> 7月になってしまいました。毎年、あっという間に夏休みが来て、それが終わると、あっというまに、学年が終了してしまいます。
お~~・・・人生はなんとスピーディー・・・・自分の昔のブログを読むことなんてめったにないのですが、ふと、3年生のブログを読んでみたら、おもしろいことが書いてありました。自分の記事のくせに、人が書いた文章のように、なるほどな~と、感心してしまいました。笑
その時その時に、真剣に向き合っているけれど、それが過ぎたら、もうその時のことをすっかり忘れ去っています。
自分の記事ですが、最後にちょっと貼り付けてみます。
先日、学校見学と張り切っていたのですが、福岡は台風が来て、休校になりました。そして、たくさんの宿題が出ました。
国語、数学、英語のドリル、平均6~8ページ。しかも、大学ノート4ページの自主学習です。
え~、普通の子でも、これは、一日中かかるんじゃないの? と思われるような内容です。寝坊のげんちゃんは、10時頃起きてきて、自主的に始めました。一人ほったらかしていると、英語のドリルをやっています。遠目に見ていると、ものすごくタイムパフォーマンスが悪くて、1時間かかって、2ページもすすんでいない模様です。ほ~っ(ため息)、どうしたら、こんなに時間がかかるのか、さっぱり意味がわかりません。
別段、きょときょとしている風でもなく、遊んでいるわけでもないようです。ぼけ~っと問題を見つめているのでしょうか・・・・
私は、しかたなく、彼の横に座った物の、よくある、親子の小競り合いです。
「急いでやろうよ。どこのページ見たら、わかるんだっけ? ぼけっとしないで・・・」
「わからない時は、聞こうよ。質問しようよ。」
せかす私に、いらつくげんちゃん。なんか、日々の修羅場に持ち込みそうだったので、思い切って、私は、用事をすましに外出しました。
どうせ、帰っても、ほとんど何もできてないんだろうな~・・・もしかしたら、テレビとかつけてるかも・・・
1時間ちょっとして、家に帰ると、居間は静まりかえっています。げんちゃんは、私がでかけた時と同じ様子で、問題集に取り組んでいました。国語の問題集の4ページくらいが終わっています。
そのあとも、私とげんちゃんは、つかず離れずしながら、げんちゃんは、もくもくと宿題をこなします。要所要所見てやらないとだめですが、ぴっちり横につかなくても、なんとか進んでいきます。
そんな風にしながら、ついに、夜の11時近くなって、宿題が終わりました。(数学は減らしました)
げんちゃん、確かに、次のステージに行ったんだな~、と思いました。4月のげんちゃんなら、こうはいかないでしょうね。まず、中1の問題集は、横にぴったりつかないと、仕上げられなかったと思います。(数学は微妙ですが・・・)
自ら考える、意識を入れた学習をする。げんちゃんのテーマは、完全にそこにかわってきていることを察知した私でした。
ひたすら、口にえさを運ぶような学習の仕方からは、もう、決別したんだな~、と思いました。今日から突然かわったとかではなく、青が、青に近い紫になって、やがて赤に近い紫になる。そして、はっと気付いたら、赤になってる・・・・・いつも、変化はそんな感じです。
でも、かわってみれば、ステージは、がらりと違っている。学習の目標の立て方、やり方、少しずつ、自分の頭で考えることをさせていくことが出来はじめてるんだな、と思いました。
昔のブログはこれ・・
からの抜粋です。
ステージ1,まったく箸にも棒にもかからない状態。トリプルバツ(××× 泣) この時は、本人、よりつきもしないし、そこへ視線すら落とさず、さわらず・・・(泣)
ステージ2,やりたがらないけど、無理矢理させる。ため息!やりきれんな~(こっちがほとんどかたがわりして誘導するような感じ)(ダブルバツ ×× 泣)
ステージ3,しない、興味ない、でも、無理にさせると、ちょっとはひっかかる?~(バツ ×)でも、こっちがストレス!
