ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害が突然改善することがある?薬とモチベーション


げんちゃんの学校の廊下・・・きれいな学校です。

高校の文化祭

げんちゃんの高校の文化祭に行ってきました。

たまたま、廊下でげんちゃんと出会って、いっしょに射的をやっているコーナーに立ち寄りました。

サバイバルゲームで使う立派な銃で射的をします。そこの担当の男の子が、いっしょにいたげんちゃんを見て、声をかけてくれました。
「げんちゃんの母です。いつも、げんちゃんがお世話になっているね。いろいろ迷惑かけているんじゃない?」

私は、例によって、挨拶をする。
「いえ、げんちゃんは、優しくていい子ですよ。」
まあ、ありがたい! なんて心配りできる子かしら、と感動していると、彼が話を続けます。

「射的やりますか?この銃は、自衛隊でも使っているモデルと同じなんです。重さもいっしょですよ。」
私は、銃を持たせてもらって、その重さと精巧さにびっくり。感心していると、彼は、
「僕、自衛隊に入りたいんです。それで、体重も落としたんです。サバイバルゲームに行くと、自衛官の人も来ているんで、話を聞くんですが、あこがれます。」
私は、彼の体が、カリっとしているのに感心して、目標があるって、やはり違うんだな~と思いました。

「でも、勉強が僕苦手なので、入れないんじゃないかと思います。げんちゃんは、進学コースにいるから、大学に行くんですか?卒業したら?」

「いや、いや~・・・げんちゃん小学校の復習してるくらいだから、大学なんて、まだまだ、遠い遥か先の話だよ・・・わっはっは!(-_-;) 」

私は、それから、彼に、知り合いの自衛官の話をしてあげました。涙が出るくらいひどい待遇で、自衛隊の若者たちは、滅私奉公している。
「今、日本は、財務省がけちけち財政をし続けて、自衛官は装備もひどく、待遇もひどくなってるみたいだよ。大変な仕事だけど、大丈夫?」

私は、身近な自衛官から聞いた話を彼にしてあげると、彼は、きりっとした顔で言いました。
「国のために働くって、立派な仕事です。大変でもなりたいんです。おばさんのそういう話も聞いています。○○党はひどいですね。」

ほえ~政治の話までできるの?・・・普通の子ってすごいよな~・・・そのさわやかな硬派な青年に、私は感動しながらげんちゃんの方を向きます。
げんちゃんは、言われもしないのに、無言で、落ちた球をブースの子といっしょにひろってやっています。

げんちゃんも、こういうやさしいところはあるものの、将来のこととか、自分がやりたいこととか・・・そういうしっかりとした具体性のあるビジョンは、どこを探してもなさそう。
私は、ため息をつきつつ、げんちゃんに彼の名前を聞きました。

「○○君・・・」
とげんちゃんが言った言葉に私は仰天しました。は?

その名は、1年の最初、唯一顔見知りになったお母さんのお子さんでした。入学式で見た彼は、かなり太っていて、表情もぼんやりして、明らかにげんちゃんより、できないこともありそうな子だったのです。
私は半信半疑、もう一度もどって、彼に直接名前を聞いたくらいです。もちろん○○君に間違いはありませんでした。

発達障害の投薬治療をやめて、改善した

帰ってから、お母さんに連絡をとって、今日の素晴らしい彼の様子をお伝えしました。

「いやあ、びっくりしました。1年の○○君と、全く別人ですよね~。伸びまくってる。すごい!」

私が言うと、お母さんも
「そうなんですよ。私も、○○の変わりように驚いているんです。やはり、投薬を辞めてよかったと思います。」
え?
そうです。彼は、かなり繊細なお子さんだったようで、中学時代、学校にも行けないことも多かったと聞きました。
もちろん発達障害の診断も受けているので、支援クラスにいたそうです。

なぜ、薬を飲んでいたのか、詳しくは聞いていませんが、とにかく、薬をやめた、という言葉にも、衝撃を受けました。

あの1年の初めの、どろんとした表情は、薬のせいだったのでしょうか。

ほんとにびっくりしました。

強いモチベーションと、抗精神薬を絶ったことが、彼を全く別人にしたのです。

これは、ほんとに考察に値しますね。わずかな交流の時間でしたが、どう考えても、彼の行動は、げんちゃんにはできないしろものです。会話力も高く、好感も持てます。

驚きました。

色々考えることがありましたが、長くなるのでまた次に・・・

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