ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害、少し賢くなって、その場かぎりの嘘をつく

発達障害アルバイトの忘れ物

仕事の忘れ物続出。まだまだこんなことを指導してやらないといけないんでしょうね~。準備の準を、私が間違えて順と書いてしまったら、げんちゃんに直されました。そういううれしいこともあるね~。数字や線のレイアウトは、こっちで書いてやりました。紙の大きさ、レイアウト、まだまだうまくできません。

無責任男のげんちゃん

げんちゃんは、とりあえずホテルでの仕事をしているようですが、見ていると、ただ、その場に行く、ということしか握っていないようです。

先日朝、黒靴を履いていくのを忘れましたが、それだけにとどまらず、名札、蝶ネクタイ、栓抜き・・・
かわるがわる、忘れていました。

仕事となると、緊張感で、しっかりそろえるもの、と思っていたのは、私のヤツに対する妄想で、責任感のせの字もないげんちゃんだということがわかりました。

その場その場、適当に生きているげんちゃん。仕事のただその瞬間だけは、確かにがんばっているのでしょうが、つながりとか、前後の準備とか、ほんとにでたらめすぎて、唖然とします。

なんか、悪夢のような生き物だわ!・・

その場をやり過ごすために、適当に口走る。

そして、最近、げんちゃんは、平然と嘘ばかりつきます。

週末、げんちゃんは、平気でダッフルコートを洗濯機に放り込んでいました。そういうものは、別に大切に洗うものなんだ、と言う常識はないようです。げんちゃんに指導して、取り出して別に洗いました。

そして、干そうとしたら、なんと、ポケットから、職場で使う名札が出てきました。
「げんちゃん、名札、ここに入ったままになってるよ。何してるの!」
私が注意したら、げんちゃんは、
「あ、大丈夫、ちゃんと持ってるから。」
と言って、別の場所から、同じ名札を取り出しました。

ということは、名札を忘れて行って、また作ってもらったということです。なんせ、最初、派遣会社に渡された名札は一つでしたから。

「え?それって、名札忘れてまた作ってもらったってこと?」

私があきれて聞くと、
「いや、向こうの人が作ってくれたの。」
「はあ?」

しれっとごまかす。もちろん、忘れたから、作ってもらっているのに。
違うよ、とか、いや、とか、言って、核心を否定し、ちょっとずらした答えをする。最近のパターンです。

前回のブログでも、普通列車か快速列車か、何度聞いても、それには答えず、話を先に進めようとしました。
あのパターン。

昔なら到底、できない受け答えですが、最近はほんとにこすっからしい! ひたすら、適当に、その場をやりすごす汚い手口。

やれやれ、心底がんばろう、なんて毛頭思っていないげんちゃんは、私たちが必死でつけてやった能力を、全力で、嘘や言い訳、逃げに使いまくる。

まあ、次のステージに来た、ということかもしれません。 しかし、また、王道から逃げて脇道です。

がちに、気持ちをしっかり使って、まっすぐ上に向かってがんばるだけなのに、逃げる。げんちゃんは、どこまで行っても、正攻法、という姿勢が嫌いです。

げんちゃんは、その場その場がなんとかなればそれでいいと、逃げることばかりにエネルギーを使っている。

そのためなら、意味も考えず適当に、その場限りの口から出まかせを言う。

浅はかなでまかせは、すぐにばれるし、墓穴さえほるのに、往生際が悪い。

このステージは、徹底的に矯めないと、ほんとにとんでもない人間が出来上がるな~と思います。

責任感まったくないです。徹底抗戦だな~と思います。

この子たちは、時系列で物を考えるのをいやがるので、その場限りの嘘が常習になりやすいと感じます。
深い意味も考えず、あ、やばい、と思えば、適当にその瞬間を脱出できそうな言葉を並べる。
今こんなことを言えば、先でどうなるか、思いをはせようとしないから、その場の思い付きで、自分を窮地に追い込む出まかせを言う。

