ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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中学時代、普通クラスですごさせた理由

ママが、テスト準備を、必死でした中学時代

先日、部屋の整理をしていたら、膨れ上がったファイルが出てきました。
ファイルの中に、てんこもりで挟んであったのは、げんちゃんが中学生の時の期末試験のテスト資料でした。写真上

5教科に加え、音楽や技術、保険体育、家庭科、美術までコンパクトにまとめられたプリントが束になっています。

やれやれ、これはすべて私が、げんちゃんのために準備してやった資料でした。
仕事が終わって、家に帰りつき、夜中の2時3時までかかって準備をしてやっていたのを覚えています。

あの頃は、普通クラスにとりあえず在籍するためには、相当なギャップを埋めてやる必要がありました。げんちゃんに任せていたら、普通クラスでの生活は、まったく無意味なものになります。支援クラスに籍はおいていたものの、大半は普通クラスですごしていたげんちゃんでした。

彼一人で放置すれば、実力は、支援クラスどっぷりで妥当でした。

何しろ、自分で必死になって吸収するところがない子です。必死になれば少しはわかることでも、必死になるということ自体、受け入れないのですから、引っ張り上げるのは、並大抵のことではありません。

支援クラスどっぷり、福祉どっぷりの暮らしは、甘えを作る

支援クラスどっぷり、福祉どっぷり、のような暮らしをさせれば、平気でそこに安住し、人に甘え、依存し、少しでも圧をかけられることから逃げ回るげんちゃんが、完成されていたでしょう。恐ろしいことです。
一生、私たちによりかかることが当たり前、一切、自分は努力しない。
せっかく生まれてきてるのに、自分の魂に、なんの責任ももたず、まるで幽霊みたいな生き方をするげんちゃんでしょう。

彼は、あっという間に、そういう人間になっちゃうタイプです。
ずっと彼を育ててきて、ほとほと、げんちゃんの”心の省エネ”にあきれています。人に対してというより、自分の魂に対して、適当で無責任です
そのくせ、叱られなければ、自分はできてる、くらいに、厚かましく思い込むのです。

ですから、私は、世の中の基準というものを、何が何でも感じさせる必要があると思って、進路を選択してきました。
「自分がずれている、誰もができるような基本的なことも、まったくできていない。
さらに、できなくてもへっちゃら」
というげんちゃんワールドが、いかにおかしいのか、自覚させなければ、と思ってきました。

しかし、そのために普通クラスに置くには、それなりに、こなさないといけない最低レベルがあります。テストだって、ある程度チャレンジ可能にしておかなくては、時間の無駄になります。

だから、私は、必死で、とりあえずの形だけでも作るために、夜なべをしてテスト資料を作っていたのです。

その資料を見て、泣けてきました。こんなやつのために、ほんとに私は一生懸命してやったよね~。

目の前にいる今のげんちゃんは、そういうことの繰り返しでできています。
その成果も内在させていますが、反対に、やってもらって当たり前、という依存も作ってしまっています。

自立して、自ら必死で努力するのが必要だね。

がんばって、向上したい。でも、げんちゃんが選択するその手段と言うのは、子すずめが、口を開けて、餌を待っているような感じになっています。

違う!
自分で餌を探すスタイルにならなければ、超えられない壁が前にある。

げんちゃんは、昔より、自分というものをとらえてきているからこそ、やりたくない自分を、しっかり感じて、通そうとがんばっているんじゃないかな~・・・
自立して、正しい形の向上心を持たなければ、ここからは進まない。

その場所で、足ふみしているように見えるこの頃です。

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  1. ゆうママ より:

    げんちゃんママ、本当に同じ気持ちです。同じような考えの人とはなかなか出会えないので本当に感謝してます。

    今日久しぶりに大バトルをしました。ブログをのぞいてみたら更新されいて、救われました。

    うちの子は最近、とがめられると私を脅すような態度をとります。
    出ていく。学校の先生に電話をかけて都合のいいようにいいつけるふりをする。
    出ていかれるのは私にとってはいちばんのダメージなんです。それをわかってやってます。

    最低ですよね。ずるさを身につけて、正直私の方がなめられてると感じる時もあります。今日は心底嫌いだと思いました。

  2. ゆうママ より:

    追記です。

    叱って出て行ったら、私の方が根負けしてしまうのです。
    きつく叱れなくなってきました。どうしたらいいのでしょう?何かあっても仕方ないと思って放っておくのがいいのかしら?

