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げんちゃんと対峙していると、どうしようもなく、腹が立つときがしょっちゅうです。土曜日は、仕事で勉強を教える暇がないので、今日は、お姉ちゃんの親友がげんちゃんの家庭教師をしてくれました。
大学生なので、そうたいしたことはできないだろうな、と思っていたけれど、K先生が
「比例反比例、けっこうわかっていますよ。消しゴム使って、必死で教えました。何度も・・・」
とおっしゃるので、今日は、彼女に、反比例を教えていただくように、教材を揃えました。
来週反比例のテストがあるので、なんとか、良い点がとれて、げんちゃんの自信につながるといいな、と思ったげんママです。
ところが、案の定、終わって彼女に聞いてみると、「ぜんぜんわからない、」と、ぼ~っとしていたそうでした。
ほんとに、うんざりです。げんちゃんの態度が目に見えるようです。5年の秋ごろでも、約数、倍数、など、教えることに躊躇するほど、難儀していたげんちゃんだったのに、彼は、そこから飛躍的に算数がわかるようになってます。もちろん、人並みとは、言えませんが、20までの加減だけで、何年もかかってきて、どんな教え方をしても、不毛な砂漠のような算数地獄が、多少は、湿り気を帯びてきた程度にはなっています。
でも、げんちゃんは、大学生の先生を前に、フリーズして、心を動かさない。それは、手に取るようにわかります。
家に帰って、もう一度その問題をやらせてみました。
” 170センチの輪になったヒモがあります。正x角形を作ると、一辺がyセンチになります。xとyの関係を式に書きなさい”、という問題でした。
げんちゃんは、いつものように、ぱっと読むと、何も考えず、xとyを適当な意味不明の式に当てはめて終わりました。彼は、図を描くわけでも、問題に線を引くわけでもなく、なんか下に書いてあるヒントになる表のあいたところに、好きなように処理した数字も書きました。もちろん、全部バツ・・・・
「絵を描いてごらんって言ったでしょ。・・・それに、問題文に線もひいてないよね。」
げんちゃんは、ふてぶてしく、
「別にいい!」
と言って、私の言うことを無視します。
「うるさい! あーもういいから。静かにして!」
あくまでも、算数に対して、どんなに私が、いろんな方法を研究して教えようが、どんなにこっちが努力しようが、上司が、部下の血肉をそそいで作った書類を、まるで一蹴するかのように、げんちゃんは、偉そうに踏みつぶしてくるのです。
どこがわからないのか質問するわけでもなく、とにかく、わからん、と言ってしまえば、それ以上考えなくてすむ、という思考です。ほんとに卑怯です。
K先生もこの部分に手をやいています。わからない、と言っている方のげんちゃんが、常に偉そうで、教えている私やK先生は、まるで、部下のようなありさまです。
何様のつもりなんじゃ! 私が、絵を描くように言って、さらに、説明しだすと、
「あ~。もうぜんぜんわからん!」
と、ふてぶてしく、切り捨てます。げんちゃんは、問題をやってやってる・・・もしくは、お母さんがうるさいから、とりあえず取り組んでる・・・そういう気持ちなんでしょう。
さすがに、切れました。
「甘ったれんな! 。いつも誰かがやってくれる、自分は、いつも、自分から逃げて、いつも誰かのせいにして、そんなことしてるから、何もかわらないでしょ。(げんちゃんは、最後は、何かのせいにする。)
あんたは、いつも支援クラスで、普通クラスの子にはついていけないでしょ。
現実をちゃんと見なさいよ。目をそらすな! 自分の現実に向き合いなさい! ずっと自分のやりかたを変えなければ、出てくる結果は同じだよ。どんなにチャンスを与えても、自分がそれをつかまないんだったら、あんたは今のまんまだよ。」
ほんとに、自分のやり方、自分の考え方、げんちゃんは、絶対に手放さず、ポーズだけがんばっているつもりでいます。でもそれは、何も結果には反映されない。私は、それがほんとに口惜しい。しばらくすると、げんちゃんはまた、布団に逃げ込もうとします。うまいこと、寝る時間になった・・・脳は、そういうことだけは、狡猾に動く。
「僕は、今日疲れているんだ。」
とかぬかす。
「あんたが疲れてるだって! あたしは、仕事して、あんたを教えて、それから、あんたが寝たら、1時2時まで仕事するんだよ。馬鹿言うな。やれよ。自分が変わりたいんだったら、やれ!」
私は、げんちゃんをひきずりだしてきて、有無を言わさずさせました。
こうやって、逃げることだけ、覚えていくなんてありえない!
