ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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教室見学。言葉が理解できない。ついていけない。だけど、学校は好き。

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かぎ編みに挑戦してます。初日、悲惨。二日目、なんとかできました。くさり編ができてきたら細編みでコースターを作らせてみたい。
 女の子みたいなことやれるか~・・・とか言わない幼さがすくいかな・・・
6年になって、初めて、げんちゃんの授業見学に行ってきました。
そして、びっくりしました。ここまでひどいとは思っていなかったふしがあるげんママです。げんちゃんは、クラスの中で、静かにすごしていましたが、授業の内容のほとんどは理解していないようでした。

 彼は、クラスの中で飛び交う、会話、説明。音は耳に入っていても、意味が理解できていないようでした。最初は、算数の時間で、比例をやっていました。かかわりあう、二つの数字の関係性を見つけるわけですが、図もない、絵もない授業、数字だけの表から、クラスメートは、ちゃんと意味を理解し、グループに分かれて、問題を互いに論議しあっていました。
げんちゃんは、もちろん、頭を空っぽにして、ぼ~っとしてます。100パーセントわかっていません! ただ、彼は、まわりに迷惑をかけずに、ちゃんと座っていたし、おとなしく、目立たずぼーっとしてました。

 先生が、「ほかの班の人の回答を見て回って、」というと、周りが離席したのを見て、自分も、歩き回る、ことをはじめました。行動をまねることもできていたということでしょう。

理科の時間もありました。
 ほかの子供たちの発表は、6年ともなると、理論的です。理論的なので、もちろん、げんちゃんは、何もわかりません。自動的に、彼は、聞くこともあきらめ、すべての機能を停止しているように見えました。

 ただ、すごいのは、ノートをとってました。ほかの生徒より、極端に遅いペースでもなく、比較的さっさと、手を目を動かしていました。
 生徒たちのディスカッションに入る前までは、先生が、ゆっくりしゃべって、板書をするので、そのあたりまでは、普通の子に負けないスピードで、ノートを写します。汚い字ですが。先生がわかりやすく話す内容については、半分くらいは体にはいっていきているような感じもあります。その証拠に、「○○という薬品は、金属を溶かすか、自分の予想を書いてください。」と言ったのに対し、
 さっさと、「溶かす」とノートのしたためました。先生対自分・・・なら、以前より、少しは聞き取れているようでもあります。

でも、先生、生徒、、またほかの生徒・・・と、会話のピンポンが飛びかうと、彼の眼は死んだようになり、空を追っているようです。
 中休みに、親切な女の子たちが、げんちゃんが仕上げてなかった提出物を持ってきて、
「ここのとこ、書いてないから書いて、」
とげんちゃんの前におきました。家庭科の反省を書く用紙、「感想」 というとこが白紙になっていました。
げんちゃんは、頭をかきながら、一生懸命書こうとしますが、なかなか出てこず、私や女の子が手伝います。なるほど、毎回のように、授業中に文を書き込んで仕上げる、このような用紙を、半分くらい白紙で持ち帰りますが、なかなか、論理的に文におこすことが難しく、自分の感想なんてのも、言葉にできないようです。

 つまり、げんちゃんは、自分の状態や、気持ち、内容の要約などを言葉にできないようです。

 そして、よく見ていると、女の子に話しかけられても、相手にわかるように話すこともできません。我が家では、みんなげんちゃんの生活全般をよく知っているので、主語が少しくらいなかろうが、内容はわかることが多いです。しかし、ここでは、相手にわかるように話さなければ、通じません。

 相手の女の子は、
「支援の子だから、しかたないか・・・」とばかりに、少し困ったような顔をしたけれど、なんということなく、げんちゃんに合わせてやっています。

げんちゃんは、プリントを書き込むと、手伝ってくれた女の子たちには、目もくれず、それを提出しに行ってしまいました。周りに気を使ったり、ということも、ないようです。

げんちゃんは、クラスで、みんなに温かいサポートを受けながら、すごしているだけで、グレーゾーンでも普通でもなんでもない、ただサポートのいる支援クラスの子、なのだと理解しました。

