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げんちゃんは、夕べ追い込んだら、やっと涙が出てきて(というより、涙が出てくるまで圧をかけたんですが・・・)
、なんとか、自分の内面と向き合うことができたようです。それで、すかさず、そこで作文を書かせました。私が気持ちを整理してやって、言葉もヒントを与え、句読点もでたらめな幼い文章でしたが、鍵となる言葉を拾わせました。
以下
運動に行くときに、新しい服が入っているか、確認しようとしなかったのは、「別に入っているし」別にいいやと思ってしまい、この結果になってしまった。
それから、セーターの下は、シャツまでぬいで、汗でビビチョビチョになることも、あまり感じず、バカの一つ覚えをしてしまった。
セーターでスタジオプログラムをすることは、あまりにも、バカとすぐわかってしまうほどおかしいことだ。だけど、僕は、周りのことに関心がなく、どうでもいいと思ってしまった。
だから、指摘されても、どうーもないので、涙も出ない。
(以上、修正して抜粋)
かなり整理してやって、言葉も教え、少しは、こっちの言ってることの一部はわかったんじゃないかな、と思いました。
ほんとに、こっちが、へとへとになるまで、解説してやったとしても、どうかすると、全く方向違いの感覚を持っていたりするのがげんちゃんなので、何度も何度も角度を変えて、教え、考えさせないといけないようです。
次の日、またしつこいけれど、また検証するといった感じです。
そこまでして、やっと、次に少しはつながる、そんな感じのげんちゃんです。
今日は、S先生のところに、4年生のお子さんが来ていて、私も面会しました。
その子は、知的のクラスにいるということで、色々学習の課題があるようでした。
しかし、私が、絵を描かせたりしてみると。意欲や興味が、前に出ていて、げんちゃんとはぜんぜんタイプが違うんだな、とわかりました。
なんかレスポンスがいいので、どんどんやらせていると、急に彼女は泣きだしました。
S先生は、そこで、
「あ、がんばらなくていいから。お休みしなさい。」
と、ほんとにやさしい声をかけました。絶対にげんちゃんにはかけない声かけです。先生は、タイプを瞬時に判別し、まったくげんちゃんとは違うアプローチをしたのです。
「〇ちゃんは、気持ちの周りにげんちゃんのような壁はなく、気持ちが固まっているだけなので、ほぐしてやればいい。自分でゆるんでくるので、大きな圧をかけるのではなく、解放してやる。」
彼女は、興味ややる気のベクトルがあるけれど、からまわりしたり、疲れてしまって自信喪失したりするので、休ませるタイミングをはかり、励ます・・・。なるほど・・
げんちゃんは、大きな壁があるので、そこをつきくずさないといけないから、どんどん圧をかけ、内部からも圧をかけるように、叱咤激励しまくる。
ちょっと勉強になりました。
まあ、げんちゃんほど、強い圧がいる子はそうそういないんでしょうかね~。ほんとに疲れますね。
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作文しっかり書けてますね。
げんちゃんはS先生に厳しくされても平気なのでしょうか?
我が家も私が注意しても割と平気なのですが、夫が注意すると効き目があります。「お父さんには言わないで」と言ったりしてますから怖いのでしょうね。
でもげんちゃんもうちの息子も伸びましたよね。次のステージにいったなと思います。
今年もいろいろありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
ゆうママさん
あけましておめでとうございます。
昨年も、ともに、発達育児をがんばってきて、同士のように励ましてくださってありがとうございました。
今年も、またこつこつ改善をめざしてがんばっていけたらいいですね。よろしくおねがいします。
げんちゃんは、S先生がほんとに厳しく叱ったり、たまにはげんこつを入れられたりするのですが、特に傷になることもなく、それ以上でもそれ以下でもなく、受け取っているようです。他のお子さんなら、びびりあがってしまうのでしょうが、げんちゃんは、そこまでないです。
でも、一番怖い存在であることにはかわりないようです。何しろ、絶対にごまかせない相手だからです。心を見抜く方なので、私でさえわからない部分まで、お見通し。
パパは、なめられています。なんせあんまりかかわってこなかったので、それなりの立ち位置なんでしょうね~。
作文は、破たんしていたのを、人にわかる文にかえてアップしています。(-_-;)
作文も、気持ちが入っているときと、そうでない時の差がはげしくてあきれます。
年賀状を書かせたのですが、しばらくして抜けると、挿絵さえ、真ん中にかけず、トラの手がはがきからはみ出して書けなくなりました。すごいですね。この格差!普通ではないです。