ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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「のびのびと好きなようにさせる、見守る」、というリスク

  > 日曜日は、げんちゃんが、完全抜いてしまう日です。そこで完全に抜いてくるので、日曜はしょっちゅうバトルです。

げんちゃんのように、少し意識が出てきたステージになると、完全に意識を抜いてくる日があるのはまずいです。電流計にたとえれば、ウイークデーには、できるだけプラスに振ろうとがんばってる針が、日曜になると、どかんとマイナスに振ってしまう。週明け、プラスに振ろうとしても、しばらく調整期間みたいになってしまうようです。

 もともと、マイナスにどかーんと行っちゃってる意識だったので、プラスにキープするのは普通の人よりエネルギーがいるげんちゃんです。一度、マイナスにどか~んと行ってしまうと、再度プラスをキープするのが、さらにしんどくなるし、自分だけの勝手な価値観の世界に行ってしまって、しばらく戻って来れないような気がします。

 ですから、小出しに少しだけ、マイナスにふれるのはしかたないとしても、どか~んと行ったきりになるのはよくない。

そういう話をS先生としています。

 集中だってそう・・・・発達の子特有の、好きなことにだけ、没頭してしまうのも、制限付きの没頭にする。いわゆる、入りすぎない集中、いつでも切り替えられる、というところにいなければならないことを教えます。

 このセルフコントロールをしっかりつかめたら、ある時は、入りすぎてもいいし、マイナスにどかんと振ってもいいのだと思います。そうなれば、自分が、切り替えなきゃと思えば、すぐに、その状況からもどれます。

 そういうことを、考えてやっているげんママや、いつも勉強を教えてくれるK先生なのですが、実際には、げんちゃん育児は、傍目に子どもに余裕を与えないものに見えますよね。
 羽目外して、好きかってしたり、自分の世界に行こうとするのを止めたりしてるわけですからね。

「子どもは好きにさせなきゃ・・・・」

なんて、すぐに言ってくる、私の妹の気持ちもわかるというものです。


”子どもはのびのび遊ばせる、見守る・・・・”

こういうことは、とても大事だと思うのですが、発達の子には、ステレオタイプにそれをあてはめてしまうと、子どもを台無しにしてしまうこともあると思っています。


だから、厳しいようだけど、げんちゃんに好き勝手させない、意識を抜かせない、そういうところでふんばっています。

昨日の日曜は、私が家を留守にするので、げんちゃんに、ある課題を与えました。朝は、教会に行く。終わったら、携帯電話で散髪屋さんに電話をして、散髪に行く。3時になったらK先生のとこで宿題をする。

私がいないので、K先生が少し見てあげよう、ということになったのです。


げんちゃんは、順調に、散髪屋さんまでこなしたのですが、散髪屋さんの予約が2時50分しかとれなかったらしく、3時からのK先生のところには、大幅遅刻で行きました。

さあ、そこからです。げんちゃんは、遅れる、とK先生に連絡する所まではできませんでした。連絡どころか、K先生のところを遅れる意識さえ無かった様子。
とがめられたら、

「え~、散髪が2時50分からしかとれなかったんだよ~。」

と言い張っていたみたいです。やれやれ、そういうとこから教えないといけないげんちゃんです。そして、おそろしいことに、遅れると言う感覚もなかったようです。時間の感覚も、まだ、まだついてません。一人で予約して散髪に行けた、というところまでを、まずほめるべきなのか、・・・・確かに、昔は一人で、そういうことをやれと言ってもできなかったですからね~。普通というには、あまりにも変なげんちゃんです。

本来、本人はぬいてくる日曜日に、K先生へ行ったげんちゃん。もちろん仕上がりは、まったくだめだめだったようです。


意識を普通の人のように、常に働かせるのは、まだまだ時間がかかるようです。

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  1. growup_hana より:

    げんちゃんママさま
    げんちゃんが低学年さんの頃のブログを最近は参考に拝見させていただいている者です。げんちゃんママさんのブログは、小2娘の学習やソーシャルの改善のために具体的に何をしたらいいのか分からなくなった時の道しるべです~。