やれやれ・・・ウィスクの結果は、ほんとに現実的なんだな、と思いました。

体育の時間になると、一番自然で、げんちゃんは、高跳びの棒を、友達が飛んで落とすたびに、ちゃんともどす係になって、しっかりやってました。けなげに、一生懸命、クラスメートのお手伝いするのが自分の役目とばかりに、楽しそうでした。お手伝いや、こういうお仕事は、げんちゃんは、よく率先してやるのかな、と思います。うれしそうです。
おうちに帰って、
「げんちゃん、算数は、支援で受けたら。よくわかるよ。」
と言いましたが、
「いやだ!」
と頑として拒否しました。はたで見てると、普通クラスの時間の半分は、身になってないな、と思えるのですが、げんちゃんは、普通クラスが楽しい、と思っているようです。

私は、その日一日のことを振り返り、あることを強烈に感じました。

げんちゃんは、ごく単純な会話以外は、あまり理解できていない。そして、自分も、何かを伝えるために、相手にわかるように話すこともむつかしい。ということでした。

算数ができないとか以前に、彼は、ほんとに、言葉を理解していない、と思いました。


 言葉のプログラムの必要性を、強烈に感じたので、 
家に帰って、本を音読させながら、ブロックごとに、意味を理解できてるか、ちょっとした質問をしてみました。
するとどうでしょ。

「主人公の○○ちゃんは、何年生?」
「6年生。」
「じゃあ、げんちゃんとこの主人公は同級生だね。」

と私が言うと、
「え?違うよ。6年生だよ。」
なんて言ったり、わずか数行の内容さえ、当然知ってるはずの語彙もなく、とんちんかんな取り方をしていたりしました。


 この子の言語能力は、かなり低い、と思いました。算数があまりにひどいので、国語は、良い、と思っていましたが、とんでもない。彼の聞く力、伝える力・・・1~2年生がいいとこ・・・いや、それ以下かもな~。・・・なんてあきれてしまいました。


 学校見学は、いつもがっかりしますが、このたびも例外ではなく、私の彼への教育プログラムの変更を強いられるものでした。

言葉の力をまずあげなければ、げんちゃんは、いつも霧の中にいるようなものだと思いました。

 それとともに、やれやれ。中学は、絶対支援クラスありきだと思いました。それとともに、週2日のホームスクールは少ないくらいのものだ、とも思いました。げんママの幻想もあっさり消え、
げんちゃんに個別の教育を、まだまだしっかりほどこす必要がある、と感じ、迷いもなくなりました。

そして、今更ながら、げんちゃんの知的な低さは、かなりのもので、げんちゃんのスタートは、今思うと、私が把握していた以上に、すさまじいものだったのね・・・・この子って、が~っつり、知的障害だったんだね。汗

それでも、まったくわからない速度のテスト、習ったことを思い出して、意味不明ながら、50点くらい取ったりしてます。(簡単な確認テストだから、ほかの子は、90点以上がほとんどです。)
 カエルが10メートルくらいジャンプするに等しいのかもしれませんね。
色んなことがつながってきはじめてはいるけど、決定的な、言葉の力と、それを駆使して考える、理論的な思考にかけている。まだ、勝算はある。淡々とやっていくだけだな、と思います。げんちゃんが、ほんとに賢くなったら、正真正銘、知的障害は治る、と、証明できるな、と思います。取り組む素材としては、不足はない、と、いうことにしましょうか・・・・。汗

 ただ、げんちゃんは、普通クラスが好きで、学校や友達も好きみたいです。まわりのことは、気にせず、マイペースで、居場所を作り、楽しくやっていっていることも、よくわかりました。
人生は短い。私もげんちゃんも、周りなんて気にしてる暇なし。

周りが読めないとも言えますが、この子の長所でもあると思います。


まだまだ、独自路線でいく必要がある、と、感じた学校見学でした。
 

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  1. robo223 より:

    げんちゃん、学校で楽しく過ごしているんですね。😆
    それが何よりのことだと思います。

    やはり、人に不快感を与えることなく、教室で過ごすことって、この子達には、なかなか難しいことです。また、変に回りに流されて、妙な癖がつくことも多い中、げんちゃんは、マイペースを守り、淡々と教室に存在していることは、とても良いことだと思います。

