ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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わかったふりをする

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連休というのに、2日間ホームスクールをやってました。昨日はブログに書いたようにぱっとせず、今朝は、担当してくれたK先生のところから、こんな電話がかかってきました。


「げんちゃん、今日は、まったく入らないのですが・・・どうしましょう。」

こっちの一生懸命さだけ空回りして、へとへとになって、やり場がなくなった様子でした。

「え~、そんなこともできなくなってるのですか?」
と私。あれだけバトルして、げんちゃんのモチベーションを上げた、と思っていたのに・・・


昼過ぎ、私が担当しました。
げんちゃんの好きな歴史を、チャレンジタッチでやりました。チャレンジは、音声や絵で、解かせる前に、簡単な講義をしてくれます。

平安時代をやってました。その中で、

「藤原道長は、娘を天皇の后ににすることで権力を伸ばした。」

というような話が出てきました。何度も、同じことを説明してました。
ところが、げんちゃんは、問題を答えられません。

「藤原の道長は”天皇”で、・・・」

という文を迷うことなく選択してました。あほじゃないの?娘を天皇に嫁にやった、と、あるでしょう!
しかたなく、げんちゃんにもう一度最初から説明を聞かせました。  でも、彼はしどろもどろです。私は、いやな予感がして、

「げんちゃん、藤原道長は、なぜ権力をもっていったの?」

と改めて聞きました。しかし、げんちゃんは、やはりまったくわかっていません。それで、私が、丁寧にまた何度も説明しました。すると、

「あ~、そうか~・・」
と言うので、もう一度言わせてみました。やっぱりだめです。何度も繰り返した後、

「え~っと、え~っと・・・藤原道長のお姉さんが.-・・・結婚してー・・・天皇が強くなってー・・・??」
「はあ? お姉さん??」

ここにいたるまでたぶん30分くらいはやりとりしてました。今までの私なら、げんちゃんの、あ、そうか~にだまされ、じゃあ次に行こう、となってましたが、先月から、復唱させることをはじめてました。30分をかけて、説明したり言わせたりしてもこれですよ。もう、私の疲労感はピークになってました。

何がわからないというの? 私がさんざんあれこれ聞くと、

信じられないことに、げんちゃんは、”娘”の意味がわからなかったとぼそっと言いました。え~~!汗 です。

じゃあ、なぜ、それを聞かないの? わかったふりをするの?   と思いません?

頭にきて、さらに問い詰めると、

「わからなくても、あとでまた勉強すればいいかなーと思った、」
とか、

「早く終わるかな、と思った」
とか、ほんと意味不明なことを言いました。復唱させる、ということに気をつけだして、げんちゃんがいかに、わからなくても、わかったふりをするのか、いやというほど思い知ったので、しつこいくらい.、どこがわからないか、なぜ、わかったふりをするのか、聞きました。

なんだか吐き気がしました。私が説明した時間は何だったの?

「あ~、そうか~。」とか、「わかった~」

とか、まるで、しっかりわかったかのように、言うのです。

あきれました。
あんたの、わかったーなんて、絶対信じないからね。なんで、そんなこと言うの?結局、また一からやるから、時間が全部無駄なんだよ。そういうことは、一生懸命やってる私への裏切り行為だよ。と、さんざん彼につめより、やっと、げんちゃんは、反省しました。(いや、たぶん、わかったつもりになってるだけだな・・・)そのあとも、わかった~とか、言ってましたが、もう、それは、反射のようになってるようでした。
いらっとしながらも、私は、ぜんぜん無視して、わかったんだったら、説明して・・と、、たどたどしくても、説明できたり、言いかえられたりした時だけ、わかった、と判定するようになってました。

その日のそのあと、げんちゃんの取り組み方は、少しかわりました。私も、認識を少しかえました。

げんちゃんは、次のステージに来たんだな、と感じました。

パニックになる、とか、どうしても集中できない、とか、きょときょとするとか、どうしようもない時期をクリアして、そこそこ進化しました。

ソーシャルもけっこう伸びて、相手に、「そうだね。」なんて、いい感じの相槌をうちます。

しかし、抽象的な説明などを理解する力や、言語能力はまだまだ低い。もちろん算数能力も。そういう能力のちぐはぐが、悪く言えば、わかったふりをして、その場をやりすごす、というはなれわざとなって出てきているのかもしれません。(本人は、そう悪気はないようなのですが・・・)


夜、しきりなおしたときに、げんちゃんに、自分の言葉をつむがせて、問題を説明させるようにうながして学習させましたが、やるほど、ちょっとずつ伸びていくような感じが持てました。ここを伸ばせば、能力のちぐはぐはなくなるんでは?