  3. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    ゆうママさん
    状況が見えるようです。よくわかります。
    げんちゃんも似たような危機がたくさんあります。
    S先生の存在は大きいです。学校の先生も、やばい状況を作り出す名立役者になりかねない。
    発達障害が、感情や本能のままに、生きてしまう危うさをもっているということをしっかり把握してない人が教育に当たると、とんでもないモンスターを作るのです。

    息子さんは、どう対応したらいいのでしょうね。
    毎回、出て行くことで親をおどすのに味をしめているとしたら、それは使えない、ということをしっかりわからせないといけませんよね。

    なかなか難しいです。ママ一人で対峙するのは限界です。
    また、女の子のパターンはもっと深刻です。出て行って、男を作って、子供を産み、男は責任とらず、子供は親が育てる、というパターンになってる人を数人見てきました。
    出て行きたいならそうしなさい、とやったら、子供を連れて帰ってくるというありさまです。

    人として正しく指導できる人たちを周りに配し、君の方がおかしいんだよ、と、わからせる必要があるのかもしれません。
    私も、一人では今のげんちゃんさえ、できている気がしません。

    発達育児、父親も必要ですが、これがなかなか、正しく指導できない人が多いと思いますし。(うちのパパもやっと、最近かわってきたけど、まるで初心者です。)
    うちの場合でも、おばあちゃんは、げんちゃんをダメにしてしまうタイプで、そばにおけません。
    役者がそろっても大変なのに、それさえ現実には難しいです。
    でも、息子さんは、げんちゃんよりも繊細で、感じる心が強いので、敵はお母さんではなく、自分なのだ、といかずとも、外の社会なんだ、と、チャレンジの相手が見えてくることがあれば、良い方向に向くかな、と思ってしまいます。

    ママが大好き、頼っているからこその甘えなんでしょうから、なんか、違う角度から、それを切るアイデアがないかな~・・・
    煮詰まったら、ほんとに、全然違うところからというのが、私の一つの方法なんですが・・・ため息ですよね・・・

    • Takeko より:

      高校卒業後の進路として、げんちゃんの自立も1つの選択肢として考えていらっしゃるのでしょうか。

      確かに、このまま今までと同じように「学び」を中心とした生活を送っているより、「働く」を中心とした生活に変えた方が別の刺激があって気持ちが揺さぶられるかもしれませんね。結局は働かなければなりませんから、それに必要なスキルやメンタリティーを身に付けられることも一石二鳥になるように思います。

      来年4月から、すぐに働ける場所が見つかるかもしれませんし、見つからなかった場合は、見つかるまでホームスクールで学び続けるというのも1つだと思います。

      • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

        Takekoさん
        げんちゃんを教育するために、1日倍の時間が欲しいです。笑。
        すべてが、未完成です。
        先日旅先で、切符を買って、260円が二枚いくらなの?用意して。というと、正解は出せましたが、10秒はかかりました。後ろに人が並んでいたら、何してるの?って感じのスピードです。
        普段から、そういうことを考えないで生きています。考えようとしない。常に、つなげようとして暮らさないので、物事がすかすかです。
        来年は、そこを徹底的に教育だな、とほぼ進路が結論つきかけています。