ステージ4,させると、いやがるけれど、少しはとり組もうとする。ほとんどこっちの独り相撲
トリプル三角 △△△
ステージ5,させると、いやそうだけどやる。へたくそ。 超時間がかかって、少しやるのがやっ と ダブル三角△△
ステージ6,これぞ、今のステージ。あまりできないけど、取り組んでいける。手伝えば、まあまあの時間でできる。三角△
ステージ7,クリア~~。 とりあえず、自分一人でさっさとやれる。○
ステージ8,お~、得意分野と言わずとも、自分から、楽しんでやりたがるようになったのね。
そこにはまったりすると、ぬきんでたりもするのです。 ◎ 二重丸!
はたと、色がかわった瞬間を感じるのは、ステージ5あたりから6に行きかけたあたりからなんでしょうか。・・・・・
ということは、ここを重ねていけば、一人でこれから、げんちゃんは、やっと自分の頭で考えていくようになるんじゃないかな~・・・・そう思いたいです。なんせ、これは、本質にも関わる部分だし、そうは甘くはない。
相当時間はかかるだろうけどね・・・・
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げんちゃんのテーマが「意識を入れて、自ら考える」というステージになって来たのですね。
これだけの量の宿題を長時間、自らの意思でやり遂げるなんて、1年前のげんちゃんでは考えられなかったことではないでしょうか。本当に気づかぬうちに、色が少しずつ変わっていたのですね。
以前なら宿題はママに出されたような状態で、手取り足取りだったのでしょうから、手伝えば何とか主体的に取り組めるというステージは、確かにステージ6なんでしょうね。
そして、この変化を後押ししたものは、やはり、げんちゃんママさんの素晴らしい采配だったのではないでしょうか。
あやうく日々の修羅場になりそうなところを、ふっと回避して用事を済ませに出掛け、戻って来てからは、あくまでも後方支援に徹し、げんちゃんの自主性を引き出されたのだと思います。
毎回、こうしたやり方が吉と出るかは、わかりませんので、その辺りの押し引きも、最近お手の物になってこられたのではないでしょうか。
ますます、げんちゃんが頼もしくなって来ましたね。自らの意思で12時間近く宿題に向かったなんて、驚きました。
げんちゃん、宿題、頑張りましたね〜
すごーい!
しかもどんどん自立に向かっていってますね。
親としては嬉しさもあり寂しさもあるかしら?
息子ですが、この夏休み、サッカーキャンプ、5個行くことになりました‼︎
全て8月、2泊3日、計15日間です。
いまだかつてこんなに行ったことはなく、夏の暑い中、体力もない、背も低学年位しかなく、自分のこともちゃんとできない息子が、心配で心配でなんとか減らしたいのですが、息子はどれもどーしてもいきたいと折れません…
実際行ったら、根をあげて、やれないかもしれませんが、とりあえず希望通り全て行かせる予定です。
塾も夏休み、休会しました…
今年の夏休み、例年以上に勉強できず、サッカー漬けになってしまいそうです(-。-;
相変わらず家族旅行も行きたくないと言うので、一つのサッカーキャンプに、近くに宿を夫婦でとり、少し見学し、その後夫婦だけで、観光することにしました。(高校生の娘も家族旅行興味なし⤵︎)
もう子供達とも普通の家族旅行行けないかも…
先日、息子と話していたら、「サッカーってすっごく楽しいんだよ。サッカー大好き」って言われ、
「じゃあ、もしお母さんがどーしてもサッカーやめてほいいってお願いしたら、どうする?」って聞いたら、即答で
「お母さんを大嫌いになる」と言われました⤵︎
なんかどんどん息子が離れていってしまうような寂しさがこみ上げてきました。
この夏休み、どーなることやら。
ロボママさん
いつもありがとうございます。
いや~。日々修羅場ですよ~。ここにサマリーを書くと、きれいごとになってしまってるだけです~。汗
