ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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げんちゃんソロバンを始める

今日のげんちゃんはましです。毎日反省文を書いて、少しは自分を見つめられるようになったのでしょうか。

あきらかに、ずるい気持ちが蔓延して、私の目をかすめれば、それでいい・・・そんな行動があちらこちらに見られていたのに、

「ぼくはもう、ずるするのはいやなんだ。・・・」

などと言ったりしています。おもしろいことに、自分の気持ちを把握できてきてるんでしょうね。
普通のお子さんを育てている人なら、いや、普通の子ではなくても、自分の気持ちに敏感な発達のお子さんを育てている人なら、げんちゃんの、こういう発言は、しごくあたりまえ。自分の気持ちをただ言っただけ。

しかし、げんちゃんは、自分の気持ちなんて、全く把握できていない子です。やっと把握できてきた。ぼんやりとでも。でも、しっかり把握するためにエネルギーを使うのは、まだまだきついからいや。ど
うやったら、外面だけうまく見えるか。そんなことにだけ頭を使おうとしている。でも、どこかで、向上したい、という思いはないわけではない・・・


ぼくはずるするのはいや。
もっとエネルギーを出せば、つかめる、という実感はあるんでしょう。できるけど、逃げてる、そういう実感があるのでしょう。この自覚というのが、生まれて、克服するか逃げるか、揺れているのが最近のげんちゃんなのです。

わかっちゃいるけど、古巣が楽だ、右往左往しながらも、全体としては、わずかずつ、ましな方へ向かって動いているのかな、と感じます。

さて、げんちゃん、高校になって、古巣のお稽古事、ピアノと絵画はやめましたが、かねてからやらせたいと思っていた、そろばんを始めました。

そろばんは、格好だけ装うことができません。ただやればいい、なんてでたらめしてたら、簡単な一桁計算さえ合わない。それに、空間認知の弱いげんちゃん、数を立体で体で感じる必要があると思います。


幸いなことに近くにそろばん塾があったので、入門させました。
ここは、もちろん、中学生までのお子さんしかいません。ほとんどは、小学生です。

「あの、算数の学習障害があって、計算が苦手なんです。高校になってちょっと時間ができたので、そろばんを習わせたいんですが・・・」
無事に入門が許されて、今3回目です。20までの足し算をえっちらおっちら・・・

先生はやさしく、げんちゃんにとってのマッチしているわけではないですが、(普通のお子さんにはよい先生です。)小さな子が横で、ばりばりできていることを感じることで、なんとか、げんちゃんの心も動きやすいのではと願います。

そろばんは、足し算でも、まるで引き算のような玉の入れ方をします。8に2をたして10,となったら、2個玉を引きます。そして、引き算も、また玉を足したり。
そろばんをさせてみて、げんちゃんは、10の合成さえ、適当にこんなもんでいいだろう! そんなエゴイスティックな理解しかしていないことがわかりました。

とにかく、しっかり理解したい、とかいう思いがないので、適当にとらえたら、それで自分はできていると勘違い。すべてにおいて、それが彼の人生を彩ります。

でも、そんなんでは、そろばんは答えが合いませんから、げんちゃんは、徹底的に精神改革されていったらうれしいな~・・・・。

いやがらず、取り組んでいるので、根気よく見守っています。

まあ、そんなげんちゃんプログラムを心置きなく展開できるのも、学校が、負担になるような宿題を出したり、うわすべりに、高校の難しい学習をさせたりすることがないからだな~と思います。
家庭でしっかりプログラム作りをするなら、この学校は、プラットフォームにするにはとても良い学校だと思います。

逆に、何もしないなら、ここは、さらに落ちる場所なのかもしれません。家庭次第かなと思います。

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  1. growup_hana より:

    げんちゃんママさん

    こんにちは。
    げんちゃんはそろばんを始められたんですね!脳科学の先生が「脳に良い習い事はピアノとそろばん」っておっしゃってたのを知って、うちの娘ももれなく習っています(笑)。本当にえっちらおっちらですが。

