ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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塾の夏休み合宿に行かせました。その1


研修所で撮った写真が送られてきました。送れ、と言ってやっと・・・

小学生から高校生まで、鍛錬合宿に行きました。

げんちゃん高校3年生の夏休が終わりました。
私も、夏バテ気味なのに、あれこれ仕事を増やし、てんやわんやしています。ブログが書けず、書きたいことがたまりまくっている感じです。

いつもそうですが、夏休みは、毎回あっという間に終わる感じです。
中学までは、夏休みこそ、色んな能力をキャッチアップしないと! という思いが強すぎて、休み終わりの、達成できていない焦燥感は半端ないです。

しかし、高校になって、世の中のペースを離れ、私が考える、げんちゃんペースになってから、そんな思いは少なくなりました。

さて、夏休み後半、集団家庭教師みたいな塾(一人の先生のまわりに、めいめいが自習する。)の合宿に、げんちゃんは参加しました。

この塾に行きはじめたのは確か高2の頃。週1ですが、入ったころは、まだ、集団の中で、実のある学習をやるのは、かなり不安がありました。
形はドリルをやっていても、ただ適当にやるだけ。内容はない。大丈夫かな~という感じでした。

しかし、いつのまにか、そこそこ普通の学習スタイルになってきています。もちろん毎回ではありませんが。
たぶんS先生の指導も受けつつ、夏休み以外は、土曜だけのその塾に行っているので、少しずつ成果が出てきたのでしょう。

なかなかたのもしい若者

ここの塾を一人でまかされている、30代の男の先生は、この時代にあって、かなり一本通った筋のある男性です。
常識感がなく、外側だけ作って、周りをごまかしていくようなげんちゃんのずるさを見抜いて、カツをいれてくれるので頼もしいです。

彼がその塾に赴任してきて、顧客が増えて、進学塾だけでは不安な子が、サポートしてもらおうと来ていたりします。エリート塾ではないけれど、エリート塾と掛け持ちしている子もいるので、げんちゃんのような落ちこぼれは、むしろ少数派のようにも見えます。

その先生が、熟生の人間力や生活力が、とても未熟であることを心配して、座学だけやっていても、人としての力がつかない、と、合宿を計画したのです。
塾の本部に企画書をあげて、九州の田舎にある青年の家に、3泊4日の合宿が設定されたのです。

参加者は20名ばかり、引率者は3名。上学年の小学生と中学生がメインです。高校生も数人といった感じだったようです。

午前中は学習、昼からは学習か、レクリエーション、どちらに参加しても良いように設定されているようでした。

ちなみに、私の娘は、小学校の頃、進学塾の合宿に参加したことがあるのですが、一日中勉強漬けで、いまだにトラウマだと言ってましたから、昼から学習以外のスケジュールが、用意されている合宿なんて、先生の価値観が垣間見えるというものです。

勉強も大事だけど、とにかく、常識感がつきにくいげんちゃんに、色んな体験を通して、心を養うために、とても良いプログラムだと思いました。

高校の修学旅行は完全抜けていたげんちゃん

私は、げんちゃんをお願いするにあたって、スタッフ側でこき使ってほしい、と言いました。

それが、今のげんちゃんには必要なメニューということを、先生はすぐに理解して、げんちゃんのために、げんちゃんメニューが作られました。
何しろ、昨年参加した、北海道への修学旅行は、無事にこなしたようですが、気持ちは完全抜けていたと踏んでいます。誰も圧を加えなければ、ただ、集団に紛れていただけなんだと思います。また、そうなっては意味がない。

塾のトイレ掃除をやるように

その塾は、普段は、その先生一人しかいなくて、いつもてんやわんやしているので、先生の負担が軽くなるように、トイレ掃除を担うように、とげんちゃんに言いつけて、先生にさせていただくようにお願いしておりました。
ごくたまにですが、先生に言われて、トイレの掃除をしたりしています。

いつもお世話になってばかりいる先生に、自分ができることはやってさしあげるように、と、指導したのです。

そういうことをみずからかって出て、実行することは、まったく気の付かないどころか、失礼なことを平気でやってしまったりするげんちゃんには、学びになると思います。
家でトイレ掃除もしこんだので、猫の手も借りたいときは、いないよりましではないかと思います。

今回の合宿も、ただお客さんでいると、げんちゃんは、絶対に抜くので、とにかく、一分たりとも、気持ちを抜いてぼんやり漂うことがないように、合宿は、スタッフ側の部屋で、仕事をあてがわれて、勉強もし、夜は、反省の作文を書かされ、その日の反省を先生といっしょにやる、というハードなメニューになったようです。

ほんとにありがたいことです。なんとか、ここに来るまでに、家事をしこみ、最低の身の回りのことを、抜けがありながらもながらもできるようになっているので、こういうことも可能なんだと思います。
やはり、ある程度の年齢になるまで、粗削りでも、ざっくり自分のことはやれて、家事能力もある程度つけておくのは、必須なのではないか、と思います。

そういえば、小学校1年生に無理と思いつつ参加させてもらったサッカー合宿に始まり、合宿と名のつくものに、限りなく参加させているげんちゃんだったな~と、思います。
小学校の頃を思えば、けっこう心配せず、参加させているげんちゃんがいます。

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