昨日のバトルに引き続き、
「決してわかったふりをせず、一生懸命質問する!」

というテーマをげんちゃんに与えました。

今日のことのあとに、私は、アダルトの発達障害グレーの方のブログで読んだ記事を思い出しました。それは、

「とんでもない習慣を改善するように、旦那さんに言われ、わかった、と神妙に答えるけれど、まったく改善しないで、パートナーを困らせる」、という内容でした。本人は、ほんとに、その時、改善しようと思っているけど、結局できずに、また話し合いとなり、また、その時、「わかった、と答えている。」

私たちのわかった、は、改善します。とか、理解しました、ということだけど、げんちゃんのわかったは、とりあえず聞いた・・・ということなのかもしれませんね。悪気はなくても、認識の違いは大きいのかもしれません。

どちらにしても、周りにいる人たちは、ほんとに振り回されるわけです。ほんとに理解できるようになることを目指して、げんちゃんの能力をアップするようにトライしようと思いました。

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  1. ゆうママ より:

    悩みはほんと、それぞれですね。
    このGWはほとんどお勉強ができていません。学校生活が少しスムーズになってきたと思っていたら、相当無理していたのでしょうね。こちらも欲が出て、じわじわ要求を増やしていたら、ぷつんと切れてしまったようです(涙)今は勉強を全力で拒否しています。
    勉強ばかりさせていたのではなく、名古屋のリニア鉄道館に行ったり、京都の鉄道博物館に行ったりして、十分遊ばせているハズなのに…
    帰ってきたら、電車の世界に没頭、声をかけるだけで「うっせいな〜」です。

    げんちゃんは素直で羨ましいです。小言を言うと、家出するようになりました。集中力云々ではなく、すごくイライラしてる感じなんです。
    あまり考えなくても、すらすらできる課題に戻してあげる方がこじれないのでしょうね。焦るけど…

    歴史も着々と進められてすごいです。わかったふりどころか、まったくこなせない我が家です。

  2. ゆうママ より:

    度々スミマセン。
    朝、昼、夜勉強できて、30分やりとりできるなんてすごいですよ。そもそもそんなに長時間勉強に向かうことが不可能です。
    今日はまだ起きてきません。午後からは放課後デイに遊びに行くので、また勉強ができそうにありません。理解力が随分上がっていたと思っていたのに、やらなきゃどうにもならないですね。
    はぁぁぁ〜愚痴ばかりでスミマセン。

  3. robo223 より:

    ゴールデンウィークにお疲れさまです。でも、進化が見られて良かったですね!

    親がモチベーションを上げても、それはその場限りで、次の日にはパタッと元に戻っているので、本当にむなしくなる時があります。でも、その場もしっかり勉強させなければならないので、あの手この手でモチベーションを上げて、力が発揮できる状態にしなければならないと思います。

    しかも、わかったふりまでしてくるとなると、親の疲労感は倍増しますよね。そこが解消できただけでも、ゴールデンウィーク2日間のホームスクールは大収穫でしたね。

    ただでは終わらせないげんちゃんママさんの執念の勝利だと思います!最後は親の本気をどこまで見せ付けるかにかかっていると思います。

    roboも私の威圧感と気合がすごくて、色々やってるのだと思いますから(笑)

    「娘」など基本的な言語の習得も地道にやっていかなければなりませんね。そんなこと知らないの?と意外なことが発達障害の子は多いので、驚きますよね。でも、まだまだ入れていけば入るので、頑張って下さいね!