    高校がげんちゃんに合っていたからこそ習い事も出来るのですね。やはり環境は大事ですよね。

    娘は今小6です。近所のマンモス公立中学か、少し離れた小規模の面倒見が良い私立中学にするか少しずつ、考え始めています。

  2. glow-gen より:

    ハナちゃんママさん
    お久しぶりです~。そうですか~。とうとう6年生なんですね。
    げんちゃんは、や~っとそろばんの時期が来たんでしょうね~。低変高で、勉強も、ぼちぼちしか進めないところなので、マイペース、トロッコ列車がふつうの列車と無理やり走らせられることなく、ぼちぼちですよね。
    でも、こういう高校に行くと、自分が伸びていることも、わかりやすいんじゃないか、と思います。
    鏡として、しっかり映りやすいというか・・・

    英語なんて、アルファベットからですよ~。びっくりです。さすがに、オミットしていいかな~って感じです。
    週に1日は昼から休んで、私が教育しようかな~とかんがえているところです。なにしろ、普段かかわれないですからね。

    中学校選び、げんちゃんは選択肢なし・・・やっと高校でいろいろ考えました。といっても、底辺高の中から選ぶのですけどね。
    中学は支援クラスにいたので、ちょうどよかったかな、と思います。今のげんちゃんだったら、もしかしたら、少しは選択肢があったかもしれません。
    今はどちらにしても、発達障害の子がほんとに多いから、いろいろ選べますよね。

    たしかに、一つ一つの学校を卒業するたびに、次のステージになっていますね。げんちゃん自身の心の持ち方が、新しい環境で変わるんでしょう。
    普通の子ならもっとその幅が大きいでしょうけどね。

    まあ、高校は、こっちのペースが作れそうです。
    あと1年あるから、その中で、しっかり結論が出てきそうですね。 2

  3. とんまま より:

    こんばんは。
    連休も終わりましたね。
    学校も明日からが本番です。
    と行きたい所ですが、来週末は運動会なのです…

    そろばんを始めたのですね。
    (私も子供のころ、習っていました。懐かしいです)
    そうですね、集中力が必要ですし、適当ではどうにもなりませんものね。
    仰る通り、精神改革にも一役買ってくれそうですね。
    指先を使いますし、脳には極めてよいでしょうね。
    嫌がらずに取り組むところは、げんちゃんのいいところですよね。
    最近のとんちゃんは、嫌なことは取り組むことを拒否し始めています…

    高校が負担になることをしないというのは、有難いですね。
    そこでこちらのプログラムが組めますが、自宅では何もしない学校任せのお子さんはどうなってしまうのでしょう。
    高校生ともなると、親が介入しない方も多いのではないかと。
    私も同じように、ぞっとしてしまいました。

    「ぼくはもう、ずるするのは嫌だ」
    その感覚、大事ですね。
    逃げている実感があるというのは、かなりの成長ですよ。
    それが少しずつ強くなっていくと、向上したい→実行というところに結びついてくれるのでしょうか。

    とんちゃんは今日、しちだの幼児教材(算数)を出してきて、得意げに取り組んでいました。
    小1レベルです。
    これなら僕はやれる、スラスラと。
    何も考えなくても、絵を見て直感で解答できる。
    新しいこと、考えることは嫌なのです。
    未知のことに対する知的好奇心はないのだろうか??
    それを知る喜びや楽しみはないのだろうか??
    わが子ながら、なんだこいつはと情けない気持ちでしたね。
    どうせ自分にはわからない、面倒だと殻に閉じこもっているのでしょうかね。

  4. glow-gen より:

    とんままさん
    なかなか発達障害というのは厄介ですよね。自分がおおずれしている、ということを、なかなか認識しませんからね~。
    運動会、あるんですね。げんちゃんは延期になっているような気がします。福岡緊急事態宣言に入ってしまいましたので、なんもかんもなくなっています。