    げんちゃんママさんのご努力がここに結実していると思います。

    さて、言葉の認知の面ですが、WISCで90を越えていたこともあり、5才のスタート地点では、厳しい状況にあったとはいえ、今は知的障害ということはないと思います。

    では、なぜ、話が理解出来ないかと言うと、これは、自閉症スペクトラムの特性により、共感性が低かったり、抽象的な思考が弱かったりするからだと思います。

    もちろん、「同級生」の意味が分からなかったり、語彙数の少なさはあると思います。また、言葉の概念自体を学ぶ取り組みも思考力やコミュニケーション能力を上げることにつながるので、げんちゃんママさんがされているようなトレーニングは有効だと思います。

    それにしても、これだけ、げんちゃんの現状を客観的に分析・判断し、勇断できるげんちゃんママさんのクレバーさには、恐れ入りました。なかなか出来ることではないないと思います。さすがとしか言いようがありません。

  2. ayumin0309 より:

    ゲンちゃんママ様、以前にもコメントをさせたいただいたことがある、小1の発達障害の男児の母です。いつもブログを楽しみにしています。私は診断はうけてうないのですが、おそらく発達障害があります。私自身のIQは知りませんがげんちゃんは私の子供時代と似ています、いえ私はもっとひどくて勉強も運動もできなくて身だしなみさえ整えられない子供でした。中学までそんな感じで偏差値30台で行ける高校はないと言われていました。でもある日、国語も数学も家庭科もすべてのことは根っこで人生の真理のようなものとつながっていて、良い人生のためには勉強は必要なものだとわかりました。それまでも勉強は自分のためであることはざんざん言われていたのに自分で理解するまではわからなかったのです。それからは勉強に意識が向くようになり、内申は壊滅的だったので、私立の高校に行き大学も行きました。大学在学中に自分のやりたいことがわかり、さらに専門学校まで行きました。その資格で働き続けることができています。怠け者の脳とは一生闘いが続きますが、戦略もたてられるようになりました。
    げんちゃんも、意識がむきつつあるとのことで、今後飛躍的に変化をとげることがあると思います。私たちはきっとスロースターターなんです。

  3. glow-gen より:

    ロボママさん
    ほんとに、いつも、否定的な感情も、すべて、ちゃんと、私がなるほど、と思うような言葉で、おしえさとしてくださってありがとうございます。つい、ロボママさんなら、どう分析してくださるのかな~と、書きながら思ってしまいます。ははは・・・

    げんちゃんは、あるときは、ちゃんと普通に会話して、あ、そこちゃんと気付くんだ、と思うのですが、理論的なくだりになると、なんか、どっかに行ってしまうような感じがあります。

     内部言語で、人は、色んなことを展開していくのですが、学校での授業は、内部言語を持たず、宙を浮いているような感じに見えました。

     結局この子は、言語をもっていないんだ。つなげていくための言語をつむげないのか~・・・だから、学校から帰ってきても、あったことを言わないし、自分がどんな思いかも伝えられないんだな。と思いました。

     算数だって、言語をもっていないので、少し前までは、一人で、問題を解くことさえできなかったし・・・

     他のお子さんは、すでに、手段としての言語を操っています。学習にしても、何にしても、流れるように言葉があって、その分、頭の中で、ネットワークをつないでいける。そんな違いを感じます。

     でも、それだけ普通の子と大きな差があっても、げんちゃんの中に、何かしら意識の力が芽生え始めているのも確かで、独自の方法でそこに働きかけた方が、いい時期だな、と思います。

    でも、本人は、普通クラスの中で、何かしらの意識の芽生えを育んでいるようにも思います。だから、今のまま。普通クラスに自分をおきたいのだろうな~・・・

    クレバーなんて、きゃっ!うれしいです~。ロボママさんは、ほんと、人を励ます才能がありますね~。今日も元気をいただいて、明日につなごうと思います。ありがとうございます。

  4. glow-gen より:

    ayumin0309さん
    素敵なコメントありがとうございます。
    中学3年くらいからだろうよ・・

    と、セラピストの先生も言ってました。彼も、右脳の人で、IQこそ高いみたいですが、げんちゃん側の人みたいです。だから、げんちゃんたちに、高い評価をしていました。
     げんちゃんが、ある時から、爆発的に伸び出す、というイメージは、ぜんぜんわかなかったのですが、最近、彼は、意識がかわってきていて、そういうこともあるかもしれない、と感じるようになりました。