        そして、そのアクセントに、週2回くらい、半日ずつバイトを入れる。接客に多少振った職場を考えています。日々学んだことが、社会で、役に立って行くように、実践、という感じでしょうか。
        正社員的な就労は、まだ早いと感じます。S先生のように、きっちり指導できる人が上司なら、少しはいいでしょうが、二度のバイトをしてみて、社会は、人を使い捨てにしている感じがしています。
        そんなところに、今げんちゃんを毎日放り込んでも、ただルーティンになって、落ちて行くだけかな、と感じます。それか、首になるか・・・
        げんちゃん、昔より、内面ができてきてると感じますが、完成は程遠いです。種まきして、苗がしっかりできて、畝に定植・・・
        げんちゃんは、まだ小さな芽が育って行ってる途中でしょうか。
        そこで、定植してしまうと、間違いなく、枯れます。そんな感触でしょうかね。

        まだ、手元で、しっかり厳しくやっていく必要があるな~と、考えています。
        むしろ、今からこそ、学習なのかもしれないな~と思います。

        最近は、学校に行くのが、もうどうでもいいかな~、と感じています。

        この学校の役割も終わってきてるんだろうな・・・・そんな気がしています。げんちゃんには、もっと強い圧が必要かと・・・

        しかし、時間はある程度押してきています。徹底したプログラムを考える必要がある・・・私の気持ちはそんな風に固まってきているように思います。
        3月までまだあるので、一日一日のげんちゃんの成長次第ですよね。

        もう少し成長を遂げていたら、ガチの就職も良い効果があるんだろうな~と思います。

        • Takeko より:

          お忙しいところ返信をありがとうございます。

          自立が必要と記事に書いてらっしゃるので、もしかして、げんちゃんの成長につながるような良い職場の当てが見つかったのかな、と思ったりしました。でも、仰る通り、ちゃんと給料がいただけて、なおかつシッカリ教育してくれる職場なんて、ほとんどないですよね。ある程度、自分で何かを捉え、学んで行ける力がついていないとガチの仕事は成長の糧にならないかもしれません。

          もちろん、使い捨て形式だとしても、仕事が出来るだけスゴいことですが、あえて、その道は選択せず、接客のバイトと生き方の学習をミックスにしたスタイルで過ごすかもしれないのですね。バイトが入れば実践も加わるのでベストのように私も思いました。

          しかし、週5日間、厳しく指導してくれる場所を見つけるのも簡単ではないと思います。げんちゃんは本当に厳しくしないと心が動かないタイプなんですね。まだ、実際に話したことがないので、分からない部分もあるのですが。

        • Takeko より:

          本来の目的はげんちゃんがきちんと魂で物事に向き合える状態にすることなのだけれど、きっと、その方法として結果的に厳しくならざるを得ないということですね。

          表面的な意識で物事に向き合っても、あまり意味がないので、とても大切なことだと思いますが、本人自らそういう状態を作り出すことが難しい子供達なのですよね。魂に直接働き掛けてくれる場が見つかれば、本当に学校より、そっちの方がいいですね。

          • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

            Takekoさん
            2年生の時、何が何でもバイト!
            とさせたときは、ほんとにバイトが必要でした。なのに、今は、仕事より学習というか、基礎力の足りないところを、もっとがっちり補わないと、と思っている自分がいます。
            実践と基礎力。実践させてみて、基礎力のないところが、ほんとに見えてきたのでしょうね。この状態でやらせても、ただ上滑りに行くだけ。
            そういうことって、普通の人の仕事でも言えますよね。芸能人が、ちょっとお休みして、どこかで勉強したり。

            そういう高いレベルとは違うのですが、この子たちは、ほんとにいろんなところがすかすかですから、現場に出して、またファームにもどして、基礎力をつけ、再度現場に。
            この流れは、ほかの発達の人たちにも、とてもいいやりかたなんじゃないかな、と感じます。
            現場に出すことによって、本人の自覚もかわるし、基礎力がアウトプットされやすくなると思います。
            たぶん、これからなんとか社会に出たとしても、げんちゃんには、ファームがいって、常に時々そこにもどして、レベルアップする必要があるんだろうな~、と思うようになりました。
            完成品として出せないですが、仕事もそうやって、レベルアップしていけたらいいな、と思います。