げんちゃんは、あきらめて、問題を読み、言われるように図におこしました。サポートはしたけど、ちゃんとできる。そして、げんちゃんは、すっと何かつきものが落ちたみたいに、そこから先は、やってのけました。そう、彼は、できるところに来ているのです。でも、やろうとしないし、自分と向き合うこともさけます。逃げて、逃げて、人のせいにして、現実から目を背ける。
現実は、ここにしたためたものの数倍激しい戦いです。私は、げんちゃんの狡猾な手法に負けるわけにはいきません。どんなこと言ったって、ちゃんと向きあわせます。
私は、それほど、本気なんだ!
終わってから、げんちゃんといっしょにカルタを作りました。
真ん中に算数と書きました。
私も、いっしょに、書きました。私だって、傷ついているんだ!
げんちゃんは、数字の砂漠、とか、面白くなさそう・・・とか、限りなく負の感情をぶつけます。私は、図を描かない、とか、甘え、とか、思い込み、とか、げんちゃんの算数に対して感じることを書きます。
ありったけ書くと、
「で、げんちゃん。ちゃんと図を描いたら書けたわけだよね! できたわけだよね。じゃあ、それからのことを、今度は赤で、この図に入れてみて。」
そういうと、赤で、いくつかの負の感情をバツで消しました。図を描いたらわかった、と、納得したようです。そのあと、ふてぶてしく寝たものの、私もげんちゃんも、どっかすっきりしてました。
カルタ、使えます。
いい加減大人になれよ、と思います。
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げんちゃんママさん、お気持ちわかります。
私がroboを中学受験の時、塾には週1回、しかも、たった一コマしか通わせていなかったのは、「本気でやれるのは、親しかいない!」と思っていたからです。
roboも全く勉強には興味がなく、特に中学受験の難解な算数の問題に対して、心のシャッターを閉じ、脳機能を停止させてしまうからです。
私もroboは算数障害かと思ったくらいですが、違うそうです。つまり、げんちゃんと同じで、「出来るのにやれない」という状態だったようです。
だから、私は意識の問題が大きいと思ったのです。塾の先生にも、気が向かなくて「じっくり考える」ということをしない、と言われていました。
だから、塾に預けていると、ボーッとしたまま時間が過ぎてしまうので、私が当時は付きっきりで取り組ませていました。とにかく、「課題に意識を向けさせる」ということに命を掛けていました💦
ようやく、少しは自ら取り組めるようになって来たのが、去年の今頃からだったので、11月の初めに受けた模擬試験の結果は上がっていました。
今も勉強、特にうちも数学への取り組みが悪くて困っていますが、受験を体験したことで、少しは意識改革が進んだ気がします。「やればできるのに、やらない」というのは、行動パターンとして、やはり改善したいですよね。私も同じ気持ちです。
そこを改善するためには、確かに、マインドマップが役に立ちそうですね✨言葉でいくら言っても響かない、意識の部分に働きかけることができる気がします。
マインドマップの活用は、一般のお子さんにも有効ですが、発達障害の子の意識を高めた上で、思考を広げたり深めたりすることにつながりそうですね。
私もroboの実行機能の低さに手を焼いていますので、やらせてみようかな、と思いました。あと、作文を書かせる時にも使えそうだと思いました。
でも、この手法はげんちゃんがここまで成長したらこそ出来る取り組みですよね。
ところで、roboの社会の先生が授業の導入に、マインドマップを活用されていますので、roboが4月に書いたものを、お見せしたいと思います。今日、もう1回記事を投稿してみたいと思いますので、もしよろしかったら見てみて下さいね。
げんママさんの本気と頑張りがすごいと思いました。算数をめぐるママとげんちゃんのやりとり、我が家でもありますね〜。でもわたしはなんだかあまかった…逃げることも覚えさせたし、おっしゃるように、息子は「してやってる」と思ってるのだろうなと思うこともあります。うちはきつくしすぎると家出してしまうようになったんです。すごく卑怯でしょ?私にダメージを与えるやり方をするんです。