     でも、こうして、実際、ブレークスルーしたママの例をお聞かせいただくと、ほんとに勇気がわきます。
     希望が、わいているので、げんちゃんの現状を見ても、あまりショックもうけないようになってます。発達育児がつらいのは、将来に希望がつなげられないときだと思います。
     でも、どっか、いけるんじゃないかな~という、種みたいなもの、最近のげんちゃんに感じている。意識の力です。

     しかし、ママは、小学校中学校の多くの時間、大変な思いもされてこられたのでしょうね。是非是非、ママの子ども時代詳しく聞きたいです~。

  5. ここあ より:

    げんちゃんママのブログはいつも私が悩んでいる時に悩んでいる事が書かれていてびっくりします(笑)口から出てしまうというか、考える事を拒否している気がします。なので間違った答えを言って私が『は?』と言うと、しまった!!という顔をしてみるみる焦ってきて更に訳のわからない事を言い出します。なのでまた私がキレてしまって、娘も泣いたり反抗したりで時間が無駄になり。でもそうこうするうちにお互い冷静になって娘も考え出すようになる。最近の学習の始まりはこんな感じで嫌になります。娘の言語の低さは以前お話ししましたよね。低学年の国語のドリルをさせると『こんな事も知らないの??』という事があってクラクラします。息子が4月生まれという事もあって言葉が早かったので、どうやって言葉なんて習得させればいいのか分かりません。衝動性や多動性もありますが、本当に娘は知的障害なんだと実感します。以前も書きましたが、情緒の子供さんはサイコパスまではいかなくてもそういう傾向のある子供さんでなくて、心配や不安が強かったり、こだわりが強かったりする子供さんだったら年齢が上がると気持ちの持っていき方が分かってきて学習にも集中できる様になります。元々知的に低いわけではなくて学習に集中する余裕がなかったという事なので、学年に追いついたりいきなり賢い子供になる様子をみてきました。それにひきかえ娘はコツコツと頑張っても頑張っても、やっと入れ物が満杯になった。。。と思ったのに、はらはらと溜まるまでの何倍もの速さで流れてしまって忘れたりするんです(泣)『赤くて丸い果物は??』と聞けば『りんご』と言えますが、『じゃありんごってどんな物?』と聞くと言えない。こんな感じなので自分の思いや考えをうまく言えないのは勿論。文章もまともに書けません。『思ったことを書けばいいんだよ。』と言っても何処かに遊びに行っても『楽しかったです。お昼にラーメンを食べました。美味しかったです。』という位しか思わない(言えない)のでその文章しか書けません。やはり言葉は大切ですよね。算数も公倍数や公約数でストップしてます(泣)遅くなりましたがげんちゃんのウィスクの結果は素晴らしいですよ。年齢が上がれば数値が下がると言われているのに。田中ビネーで検査したらプラス10と言われているので90になりますよ!!げんちゃんママはお忙しいので中々お会いできませんが、作戦会議がいつかできたら嬉しいです。

  6. ito より:

    げんちゃん ママ様
    いつもブログをありがとうございます。忘れないうちに、翔子ちゃん2日月曜日の午後1時05分から再放送があったと思います。
    げんちゃんの学校での様子、息子の幼稚園の過ごし方とよく似てます。げんちゃんが幼稚園の時はこうだったのかな~と感じています。でも息子は言葉の遅れが大きいので普通に話せたげんちゃんは随分と上です。
    息子も大人しくお行儀も悪くないし、模倣もできるのでハンディが目立たないんですよね。幼稚園であれば離席する子も多いので、そちらに先生がとられてしまい、穏やかな息子はフォローしなくても良いのかと思われがちになります。もちろん幼稚園とは密に連携を取ってうまくシャドーしてもらえるよう(見放されてもいけないし、手をかけすぎてもよくない)お願いをし続けていますが、大人が気を付けていないと、すぐに脳を甘やかせてしまうのです。現実の世界を飛び立った時は死んだ魚のような目になっています。なんでしょうか。。。あの時間は。あの時間をどんどん短くしていくよう気を付けています。同じく、脳が活発してそうにみえる独り言オンパレードの時も実際は意識レベルが低下しているので、こちらの世界に引き戻します。一番脳を彼なりの通常の脳に戻すにはどんなことで声掛けで良いのでしょうか。
    あと色々とやりたいことばかりでプリントも小道具もたくさんあり過ぎて、どれもが中途半端になりつつあります。どんな計画プランを立てられましたか?長期、中期、短期と分けて目標設定するのが良いのでしょうか。こうしたタイプの子の1か月がよめなくて目標も立てづらく感じています。