            ステレオタイプなイメージはあまりなく、進学、就職、・・・というような枠では考えることができないですね。
            外側の成長と、内なる成長。それを、しっかり見て感じ取る必要があります。
            しかし、やはりのんびりはできない。なんせ、私も年をとってきますからね~。

            次に書こうと思っているのですが、旅先で、げんちゃんを一人行動させて、ミッションを与えたら、なんとかこなしました。げんちゃんは、こうやって、常に獅子の穴に落とすようなことをしていかないと、気持ちを入れません。
            私のエネルギー量は半端なく、老け込んでもいられない感じですよ。やれやれです。

          • Takeko より:

            お忙しいところ、詳しい解説をありがとうございました。

            おかげ様で、げんちゃんママさんの計画がよく分かりました。要するに次の段階はげんちゃんに必要なスキルを学習によって身に付けたり、それを実践で試してみて、さらに課題を見つけるという繰り返しを試みてみるということですね。

            今までは、どちらかと言えば、義務教育のスケジュールに合わせたり、高校のカリキュラムに応じたりといった風にげんちゃんの根本的なニーズは後回しにせざるを得なかったと思います。

            でも、記事にあるように義務教育のスケジュールに合わせてみるのも意味があったと思います。親御さんも全ての力を出し切ってみた上で、自分の子供がどのような状況になるのか確認することは、次の戦略を決定することにつながるからです。

            中途半端に関わっただけでは見えて来ない現実があるからです。こんなに頑張ったのに報われなかったという思いは残りますが、その都度やり切ったからこそ、的確な判断を持ってスーパーどんぴしゃな進路やチャレンジをげんちゃんに提供できて、結果的にげんちゃんを素晴らしく導く結果となり、今のげんちゃんが形作られているわけですから、無駄は1ミリもなかったと思います。

            そして、その情熱の炎が今も燃え盛っているというげんちゃんママさんの信念が本当に素晴らしいです!さすがに、ここまでの方はめったにいらっしゃらないけれど、そういうケースは将来お子さんが語るにふさわしい状況になっている場合が多いので、げんちゃんの今後が楽しみになっています。

          • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

            Takekoさん
            すごい励ましありがとうございます。
            以前、改善に励む、高校生以降のブログの数は、少ない、という話を書いて下さったことがありますよね。
            友達のお子さんも、げんちゃんの年くらいになると、ある程度固まってきて、福祉方面に進む形が定まってくる子が多いです。
            IQの高い子は、なぜか、問題も薄くなったりする子もいます。
            そうでない子もいますが、その頃も、コツコツ親が圧をかけながら伸ばそうとしている人は、少ないのかもしれませんね~。
            見守る、という感じの人は、ほんとに多い。げんちゃんの学校で出会ったお母さん方は、見守り、後ろからそっとささえる、という雰囲気の人が多かったです。残念ながら、一人しか知り合いはいません。

            げんちゃんは、見守る部分も出てきてはいますが、やはり、積極的にかかわり、伸ばし続けないと、まだまだ形になりません。

            私が元気なうちは、たぶん、10年後も、常にそうやっているのかもしれません。
            すっと自立して、私の手から離れる、ということはあるのでしょうか・・・

            だったらうれしいです。げんちゃんを導くお嫁さんが出てきたら、奇跡・・・良い家庭を持ち、仕事もできたら、それは奇跡。

            奇跡も、こつこつ、毎日の一歩の先にしかないですよね~。上から降ってくることはないです。でも、考えたら、高校入学の時と、げんちゃんは全く違います。やはり成長している。中学校入学の時としたら?
            それもやはり、今は別人・・・・
            だったら、コツコツ積み上げることの先に、何かがあると信じるしかないですよね~。一生そうやっていって、私が死ぬとき、げんちゃんは、どうなっているのでしょう。
            私には、まったくわからないです。小さい頃は、好き勝手なげんちゃんの未来を想像していましたが・・・・

