ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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できた、と思うと、すぐに舞い上がるげんちゃん

発達障害つながりを考える練習
物事のつながりをつけようとしないげんちゃんは、つながりを考えながらやるプラモデルは、あまり好きではないようですが、教えてもらいながら、ほんとに少しずつ取り組みます。つながりを考えるのと、段取りを考えるのと、手先の使い方の訓練です。

自分の立ち位置の客観評価ができない

ふと気づけば、一つ上のステージにあがっているのかな~と感じるげんちゃんです。
親の欲目も加わったりして、良くなったな~と、つい安心したりすると、それが、げんちゃんに伝わってしまい失敗します。

げんちゃんは、まるで、自分が普通で、なんでもできている、といった、大きな勘違いをおこします。
やはり、生物の100点は、かなりうれしかったのか、どうも、テストのレベルが高校のレベルじゃないよ、と言うことが分かっていません。

S先生のところに行ったときに、先生のお子さんに、ちょっと大きな態度をとったりしたそうです。
家でも、私に口答えしたり、態度が大きかったので、やれやれ、また昇っちゃってるわ! とあきれました。

調整弁をちょっとあけないとな~・・・
S先生と私でげんちゃんを蹴落とします。

「お前は、普通になった気にでもなっているのか! 生物のテスト、あんなものは、普通高校のレベルじゃないよ。○○ちゃん(先生のお子さん、小学生)でも、1日2日勉強したらできるんだよ。それなのに、何、お前は、えらくなったような気になっているんだ!」

厳しくS先生にどやされていました。

こう書くと、厳しすぎる、と思われるかもしれませんが、げんちゃんは、自分の立ち位置の把握がなかなか難しいです。ちょっと褒められたりすれば、完ぺきだとすぐに思い込みます。あまり、けちょんけちょんに言うと、かわいそうだな、と思って、指導者が言うのを遠慮したりすれば、何も言われないから、自分はできてるんだ、くらいに思ってしまう。他の子には、ここまで言わない先生も、げんちゃんには、かなりオーバーに指導しています。

困ったもの。

打たれ強さは、げんちゃんの長所だけど・・・

見方を変えれば、ほんとに打たれ強い。
げんちゃんがなんとか働けているのも、少々のことは全く気に留めない、といううらやましいほどの鈍感力があるからではないでしょうか。

自己肯定感も意味不明に高い。時々叩き落しておかないと、すぐに立ち位置を高くしてしまいます。
劣等感がないと、いうことではない気はするけれど、なんか、自分を自分で傷つけるような、繊細なメンタルを持ち合わせていないようです。

げんちゃんの短所でもあり、長所でもある特徴です。

しかしこの性質の困ったところは、大して褒めたつもりでもないのに、ちょっとしたことで、肯定されたと思ってしまい、謙虚さを失うこと。
自分はとんちんかんなのに、相手と対等くらいに思う。

相手の領域に入り込んで、余計なことを言うことが少ない。つまり、関心がない!

おかげで、あまりぶつかることは少ないので、なんとかなっていますが、なめられた指導者だと、げんちゃんに、上手にもてあそばれてしまいます。

表むきは、それなりに従っているように見えて、まったく気持ちが入ってない。適当にやってる。そのため、指導されたことの、まったく成果が出ない。

もちろん、こんな風なので、日常生活、あきれ果てることが、まだまだ続出しています。

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  1. ゆうママ より:

    げんちゃんは褒められると、自分のことを過大評価してしまうのですね。発達の子は自己肯定感が低いので高めていきましょう、とよく言われますが、全員に当てはまるどころか、逆効果なこともあるのですね。

    息子を見ていると、自己肯定感はやはり低いです。集団に入るとオドオドしています。小グループに入っても、基本的には目立たないようにしています。

    なのになぜ違和感を感じるこというと、
    状況把握ができず、会話の流れについていけない。けれどもひとりぼっちは嫌だから、会話の流れをぶった斬って、自分が話せることを唐突に言い出すのです。
    相手の領域に入らないのでぶつかることはないけど、???と思われてると思います。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    ゆうママさん
    お子さんのイメージわくような気がします。げんちゃんと違うところは、周りもちゃんと気にしているな~ということでしょうか。
    げんちゃんは、おどおどしないこともないですが、基本、電信柱・・・
    気にならないのでしょうかね~。独特です。
    独りぼっちがいや・・というのは、当たり前の感覚だと思うのですが、げんちゃんは、まったく気にならないようです。
    相手の話をぶったぎって、自分の話というのは、発達のお子さんにはよくあることだと思います。自分も話に入りたいと思うし、聞いてほしいと思います。
    しかし、げんちゃんは、そもそもぶった切らない・・流している。
    というのも、別に一人置いていかれても気にならないんだと思いますし、自分には関係ないと言う思いが強い。

    見たこともない人間だ、とS先生は言いますよ・・・
    自己肯定感高めてあげる、ということと、立ち位置認識を正す、ということは、混同されることかもしれないと思います。小学校くらいの支援クラスでは、やたらほめることを推奨されたりしますね。そうなると、かなりやばくなりそうです。

    自分の立ち位置を客観的に見れないので、到底普通の社会に入れられない。
    自己肯定感は、神様の前に、誰もが平等で、価値がある、ということが本質にあると思います。
    自分が周りとの関係で、どの立ち位置にあるのかは、ちょっと物差しが違いますよね。
    ここは混同しやすいかな、と思います。
    指導する方が、しっかりとした物差しを持たないと、教えることができないのかもしれません。
    普通にある感覚がちょっとずれているので、ほんとに指導はむつかしいですね。

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