私は、ちょっとくらい、何かができるようになった、とか言っても、げんちゃんの、意識を入れない、考えない暮らしのちぐはぐが、通奏低音となって、常に常に消えないので、どの時点にいても、なんか、うれしくないんですよね~。
もっとほめなきゃ、と言われるかもしれないけれど、え~?は~? の日々で・・・
それで、小言のようにあびせかけてしまうので、絶対この子は、外に放り出さなければ、自分で考えるようにならない・・そういう危機感があります。
でもそのためには、最低限、必要があれば、自分で段取りをできる可能性が出てくるとこまでは伸ばさねば・・・と思うのです。今朝も、玄関まで持っていって、書道セット忘れました。提出物も、しょっちゅう出さないし・・・
サポートありきの生活が前提のげんちゃんです。
でも、少し、考えることが出来はじめたら、やはり、そういうことも、少しずつ改善するのではないか、と期待します。だけど、私のもとにいたら、甘えてしまって、自分から考えようとしないから、やはり、外に出さねば・・・
しかし、獅子の谷に落とすのも、そのまま死んでは意味ないので、そこまでの力をつけてほしいです。
学校や、野球は、その予行練習になっていますね。
こつこつやらせてきたから、勉強することは、げんちゃん習慣付いたようですね。やっとこさです。
11時まで、食事したり、色々休憩はとりましたが、やはり、基本勉強しました。でも、これは、体力もあるのかもですね。中学は、10キロのかばんを背負って、往復2キロ以上歩きます。クラブ入ってなくても、かなり体力を使ってますよね。
折り紙の昔のブログ読んで、ふと、げんちゃんの、ぼたんをとめるスピードがおそいのにきづきました。やはり、まだ、平均に言ってない指先能力なんでしょうね・・・3年で、やっと、折り紙にくいつけるようになったばっかりですから、しかたないですかね~。
きっとロボママさんだったら、ひとつひとつほめるんだろうな~・・・・
げんちゃんすごいな〜。うちの息子はつきっきりじゃないと絶対無理だと思います。自学の習慣はまるでつけてあげられてません。準備万端整えて、なんとか…。
放っておいたら、やりやすい勉強(英語の音読とか)だけをやって、あとはやってるフリをして終わります。もう、自分の責任だから放っておこうかとも思います。
とにかく、面倒なこと大嫌い。だから勉強大嫌い。だらだら目的意識なくやる。「そんなにだらだらやる気ないんだったら、やめてしまいなさい!!」と言ってしまいました。
それにしてもげんちゃんの伸び幅がすごいと思います。うちはステージ2〜3のスタートで、今5くらいかな。なんかずっと、いやいやのところをやらせてる感が続いてます。
げんちゃんママさま
げんちゃん、大量の宿題を長時間にわたって取り組めたことは、心も身体も変化がおきている証ですね!ママさんの今までの声掛けや取組みの賜物なのだと感じました。
そして3年生の記事を載せていただきありがとうございます。まさに娘の学年です。これまで折り紙はほとんど折れないし、あまり興味が向かないおそらく「ステージ4」でしたが、今回のブログを読んで折り紙を目につくところに置いてみました(笑)。どんな反応があるのでしょう?!ちょっと楽しみです(少しは楽しまないとこの生活は続きませんよね)
今はとにかく様々な体験ができるように色々なお膳立てをしています。
語彙が増えるきっかけになるか?と思った「なぞなぞ」はほぼ見向きせず。。。かと思ったら好きに描いていた絵はなぜだかご縁があって習い始めることになりました。こういう習い事は見守る方も気が楽です。
もうすぐ夏休み!本格的に療育を始めて初めての夏休みです。やりたいことてんこ盛りです。スケジューリングに難儀しております。
みかんママさん
コメントありがとうございます。
自立か~~・・・ほんと、そういう目でがんがんやらせたいのですが、いかんせん、彼の中に、自宅では抜く・・・というパターンが抜けないので、いつも尻をたたくようなありさまになっています。毎日、あたしって、怒鳴って、小言言って、それしかやってないような気がするこの頃です。とほほ・・・