  4. ごちゃ より:

    ワーキングメモリについて調べていたら、このブログにたどり着きました。
    我が娘は小4になりました。去年から、ちょっとずつ日常を送れるようにサポートしています。
    げんちゃんのこの記事とすごく似ていて、お母様の気持ちも分かります。そして、私よりも遥かに頑張っていらっしゃって、私ももっと頑張ろうと思いました。
    ありがとうございます。
    また、読みに来ますね。

  5. glow-gen より:

    ゆうママさん
    そうでしたか~・・・・なんか、つらくなりますね~。
    心の持っていきかたも、微妙にバランスが悪いのがこの子たちのような気もします。
    とても、素直で単純なので、良い方にすっといくときもあるし、なんか、悪い方に、暴走したりするときもありそうです。

     その子にあった方法を模索するしかないんですよね。
    げんちゃんは、小さいときから、やっているので、これが本人は普通なのかもしれません。でも、ほんとに頭が悪いです。本人も、頭が悪いのがコンプレックスで、良くなりたいという思いが、今は、強いですよね。

    それと、ホームスクール二日というのは、やっぱり、外でエネルギーを使ってないゆとりもあるのかもしれません。
    まあ、人と違うのがストレスになる子もいるので、それも、それぞれなんでしょうね~・・・

    私だけだと、いきづまるけど、K先生のおかげもあるし、・・・やっぱり、ママだけでは、なかなか難しいです。
    それに、思春期の体の問題もありますね。げんちゃんは、かなり、ホルモンが出てきておりますが、・・・
    うちも、そのうち、げんちゃん大荒れ、家庭内暴力・・・みたいな方向に行って、ブログ閉鎖~、とか、ありえるよな~・・・と静かに、恐怖を感じたりしてます。

     ママがやれることは限界あります。ほんと。祈るしかないですね。

  6. robo223 より:

    げんちゃんママさん、げんちゃんママさんのブログのコメント欄を使わせていただくことをどうかお許し下さい。

    ゆうママさんへ

    はじめまして。いつもげんちゃんママさんのブログへの聡明なコメントに共感させていただいたり参考にさせていただいたりしています。

    ゴールデンウィーク中のお子さんの状態に手を焼いてらっしゃる様子に心を痛め、コメントさせていただきたいと思いました。(おせっかいを申し訳ありません💦)

    普段、頑張ってらっしゃるお子さんでも、長期休みは気が緩んで、意識レベルが下がり、快不快を判断するだけの脳の使い方しかできなくなる場合があるようなんです。

    そうすると、理性的な判断が難しく、問題発言や問題行動が出やすくなります。

    ですから、また学校が始まれば、意識レベルが上がって、元の状態になるでしょうから、そんなにご心配なさらなくても大丈夫なのではないかと思います。もちろん、げんちゃんママさんがおっしゃっる通り、体調や思春期のホルモンの変化などで余計そうなりやすいのですが。

    また、これからも長期休みは意識レベルが下がり切らないように気を付けられると、より有意義に時間を過ごせると思います。

    遊びも大事ですが、例えば、必ず午前中または午後には、大人が与えた学習や運動の課題を与えて脳をしっかり働かせたり、早寝早起き・お手伝いをさせて、気の緩みを防止していくと良いようです。

    ちなみに、roboはゴールデンウィーク中、1日だけは何の課題も与えない日を作りましたが、それ以外は、午前中、2時間の勉強と30分のピアノをさせて、完全に脳がお休み状態にならないようにしました。また、サッカーのレッスンを入れて、人の指示に従い、高いレベルで頭と体を使うプログラムも入れています。

    ゴールデンウィークとはいえ、親は休む間もなくて本当に大変です。

  7. glow-gen より:

    roboママん
    コメントありがとうございます。ゆうママさんへのレスも、なるほどな~と思って拝見しました。

    たしかに、言われるように、このGWは、げんちゃんへの今ままでの視点とはまったく異なった視点を持ちました。

    1つは、進化した、と思っていたけど、げんちゃんって、やっぱり、脳にかなり障害があるんだな・・・と認識したことです。親ばかというか、げんちゃんって、そこまで障害がひどいとは思ってなかったふしがあります。・・・