そんなわけで、直球勝負がなかなかできませんが、なんやかんやいいながらも、ちゃんと応えてくれるげんちゃんは偉いとおもいます。
中学生くらいになると、勉強しなくなる子もいるだろうし、げんちゃんは、このまま続けてたら、追いついて追い越していけるような気がします。
パワーをわけてほしいです。風邪で体調が絶不調で気弱な週末です。体調悪くて、何もみてやれないと、ゲーム三昧、テレビ三昧の我が子です(涙)
げんちゃんママさん、本当にすごいです!本気で向き合って必死でやってきたからこそ、今のげんちゃんがあるんですね。
うちの娘とも今度、フィンランド式の図を書いてみようと思います!どんな言葉が出てくるのか・・・。楽しみなような、こわいような。
げんママ様
比例反比例を勉強しているなんてげんちゃんはすごいですね!私はわからないまま大人になってしまいました。字もきれいですし、以前に私に似ていると言ってしまったこと、申し訳ありません。
子供に伸び代があるってわかっているのに、本人が取り組まないと、本当にイラッとしますよね。
でも、逃げ道を塞ぐと、逆上されてかえって収束がつけられなくなることが多いです。発達障害の子に限らず、職場のプライドの高い医者でも、認知症のかたでも、逃げ道を塞いであまりいい結果になったことはないです。
そして、私の場合ですが自分がしたくないことで、脳に負荷をかけなければいけない状態になるとすごいストレスとなり、その後しばらくは何もしない低意識で過ごさないと回復できません。ものすごく効率が悪いです。しかも性格も捩くれていたので、ストレスをかけられた親への報復?として比例反比例は二度と勉強しなかったと思います。私の親はそんな私に疲れ果て、勉強や成績のことは一切なにも言わなくなりました。だから、踏みとどまって頑張ったげんちゃんと、決して諦めずに格闘するげんママ様 、お二人とも尊敬します。
ロボママさん
できない時に無理じいしようという言うわけではありません。ほんと、できるのに、向きあわないんですよね。たぶん、それは、発達障害特有のものもあるとは思いますが、突き抜けてほしいのです。
ロボママさんだったら、もっとソフトにされるんでしょうね~・・・
結局、ちょっと我慢して、がんばったら、あ、できた~、と言って、一番うれしいのはげんちゃんなのです。
自分が何かをつかもうとすれば、やはり、人間忍耐も必要だし、苦しいことも乗り越えないとしかたない、その、力を養ってあげたいです。
でも、ロボ君は、着実にママの指導で、伸びてきているのはすごいことだと思います。一斉授業の、塾や、学校では、どうしても、意識が飛んだままになり、その時間は、何もやってないのと同じなので、ママが、個別に指導されたことは、ほんとに賢明な選択だったと思います。
私も、先日学校に見学にいって、まだまだロスが多いことを感じました。
でも、あれから、先生によると、ロスしてる時間は少し短くなっているそうです。
一変にはいかないけれど、少しずつ成長していってほしいです。
ロボママさん
昨日は、テスト勉強のため、明治維新を復習させていました。マインドマップは、歴史にはうってつけですね。自分で、歴史のマインドマップを書けるようになれば、もう、げんちゃんは、仕上がりが近いと思うけど、今からです~。笑
ゆうママさん
おうちを飛び出してしまうんですね。
うちは、私の方が飛び出すかも・・・
「あ、そうですか、私がいても、しかたないわね。仕事行ってきます。勝手にしなさい。職場では、ママがいなくて、みんなががんばってくれてるのよ。そういう周りの人のおかげで、ホームスクールできてんの。甘えるんじゃありません!」
とか言って。
今度は、ママの方が先に飛び出してみたらどうかな・・・・
げんちゃんは、一時期は、
「僕なんか死んだ方がいいんだ、」
とかぬかして、私をおどそうとしました。その時は、カリキュラムを前に、
「死ぬんだったら、これを最後までやってから死になさい!」
もう、そんなこと言って、私をおどすのは、あきらめたようです。笑
がんばってください!