    今回書かれていた内容は、以前のブログを貪り読んでいる私からしたらキラキラ輝く姿のげんちゃん!って感じに映りました。一人で予約をして散髪に行くって、すごいことだと思います。改善すると信じて、げんちゃんに続けるように日々邁進したいとおもいます。人生は短いですもんね、くよくよしている暇はないですね(と自分に言い聞かせつつ)。

  2. kao より:

    今まで小4の息子が気が抜けているのが気になって仕方なく、次々と課題を与えていました。ほっとくとずーっとマンガ読んだりだらだらしているので。

    干渉しすぎなかーと思いつつやっていたので、グレーに近い息子にはそれでよかったのだと確認できて安心しました!

  3. ゆうママ より:

    お姉ちゃん、合格おめでとうございます㊗️
    発達育児と平行しながらのサポート、お疲れ様でした。今年は我が家も…お姉ちゃんはしっかりしているとはいえ、受験情報等にもアンテナ張っておかなくてはいけません。夜遅くなる時のお迎えも欠かせません。

    週末バトル、お疲れ様です。
    我が家のピークは5年生の夏ごろからだったのですが、その時は心底、精根尽き果てました。

    今でもバトルをする時もあるとは言え、その頻度はすこし減りつつあります。いい意味で距離をおけるようになったからかもしれないです。それまでは平日やれなかったことを取り戻すぞー!!っと気合い入りすぎていたのだと思います。それに、放っておくのが怖かったです。おっしゃるように、気をぬくと後退していく気がして…。でも私の精神力も持たなくなりました。わたしも時には抜きたい。そんな手抜きしたい気持ちから、最近は土日のどちらかは割合と自由にさせてしまってます。学習時間は随分減りましたが、その分質のいい学習になってきつつあるような気がしてます。結果にはあまり結びついていないですよ〜。あくまでも私の感覚的なものです。

    時間の感覚は練習不足なのではないでしょうか?定型の子たちは、遊びの中で自然に身についていってると思うんです。皆で約束をして集まる。習い事に間に合うように帰る。遅れそうになったらどうするか。何度か失敗して怒られた経験。他の子はどうやってるかを見ること…こういう経験が圧倒的に不足してますよね。

    うちの子は電車好きなので、6年生の春頃から土曜日の体操教室の後、1日フリーチケットを持たせて、一人で自由に電車に乗らせてます。その日ら は夕方にスイミングもあるので、間にあうように帰ってくるのが条件です。自分で間に合うかどうか不安な時は、電話してきて、「今から◯◯線に乗り換えてかえて、◯◯に行ってから帰ろうと思うけど、間に合う?」と確認してきます。げんちゃんママさんもおっしゃってような、何事も経験を重ねて身につけていくのだなと思いました。
    お互い、コツコツやっていきましょうね。

  4. robo_223 より:

    発達の子と健常な子に優劣はないと思いますが、脳の働き方に一部違いがあることは、事実だと思います。

    ですから、健常な子と同じように育てて同じようになるというよりは、一部特別な働きかけをした方が場を自然に共有出来るようになる可能性があると思います。

    その一つに、この自由な時間をどれくらい与えるか、という問題があると思います。

    私達だって、のびのびとさせて見守っているだけで、本当に上手く育って行ってくれるものなら、そうしたいですよね。

    でも、私はroboの意識障害が顕著だった時は、長くて一時間しか、何かに持続的に没頭させることはしませんでした。

    小刻みに意識レベルが下がるので、意識レベルが下がり過ぎる前に引き上げて、出来るだけ長い時間、意識レベルを高く保ち続けられるようにトレーニングしていました。

    今でも、それは気をつけていて、自分の部屋に長時間こもらせないようにしていますし、何かに没頭していても、すぐにこちらの声掛けに反応して、切り替えが出来るようにしています。

    「外圧によって自分をコントロールする→自分で自分をコントロールする」という順番でコントロール能力を獲得していく場合が多いので、今はまだ、げんちゃんもroboも気が抜けませんよね。