  7. みかんママ より:

    普通クラスの普通の子達レベルと比較すると気になる部分がまだまだあるかもしれませんが、たぶん普通クラスの同じ学年に何人もげんちゃんと同じくらいの子、または、他の苦手なことを持っている子などいると思いますよ。

    学校の授業って、順を追って続きで進んでいくから、げんちゃん、毎週、お休みすることで、その部分がとんでわからなくなっている部分もあるかもしれませんね。

    お友達関係もお休みによる影響もあるかもしれません。

    学校は毎日通い、ホームスクールは、夜などでは厳しいのでしょうか?

  8. glow-gen より:

    ここあさん
    そうなんですよ。発達障害と言われる子の場合、ざっくりいくつかのパターンがあるような気がしますね。
    お子さんとげんちゃんは似ているんだと思います。
    家庭生活で感じているより、知的なものが低いというか・・・
    同じ情緒のお子さんを見てると、多くの子が、その子の学年のげんちゃんより、学力高い気がします。先日就学相談に来ていた2年のぼうやは、横で、漢字をすらすら、きれいな字で普通に書いていました。もしかしたら、来年から、普通クラスに移行するか相談しに来てるのかな? と思ったくらい・・・
     4年の時に、1年生のR君と行き来していたのですが、その子も、計算をすらすら回答してました。私からすると?
    え、どこが異常なの???と、不思議でした。

     今でも思うのですが、げんちゃんは、間違いなく、知的のクラスが妥当な子どもだったと思います。
     作文書けない・・・よくわかります。げんちゃんも、そうでした。テストも、意味がわからない。テストになったらどうするか、もわからないし、質問の意味もよくわからない・・・4年の終わりまでは、ほとんど支援ですごしていましたが、ほんとに頭使ってない、と言われるような状態でした。

     何から取り組めばいいのか、途方に暮れてました。作文力は、視写をノート何冊か、こつこつやるところから始めました。視写って、ばかにできないな、と思いました。
     本読みも、漫画の方が、イメージしやすいようで、科学漫画ばかり、しかも同じ物ばかりやってました。

     でも、結局、何が良いのか、よくわからないですよね~。できることを取り組んでいたら、なんとなく、積み上がって花開くような感じです。

     ウィスクはげんちゃん、健闘してるんですね。たしかに、1時間やそこらで、すべてわからないですよね~。
    作戦会議、そろそろしたいですよね。今度は、こじゃれたフランス料理屋さんとか~・・・笑

  9. glow-gen より:

    itoさん
    情報ありがとうございます。今日だったのね・・・しまった~。職場です。昼休みみれるかな?

    げんちゃんは、言葉が出ていただけで、会話にはあまりなってませんでしたよ。こっちの話しに一言レスした~と興奮したのが、年長さんだったから・・・・あとは、向こうが発している言葉に、こっちがあわせていただけでした。
    お姉ちゃんの時は、子どもとの絡みは楽しかったのですが、げんちゃんは、いつも合わせるだけで、フラストレーションがたまるようでした。

    幼児の時のカリキュラムって、やれることが限られますよね。プリント類は、まだまだ難しかったし、げんちゃんは、絵も描けなかったし、ブロックもいやがったので、できることは、ほんとに少なかったです。だから、体を中心にやってました。単純な型はめとかもやってたかな~。入力は、フラッシュとか、七田のもっとハッピータイムとかのDVDを見せてたかな。・・・

     発達検査表がまだ使える年齢なので、(エジソンが出しているもの。子どもの脳にいいこと、という鈴木先生が書かれた本の後ろに載ってます。)これを参考に、できない項目で、やれそうなものからできるようにする、というのを目標にしてました。小学校に上がってくると、全部ある程度クリアできたので、そのあたりから、いわゆる学習の方にシフトしていったように思います。
    でも、その頃でも、体の機能はまだまだで、そっちも中心にやってました。

