ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
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げんちゃんの支援クラスは、不登校児が二人

 > げんちゃんの学校の支援クラスは、全部で4クラスになりました。年々学生が増えている地区で、今年は一クラス増えました。

 げんちゃんは、情緒のクラスにいて、今年二人の学生を迎えました。4人のクラスです。

 昨年、支援の先生から、
「今年は、学生が増えるので、マンツーでげんちゃんを教えられなくなるかもしれません。」
と言われていました。

ところが、ふたを開けてみると、去年クラスメートだったりゅう君は、1年の半ばから、不登校を続け、新しく入った子の一人も、不登校。結局、げんちゃんは、昨年同様のサポートを続けてもらっているようです。

 りゅう君は、小学校の時は、普通クラスにいたそうです。入学式の時に顔合わせした時、

「ぼくは、美術部に入りたい。運動はできないから。絵が好きというわけではないけど~。」

と私の質問に答えたのを覚えています。

目がぼんやりとした感じで、声も小さく、ちょっと弱弱しい感じのお子さんでしたが、自分の気持ちをすらっと言葉にできたので、これは、げんちゃんよりずっと上だ~・・すごい! と、感心してしまったことを思い出します。

 最初は、学習時間が重なることも少なく、コンタクトはなかったようですが、次第に、掃除時間に支援クラスを掃除するようになって、よく話すようになったようです。

げんちゃんは、彼には、昨日見たテレビ番組の話をしたりすることもあった様子。学校での唯一の友達ができてよかったな~と思っていました。

ところが、不登校というではありませんか。

しかも、そういうことは、クラスメートでありながらも、まったくこちらに先生を通して言われることはなく、連絡先もわからず、なんか、心配だけしていました。

最近は、個人情報とか、過剰に心配して、支援クラスの交流さえなくなってしまうのは、いかがなものかな~と思います。支援クラスの家族、お子さん、それこそ、つながる必要を感じます。
やはり、孤独な戦いをしているママたちは多く、その悩みは、普通のお子さんを持つ親には共有できないものです。

支援クラスの支援体制は、学校に行った時だけ、その子をサポートする、という考えではなく、その子の将来を見据えて、親も巻き込んで一員という考え方が必要だと思われます。

ことしは、PTAで忙しく、支援クラスの保護者会を企画できませんでした。
げんちゃんのクラスの4人のメンバーだけでもコンタクトをとりたいな、と思っています。


でも、最近、支援の別のクラスの、ゆうすけ君のお母さんから、情報が入ってきました。どうも、げんちゃんは、別の支援クラスの先生が、昼休みに卓球をやらせてくださってるらしく、そこに参加して、楽しく遊んでいるようです。

げんちゃんは、とにかくな~んにも言わないので、ぜんぜん知りませんでした。聞いてみると、

「ぼく、卓球上手いよ。お母さんできる?」

とうれしそうに言うげんちゃんがいました。やはり、幼い精神年齢のげんちゃんは、支援クラスの友達の胸をまず借りて、ソーシャルデビューをするのが無理がないでしょう。感謝だな~と思いました。

と同時に、げんちゃんの心の扉をあともう一つ開けるために、お友達の力もいるのかもしれないな~と思いました。

気持ちを、つい抜きまくってしまう土日。日曜日の学習は、なんとか、りゅう君を誘えないかな~と思いました。我が家で、二人が遊んだり勉強したりすれば、何かかわらないかな~・・・


りゅう君には、先生が面会にいくようです。そのたびに、げんちゃんにメッセージを書かせるようです。ときには、クイズだったり、質問だったり、絵つきのギャグだったりしているようです。
それを、りゅう君はとても喜んでくれるらしいです。

チャンスが作れればいいな~と思います。
と同時に、発達の不登校のお子さんをかかえるご家族の気持ちを考えると、ちょっと胸が痛いです。

公開コメント 承認後公開

  1. ゆうママ より:

    げんちゃんの学校、支援クラスが私の4つもあるんですね。以前より支援が充実してるような印象を受けてます。
    息子の学校は建前上は2クラスですが、実質は一緒に学習しているようです。

    息子の学年も支援クラスに数人在籍していますが、入学時からは2人減ってます。1人はとても聡明そうな子で、1年生の1学期から来ていなくて、もしかしたら転校したのかな?とも思っています。
    もう1人は部活も同じで、時々一緒に帰ったりして、いい関係が築けつつあるなぁと思っていたのですが、2年生から来なくなって…。息子が先生に聞いても、ちょっと休んでるけど元気になったら来る、と言ってたらしいですが、その後も一度も来てません。一般の子のように、お互い連絡先を交換するなんてこともしてないですから、その後がまったくわからないです。