    ここに関して、もっと客観的にならなくちゃいけないのかな、と思いました。
     というのも、わかったふりにしても、本人の脳の機能の悪さゆえの、無意識状態だったりするところもあるようで、なんか、ほんと、どうしたものか・・・といったかんじです。
    めずらしく、う~ん・・・どうしたものか・・・と弱気になりました。
     叱咤激励してきたのも、彼がもっといけるとおもっていたからであって、ここまでだめだと、やっぱり、もっとさめた目線で、カリキュラムを落とした方がいいんじゃないかな、と思いました。
     もっと、算数なら、ひたすら具体物、とか、本なら、1~2年生レベルのから、とか・・・ほんとに、上滑りになって彼に蓄積されていたんだな、と、すごく思いました。

     まあ、またしきりなおしだな~・・・と思ってます。また、アドバイスしてください。ありがとうございます。

  8. glow-gen より:

    Kさん
    わかったふり・・・というエピソード、ほんとによくわかりますよ。うちの職場にも、グレーのかたが働いていたことがあって、ほんとに、まじめで、良い方だったのですが、どうしても仕事ができなくて、それも、できなくても、質問もしませんでした。今考えると、質問のポイントもわからなかったのでしょう。だんだん、まわりとの軋轢が強くなって、退職されました。ほんと良いかたではあったのですが・・・
    ・・発達障害アダルトのケースが、げんちゃんのことを観察すると、ほんとにどういうことなのか、よくわかってきました。

     生活の中で、わかったふりというのは、自然と、そうするもんなのだ、と、覚えていった物で、とくに、悪気もないし、疑問もないのだと思います。質問する、というのは、言語能力も必要だし、頭をフル回転させているから出てくる物で、げんちゃんは、動物脳中心に頭を使う習性なので、すべてにおいて、考えて質問したり、理解して、手順良く、脳に納めたり、が、ほんとに出来ないんだと思います。

    カリキュラムを、この休みをきっかけに見直すことにしました。彼らが説明ができるところまでレベルを落としてやって、やはり、言葉にしていく訓練をすることがいいと思われました。
    それから、本読みも、もっとレベルを落として、それについて、討論させる訓練をします。

     彼らが、ゲームにはまりやすいのも、(単純なDSゲームみたいなもの)、脳への負荷が少なくて、気持ちよいと感じるんだと思います。やはり、この世の教育システムは、彼らにとって、ジェットコースターのように、まわりの景色も見れずに進むスピードなんだと思います。
     げんちゃんの今の景色のところにもどること、・・・ポイントはそこなのかな~・・・・
    6年の算数は、力入れるのを、とりあえずやめました。・・・

  9. glow-gen より:

    ごちゃさん
    コメントありがとうございます。
    ワーキングメモリー・・・ですか。げんちゃんも、そのテーマで色々やってみた時もありました。ワーキングメモリー、今もげんちゃんはだめですよね~。
    でも、前より漢字を覚えられるようになっています。多少はよくなるんでしょうね。
    でも、ほんと、すべてにおいて、人並みではありませんね~。
    ただ1つ、人並みになってきたのは、運動能力です。どんくさいのはかわりませんが、体力はあります。(笑)
    1つでも、人並みになってきたものがあるのは、やっぱり、救いですね~。
    本人も自信になるし。がんばっていきましょうね~。

  10. ゆうママ より:

    げんちゃんママさん、私もこちらのコメント欄を使わせていただくことをお許しください。

    roboママさん、はじめまして。
    こちらこそ、roboママさんのコメントを拝読させていただいてはとても参考にさせていただいてました。そんなroboママさんからコメントをいただけることに、roboママさんにもげんちゃんママさんにも感謝です。ありがとうございます。

    おっしゃる通り、二歩も三歩も後退したかのような、快、不快で行動している様子に私自身がうろたえております。GWに入る前、つい「普通の子」に対するような叱り方をしてしまい、そこから崩れてしまったんです。
    新学年、なんだか調子がよくて、錯覚してしまったのかもしれません。その叱り方が引き金となってしまったのなら本当に私のせいなのです(涙)