1月11日のブログをげんちゃんのユリ先生が読んでみて、とメール下さったので、読んだら、確かに、悲惨な宿題の状態が書いてありました。
でも、そこを読んで、こことは決別した気にならないのが発達君です。なんというか、意識がオフになれば、また、何段階も下がるのですよね~。
まあ、しかし、峰が出たわけですから、やはり進歩ですよね。
お子さんは、サッカーをほんとにとことん詰めていますよね。げんちゃんにはないパターンなので、ただすごいな~とびっくりします。
今、ワールドカップやってるので、試合をチラ見するたびに、みかんママのお子さんが、やがて、こういう舞台に上がってくるのでは? と、ちょっとわくわくしますよね。
でも、わくわくできるのは、他人で、やはり、勉強もしてほしいですよね~。そこを、どういう風に切り込んで、彼にあったアプローチをしていくか、いつも考えてらっしゃるんでしょうね。能力があるゆえに、親だったら、もっとまんべんなく、と思いますよね~。
理想もあるし、もっとこうなってくれたら、というのがいつもあるのですが、やはり、やれることをコツコツ、それしかない、というのが現状ですね。
でも、そこから、こんなん出ました~・・・というのが、時々出てくる。これが、喜びですよね。
良い夏休みをすごしたいですね。
ゆうママさん
いやいやの段階、ほ~んとに長いですよね。
スタート時点の幼児期に始まり、小学校の間、そのグラデーションです。私が電話に出たら、彼は逃げ出す。・・・
これが、少しましになったのは、いつからでしょうか。
離席はしなくなったのが、5年生くらいか・・・覚えてないです。離席してないだけで、何も進まない。
くもんの簡単な問題だけ、自ら取り組んでくれたのが6年ですが、答えあわせとか、やりなおしとかはできませんよね。
今回も、自分でしたというのは、まだ言い過ぎです。まだ、答えあわせも、ちょっと難しいです。やたら時間がかかります。どこ見たらいいのか、焦点があわないんでしょうね。
だらだら、ず~っと、がんばったふりをする・・・・そこと紙一重のとこがありますよ。
これが、身が入った物にかわればいいですよね~。
かわっていければ、ほんと、げんちゃんは、進化した!と、断言できるんでしょうね~・・・
中学で、支援クラス所属の自分を、少しは見つめたのでしょうかね。やらないと、やばい・・・と。障害者の施設とか、ある限定された枠の中で働くげんちゃん・・・・それは、常につきつけています。それは、現実ですからね。
~・・・自分で、勝ち取っていく未来というのを、わかってほしいですよ~。
ハナちゃんママさん
あ~、そうそう。私もなぞなぞの本を何冊か買いましたよ。
ぜんぜん食いつかなくて、・・・でも、少しは、おもしろがったかも・・・1年生用、というのを買ってたような気がします。
何にくいつくかわからないから、いろんなものを買い込んだり、連れて行ったり、一分も無駄にしたくない一心でした。
あの頃からくらべたら、ほんとに、進化しているんでしょうね~。まだまだのところばかり目につくので、のんびり、達成感などみじんもありませんが、やらなかったら、と思うと、怖いです。
絵の教室、ご縁があってよかったですね。うちも、ネットで探したのですが、田舎なので、唯一一件・・・よかった~、あって、というかんじでした。
先日、ピアノの先生が、同業者の発達障害の子たちの発表会を見学したそうです。
あらためて、
「げんちゃんって、すごいですよ~~。」
としみじみ言われました。その会では、発達障害のお子さんが、補助者がひくのに、隣で、ぽろんぽろんと、わずかにひくようなかんじだったそうです。
二十歳のくらいの方もいて、げんちゃんより、ずっと前の段階に見えたそうです。
そうか~。これは、あたりまえのことではなく、あくまでも取り組んだ成果なんだね・・・と思いました。
だから、やった方がいいんだよね~。がんばりましょうね。