「悪気は、なかったんだよ。ちょっと言い方を間違えて~・・」
厳しく私が指導したので、こんな言い訳をしました。成長と言えば成長です・・・

しかし、これを放置してると、軽犯罪を犯してしまうような、発達障害の困った人たちと、同じメンタリティーになってしまいそうです。その本質はここにあるんだろうと思います。

しっかりここを乗り越えさせないと、大きな分岐点で、間違った方向に歩んでいくことになります。私は手を緩めることはできません。

さて、とりあえず、職場の忘れ物がないように、メモを作りました。(上の写真です)

さして、たくさんの用意でもないのにね。

ちなみに、自分で作らせてみたら、何をどのように作ればいいのか、さっぱりで、どっと疲れました。こういうのも、守・破・離・・・1から教えないといけないのでしょうかね~。

さらに絵も描かせました。下手くそでも、それらしく描けるようになっていたので、ちょっとほっとしました。しかし、左右が非対称になるこれは、まだまだ、空間認知の問題があると思っています。

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  1. とんまま より:

    こんにちは。

    3学期が始まったと思ったら、もう1月が終わろうとしていますね…
    支援学級では3年生へ向けて何やら準備も始まったようです。
    中学校ですから入試シーズンとなり、緊張感がありますね。

    >その場その場がなんとかなればそれでいいと
    >時系列で物を考えるのをいやがるので

    本当に仰る通りで。
    こちらも日々感じています。
    とんちゃんの場合は特に学習面でその傾向が強いです。
    勉強嫌いなので(内容が小学校の問題でもです)

    前回ブログの電車の件ですが、とんちゃんの場合は電車好きですので、このようなことは起こりませんね。
    やはり電車が絡むとちゃんと思考できます。
    快速とか停車駅とかどこの駅で抜かされるとか…
    だからこの電車には乗らないとか。
    その思考力を他でも使って欲しいですよね。
    が、まるで発揮されない。
    出来ないわけじゃないというのが立証されます。

    忘れ物の件、ありますね。
    とんちゃんの場合、自分が意識を入れていることに関しては、忘れ物はしません
    (こちらが注意喚起をするのを忘れていたと後で気づく)
    ということはですよ、問題意識が原因だという事は明らかです。
    一般の人の様に全てにおいて意識を張り巡らせておくのは、難易度高いのですよね。
    何とかならないかなぁ~
    ここが出来るとかなり違うと思いますが、そう簡単にはいかない。

    バイト、色々騒動が起こりますが頑張っていますね。
    結婚式の給仕なんて、凄いですよ。
    お仕事も入れてもらえているようですし、こちらとしてもありがたいですよね。
    こちらはバイトで経験値を上げさせてもらっているのですから…

    とんちゃんは今朝、学校に行くのを渋っていました。
    恐らく遅刻寸前だったからです。
    時間までに朝のルーティーンが完了しないと担任に怒られます。
    それを恐れています。
    他人に怒られ慣れていないのですよね。
    障害児にビシバシ言う人ってなかなかいませんから。
    担任は野球部顧問の体育会系。
    迫力ありますからね。
    社会に出ればそんな人いくらでもいますので、じゃんじゃん叱ってくださいと言ってあります。
    勿論この担任は、褒めるべきことは褒めて下さります。
    厳しさの中に優しさ(厳しさ多め)の人です。
    怒られることを恐れていたら、暮らしていけませんものね。
    中学校生活の中で免疫力を付けてもらいたいですね。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    とんママさん
    とんちゃん、快速と普通の駅のシステム、しっかり把握できているんですね。
    やはり、やればできるんですよね。
    発達障害の障害原因は、IQではないです。IQの前の、焦点合わせをしない、ということです。
    こういうことを、しっかり書いてある書物は見たことがないので、S先生やっぱりすごいな~、と今更ながら思います。そこを言語化してもらうだけで、私たちが戦う相手がわかるというものです。
    げんちゃんが、なんとかホテルの仕事をできていると仮定すれば、それは、とんちゃんの電車に当たるからではないかと考えています。
    昔から、げんちゃんは体を動かして人の役にたつことはきらいじゃないようでした。
    幼児の頃に、こっちが言いもしないのに、お客さんにお茶を出したりしたことがありました。
    この子が改善したら、けっこう気遣いができる子になるのかな~と淡い期待を持ってしまいます。
    まあ、しかし、その前にたくさん越えなくてはならないハードルがありますよね。
    担任の先生が厳しくてよかったですね~。今は、正しい厳しさを持っている人は、先生に限らず激減しています。
    なんか、日本人の劣化がおきているように思ってしまいます。
    それに、昔より、ちょっとしたことで休校になったりするのも今の方が多いと思います。
    げんちゃんの学校は、
    「できないことを嘆くよりも、できることに目をやろう。」
    というのが合言葉になっています。
    私なら
    「できないことを嘆く暇があれば、できるようになるように努力してみよう。」
    でしょうか。
    耳障りはいいけれど、結局教師の指導力なさの言い換え、みたいな部分も感じます。
    将来を見据えて、しっかり人生を生き抜く強さを養うことが、教育だと思います。できなくていい、とお花畑ですごすことではない。

