ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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あいかわらず、バカの一つ覚えになってます。

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 少しぐらい、げんちゃんができるようになったとはいえ、げんちゃんはげんちゃんです。
この休み、彼といると、いろいろやらかします。
一言でいえば、できることも、バカの一つ覚え、というのが特徴的です。何か、ちょっと変則の事態があっても、とらえる努力を放棄するので、そうなります。
それから、時間の管理も、まだまだ、感覚はついていない、というか、放棄ですね。

 連休に福岡の大きな公園に二人で行きました。2時半くらいについて、貸自転車を借りました。げんちゃんの方が足が強いので、どんどん先をこいでいきます。たまに、こっちに戻ってくれる時もあるけれど、案の定意識が飛んでいるのか、はぐれて電話をかけるはめになります。

 最後、5時までに自転車を返さないといけない、というときに、私は道がわからなくなってしまって、(かなり方向音痴な私)もたついていると、げんちゃんは、こっちだよ~、と言って、最初に来た道ではない方をどんどん行きます。
 え~? そっちからも行けるの?半信半疑だけど、ついていくしかない。

 げんちゃんはとうとう、さっさと先を行き、見えなくなってしまいました。なんとか、追っかけて、それらしい道を走ったら、なんと、目的地に着きました。

 やれやれ、あほなげんちゃんですが、以前来た時に、この道を発掘していたのでしょうね~・・・
そういう自分がこだわったことなら、しっかり気持ちを使って、私より把握したりできるわけですよね~。

 それにしても、5時に自転車を返す、という目的一つしか握ろうとしないげんちゃんは、後ろの私のことなんて考える余地もなかったようです。私のことなど頭から消えてなくなり、5時までに着く~という、目的だけ握って突っ走っていきました。こういう捉え方をすれば、らくちんなんでしょうね~。

 とにかく、シングルフォーカスです。一つ以外は握ろうとしないし、思いつきもしない(いや、思おうとしない)のでしょうね・・・

 駐車場に着くと、絵画教室の先生から電話がかかってきました。

「今日は、お休みですが、振替でレッスンありますよ。げんちゃんには先週言っておいたのですが・・・」

 やれやれ、そんな変更なんて、自分には関係ないと切り捨てる。
ちょっと心を使って把握しようとすればできるのに、しない。
帰りの車中は、反省と検証! しっかり叱責して、

「ところで、何時にここに来たの?」
と質問すれば、しどろもどろです。

2時40分に来て、5時まで遊んだなら、何時間何十分? と聞いても、なかなか正解しません。

ほんと、あほちゃうか~、楽しい時間も吹っ飛びます。

「そんなんで、将来社会に出て働けると思ってんの? からっぽで過ごすからそんなことになるのよ。普通の人は、今何時かな? 何時間いたかな、今から何をするのかな・・・そんな風に、いつも思いながら行動しているのよ! だまって、ぼけ~っと、からっぽで、目の前のことだけ、ただぱくっと食いつく生き方してるんじゃ、普通の人の生活はできませんよ~。」

そして、帰ると、げんちゃんだけ車から降りて、家に絵画教室のカバンをとりに入りました。そして車にもどったら、そのまま教室に送りました。

 家にはパパがいました。帰ったら、みんなで食事に行こうね、と言っていたので、本来なら、家に入ったときに、スケジュールの変更をパパに伝えるべきです。でも、そんなこと考えもしなかったようです。
 その時は、ただ、絵画教室に行く、という一つの目的しかつかもうとしません。
キーワードは、
「そんなこと考えもしない。めんどくさい。気持ちが足りない・・・」

 ということです。ちょっと思いを巡らせば、気づけることですが、思いを巡らす、という行為をしないのです。硬直した頭で、ただそのことだけ、漠然と握って、直進するのみといった感じです。
 そうすれば、楽なのです。
 少し、ヒントをやると思いを巡らします。ほらできるでしょうに~、と思います。しかし、まさかそんなことがわからないとは? という感じで、こっちもスルーしたりすることが多く、そうなると、まさかのありえない展開・・・となるわけです。

 げんちゃん、油断も隙もあったもんじゃない!