    なんだか、これ以上はむりなんだよ〜って悲鳴のように感じられたりしています。

    それでもGW中に体操教室&スイミングに行ってきました。コーチに指導されると、今までに以上に落ち込んでいます。

    ピアノは、実は幼稚園入園前から(上の娘がいるので、実際はお腹にいる頃から)Y教室に通っていました。個人レッスンになってからはピアノを習ってました。ブルグミュラーあたりまで進んだのですが、練習が負担になり、6年生を前に辞めてしまいました。勉強時間を確保したかったというのも理由のひとつです。

    今日はスイミングがあって、帰りの車の中で「今日僕頑張ったよね?夜はゆっくり過ごしたい」と言うので、そうしてます。
    GWか明けて、roboママさんのおっしゃる通りになるといいのですが…

    振り返ってみると、この時期はいつも1年で一番調子が悪いです。

  11. robo223 より:

    げんちゃんママさん、私の無礼をお許しいただき、本当にありがとうございました。

    まずは、課題のレベルをある程度落として、言葉で復唱させたり、別の方向から質問して答え直させて理解しているか確認しながら、進めていくという方法、素晴らしいと思います。

    復唱は丸暗記ではできませんから、復唱できればある程度は理解出来ていることになりますし、また、その理解が真の理解になるように導くためには多方面から質問して、思考させ理解を深めさせる事ができるのではないかと思うからです。

    その際、とりこぼしている知識なんかも拾っていけるので、理想的な学習方法ですね。親の根気が半端ないですが💦げんちゃんママしかやれないかも~!

    また、高すぎる課題も低すぎる課題も本人の意欲と集中力を削ぐので、丁度いいレベルの課題設定は必須だと思います。しかし、とんでもなく分かってなかったかと思うと、逆に皆は知らないようなことに限って知っていたりするので、見極めはホント難しいですよね。

    でも、センスの良いげんちゃんママさんのことですから、大丈夫だと思います!6年生の課題は夏休みに巻き返しをはかるという手もありますからね。

    万一、げんちゃんのペースでずっと行って、仮に中3までの課題が終わらなくても入れる高校はありますからね。さすがに中3にもなると、一般のお子さんもちんぷんかんぷんの子が続出しますから。地道にやっていれば、その頃は逆に、あれっ、意外とうちの子出来てるんですけど、となるかもしれません。

  12. robo223 より:

    続きです。スミマセン💦
    いつも私のあまり参考にならないコメントを読んで下さり、ありがとうございます。ほんの少しでも、げんちゃんとげんちゃんママさんのより良い未来作りの一助になれば、という思いです。(私がとやかく言わなくても、こんなに的確に努力されているのですから、より良い未来が訪れることに全く変わりはないと思いますが。)

    そして、またまた、この場をお借りして本当にげんちゃんママさん申し訳ありません。

    ゆうママさんへ
    あまり参考にもならないメッセージをお読みいただき、しかも、返事まで書いていただき、本当にありがとうございます。

    ゆうママさんがされていることは、すべてお子さんを思ってのことですから、長い目で見れば間違ったことなんて1つもないと思います。

    障害受容なんて、気軽に言いますが、障害受容が本当の意味で出来る親なんているわけないと思います。我が子が幸せになってほしいと思えば思う程、子供に障害があると心配の種は尽きないからです。

    それに、私は障害を受容し過ぎるのもどうかと考えています。障害があるから、やっても無理とか、頑張らせなくてもいい、となってしまえば、それはそれで、ネグレクトなのではないかと思うからです。

    連休中も水泳や体操を頑張らせてらしてすごいですね。しかも、ピアノがブルグミュラーまで進んだのでしたら、ピアノから充分な恩恵はすでに受けているのだと思います。

    子供にとっての1年間は長いので、状態に波はあるでしょうが、後半以降ぐぐっと伸びるパターンもありますので、大丈夫なのではないかと思います。影ながら応援させていただいています。

  13. ゆうママ より:

    本当に度々スミマセン。

    本当に短時間しか勉強できていないのですが、教科書の算数の復習問題をさせていて、「はぁ〜なるほど!そこでひっかかっていたのか?!」ということを発見しました。

    こんな問題です。

    今の時刻は10時30分です。

    ①40分前の時刻は?
    ②50分後の時刻は?