    確かに、長期目標、短期目標・・・たてるのはいいですね。聡明なitoさんのこと、着実にやられてるんだろうな~と思います。最短で色んなことが改善していくといいですね~。

  10. glow-gen より:

    itoさん
    翔子ちゃんのテレビ見ました。
    やっぱり、こういう障害を持って生まれる、ということは、もらってくるものも必ずありますね~。
    ただ、そのままでは花開かずにいっちゃう・・・だからチャレンジドって、この子たちのことを言うんだと思います。

    げんちゃんも、発達育児のゴールをイメージするのですが、右脳の世界、左脳の世界、自由自在に飛び交える状態・・・そこに持って行けたら、げんちゃんは、オンリーワンの天才だと思うんだけど・・・がんばりましょう。チャレンジが必要です。

  11. glow-gen より:

    みかんママ
    暖かい解釈ありがとうございます~。うるっときます。
    しかし、げんちゃんの状態は、休んだからというものではなかったように思いました。
    聴覚処理ができてない、とか、もろもろ、なんかげんちゃんの問題が大きかったような印象を受けました。

    げんちゃんのIQ検査では、聴覚処理は、できてる、ということだったので驚いたのですが、そこに焦点をあわせて、初めて、聴ける、ということのようです。
     普通の子は、なんとなく、音が入ってきたら、そこそこ処理しているのが、げんちゃんは、しっかり意識をしたら、入る・・・そんな感じです。
     まだ、授業にどう、焦点を合わせたらいいかわからないようでした。でも、焦点さえ、上手に合わせることができれば、昔より、よくはなっているようでした。
     ホームスクールをやがて減らす時期も、そのうち来るかな、と思いました。

  12. glow-gen より:

    Kさん
    学校に見学に行くと、しばらくどんよりしますよね~。
    しかし、げんちゃんの中に、今回は、いい兆しを見てます。確かに、クラスでは、あまりいいとこなしだったのですが、昔とは、可能性が全然違う気がしました。
     あるところを、(言語とか、聴覚処理とか)を、少しいじってあげると、ぽんと、上がるような何かです・・・それは、ホームスクールの彼のでき、とか、そういう感触から来るのですが・・・表面に出ている部分は同じに見えても、内部で、かなり、変化していることを感じます。

    >人間の成長は自分(1人称)→相手(2人称)→みんな(3人称)の順ですね。自分に意識がいって,周りまで意識がいくまでに時間がかかりました。

    なるほど、相手が一人のところを、もっともっと練習した方がいいかもですね。なんせ、あまり友達と遊ぶ時間もないし、同級生の友達もあまりいないので、そこからかもしれませんね。

    ブリッジズの感情の分化の表
    そんなのがあるのですね。げんちゃんは、どのステージでしょうか。ウィスクは、絵を見て、絵の順番をあてるのが、もっとも低い点数のようでした。

    やはり、相手の気持ち、周囲をおしはかるのが、だめなのでしょうね。課題ですね。

    とりあえず、”ドラマ” 的な、人間関係がたくさんある、本を、解説を入れながら音読させるのを、はじめてみました。思った通り、わかってないことが、あぶり出されます。

  13. ゆうママ より:

    息子の学校は個人情報の点から参観日以外の授業見学ができないので、本当の意味で普段の様子がわからないです。ただ、図書ボランティアをしており、毎月読み聞かせに行ってます。自分の子のいるクラスに入る回数は限られてますが、その時にすこし様子を見ることができます。

    6年生、すごいですよね!!読み聞かせの後に数人の子が感想を言ってくれるのですが、これが実に素晴らしい!!1回読んだだけで、本質を理解し、自分の言葉で感想を言えるんです。大人の私よりもすごい!!息子はこの中で学習してるんだな〜って、そりゃあ、話し合い活動にはついていけないと思います。

    げんちゃんは普通クラスを希望しているのですよね。支援員さんはついていただけないのでしょうか?
    先日地域の中学の先生に時間をとっていただき、いろいろ聞いてきました。中学でも支援員さんが週に数時間入っていただけるそうです。