    例えば、友達と遊んでいて、友達に合わせているとしたら、その時間は意識レベルが高いので、良いのですが、一人で自由にしている時間は要注意ですよね。

    学校に行っている日も、比較的意識レベルは高まっているはずです。学校のスケジュールに合わせて動いているからです。

    ですから、私はげんちゃんママさんが厳しいとは思いません。むしろ、日曜日、課題を終わらせてから、床屋さんに行くまでの時間、何時間か一人で自由にしていた時間があったことが心配なくらいです。(たまにのことだと思いますから、大丈夫だと思いますが。)

    でも、げんちゃんは意識レベルを高められるようになっただけに、そのしんどさを知ってしまったので、逃げたがる時もあるかもしれませんね。

    今はげんちゃんは過渡期にあると思いますので、一日一日を大切に、意識レベルを高く保つ生活を心掛けたいですね。

    本当にお疲れさまです。

  5. kao より:

    再度コメント失礼します。
    意識が抜けるという事について、あまり良く理解していない事に気付きました。
    例えば、マンガをだらだら読んだり、本を読んだり、テレビをボーッと観ている事はどう捉えたらいいのでしょうか。
    例えば苦手な宿題をやっている時は明らかに集中できず、空を見ている時があり、それは意識が抜けているなぁと思うのですが、上記の場合は良くわからないのです。
    意識が抜けている時の判断の仕方、お時間あれば教えてもらいたいです。
    よろしくお願いします。

  6. glow-gen より:

    Hanaちゃんママさん
    がんばっておられますね~。
    まだ学習中の意識を保つのが、すごく難しい低学年の時期ですよね。あの頃は、私も、必死・・・電話にも出られないようなありさまでした。へとへとになって、(ただ横について学習させる、と言うこと自体、すさまじいエネルギーでした。)1ページやるのに、ふと時計を見ると、2時間以上経過、と言うときもありました。
     彼の意識が飛んでると、平気でそういうことが普通におこりましたね。あのとき、もっと上手なやりかたもあったのかな、と思うけれど、あれが精一杯でした。
     原則は、△を○にする・・ですから、×と判定すれば、やりかたを変えた方がいいのですよね。そこでねばったら、時間のロスがくる。でも、その切り替えが、煮詰まってくると難しい。

     そんなげんちゃんが、確かに、電話で予約して散髪なんて、すごいことなんですよね~。今は、今は、学習中、電話もでれるし、自分で取り組んだりしますから、やはり、コツコツがんばるとそれなりになってくるんですね。

     がんばってくださいね。ボルダリングもされたんですね~。げんちゃんは、たぶん、低学年の頃は、食いつかなかったかも知れません。それほど、ひどかった意識障害・・・・最近昔のことを客観的にとらえています。当時は、もっと、過大評価してたような気がします。

  7. glow-gen より:

    kaoさん
    なるほど、そうですよね。自分の好きなことに熱中しているときは、意識はそっちに入っているわけですからね。
     低次の脳を使って、単純なことをすることに集中しているような時は、意識は飛んでる、と考えていいと思います。寝起きに、ぼ~っとしながら、テレビを見ているような感じかな~。見ているようで、大して情報拾ってない。

     そう言うときは、ほんとに、覚せいさせるべく、課題を与えた方がいいですよね。
     次に、お気に入りの本とかこだわった行動に入り込んでしまっている時は、やっている内容によっては意識が入っているときもあります。でも、その限られたことにだけ働いている意識単体では、自閉的な世界にとどまってしまいます。その世界も、次々に周りの世界とつなげていくことを目指さないといけないのです。
     ですから、その場合でも、時間をきめてやらせる、やりながら、他のことも広げて意識を動かしてやる。そういう働きかけがいるのだと思います。

     そう言うときは、意識は抜けてはいないけど、離れ小島みたいなところに、ぽつんと意識が存在して、人間らしいつながりとか、広がりとかはないかたよった意識の入り方だと思います。
     ですから、二つはまったく一緒ではないと思いますが、そのまま長時間ほっておくのは良くないと思います。
     難しいですね。私も、少しずつ最近把握してきたことなので、上手に説明できてないかもです。すみません。

  8. glow-gen より:

    ゆうママさん
    書いておられることほんとによくわかります。私も、日曜は、せめて夕方からはやらせようと格闘しては、すごい修羅場になってました。うちは、土曜日は、体操教室とか、ピアノとか、学習にあまり時間をとれないので、つい日曜日の夕方以降は・・・と思うのです。でも、ほんとに疲れました。
     でも、おっしゃるように、げんちゃんも、少しずつ、自分から取り組んだりする場面も出たりして、学習時間が少なくても、内容が濃い、というシーンも、たまに出てくるようになりました。(いつもではありません。)
     6年生、少し、大人になってきたようですね。ほんと。他の子にくらべれば、きりがありませんが・・・

     時間の感覚は、意識と経験でしょうかね。意識を持って時間をとらえようとしてないので、瞬間の時間のみで、つながりがないです。
    姉「げんちゃん、今日はK先生とこ、何時から?」
    げん「ん? 3時。」
    姉「はあ~? 今3時10分ですけどお~!」

    こういうのもよくあります。S先生いわく、つながりがまだまだ見えないげんちゃんなので、現在を過去にしていく、という一つながりでの時をまだまだとらえてないのだそうです。でも、少しずつ良くはなっているので、色々なシーンを体験することで、やがてできてくることを信じてます。まあ、何事も時間がかかりますね。

     列車あそびすごいですね~。乗り換えたり、難しいですよ。大人の私も苦手・・・・好きなんですね。こういう好きなことから突破口になっていきますね。

  9. glow-gen より:

    ロボママさん
    すごいな~。いつも。理論的にわかっておやりになっていたのがすごいです。
    私は、昔やっていたときは、あまり言葉にできていませんでした。ただ、今の状態をほっとくと、絶対に改善していかない、待ってても、だめだ。ということだけはわかっていました。
    >「外圧によって自分をコントロールする→自分で自分をコントロールする」
    なるほど~と思いました。この言葉は、使わせていただきます。ほんと的確に表した言葉だと思います。

    だから、夢遊病者のように、ふら~っと自分の世界にこもろうとしていると、激しく刺激しつつ、こっちにもどす、ということをしてました。でも、今、やっとその意味が、しっかり理解出来たように思います。
    やはり、意識障害、という言葉をもらってから、こっち、色んなことがすとんと落ちてます。

     せいぜい1時間、というのも、賛成です。げんちゃんにマインクラフトを、たまにさせますが、40分にとどめています。そう悪いばかりのゲームではない、とは思うけれど、げんちゃんたちは、普通の子より、中毒的な頭の使い方になるのがわかります。今は友達と遊ぶ時は、相手がいるので、意識も働かせるので、楽しくて、はまれる・・・ということで、一番良い気分転換ではないか、と思っています。同級生に家まで来て遊ぶような友達はいないので、中学からは、少しそういう方向性にも導かねばと思います。
     最近、韓流ドラマとか、大河ドラマとか見ているときもありますが、こういうドラマが見れるようになったのは、良いことだと思います。人間関係が主体のドラマは、ソーシャルを磨くテキストになりそうな気がします。昔は、まったく食いつかなかったですからね。

    日曜日、やはり、K先生に頼んだのは正解でしたね。普通の子は、日曜気をゆるめていても、どっかに、宿題のことがあったりしますが、げんちゃんたちは、ゆるめると、そういうことは、すべて飛びますからね。

    卒業式まで、あと1週間ですが、ホームスクールはお休みです。しっかり学校で意識をさえた状態に保ってほしいです。
    春が来ますね~。今年はしんみりとします。

  10. glow-gen より:

    Kさん
    整体の治療も色々あって、先生によって、すごく差があります。今は、脱サラして、整体師になる方も多く、あまりおすすめできないところも確かにあります。その中でしっかり見極めて行くといいですよね。
    でも、良い先生にあたってよかったですね。体をゆるめる、というのはとても大事だと思います。力はないくせに、がちがちというのがこの子たちです。
     そして、頭のしめつけが残っていれば、何をやっても効果があらわれにくいですから、頭蓋仙骨治療のような治療は、しめつけのある子では必須だと思います。
     でも、いままでおすすめした人の中には、しめつけはない、と言う子もたくさんいました。そう言う子は、頭蓋仙骨の効果はありませんよね。あたりまえだけど。
     げんちゃんは、しめつけがたくさんあったので、よく効いたのだと思います。
     げんちゃんは、体のことは、もうかなり治ったようです。S先生は、そういう治療もされるのですが、今は、整体や、頭蓋仙骨はもうそんなに必要ではないよ。と言います。
    教えて下さってありがとうござました。
    お近くの人で捜していらっしゃる方もいるかもですね。
    かよわせて、いいか悪いかは、結果が出るか出ないか、また、子どもが楽になってうれしい、と感じるかどうか、だとおもいますので、だまされる、ということはないと思います。1~2度行って、わかると思います。
    私も、たとえば、鍼治療は、2回行ってやめました。手応えがなかったです。こういうのも縁ですね。

  11. glow-gen より:

    Kさん
    もし可能なら、公開記事で、アドレスのせていただくと、周辺の方がよろこばれるかもですね。

  12. とんまま より:

    いよいよ卒業が近づいてきましたね。
    (こちらも今朝から登校班の班長が5年生にバトンタッチでした)
    6年生になったあたり(特に夏以降ですかね)から、伸びるスピードに加速がつき、げんちゃんはどんどん遠い存在になってしまったという感じです。
    ままさんとげんちゃんの努力の結果ですね。
    そんなげんちゃんが眩しいです。
    中学校ではどんな学校生活を送るのでしょうかね。

    こちらはこの1か月、来年度の身の振りについて悩んでいました。
    とんちゃん、支援級へお願いすることにしました。
    一番大きかったのは、意識の部分です。
    普通級にいると、意識が飛んで、自閉世界へ入っている事が多かったです。
    そして最近は課題が難しいとシャットアウトし、やろうともしなくなりました。

    担任が少し声掛けしますが、担任もとんちゃんばかり見ているわけにはいきません。

    支援級の先生と面談をし、意識が落ちたらすぐこちらの世界へ戻すようにお願いしました。
    勉強は置いておいて、意識の底上げ、授業へ参加する態度、聞く力をつけることを目標にして欲しいと。
    先生はこれらを快諾してくれました。
    支援級の先生と話をしてみると、ずっと支援畑で、物凄く知識も豊富、ただ勉強ができればいいというわけではなく、この子達は土台に色々なものが潜んでいる(身体、眼の機能ほか)ので、そういうことをクリアしないと意味がない事も理解されていました。
    (こんなにいい先生だと分かっていたら、1年から支援級に入れていたのになぁ~)

    ということで、来年度一からやり直しです。
    みっちり鍛えます。
    げんちゃんのように高学年になって、ほとんどが交流へ行けるのが目標です。

    でも、当のとんちゃん、「みんなと3年生になりたい」と言っています。
    (支援級は嫌だそうです)
    げんちゃんの「支援には行かない」というのとはレベルが違いますが。
    げんままさんがげんちゃんに言ったのと同じことをとんちゃんに言いましたよ。
    毎年思いますが、この一年が正念場。
    今年は特に!!
    また、3年生時代のげんちゃんのブログを参考にさせて頂きますね。
    (私にとっては重要な指針です)

  13. あつぞーパパ より:

    毎々、有益な情報をありがとうございます。最近は特に、意識の問題に強い関心を持って読ませて頂いています。私も知的しょう害児の親ですが、先日、OTのトレーニングで、担当の先生から興味深い話を聞きました。
    それは子供が小さなボールで、<的当て>の練習をしている時、最初、うまく的に当てていたのですが、途中から全然、当たらなくなりました。とてもよくある場面ですが、先生が<意識>を絡めて説明してくれました。

    1)最初、的にうまくボールが命中していた。(これは本人が、これぐらいのスキルは持っていたからでしょう。)
    2)次に、何らかの意識の変化があって、的に当たらなくなった。(もっと上手に当てようと考えた、あるいはそれによる緊張かもしれません。)