  4. ゆうママ より:

    親身なお返事ありがとうございます。

    息子に向き合うのがしんどくて、時々目をそむけて来た時があった気がします。その結果こんなズルさを身につけてしまったのかもしれません。踏ん張り時なのだと思います。チャレンジの相手が誰なのか、気づかせるように仕向けたいと思います。

    期末テストのための資料、母の努力のたまものですね。私も同じようなことをしてきました。

    >その資料を見て、泣けてきました。こんなやつのために、ほんとに私は一生懸命してやったよね~。

    ほんとおっしゃる通りです。あの時本当に一生懸命でした。げんちゃんもうちの子もこれだけのことをしてもらってるのに、それに気づきもしないのですよね。あまりにも報われなさすぎて悲しくなります。

    これから先もいつまでも目を離せません。その現実に途方に暮れてしまいます。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      ゆうママさん
      ほんとに、いつも踏ん張りどころ・・・と思いながら育てたように思います。一瞬でも目が離せない、というか、気が抜けない育児だと思います。

      自分で、周りの状況から、物事を判断していけるようになる子もいますよね。
      そういうお子さんは、ある時、がっと伸びたりします。でもげんちゃんは、すべてこっちでつけてやって、引っ張ってやって・・・という感じです。

      目を背けたい・・・よくわかります。
      私も、ここから先は、げんちゃんのずるさに、翻弄されてしまいやすいと感じます。
      彼は、確実に伸びています。しかし、それをズルに使う。何のズルか・・・自分の魂をごまかし、隙間を見つけてはそこに潜り込むような、後ろ向きのズル。

      そこから常に引きずりだして、徹底的に、指導し、また離す。するとまた、隙間を見つけようとする。しかし、次は、昔の隙間は埋められていたりして・・・・まっとうな方に行くしかない。
      それでも、あらたに、隙間を見つけようとする。
      ぐったり疲れて、いたちごっこに見えても、やるっきゃない。ヤツとの根気勝負みたいなところがあります。
      サッカーのゴールキーパーだけではだめで、とにかく、げんちゃんを逃がさない環境づくり・・・・それも徹底的に作らないといけないと思っています。
      来年のメンバー募集といったところでしょうか・・・・・
      やるっきゃない!!そうでないと、私の人生は、ヤツの犠牲になります。まっぴらごめん!
      私の分は自分で背負いますが、げんちゃんのぶんは、ちゃんと背負えよ!、と、怒りをもって神様に宣言です!

      ゆうままさん、がんばりましょう!
      根負けした方が負け。生きている限り、やるからね! という気迫を見せるだけでも、ヤツはひるむでしょう。魂の戦いです。

  5. とんまま より:

    こんにちは。

    ママさんが必死になって学習に取り組んできた軌跡ですよね。
    お仕事で疲れていた後の作業、よくやってこられましたよ。
    本当に涙ものです。
    こちらに来る発達ママさんたちは、みなさん痛いほどお気持ちはわかると思います。
    ママさんの底上げがあってこその中学校生活でしたね。
    上げるのは並大抵の苦労ではないのに、落ちるのはあっという間ですものね。
    悲しいですが。

    そんなげんちゃんももう高校を卒業する時期なのですね。
    この前入試だと言っていたような…

    「自ら必死に努力する」
    とんちゃんもこれが全く足りません。
    ここがないと、本当の意味でわかった(できるようになった)ことにはなりませんよね。
    ママさんが仰る通りで。

    先日のげんちゃんのお琴の音色、確かにきれいでしたね。
    動画を上げて下さり、ありがとうございました。
    琴のことは全く分かりませんが…
    げんちゃんなりに気持ちを入れて取り組んでいることだけは確かですね。
    武器になるもの、それが琴なのかな??
    琴から何か広がっていってほしいですね。