ロボママさん
そうそう、げんちゃん、ぜんぜんロボ君と同じではないですよ~。泣 なんせ、20までの加減は、未だに遅くて、間違います。算数の学習障害はあいかわらずなんですよね~。
ただ、教えたときのレスポンスは、よくなってます。
げんちゃんの算数障害がなおれば、どんな学習障害でも、治る、という可能性が、少し出てくる、と感じてます。
げんちゃんは、算数のイメージを、
数字の砂漠
と表現しました。絵を描いて考えると、砂漠に少しは草が生えるような感じになるのでしょうか・・・
hanaさん
フィンランド式カルタ、げんちゃんに、しようと思ったのは、中学年くらいの時だったと思います。でも、だめでした。まだ、1つ1つのパーツがまったくすかすかで、本人つなぐどころか、アイテムさえない、と言う状態でした。
やっと、カルタ使える段階に来たんでしょうね。
やってみてください。
gさん
https://glow-gen.com/237898527/
の私の記事の最後の方で、auminさんと私のコメントでのやりとりが、参考になるかもしれません。
意識とは、リアリティーがベースになるので、幼児の時は、まだ、いきなり、そこへは持って行けないのかもしれません。
読んでみて下さい。次の記事にとりあげられたら、と思うのですが・・・
gさん
私立の小学校を受験なんて、すごいですよ。げんちゃん、お受験の問題、いまだに、むつかしいの多いです。
幼稚園の時なんて、問題読むのも、意味も取れませんでした。知的なものは、高いのですね。
ならば、しっかり、リアリティーをもたせる訓練をしていかれるといいのではないのでしょうか。
げんちゃんより、ずっと、早くよくなるのでは。頑張ってください。
それとミッションはいいですよ。この子たちは、早くから、神様の愛に触れていくことができれば、すごく、いろんなことが、開かれます。どうも、特別なミッションをもってる、子どもたちだと思っています。頑張ってください。
げんちゃんママさん、いかがお過ごしですか?
今roboは中間試験の真っ最中です。やっぱり数学が大変で、格闘中です💦今週はスイミングもピアノも休んでいます😅
ところで、昨日は、疑問形の声掛けが意識への働きかけに有効だと教えて下さり、本当にありがとうございます。
小さい頃は、疑問形式の声掛けで、気付きを誘う手段が効果的だったので、よく使っていました。
あと、ぬいぐるみを動かしてぬいぐるみがしゃべっているようにしたり、ミッキーマウスの声まねをしてしゃべると、意識が目覚めるようだったので、よくその手を使っていました。
怒ったり叱ったりするのって、すごーく疲れるけれど、何とか指示に従わせたくて、苦肉の策で、怒らずに聞いてくれる方法を色々編み出していたのだと思います。
ところで、今日の記事には、質問形式の声掛けについて、思い出したことを書いたので、もしよろしかったら読んでみて下さいね。
げんちゃんには、あまり参考にはならないかもしれませんが、小さい子をお持ちのママさんへのアドバイスになるかもしれません。
ロボママさん
普通のママたちは、子どもが赤ちゃんの時、知らず知らず、やっているんですよね。あらためて言われると、あたりまえすぎて、はい、そうだよね・・・と終わってしまうのです。
しかし、理論的な意味をわかると、もっとねらってやれるようになるはずです。
私は、やっと、そこの理論的なところがぴんときました。
あ~、わかるまで長かった~、という、感じです。
多くは経験的に、普通にやっている育児に、意識を入れる・・・ということでもあるのです。
恐るべき意識!