    定型成長の人の場合、上記のプロセスは(緊張してかえってミスが増えた)というだけです。ですからミスは一時的に増えますが、それほど激増しないし、気分を仕切り直したら、すぐ元に戻る場合が多いわけです。
    一方、知的しょう害の人の場合、上記のプロセスで意識が高次から低次へ切り替わったのかもしれません。ですから、外部から「集中しよう!」などの声掛けをしないと、高次な意識は戻らない場合が多いそうです。
    実際、うちの子供の場合、途中からお花畑を散歩しているような表情になって、的に当たらなくなっていました。つまり少しの意識変化によって、本来は持っているポテンシャルが、いとも簡単に発揮できなくなるそうです。当然のことながら、OTのトレーニングなどは、高次な意識で行わないとスキルは向上しないそうです。

    日頃、子供に縄跳びなどいろいろ練習をさせていますが、いつも最初だけ少しできて、あとはどんどん下手になっていく場合が多いです。この原因も、意識が高次から低次へ切り替わり、高次に戻せなかったからかもしれません。
    知的しょう害の子供が外部から声掛けなどがないと、自分ひとりではスキルアップが難しい理由に、意識の問題がありそうですね。もちろんド素人な私は、効果的な声掛けを行うのは模索の段階です。

  14. あつぞーパパ より:

    上記、コメントで誤植がありました。
    すいません、訂正させてください。

    ×知的しょう害 >> ◯知的障がい

  15. glow-gen より:

    とんままさん
    支援クラスの先生が、専門的なことをわかって、熱心な先生でよかったですね~。確かに、普通クラスにいても、意識を入れてなければ、まったく時間のロスになるというのは、同感です。
    げんちゃんの学校見学に行って、いまでさえ、意識が抜けているタイミングがあるので、低学年の頃など、意識が入っているのが珍しい状態でした。
     それを見て、普通クラスにいる意味を感じなくて、しかも、友達にちょっかいかけて、しょっちゅう謝りの電話かけて・・・・とろくなことありませんでしたよ~。

     支援クラスにいて、マンツーで、指導してもらった方が、げんちゃんにはよかったですね。

     意識障害ということがわかれば、意識を入れることができる環境の方が、タイムパフォーマンスがいいです。
     げんちゃんの夏以降の伸びは、意識の部分が、確かに少しかわってきました。でも、やっぱり、先生の連絡事項をまったく落としていたり、油断も隙もありゃしない、という状態ですよ~。あと1ヶ月、伸びてほしいですね。新学期まで。

  16. glow-gen より:

    あつぞーパパさん
     とてもなるほどと思わせる記事をありがとうございます。
    >ですからミスは一時的に増えますが、それほど激増しないし、気分を仕切り直したら、すぐ元に戻る場合が多いわけです。
    普通の子のできなくなる状態と、げんちゃんたちのそれとは、現象は似ていても、原因が全く違うのですね。

    そして、確かにおっしゃるように、できる時があるのに、脈絡なく、でたらめにできない、という時がありますよね。普通の子なら、できない、と言っても、ああ、ここにつまづいているんだな、とか、この部分を忘れてるんだな、とか推理出来ることが多いですが、げんちゃんの場合は、できないときは、でたらめもいいとこです。
     なんか書けばいい、みたいなひどさです。
    これが意識なんだな、と思います。意識のことをつかんでなければ、教えるこっちは混乱しまくります。本質的なところは、意識障害、と最近わかってきたので、前のようにパニックにならずにすんでますが、普通ならパニックになります。教えるこっちが。

    >意識が高次から低次へ切り替わり、高次に戻せなかったからかもしれません。
    そうですね。ぼ~っとしている時は、脳の知的な部分はおやすみっぱなしで、あとから聞くと、なんにも覚えてないときさえあります。

    声かけせず、自分で気付くだろう、と、見守ったりしてたら、おそろしいことになってますね。声かけも、気持ちを動かすものにしないといけない、とよくS先生にいわれますが、たしかに難しいですよ。とくに、今は、げんちゃんはすぐに反抗してくるし・・・

    今日もまた、げんちゃんとどうやって格闘するか、頭いたいです~。

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