でなぜ、こういうとこを教えてくれなかったのかしら、という感じのところです。
より普通の就労に近く、自分でがんばって、普通の就労や、障害者雇用などにつながっていく良いステップのように見えました。
ほんといろいろ知らないことがたくさんあるな~と思ったところです。
来週体験に行きます。
げんちゃん、行ったら、まるで、ビジネススクールみたいに見えたからか、行きたい、と思ったようです。
挨拶、まともなコミュニケーション・・・ほんとにだめすぎですから、ソーシャルワークのレッスンなどがあるこういう施設、いいのではないかと思いました。
検索してみてください!
事業所もピンからキリでしっかり見極めないと危険ですよね。
うちも将来不安で今から情報収集しまくってますよ。
げんちゃんママさんのお住まいの地域にサポステはありますか?地域若者サポートステーションという厚生労働省管轄の若者の就職サポートの施設で全国にあると思います。
15歳から49歳までが対象です。サポステで検索するとホームページ出てくると思います。
ハローワークのセミナーだと心が動かないどころか勘違いしちゃうかな、げんちゃん。こういうのも活用できると良いのですけどね。
就労移行支援も本気で誠実に向き合ってくれるところと形だけ流れ作業のように行っているところとあります。
知り合いが行ってるところはエゴグラムなどやったり、とにかく自分と向き合うこと自己分析を徹底的にやらされ、自分をしっかり理解した上で履歴書書き、面接等々就労スキルについてきっちり身につけさせていくようなことを言っていました。ノートを見せてもらったら、すごくたくさんのことを書いていて驚きました。やらされると。
自分を正しく理解してないと就労してもまた同じ失敗を繰り返すから、何度も同じことでつまずくから、自己認識を正しく持っていくことが重要であとのスキルは後から何とでもなると言われたそうです。表面的な面接だの仕事の技術だののスキル重視でないかどうか、見極められたらよいかもしれませんね。
どんな場所に身を置きたいか、または置かせたくないかがはっきりしているので、あとはニーズに合った場所に出会えますよう願っています。
夏みかんさん
情報ありがとうございます~。
へ~・・・そんなのあるの全然知りませんでした。ググったら、福岡市の繁華街にありました。
別に障害があって、とかじゃなくて、若い人が就労できなくて悩んでいるときに使えるんですね。
実は、就労移行支援事業所に早速見学に行ってみて、げんちゃんはすっかり行きたくなったみたいで、近日体験にいくことになりました。
一つ一つの能力は上がっていても、それをどうやって自分の立ち位置に合わせて使うのか、ほんとにまだまだスタートライン。
外側の能力がなかったので、小学校の時に、物にできていくはずの能力がぜんぜんついていません。
コミュニケーション能力は、もっとも速攻でつける必要のある能力。
今、小学校の4年生くらいに入れて、一からスタートしたいけれど、体だけは大人になってきてるのでそれもできず・・・
ほんとにアンバランスなげんちゃんたちのような子供たちの居場所がない、と思いました。
就労移行支援でも、履歴書きとか、あらゆるビジネススキルの講座があって、げんちゃん、社会人になるとは、という気持ち固めにすごくいいな、と思いました。
知的障害者は、一見するところたくさんいるわけでもなく、普通の言う社会に、少し近づける感じでした。
まあ、ほんと、普通の子供を持った人にはわからない、めんどくささですね~。
休みをとって、見学したり、ほんと、めちゃくちゃ、仕事の足も引っ張られています。
たくさん見学して決めたほうがいいのですが、一か所行って、雰囲気良かったので、即座に体験することにしました。
今度市役所に行って、色々聞いて、手続きの必要なところはしてきたいと思います。
情報ありがとうございました。
げんちゃんママさん、お忙しい中お返事ありがとうございます。
そして夏みかんさん、貴重な情報をありがとうございます。こんな施設があるんですね。心強いです。
そして、
就労移行支援でも、履歴書きとか、あらゆるビジネススキルの講座があるのですね。
専門学校では普通の就活についての授業はあるのですが、そこからこぼれ落ちる子はどうしたらいいのかと不安しかなかったのですが、いろんなルートがあると思うと希望がもてます。
げんちゃんは早速体験に行くのですね。げんちゃんも前向きな様子。また体験の様子など教えていただきたいです。
ゆうママさん
げんちゃん、本日就労移行支援のお試しに朝2時間行きました。
福岡市にあるので、朝早く一人でバスに乗って行ってきました。
終わると、私の職場の方に来て、それから近くの学習塾に行きました。終わったら、家に帰り、夜は、S先生のメンタル指導・・・
まあ、この間のスケジュール管理のひどさ。たくさん失敗しました。
支援のカリキュラムは、ほうれんそう。報告連絡相談・・・でしたっけ。
ま、げんちゃん、まったくできないジャンルです。
このカリキュラム後、あきれるほど、ほうれんそうに失敗です。
まあ、でも、とりあえず、毎日人ごみの繁華街に出ていき、オフィスで働く、普通の人達を目にし、自分よりずっとレベルの高い人の中に入って、刺激を受けるのはいいことだな、と思います。
ほんとに行きたいなら、自分で手続きをするように、というミッションを課しています。
なんでも親がやってくれる、という甘えの蜜の中で泳いでいるようなげんちゃん。
もういい加減にしろよ・・と思います。
昨年の年収が18万以下だったら、手帳あれば無料で支援施設を利用できるようですから、ありがたいです。
ただ、毎日行かずに、週2~3回でいいな、と思いますが・・・・そう言うのが許されるのかどうか。
またよくわかったらお知らせしますね。
しかし、確かにありがたく、心強い制度です。
ただ、2年間という縛りがありますね。