    この年頃、やはり友達の存在が必要なんだろうなぁと思います。普通クラスの中でも、なんとなく特性のある子とは気が合うのか??友達っぽい関係ができてるような…
    でも関係はお互いにとっても希薄です。

  2. glow-gen より:

    ゆうママさん
    そうそう、希薄です。りゅう君のことも、げんちゃん言いもしなかったです。気にならないのでしょうね。目の前にいたら遊ぶけど、それまで・・・
     今回は、先生に電話番号を教えてもらえたので、書けさせようと思っています。先生方も、守秘義務とか、へんな世間のぎすぎすに振り回されて、おおらかに生徒のことを言えなくなっているようです。
     でも、ちゃんと理由を話して、相手方にも了解をとってもらえれば、連絡先とかわかるので、動いてみましたよ~。だって、友達いないんですもの。貴重です。

    しかし、グレーの子なのか、そのお子さんも不登校・・・やはり発達の子は、不登校の確立が高いのでしょうかね。げんちゃんは、その心配だけはまったくなさそうです。それもほめてあげないといけないのかもですね~。

    お近くだったら、遊べるのにね~。

  3. robo_223 より:

    食事療法で一気に改善するお子さんもいらっしゃいますが、それ以外の場合は、脳の色々な箇所に問題があるので、1つの方法で万能ということはないと思います。

    それゆえ、あの手この手のアプローチが必要になってくるわけなんですが、友達からの刺激は、その1つとして、とても有効ですよね。

    友達の影響で、興味が広がったり、自分のことを省みたり、相手を思いやる気持ちが芽生えたりなど。

    学習面でも、roboなどは、はっきり言って友達からのプレッシャーがなかったら、今より取り組ませるのが大変だったと思います。

    roboをライバル視してくれる子がいて、roboより早く課題が終わると「イェーイ❗️」と言って来たり、定期試験で点数を張り合って来る子がいるので、そのおかげで、少しは試験勉強を頑張れているところがあります。

    「あー僕は、あいつさえ、いなければ、こんなに勉強しなくて良かったのにぃ。」などと嘆いていることがあるくらいだからです。もちろん、自分の夢の実現のためが主たる勉強の目的ですが、友達からの影響も色々な意味で大きいですよね。

    しかし、その子は本当にしっかりしていて感心してしまいます。初めroboの学年で英語の選抜クラスにいたのは、roboだけだったのに、自ら塾に通い出して、英語の実力をメキメキつけて来て、選抜クラスにのし上がって来たりしたんです。親御さんは勉強しなさい!なんて言っていないらしいです。家で「roboは全教科出来るんだよ。」とママさんに話していたそうですから、やはりroboを意識してくれているのかもしれません。

    その子自身、ある意味では、roboの影響を受けている部分があるのかもしれませんね。でも、自力で全て出来てしまうところが、やっぱり一般の子は違うなぁと思います。

  4. glow-gen より:

    ゆうママさん
    発達障害のお子さんは、不登校になることが多いのかな~?
    げんちゃんは、すべて捨て去る子だから、めったなことでは、不登校にならないようですから、ぴんとこないのですが。

    今日りゅう君のお母さんに電話してみました。お母さんは喜んでくれました。やっぱり、苦しみますよね。子供が、人生の大切な時を、外からの刺激を遮断して、家だけにいたら、ほんと心配です。
    おかあさんいわく、勉強はいやがりますからしません。一日ぼ~っとしています。と言ってました。
    びっくりしました。意識障害のある発達障害のお子さんが、自分の世界に入って、ぼ~っとしていたら、あとはどうなるんでしょう。
    今度は脳が委縮しちゃう。CTなどでは、ぜんぜんトラブルがなかったお子さんでも、変化してしまうんじゃないかな~。とても心配になりました。
    今度、いっしょに遊ばせることになりました~。また報告しますね~。

  5. glow-gen より:

    ロボママさん
    >あー僕は、あいつさえ、いなければ、こんなに勉強しなくて良かったのにぃ。

    すごいな~。げんちゃんが、こんなことを言える日が来るのが待ち遠しいです。
    「え~?」
    「あ、そうなの。」
    「すごいね。」
    友達との会話は、こういうののられつですからね~。もちろん内容があることもしゃべるけれど、心の動きをこうやって、感情込めて語るときを、あんまり見たことないですからね~・・・
    友達も、普通のお子さんは、リズムも早く、いろんなところに話を広げますが、げんちゃんは、まだまだ小学生の低学年みたいな会話かもしれません。

    りゅう君とは、近々遊べるかも、と期待してます。
    友達、そろそろほんとに大事になってきたように思います。

  6. glow-gen より:

    ロボママさん、ロボ君って、友達関係は、ほんと普通に見えるんですが、やっぱり、まだまだ風変わりなところもあるのですか?