    息子の質問
    「前っていうのは、前に進むの?」

    なんだか私は感動しました。そんなところでひっかかっていたとは微塵も思っていなかったので…

    私は「いい質問!」と褒めましたよ。こういうひっかかりがいろんなところで起こってるのでしょうね。やはり想像力と観察力がかかせません。

    roboママさん、応援ありがとうございます。まだまだ前向きに進みたいと思います。我が子でなければ、面白い研究素材なのですが(苦笑)皮肉なことに、心理学、教育学分野が大学の専攻でした。。。

  14. glow-gen より:

    ゆうママさん
    時刻のところ、前とあと・・・というところ、もう、今強烈に、私の気づきと重なります。

    なんか、ひたすらがんばらせていたけれど・・・そして、いっしょに、同じ方向を向いていたと思っていけれど・・・げんちゃんと私の、認知の違いがここまでおおきかったとは~・・・・と、唖然としてます。

    もちろん、今までもわかっていたと思っていましたが、たぶん、私はほんとのところぜんぜんわかっていなかったと思います。
    でも、それがわかってきたのは、げんちゃんが、自分の言葉でどこがわからないか、たどたどしくも、チャンスを与えれば、なんとか説明できるようになってきた、ということなのだとおもいます。ゆうママのお子さんもそうなんだと思います。今までは、自分の認知について、発言するすべがなかった子が、今やっと、グレーゾーンの領域に入ってきて、明確にこちらに教える可能性が出てきたと言うことなんだと思います。(始まったばかりですが)

    今、まさに、そこを今からどういう風にもっていってあげるか、が勝負の分かれ目なのかもしれません。しっかり取り組めるのか、そうではないのか、によって、これからの未来がかわるんだと思います。GWは、まさに、あけぼのでした~。

    目先の学校のテストの点とか、ある意味どうでもいいのかもしれません。いかに、本人が、今まで教えられてきたことを、感覚として納得して、認知の修正ができるかどうか、ここが究極のポイントなのかも。

    だから、時間のことを説明できたお子さんは、まさに、今新しい扉を開いたんだと思います。また、私の気づきをブログにしてみたいと思います。よかったら読んで下さい。

    でも、このGWゆうママさんの過ごした時間、気づきは、すごいことなのだと思います。ちょっと勉強しなかった、とか、そういうことでくよくよしなくてもいいと思うのです。すごい気づきを得たのです。そこをどうやって改善させていくか、今ほんとに考えています。

  15. glow-gen より:

    roboママさん
    ほんとにありがとうございます。このGWは、私はすごくエポックになりました。
    まさにroboママさんがおっしゃるとおり、
    >万一、げんちゃんのペースでずっと行って、仮に中3までの課題が終わらなくても入れる高校はありますからね。

    目先のテストがどうのこうの、とか、学校がどうのこうの、ではなく、げんちゃんのペースで、しっかり認知の修正をしてあげなくてはならない、と、感じました。

    グレーゾーンの子ども達が、学校のテストで、なんとか、人並みの点をとったからといって、その認知行動が周りの子と同じではなく、彼ら特有の要領でそれを到達していただけ、ということが十分にあるんだな、と思いました。

    結局、ほんとの意味で、色んなことを理解していないので、調子がいいときは出てきて、そうでなければ出てこない・・・そういうことかもしれません。

    げんちゃんが伸びて、楽になった~、と、ちょっと思ったけれど、げんちゃんの底にある真実を見ることが出来る(本人が、チャンスを与えれば、少しは自分の認知の仕方を説明できる)と、まったく、すべて一からだ~と思わずにはいられません。

    ここを修正できるかどうか・・・これによって、ほんとに生きづらさを解消できるかどうか、が決まってくるんだな、と思いました。

     roboママさんのおかげで、このGWの気づきを、言葉にすることができました。ありがとうございます。

  16. glow-gen より:

    Fさん
    ほんとにそうですね。このGW、認知の違いを、以前より、ずっとわかるようになった気がします。
    それも、げんちゃんが、少しずつ発信出来るようになったからだと思います。
    「ろう者のトリセツ聴者のトリセツ」(関西手話カレッジ編・著=トリセツは取扱説明書の意味)

    ありがとうございます。

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