意識を、まんべんなく周囲に働かせる。洗濯物をたたませるのは、とてもいいと感じます。まだまだ、一か所だけ見たりしてしまうげんちゃんです。
げんママの苦節21年
げんちゃんブログは、げんちゃんが5歳の時から書き始めました。
それから小学校に上がり、小学校の上の学年のところからでしょうか、コメント欄でいろんな方との交流が生まれ、その中で、Takekoさんとも交流するようになりました。
私が、げんちゃんの高校卒業後、げんちゃんの状況を見て、一般的な次のステージがまったくしっくりこなかったので、立ち止まってしまいました。
悩んだあげく、家を拠点とし、独自メニューで、げんちゃんをしばらく育てていこうと決心しました。
そのあたりの経緯は、過去のブログに書いてあるのですが、私にしたら、決死の覚悟です。・・・
そして、そのモラトリアムステージは、なんと3年目に突入です!事態はそう甘くはなく、げんちゃんは、心を動かすことなく、精神的のらりくらりを続けました。・・
Takekoさんが、リアルに、げんちゃんを教える
高校卒業した時、Takekoさんは、ブログから次のステージに進まれていました。
自宅サロンで、発達障害のお子さんたちを中心に、言葉の教室を開いておられたのです。げんちゃんは、ズームで、先生のレッスンを受けることになりました。
これは、Takekoさんから申し出てくださったのですが、何より、ありがたかったのは、げんちゃんの今までの経緯を、ブログで知っていることでした。
この頃知ったのですが、Takekoさんは、げんちゃんが、どれほど、意識状態が低い子で・・・自分の気持ちさえ、把握できないところからのスタートで、難易度は相当なものだ、と覚悟してげんちゃんを引き受けたのだそうです。
ある意味、私より、げんちゃんが、発達障害の中でも、かなり難易度が高いということを、把握していたのかもしれません。S先生と、時々電話で連携してもらって、週に2回ほどげんちゃんとズームで向き合ってくださいました。
ズームでのレッスンがぎりぎり可能になっていたことは、げんちゃんにとってはありがたかったです。もっと前なら、ズームでのレッスンは、全く心が動かず、無意味なものになっていたかもしれません。いや、無意味になってしまう日も多かったようです!
Takeko先生が、今回のげんちゃんに対する、変化の手ごたえを、言葉にしてくださったので、私は、なるほどな~と納得しました。ちょっとここに載せてみます。何しろ、苦節21年目の、げんちゃんの変化です。
Takeko先生の分析
発達障害の子の中でも意識レベルが低い方のお子さんを持ち、今まさに格闘中の方の参考になればと思い、げんちゃんのブレイクスルーに至った経緯を書かせていただきたいと思います。
1段階:20歳までに耐性力、体力、最低限の学力とコミュニケーション能力、生活能力を養う。
2段階:意識をしっかり働かすためのアプローチを行う。(心を動かすためのアプローチ)
3段階:自分はこのままではどこにも通用しない、自分で何とかしなければ!という危機意識を持つ。
高校卒業後の2年目あたりにげんちゃんは2段階くらいまでが出来始めていたので、完璧に足りないのは3段階目、自分でなんとかしなければ、という危機意識だけでした。つまり「自分は本気を出さなければダメだ!」と思えるような体験、「心が激しく揺さぶられるキッカケ」待ちの状態でした。
心が激しくゆさぶられるキッカケ
そして、その意識が生まれるキッカケが、2段階方式で訪れました。これは、どちらもげんちゃんママさんが仕掛けたことが中心です。
キッカケ1
合格した専門学校の入学をまさかの辞退
グループホーム入所体験で家を追い出され掛ける。
キッカケ2
フォークリフト講習と介護職員初任者研修で日程的に1ヶ月あまりS先生の指導をほとんど受けられない状況 (この間、S先生は、チームから完全切り離されていました。)
げんちゃんの目は1で半開きになり、2でシッカリと見開きました。なぜなら、1で今までの安定が崩れ、2で誰も頼れなくなり、自分1人で頑張るしかない状況になったからです。
ゲンちゃんの心を動かすことに関しては、私も相当ハッパを掛けましたが、その時の目にはヤル気の炎が結構燃えていました。げんちゃんに「これはチャンスだよ。1人で一般の人が取るような資格を取得できるところを証明できるんだから!」と話しました。
出会った頃のげんちゃんは本気の努力をして実質的に何かをするのではなく、表面だけ取り繕うことばかりを考えていました。しかし、この2年3か月の間に、そんなことは意味のないことだ!実質的な結果を出せる自分になりたい!という気持ちが水面下でみなぎり始めていました。
そして、とうとう、その思いを具体化するチャンスがげんちゃんママさんによってもたらされ、見事ブレイクスルーするに至りました!
私を母親と初めて認識する??
なるほど、長い長い、トンネルが、少しずつ出口に向かったのかなと思います。Takekoさん曰く、1か月で10年分の成長をした、と表現されるのですから、びっくり。
10年分、というのは、能力じゃなくて、まるで、映画レナードの朝のように、脳死のような患者が、ある日起き上がるような、意識の覚醒でしょうか・・・
私を母親とやっと認識した、と、Takekoさんが言ったので、苦笑しました。ほんと、それほど、げんちゃんの意識は、全く周囲を本質的にとらえようとはしなかったのでしょう。今まで目の前にずっとあったものが、ある日見えた・・・そんな心の変化なのかもしれません。何かができるようになった、というのとは違います。やっと起きた・・・ま、それがぴったりでしょう。
外側を作るのも大事だけど、意識改革をしなければ、と、Sさんもよく言っていましたが、そのコアな部分が、動き始めたのでしょうね。
IQでもない、私が、かつて発達障害を魂の障害、と感じていた、その魂というか、人としての起爆力とでも言いますか、そういう部分が、ぽんと、一つ上がったのだと思います。
これは、21年目にして、初めておこった手ごたえといっていいでしょう!ほんと初めて! ですよ。やれやれ・・・
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