ママの格闘と改善のダイアリー

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げんちゃんの修学旅行の快挙と残念

高校の修学旅行。げんちゃんの会話力は低い。

げんちゃん、修学旅行から帰りました。

飛行場から、職場に電話があって、一人で、家に帰っておくね、と連絡がありました。もう、家までの経路は、心配なくなっています。福岡は、飛行場が町からすぐで、アクセスもいいです。

まあ乗り継ぎも簡単ですけどね~。とはいえ、別に説明もしてませんから、自分で判断して帰ったようです。

駅で降りたら、一度S先生の家によって、お土産を渡すように言いました。
S先生の顔を見て、一言二言でもカツ入れてもらったら、旅行後抜けまくるのが、少しは防げるかもと思いました。

翌日は土曜日。土日は、げんちゃん最も抜けまくる日ですから怖い。

あとからS先生に連絡したら、げんちゃん、もう抜けていたそうです。なんかぼ~っとしていたらしく、先生があきれていました。

「修学旅行、幼稚園みたいな学校だから、たいして圧もかけられなくて、ぼけっとみんなについていっていたんでしょう。私やお母さんみたいに、横でうるさく言う人もなく、かる~く流して、誘導してもらえるから、楽しかったんでしょ!」

なるほど・・・
「それに、旅行の様子も、○○行きました。楽しかったです。終わり!
みたいな、味気ない、何のつながりもないような感想しか言わないので、ちょっと家に上げて、作文書かせました。」

私はだませても、S先生はだませません。旅行だからびっしっと、周囲を気にして、気を使い、的確に動く、なんてかっこいいシナリオは、げんちゃんにはないわな~・・・

しかし、帰る早々、作文書かされたのは笑える。

私も家に帰って話を聞こうとしましたが、まあ電話でちらっと話した内容の焼き直し、それを深堀するわけでも、広がりをつけるわけでもない。やはり、行った。楽しかった。レベルでした。
それと同じで、
「友達と話したの?部屋では?」
と聞くと
「話したよ」
と言うので、聞いてみると

げん「今日はどこに行ったの?」
友達「ディズニーランド」
げん「どうだった?」
友達「楽しかった。」
げん「そう。」
終わり!

そんなの会話と言えるかい! と言いたくなるものでした。
たぶん、友達も、げんちゃんよりましかもしれませんが、けっこう似たようなコミュ力なのかもしれませんね~・・・

「あのね、どこが楽しかったの?とか、人多かった? とか、アトラクションはどんなものに入ったの?とか、そこから深堀していくの。会話というのは~・・・・。話したうちに入らないよ!」

あきれてつっこみました。
なんか、そもそも他人に興味もない、何にも興味がない。そこが原点なのだと思います。もっと気持ちを入れて、物事を経験し、考え、興味を持てよ~。と思います。しかし、まだまだ出発点なんだからしかたないんでしょう。今から頑張ってください、って感じです。

修学旅行のお土産選びは、成長のバロメーター

しかし、お土産はまあ合格点でしょう!

週に1度行ってる自習塾みたいな塾の先生に、白い恋人を買ってきていました。気がきいていたのは、先生がスパイファミリーが好きだからといって、わざわざ、スパイファミリーバージョンのお菓子を選んでいました。(この先生のこと、げんちゃんは好きなんでしょうね~。若い先生でみとめられたいのかもしれません。)

また、私の職場には、人数分入っているお菓子。我が家には、私がリクエストした六花亭のレーズンサンドを買ってきていました。
大きさは、それぞれにふさわしいものでした。数度電話で、お土産のアドバイスはしたけれど、彼の実力を見たかったので、

「お母さんの職場に買っておいで、
S先生や塾の先生にも忘れずに、
私は六花亭のレーズンサンドがいい。」

この3つしか言わなかったのですが、自分なりにちょっと膨らませて考えたようでした。
げんちゃん、興味をもったことなら、思考に広がりが出るのでしょうね~。

そして、最も感心したのは、荷物を宅急便で自宅へ送る時に、お土産は手荷物で持ち帰ったことでした。

みんなを喜ばせたかったのでしょう。認められたいとか、人を喜ばせたいとかの思いが強いと、普通のことができるという証でもあります。
どうも、げんちゃんは、そういうことには気持ちを使いやすいようで、ホテルのバイトも、そこに通じるのかもしれません。

しかし、案の定、自分が映った観光写真は、私に催促されて撮った、部屋での1枚だけでした。

さびしっ!