    運動会は、親としてはストレスですが、やはり、心を動かしてくれる非日常です。成長できるといいですよね。
    そろばん、20人くらいでいっせいに習っています。ほんとに初歩の初歩。数の感覚は空間認知そのもの。
    げんちゃん、まだまだ弱すぎます。それでも、七田の4年生のプリントをやっています。億とか兆とか、ゼロがたくさんの数字の概数なんてものを、一人で考えてやっているので、成長はしたな~と思っています。
    とにかく、自分はできてない、がんばりたい、とらえたい。こういう思いが出たら海馬の働きがよくなって、賢さも出て木ます。

    しかし、それって、一番大変なのもこの子たちです。
    嫌なことから逃げる、支援の子は、それで許される。

    この負の連鎖を食い止めるために、何年も何年もかかってますよ。ほんと・・・自分がやばい、と思ってくれるための演出、いまだやっています。

    しかし、高校があまりにレベル低い内容をやっているので、さすがのげんちゃんも、少しこれではいけないんじゃないか、って思っているようではあります。

    それを感じられるところまでぎりぎり持って行っていたんじゃないか、と思います。ぎりぎりのところです。

    この学校は、親次第、子供次第です。
    なんせ、英語なんてアルファベットやってますからね~。
    なぜ、どうして、と、的をしぼっていかせるようにするのは、ほんとに労力がいりますよ。
    大変なステージに入ってきているトンちゃんだと思います。上手に抜きながらがんばってください。

  5. ゆうママ より:

    中学校より学習の負担が減ったので、家で勉強しなくなりました。iPadを使って勉強してるようですがクイズみたいなもので、すぐに終わってしまいます。目標をどこに置いたらいいのかかわからなくなりました。

    面談があったのですが、学習面というよりも、人間関係のことを心配されました。距離感が分かっていなかったり、自分のやりたいことを空気を読まずにやろうとしたり、いじめにつながらなければ…と言われました。なかなか私が介入できないことなので見守るしかないのかなぁと思っています。

    げんちゃんそろばん始めたんですね。ピアノは辞めたんですね?うちはスイミングだけ続けてます。家でだらけまくってるので、せめて何かさせたくてピアノ再開する?と聞いたら嫌だと即答されました。家での過ごし方をどうしたものかと考えてます。

  6. glow-gen より:

    ゆうママさん
    げんちゃんの学校も 緊急事態宣言でアイパッドを使った自宅授業が半分になりました。後ろから授業風景をのぞくと、やれやれ、小学校並みだな~っていうリズム。
    中には、歴史の先生などは、ただ、ハリウッド映画をちょろっと見せて終わり、とか、ひどいものでした。
     大半は、いい感じですが、中にひどすぎる、と言った感じです。
    ここで3年間ぼ~っとすごしたら、はっきり言って落ちるだけ、と言う子も多いと思います。
    でも、げんちゃんは、学校の時間割区分於時間を見て、どのズームに入るか、そういうことでつぼってますから、スケジュール管理にかんしての経験はつめています。
    まあ、勉強は家、生活は、学校を含め、社会で・・
    とにかく、目を光らせて、小さなできごとひとつひとつひろって、把握させ、行動の指針を指導する、なんてこと、とにかくやっています。
     先日から、くもん書写に行かせています。結局、パソコン、公文書写、そろばん、S先生時々・・・・
    あと、オンラインで探して、デッサンとか短発でやらせたりしています。学校がながびくとできないので、学校と交渉しようと思っていたら、コロナになって時短、半分自宅になりました。
     お子さん人間関係のことを心配されたんですね。学校と連携をとって、学校などで起こった事象を共有して、家でフィードバックしたりできたらいいですね。
     社会に出ておこるより、今おこって修正したり、学習できる方がいいからね~。
    ハードな学校もあわないし、だからといってゆるゆるのところもだめだし、わが子たちは、ほんとめんどくさいですよ~。

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