    もしそうだったら、そういうところも、個性、という風におさまると、自分の世界を持っている、ということなので、とても好ま
    しいと思います。

    げんちゃんは、自分の世界は、すごく持っているようなところがあるので、あとは、ちゃんとした価値観なんですよね~。そこはなかなかなんですよ。ロボ君は、たとえ、ちょっと風変わりなところがあっても、モラルとか、正しいとか、かなりついているように感じます。

    S先生が、普通のクライアントさんにも、「自分の世界観を持ちなさい」 と指導しておられることがあります。ただ、周りに合わせる、というのがいいわけではなく、自分の世界観をしっかり持って、まわりにも合わせられる、いいんだと思います。

  7. robo_223 より:

    返信をありがとうございます。

    確かにroboはとっても風変わりです。でも、おっしゃる通り、そのままでも、友達付き合いが出来ないわけではなく、roboのスタイルで心地よい関係を特定の友達と築き上げています。

    ある程度、合わせることも出来ますし、なおかつ自分も貫くということも出来ていますので、大きな問題は、もうないかもしれません。

    むしろ私の感覚を押し付けた方が話がこんがらがってしまうので、roboに任せていた方が、上手く行っている気がします。

    ラインを送る時も、何も教えていないのに、わざわざ「もし時間があったら、返信をお願いします。」なんて、書いていたりして、普通は、こんなバカ丁寧なことは書かないので、相当おかしいんですが、それが相手に不快感を与えるようなものではない類いの風変わり感なので、嫌われる、ということが少ないです。

    しかも、自分が不愉快に感じる相手とは関係を切って誰に対しても無条件に合わせるわけではなく、ちゃんと自分を尊重してくれる相手だけと付き合っていますから、安心と言えば安心です。

    その代わり、交友関係は、かなり限定的になってしまっていますが、支配しようとしてくる子や悪影響を与えて来ると感じる子とは付き合わないので、まぁ安心かもしれません。

    私のセンスだと、もっと気楽に皆と仲良くすればいいのに、と思うのですが、少数精鋭という状態になっています。やはり、不器用さと過敏さがあるから仕方ないんですね。

    S先生のお話しを紹介していただきありがとうございます。確かに自分の世界観を持つことは大切ですよね。そういった意味では確かにroboのスタイルも悪くはないということがわかりました。適度に合わせながらも、自分のスタイルは曲げませんからね。

  8. robo_223 より:

    そう言えば、そのラインをする相手のお子さんに、学校で「俺はいつでも暇だからな~!」と言われたそうなので、時間があったら、と書かなくていいぞ!と言われたのでしょうね。

    でも、roboは支援級のお友達とのお付き合いが長くて、支援級の友達に色々なことを教えてもらったのだと思います。げんちゃんもりゅう君やゆうた君と仲良く交流する機会をたくさん作って上げたいですよね。

  9. glow-gen より:

    ロボママさん
    いつもロボ君のことを書かれているのを読んで、なんとなく、ロボ君のことが想像されます。
    このエピソードも、とても謙虚。普通の人でも、自分をしっかりとらえて、身の丈にあったことをする、なんて、なかなかできないです。ロボ君は、普通の人以上にできているところがあると感じますよ。

    自分の世界観をしっかり持ってるし・・・・もっと世界を広げていけば、とか、要領よくもっと立ち回れれば、とか、たぶん、たくさんあるんだろうけれど、ベースのたたき台は、ほぼできちゃってるような気がします。

    あとは、経験をつんでいけば、そこから、ロボ君は何かを自分でつかもうとするので、一つ一つ前に進んでいけますよね。
    かなり、前に行ってると思うんですよね~。
    素晴らしいと思います。

    これは、育て方もあるし、資質もあると思います。
    でも、げんちゃんは、まだまだ、100パーセントずれています。笑
    ずれていないところを探す方が難しいです。
    どんな状況になっても、自分のテリトリーはしっかり持っている。誰の前でも、いつも自分のエリアはかえないようなとこがある。これは、げんちゃんが、ロボ君のレベルに入れたら、すごく長所としておもしろいところなんですが、そこまで行くのは、相当な道のりがあります。夏休みは、支援の友達と遊べるように仕組んでみたいと思います。

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