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  1. 夏みかん より:

    げんちゃん、おかえりなさい^ ^
    帰路で早速S先生に喝を入れられましたか。それでも、時計台の写真やお土産選び、心を使う場面も時間も確実に増えていますよね!

    会話は恐らく今の子どもたち全体の課題です。身内に高校生、大学生に関わる仕事をしている人がいますが、多くの高校生、大学生がそのレベルで、ハキハキと挨拶を自分からできる子が来たら「おっ!久しぶりにいい子が来た!」と驚くレベルと言います。

    コミュ力高い子が近くにいないと難しい面もありますね。げんちゃんが広げられないのもあるかもしれないけど、周りも広がる会話をしないものだから、なんかゲーム実況みたいなやり取りがすごく多いなと感じます。

    しかし、旅行で羽を伸ばしてくるげんちゃんはやっぱり度胸がありますね。息子は気疲れしすぎて疲弊し切って帰ってきます。初めての宿泊研修後、15時間くらいぶっ続けで寝て…回復に私も気を使ってケアしないといけなくて疲れたのを覚えてます。回復しなかったら、なんか引きこもりとか鬱とかそちらの方向へ向かうので、これはこれで正しい方向に立て直すのが大変なんですよね。子どもによって全然違って、本当にげんちゃんと真逆に出ますね。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    夏みかんさん。
    六花亭のレーズンサンド、ほんとにおいしいですね~。北海道の人はしょっちゅう食べてるのかな~。
    げんちゃんは、確かに中学の修学旅行を考えると成長したと思います。これは、ホテルのアルバイトで、郊外の家から、福岡の繁華街にバイトに出た経験が生きてるな、と思いました。乗り物の使い方、時間の管理・・・ほんとにだめだめなげんちゃんが、少しそこに気持ちを入れるようになったんでしょうね。ま、”いつも”ではないですが・・・

    高校のレベルが、低いので、ソーシャルだめな子も多いです。
    げんちゃんが低すぎて、相手にされない、という、中学の普通クラス状態では、なかなか学びにくいです。

    げんちゃんは、友達に相手にされなくても、別にへっちゃらなとこがあります。まわりがどうあろうと、あんまり気にしないのです。夏みかんさんのお子さんの方が普通だと思います。げんちゃんは、とても特殊です。
    この性質は、げんちゃんの特徴的なところだと思います。周りの人間も、げんちゃんのこういうところ、うらやましがりますよ。私もうらやましいと思います。

    唯一の長所であると思います。ただ、長所と言えない場面が実際には相当多いです。・・・

    それにしても、普通は、気疲れして帰ってきて、そのフォローがいりますよね。姉の方はいりますよ・・・。自分に関係ないと思ったら、まったく気にしない、さっさと捨てる。げんちゃんのこの気持ちのきりかえは、みごとです。コツがあるなら教えてほしいくらいです。

    ようなことはないような気がします。

  3. ゆうママ より:

    げんちゃん、おかえりなさい!

    お土産うれいしいですよね。息子はディズニーシーでミッキーのクッションを買ってきてくれました。ラインでどっちの色がいい?と聞いていたりして。
    今はネットで買えるのにこんなに嵩張るもの!って思ったけど嬉しかったです。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      ゆうママさん
      クッションですか~。どっちの色?なんて聞いてくれるんですね。かさばるのは気にならなかったのでしょうかね。それを押してでも買いたかったのか、かさばることには、まったくとんちゃくしなかったのか・・・
      げんちゃんだったら、後者ですよ~。
      な~んにも考えませんから。彼は・・・
      それでも、少しは、心の状態を表す言葉は出てきました。ほんと少しです。
      ~と思う。と言う言葉は、げんちゃん人生12年間は、ほぼ使っていませんね。

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