Mさん
ほ~んとに、5年生から、算数は一気に難しくなりますよね。なんせ、20までの加減を、まだ四苦八苦していたので、比率とか、公倍数とか、出てきた時には、ぞ~っとしました。
割り算の意味がまだ定着してなかったし・・・・
もう、ぼたぼた雨漏りがする中で、増築しなければ、みたいな状態でした。
とにかく、前のことを塗り重ねる・・・新しいとこも進んで、なんとなくでも入れてみる・・・
それでも、公倍数とか通分とかは、3ヶ月遅れくらいでしか始められませんでした。
でも、今、とりあえず、完成度は高くないけど、全部やっちゃって、クラスの単元の進捗でいってます。
は~・・・やっぱり、5年からこっちの伸びはすごかったのかもですね・・・
もちろん、まだまだ算数ひどいですが。まあ、昔とは、大違いではあります。
げんちゃんが、数字の砂漠、と表現したのは、算数に、現実的な広がりを一切感じないからなのでしょう。
とにかく、数にリアリティーをつける。もうそこに徹しています。
げんちゃんママ さま
今回も迫力あるレポートをありがとうございます。
げんちゃんとここまでお腹を割って話せるってすごい信頼関係ですね。可愛い赤ちゃんみたいな幼稚園時代とは違う少年の現実を今から見ることが出来て、今の幼い時期を十分に抱きしめ大切にしようと思っています。頭はイマイチすぎますが。。。癇癪がないので素直で育てやすいです。
幼稚園児の意識改革、私なりにも考えてみました。
一つは自己決断、選択させ続けること。といっても、療育などやることがいっぱいなので、子供が自由に選択できない時間が多く、本当に本人の意志を尊重出来るときとなると限られますね。それでも朝パン(パンもグルテンフリーにしてます)かご飯からはじまり、何個食べるか、何から着るか、テレビは何を見るか、誰と幼稚園へ行くか、靴は何を履くかなど結構あります。最近は、遊んでいてもお勉強の時間だよっというと、あと5分ではじめると自分で言いタイマーがなるとすっと取り組めることができるようになりました。自分で決めたことは守らせるようにしています。
もう一つは日常にあるもので考えさせ続けること。そのための経験を無理やりつくる。色水を混ぜ合わせたり、虫の声をネットで聞かせたり、冷たいものを触らせたり、ぼーっとしているタイプなので周りのことに興味を持つこととなるよう5感を使わせることに気を付けています。
最後は健常児なら無意識で行えること、例えば真っ直ぐ歩くとか独り言を言わないとか、、、それが出来ないので、それを意識して出来るようにさせています。
あとはなんでしょうか。。。
私も息子を意識させ続ける人間に(普通の人は無意識に出来ていることを)していきたいです。
itoさん
幼児の意識改革は、げんちゃんくらいの年の子とはまた違うでしょうね。はっきり言って、私はぜんぜんできていませんでした。
でも、今からその頃に戻ればできていただろうか・・・と思って見ても、たぶん、できなかったかな~と感じてます。
意識って、やっぱり、認知という、自分の小固有覚に支配されるもので、げんちゃんは、周囲との境もぼんやりしていて、自己を認識する手立てがなかったように思います。運動をやり、体へのアプローチを必死でやり、ありとあらゆる体験をさせ・・・ということをただひたすらするしか、ほかには何もできなかったです。
だから、今あと戻っても、同じことしかできないと思います。
ただ、問いかけを、レスポンスがあまりなくても、ひたすらして、ない場合は、選択肢を与え、選ばせたり、さらに、簡単なヒントを言ったり、ちょっとだけ教えてあげたり、工夫をして、とにかく広げる、ということをするのがいいのだと思います。だから、itoさんのやろうとがんばられているのは、素晴らしいことだと思います。
三角が出て来たら、なんとか、そこをつまみ上げて丸にかえる。つまめるところは、わずかにしかなくて、ほかに選択肢は、いつもなかったです。
でも、発達障害は、意識障害なんだ、と、こっちが理解するだけで、ずいぶん、戦いは、全容が見えるのだと思います。考えたこともない、意識したこともない、ということにスポットをあてて、あれ?と思えるだけでもずいぶん効果があるように思います。
まだお子さんが小さいので、最高に短いコースで改善していってください。応援していますよ~。
頭蓋仙骨療法やってきました!