    とんちゃん、忘れ物もしっかり防げるんですね~。すごい!
    げんちゃんは、抜けば、すべてにおいて、ぼや~っとした感じになります。
    まさに認知症の人となんらかわらないような。

    彼の性格の根底にある、ずぼら、ずる、楽して成果を得たい・・・このような性分が、成長を阻みます。
    引き上げても引き上げても、ぬるっと、ちんあなごのように、砂に潜る。
    アルバイトしながら、なんとか、もぐらないように仕向けたいです・・・

    それにしても、1月が早い・・・学年の終わりももうすぐ。あせります~。

    • ゆうママ より:

      その場限りの言い逃れが巧妙になってきましたよ。私が叱ると、姉や母に電話をかけて、自分は頑張ってるってことを伝えるんですよ。私が口うるさい母親に仕立て上げて…。

      何も言わない、放置するのが楽なんですよ。最近はそんな風に放置する場面も多くなってきましたが、さすがにそれは見逃せないと思うところを叱ってるだけなんですけどね。

      試験勉強していい点数を取れ、大学に行け、そんなことは思っていないのです。でもテスト前にやるべき行動とはかけ離れているから叱っただけなんです。そしたら姉に電話をかけて自分は頑張ってると言ってたみたいです。

      試験前はとにかく私の情緒がかき乱されます。トラウマでしょうかね?息子の学校のテスト結果が何の意味もないとわかってふのですけどね。

  3. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    ゆうママさん
    そうですか~。そこそこ大人になってくると、その場をなんとかしのぐ方法だけ巧妙になってきますか~。
    他の人に助け船・・・というのは、げんちゃんは積極的に出さないのですが、よく見てると、巧妙な行動ありますね。
    まわりが、げんちゃんはがんばっている、とか、ここで叱らねばどこで叱る、というところで、甘やかしたりすることもよくありますよね。

    おばあちゃん、職場のあまり関係ない人。学校の教師でさえ・・・

    考えてみれば、そういう人を徹底的に排除するために、かなりエネルギーを使ってきたように思います。

    おばあちゃんのところには、いまだに一人では行かせません。
    せっかく、心を動かしていい感じになっても、おばあちゃんのところで、平気で落ちますから、危ないです。
    ご家族なら、あらかじめ根回しして、逃げてきた時に
    「あなた何やってるの? あなたが間違っているから、そんな風に叱られてるんでしょ!
    あなたのやってることでは、社会では生きていけないわよ!」

    と、お母さんよりむしろ厳しいくらいに、言ってもらったらいいのですが、
    うちは、おばあちゃんは、絶対に言わないので、メンバーから外したのですよ・・・( ´艸`)
    嘘ついたら、すぐにS先生に報告です。次の回で、徹底的にしぼられます。