一つ一つ、考えていく、つなげていく、ということを厳しく指導し続けないといけません。

ただやる、だけだから、バカの一つ覚えで終わってしまうのです。
げんちゃんのずるさがよくわかる。

 S先生によると、捉えたくない、逃げてるだけ・・・・とあきれていました。
たしかに、ただやっとけばいい・・・底にこれがあるのがよくわかります。

ほんとあきれ果てる毎日です。

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  1. robo_223 より:

    1日一緒にいると、色々粗が見えて来ますよね。同行者のペースやスケジュール変更の報告など、抜けてしまうことが多いですよね。

    何に注意を払って過ごすべきなのかは考えずに、自分の興味のあることにだけ注意を払うので、道順などには興味があったのだと思います。注意を払っていることなら、ママよりも分かっているのですから、もっとアンテナを広く張っておいてほしいと思うと思います。

    でも、こんな風に一緒に行動して、何に注意を払うべきなのか教えて行けば、少しずつ出来るようになると思います。

    しかし、おっしゃる通り、ルーティンになっていることなら、注意を払うことまでルーティンでこなして行けますが、新規事項はまた始めから教えて行かなければなりません。

    そして、それを繰り返しているうちに、新規事項でも、自分で判断できる余地が生まれて来るのだと思います。体験を積み重ねて行くしかないですね。

    roboも中間試験の準備が始まりましたが、相変わらず抜け抜けです。それでも、少しずつ少しずつ自覚が芽生えて来てはいます。とにかく根気よく教えながら、経験を積ませて行くしかないですね。

  2. ゆうママ より:

    げんちゃんも道順には強いんですね。うちの息子も同じです。だからそこはうまく利用しています。ちなみに私もかなりの方向音痴です。
    将来社会に出て働くとなると本当にいろんな能力が必要ですよね。一般の子たちは見よう見まねで自然に身につくんですよね。ほんと難儀です。
    お金の感覚が心配です。お年玉などもあればあるだけつかってしまうタイプです。げんちゃんはお小遣い制ですか?

  3. glow-gen より:

    ロボママさん
    なるほどね~。注意を払うとこまでルーティンになっているんですね~。げんちゃんは、そこはまだ、ドカンと抜けたりしてますが、ロボ君のレベルになると、そういうことになるのでしょうね~。
    それにしても、最近では抜いていることがわからないんですよ。ずっと勝手に勉強したりしますから、ほとんどの人にはわからないと思います。しかし、やらかしたときに、あ、抜いてたのねって感じになります。
     上手に抜いて楽に生きようとするんです。ほんとずるいやつだと思います。

    たとえば、ある人が会社で頭使いたくない、と考えるみたいな感じです。一応きちんと会社に行き、決まりきった仕事はする。しかし、ちょっとでも考えるような仕事をやらされると上手に逃げる。型どおりの仕事して、なんとかお給料をもらおうとするような感じです。
     こういう人ばかりだと、会社は後退しますよね。でも、傍から見て、その人はさぼっているようには見えない。しかし相当マイナスな奴です。

    げんちゃんはそういうメンタリティーに似ています。

    だからずるい、と言われます。そして、先日のテストも、普通の子なら、相当悪い点ですが、自分の中で達成感を感じてしまったらしく、もう、自分はできているからあとはいいや~。みたいな感覚になっているようです。ほんとに手がつけられないですよ。
     私といっしょだと、安心しきって、抜く傾向にあります。いっしょにホリデーを楽しんだりするのも、かなり危険だな~と思ってしまいました。ほんとに厄介。

  4. glow-gen より:

    ゆうママさん
    お金ですか~。げんちゃんは、特にお小遣いはなく、お弁当や飲み物代だけやっています。ときどきお釣りを回収してなかった時でも、買い物の計算がいやなのでしょう。対して使ってませんでした。
    お釣りの計算など、まだまだ実用レベルに行ってないと思います。算数は、ほんと鬼門ですよ~。

    気持ちを使うことがほんとに足りなくて、気持ちを使ってないと、どんなことも、何にも入っていません。意識障害とはまさに、気持ちをしっかり使わないことですよ。ほんと厄介です。
    今日も、S先生から雷が落ちました。私はそこまで抜いていると思いませんでした。巧妙です。

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