ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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野球教室をやめようと思ったけど 野球教室その1

発達育児は、させたいことがてんこ盛りで、はっきり言って24時間では足りない感じ。

何度も、やめようと思っては、ずるずる続けてきた野球教室は、そろそろ終わりにしないとね~。と思い立って、まずは、げんちゃんから先生に退会したい、と言わせました。
 すると、先生から電話がかかってきて、また引き留められてしまいました。ちょっと前に、先生は、私に言われて、げんちゃんの指導をかえてきていたようです。

そうやって、やっと体制がいい感じになった、と思ったので、せめて3月まで続けてほしい、と言われました。

そして、先生は言います。

「もしかしたら、最近、僕も、げんちゃんに厳しいし、子供たちにも、げんちゃんへのあたりを変えてもいらうように指導していたので、げんちゃんが、野球がつまらないと思ったのではないか、と思いました。」

今までは、小学生の子供たちも、げんちゃんが何かできなくても、まあ、げんちゃんだからしょうがないか、みたいな空気があったらしいです。でも、先生がそれではげんちゃんのためにならないから、できてないことはしっかり言ってあげるように指導したんだそうです。それによって、周りもげんちゃんにきびしくなくなったんだとか。・・・・ 


ま、ブログを前から読んでいただいてる人はおわかりかもしれませんが、そんなことで、げんちゃんは傷ついたりするようなたまじゃない。
むしろ、私は、先生が変えてきたことさえ、感じていないんじゃないかと思います。そういう、すさまじい鈍感さ、思いを出さず、平気で何事もスルーして平気でいられるのが、げんちゃんという子のやっかいなところなので・・・
 まあ、もし気づいていたとしても、その瞬間が終われば、すっと捨て去って、平気で次に行く

 ほんと、先生は、この図太い発達君をわかっちゃいないな~・・・私はまた例によって説明します。

「そうではないんですよ。げんちゃんは、たぶん、野球はあまり興味がないんでしょうね。
だからぜんぜん気持ちを入れない。どんなに先生が、心をこめて厳しい指導をしてくださっても、家に帰れば、さっさと切り替えてしまうんです。ですから、せっかくしてくださった指導も、まったく身にならず、こちらの方が申し訳ないんです。
 しっかりげんちゃんに認識させようと思えば、教室で指導されたことを、私が把握して、もう一度家で検証すれば、多少は入るかもしれませんが、大勢の子がいる中で、げんちゃんだけ、毎回報告していただくわけにもいきませんし・・・。

 そうなると、スケジュールが、ぎりぎりの今、吸収しようとしない野球に、時間をさくのは、あまりにタイムロスが大きいということになるのです。
 普通とは全然違うげんちゃんなので、先生の好意や努力を、平気ではねかえして平然としているんですよ。ほんとに申し訳ない限りです。」

先生は、今までの経験や思いに立って、自分がげんちゃんを指導してきたことが、げんちゃんには、まったく馬耳東風だったことを知って、ショックを受けていました。(多くの普通の人たちが陥るところです。)

でも、先生はひるみませんでした。

「あの、これから、ノートを持たせてください。いちいち指導したことを書かせます。場合によっては、フィールドから外に出させて、書くことによって、意識させます。子供たちにも協力してもらって・・・」

まあ、ほんとによい先生ですね~。ここの教室はサッカーといい、野球といい、指導者にはずれがないかんじ・・・(両方同じ経営なのです。)

もう、そこまで言って下さってる先生を前に、私はやめる、とは言えませんでした~。結局私は、先生の熱意に負けてしまいました。

「ノートはいいですね。持ち帰って私もわかるし、本人も、意識が入りやすくなるでしょう。しかし、それでも、やはりまだ弱いでしょうね。

 どうでしょう。一度、マンツーで日曜日に、徹底的にしごいてもらうというのは・・・
先生がいつも指導しているいろんなことを、もっと心に入るように、マンツーでげんちゃんに指導することによって、集団の日がさらに意識に落ちるようになると思うのですよ。それをしないと、かなり厳しくやっていただいても、つながりが結べず、げんちゃんには、すべて滑り落ちてしまうと思います。」

先生は、真剣に聞いてくださっておりましたが、、教室のマンツー指導システム(そういうのがあるのです。)を使って、次の日曜の早朝から1時間のレッスンをしていただくことになりました。
ほんっとにこいつは、どれだけお金がかかるというのか! 将来もととれよ! 笑

げんちゃんには、

「あなた、野球の時抜いているでしょう。わかってんのよ。・・・何年たっても、打順を考えることさえしない。行ったら、ただ適当になんとなく参加している。

このまま野球をやめてしまえば、何年間も野球に行ったことが、まったく身にならず、いつものように、お金も時間も、先生方の手間も、すべてどぶに捨てることになるのよ。

ですから、日曜日、あなたのために、先生が指導に来て下さることになりました。先生は、あまりにあなたが抜きまくるので、おこっていらっしゃいますよ。中学生なのに、小学生よりまったく何もできないって・・・日曜日げんちゃんがちゃんとできないなら、すぐにやめさせるって、かんかんよ!」

またまたそんな演出をかけながら、日々、マンツーレッスンに向けて、気持ちを作らせるように、いろいろ声掛けしていきました。続く・・・


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