    学校の先生なら、事情を話して甘えを同調する行為をやめてもらいますが、それができないこともありましたよね~。そういうときは、ほんとに落とされて、めちゃくちゃ迷惑でした。・

    同じ立ち位置の人を何人か作って、同じ常識感を徹底的に言わないと、逃げ場に逃げて、まともな指導が通らなくなります。

    親戚でさえほんとに無責任です。
    発達障害をわかっていないから、げんちゃんたちは、同じ価値認識を、何もしなくても持てる、と思うのでしょうね。

    そういえば、職場の厳しく指導してくれるスタッフをげんちゃん煙たがり、優しいスタッフには、話に行ったりしています。

    そのあたりも、遠目にあとからフォローしています。
    まるで、しつけの悪い犬の調教みたいに、力関係を、すさまじく注意して、のぼせあがらないように気を使っています。

    たぶん、こういう力の関係だけは、鋭く見抜くのですよね。彼らはばかじゃないということがよくわかります。

    ゆうママさんの苦労わかります。
    でも、発達に限らず、子供のしつけ、って、子供との知恵比べみたいなものなのかもしれませんね~。

    試験、またうちもそろそろ近づいています。確かにトラウマ持ってますね~。

  4. Takeko より:

    怒られたくなくて、つい嘘をついてしまうのでしょうから、そのうちミスが減って来たり、自分の失敗に自分で責任が取れるようになって来れば、つかなくて良い嘘になって来ると思います。ですから、こういった嘘は大した嘘ではないと私などは捉えています。

    だからと言って、そのままにしてしまうと、だんだん癖になったり、自分のついた嘘が事実に思えて来たりして人格的な問題が発生して来る可能性があるので、1つ1つ確認して事実と嘘を明らかにして、しっかり認識させて行く必要がありますよね。

    しかし、こういったママさんの仕事が1から10までではなく、1~無限くらいまであるので、全く骨の折れることだと思います。私などは読ませていただいているだけで疲労感がものすごいです。お仕事中は考えずにいられるだけ良いのですが、結局は全てを一旦把握して課題を洗い出して、げんちゃんに理解を促すという作業が都度都度必要なので、本当にスゴいと思います。

    げんちゃんにとって接客業は、ビッグチャレンジではありますが、行き帰りも含めて得るものの宝庫ですね。げんちゃんのエネルギーもスゴいと思います。本当に立派だと思います。

    ずっとママと一緒に頑張って来たことに意味があったということに、げんちゃんにも気付いてもらえれば、さらに前へ前へと進んで行けると思います!

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      Takekoさん
      コメントありがとうございます。
      嘘は知的障害を持ってる他のおこさんにも、けっこう見られます。
      げんちゃんも、問い詰めると、悪気はなかったんだよ、と言うように、相手の言葉に誘導されるままに、まったく違う事実を肯定したりします。
      そういうことは。嘘の分類にさえ入らないかもしれませんが、だんだん、それで、会話がスムーズに行く経験を積むと、悪気なく常習となるのかな、と思います。

      障害だから仕方ない、と言う面はあったとしても、一般の社会では、とんでもないんだ。ということは、にんちする必要がありますね。

      げんちゃんは、それの一歩先、故意がはいりだしています。
      これは、しっかり遮断する必要を感じますね。

      仕事、6日目に入りました。お皿も三枚持ち出きるようになったらしいです。
      その場では、気持ちを使うのでしょうから、普段でもできないわけがないことが。はっきりわかりました。

      気持ちが入って、いい状態の時に、目一杯持ち上げる。また、おちて、奈落の底。また、引き上げて、目一杯指導。これを繰り返し、全体として上がっていく。

      恐ろしくしんどい作業です。

      しかし、この、ホテルの仕事、ひょうたんから駒、の要素がありますねー。
      確かに、会を重ねるごとに、いろいろなハプニングも起こるけど、げんちゃんの経験値は上がってますね。

      学校が緩くて、規制が少いので、ほんとにありがたいです。
      学校をプラットホームにして、社会に出して鍛える。げんちゃんには、合ってる高校生活だなーと思います。

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