    こちらは文章を読まなさすぎる問題です。
    今に始まったことではないですが。
    文章問題が出来ないのは当然。

    先日校外学習(動物園)がありまして。
    しおりにミッションがいくつか書いてありました
    (簡単なクイズと動物の写真撮影です。時間までに終えて集合場所に来るというものです)
    二人一組のチーム学習で、とんちゃんの相手は一つ上の知的クラスの子でした。
    リーダー(進行役)は彼の名前でしたが、時計が読めない彼の代わりに時計進行係を命じられました。
    時間管理と写真撮影だけは、ばっちりだったようです。
    クイズは1問しか解いていませんでした。
    この子は漢字が殆ど読めないので、実質とんちゃんがやるしかありません。
    得意な写真撮影、時間管理だけはやって、苦手なところはスルーの典型です。
    しかもスルーしても何とも思っていない。
    言い訳も何もなくこそっとそのまま提出していましたからね。
    もう一度動物園に行って、クイズ全部やって来なさいと言いたいですよ…
    休みに本気で行かせようかと思いますよ。

    スルーしてとりあえず逃げようというのが見え見えですね。
    その腐った性根を叩き直さないと。

    あとは会話力ですかね。
    げんちゃんは上手に話せてしまうタイプですが、うちは全くダメです。

    文章の構成問題(逆説、順接、イコールのどれか)をなんと小1まで戻りました。
    それでも間違えているって一体…
    小1なので本人は気負うことなくノリノリだったのに撃沈ですよ。
    「ほら、わかってない。いつも適当だということがわかったでしょう」と言ってやりましたよ。

    ホントここからなんて疲れますね…

  6. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    とんままさん
    発達のお子さんでも、IQが高い子と、げんちゃんみたいに平均以下、という子、大きくは2パターンありますよね~。
    それぞれに悩みがありますが、やはり、IQが低く出ている子の問題は膨大ですよね~。

    そもそもの学習能力が低く、興味さえないわけで・・・・少しの雨漏りを治すのではなく、屋根ない! みたいな世界ですよね・・・・笑

    そういう子に、なんとかでっちあげて普通の世界に生きてもらおう、というのだから、相当な努力がいりますし、努力だけでもなかなか・・・

    障害児を普通に・・・・なんてキャッチフレーズは、親のエゴ、とか言われることもあります。普通に・・・というのは、人と同じように、努力して、してもらうばかりではなく、何か人に与えてあげられる人になる・・・ってことなんですが、誤解されます。

    障害を持つから、努力しなくていい・・・今の障害児教育はそんな風に見えます。むしろ、障害を持って生まれた、ということは、神様に、普通の人より、たくさんチャレンジする、と宣言して生まれたと思っています。
    その辺は、親の死生観が出るところでしょうかね。

    昔の私の軌跡を見るとほんと泣けます。他人の子にはできません。笑

    とんちゃん時計と写真できるんですね~。すごいな~。げんちゃんやっと、最近、できるかな~、多少は、という感じです。そもそも今日が何日か、なんて意識に入れてないと思います。
    月末に、今日は何日?と聞いたら、なんと17日と答えてぶったまげました。10日以上離れていました。今しかとらえようとしないんでしょうね。
    それでも、気持ちが入れば、けっこう普通っぽいので、やる気次第と言った感じです。

    知的クラスの子も、今しか生きていないんでしょうね。そのままほっとかれて、時も読めず、漢字もわからずなんて、かわいそうですね。根気よくわかるように、指導してもらえるといいですよね。

    げんちゃんの国語力も、ひどいですよ。何か重要事項を誰かに伝えないといけない時でも、相手はさっぱりわからない、と思います。相手が、根ほり葉ほり聞いてくれて、つなげてくれて、やっとわかる、という感じです。わからないと、こっちに電話してこられたりしますからね。

    でも、止まってはいないですね。半年前より、やはり、ましになってる。だからやめるわけにはいかない、と思います。
    本人が芯から頑張ろうと思えば、スピードは速くなると思いますが・・・

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