といってもなんか頭を軽くさわってるだけだったんですが、
本当にこれでいいのかな?
と思いました。
げんちゃんのときはどうでした?
よかったら教えてください
アドバイスくださいさん
そうですよ。頭の骨のリリースは、そういうかんじです。もし、不安だったら、アブレジャー先生の「もう一つの私」
という頭蓋仙骨療法のわかりやすい入門書を読まれるといいかもです。一回で即効性のあるものではないですが、うまくいくと、20時間くらいうけたあたりから、変わってくることが多いです。げんちゃんは、20時間あたりから、あれ、なんか、落ち着いたね・・・という感じになりました。
まずは、頭の骨のどこが動いてないか、それを診断してもらう必要があります。動いてる、というなら、もう必要ないので・・・
アドバイスくださいさん
人によっては、数時間受けて、何かしらの効果を感じる人もいるようです。
ありがとうございます。
そうですか、なんかすごく軽くやってたので不安になりましたが、安心しました。
ところで、げんちゃんは何回くらいで変わった!
と感じましたか?
何分高いもので、ちょっとビビってます
アドバイスくださいさん
そうですね~。頭蓋仙骨療法は、10時間くらいしたら、やっぱりいいのかな~。20時間くらいで、絶対いいはず・・・、そんな感じでした。合計40時間は受けたかも、3年で始めたので、2年くらい治るまでかかりました。
でも、多動的なところはなくなって、やっぱり、お友達へのちょっかいとかは、だんだんなくなっていきました。
いっしょに受けている2年のお子さんは、正常と強い異常の真ん中くらいまできたのですが、睡眠障害や、ひどい多動が改善しました。頭がしめつけられていると、やっぱり、多動的な症状が出るんだな、そんな手応えは感じてます。
セルフケアを、おしえてもらって、回数を減らして下さい。先生も、それを望んで、家でやってください、と言うはずです。言われなかったら、積極的にやりかたを聞いてがんばってくださいね。早くなおすにはそれしかありません。
げんまま、ありがとう!
もうちょっと頑張って見る気になりました。
本当にありがとう。
ところで頭蓋仙骨療法始められたの2年生からですよね?
ブログを読み返すとそんな気がするのですが、、。
間違えだったらごめんなさい。
あと頭蓋仙骨療法の後
知的な伸びは感じましたか?
それとも情緒面の改善だけでしたか?
それもよかったら教えてもらえませんか?
アドバイス下さいさん
あ、そうか~。2年でしたね。もう、過ぎてしまえばあやふやですね。
とにかくゴールデンウイークあたりからでした。
知的な伸び、両方です。ただ、それがきいたのか、よくわかりません。というのがほんとのところです。でも、毎月のように、常に伸びてたげんちゃんでした。今も、ですが・・・
やれることをなんでもかんでもやってたので、どれがヒットしたのか・・・ただ、情緒は、限界感じてて、頭蓋はそこにヒットしたのは確かです。