    のんびりした私立中学も候補のひとつなのですが、支援体制はやはり公立の方が充実していると感じました。ただその先がね〜。学習面で四苦八苦していくことは目に見えてるので、内申点が悪すぎて行ける高校が…ない。予想以上に伸びてくれたら嬉しいですが、そうでなければ高等支援学校も視野にはいるかな?と。

    言葉を駆使して理論的に考える力。うちの子にも決定的に不足している力です。それでも同じく…伸びるきざしはみえているので、まだまだ諦めてないですよ〜。なにかいいアイデアがあれば共有しましょうね。

  14. アドバイス下さい より:

    げんまま、げんちゃんは知的障害ではないのですよね?
    IQ80あるし、本当にヘコみますから勘弁してください。

    うちの子は普通級でがんばっていますが
    全然授業についていけなくて本当に悩んでいます

    家での勉強しか入らない状態なんで、本当に悩みが深いです。はあ、

    ところで、げんちゃんは勉強の内容を習熟させるために
    なにか特別なことをしていますか?
    うちの子は教えてもすぐ忘れるのです。

    よかったら教えて下さい。

  15. みかんママ より:

    息子は、通級に週1時間だけ、個別に通っていて、担任の先生もその時間は、なるべくこまらないもの(図書の時間や漢字練習等)をあてて下さっているのですが、それでも週によっては、授業が進んでしまう内容の時もあり、たまに、通級の時のだから、僕だけ書けてない、やり方がわからなかった、お友達に教えてもらったなどなど言ってくる時があります。

    たまにですら、息子は混乱してしまうのですが、それをげんちゃん、毎週、しかも数時間分も飛んでしまう状態で、授業を受けられるのがすごいなーと思います。

  16. glow-gen より:

    ゆうママさん
    まあ、クラス見学できないんですか~。ちょっと変ですね。どの子も一律に考えるんじゃなくて、普通のお子さんでも、状況によっては、見た方がいい子もいるでしょうにね。

    たぶん、今時は、そういうこと言うと、みんな来るようになる、とか思ってるのかな?
    でも、うちの学校は、学校の日、といって、誰でも保護者見学できる日がありますよ。
    でも、本読みのボランティア行かれてるんですね。いいですね。確かに、6年生って、大人のような会話できますよね~。
    なんたって、普通の子の賢い子は、一人で塾にいって、受験したりするわけで、ほんとに、すごいことなってますね~。笑

    支援クラスとか、そういう予算がかかることは、私立はやってませんよね、たしかに。
    げんちゃんは、小学校がとってもよかったので、このままいってほしいけど、中学は、先生方も荒れてる、って聞くし、なんか心配です。
    それに、げんちゃんは、学力がそもそも、私立に足りませんね~。きっと、なるようになるんでしょうね~。同じ年なので、またいろいろ教えて下さいね。

  17. glow-gen より:

    アドバイス下さいさん
    う~ん。知的障害、と発達障害って違うのかな~。少なくとも、げんちゃん、しっかり知的な障害ありますよ。だって、ほんと、勉強わからなかったですもの。
    確かに、発達のお子さんは、すごく頭のいい子もいるし・・・バリエーション多彩ですよね。でも、最近、算数の比例とか反比例とか、理解するようになってきてるのです。知的なものも、改善するようです。だって、一桁足し算さえ、何年もかかってわかったような子だったわけですからね。脳は、進化するんですよね。

    学習を理解させるようにする・・・これは、ひとっとびにいかなかったです。字も書くのがなかなかだったし、三重苦のような状態で・・・

    だから、その間は、問題集を買いあさっていたような気がします。それからノウハウ本・・・その時は、気休めでしたが、今、役に立ってますよ。一生懸命、研究して、取り組んだ、ってことだったのかな?今思えば・・・
    理解できる時期がきたらわかるようになるみたいです。それも、進化のスピードは、月日と比例ではなく、後の方が早くなってます。今は、なかなか大変ですが、どろくさくても、やれることをこつこつしか、ないような気がします。

    具体物を使ったり、抽象的な問題を、できるだけ、身近のものにおきかえたり、わかりやすく、物を使ったり、説明したり、何度も何度もくりかえす・・・そういうどろくさいことしか、なかなか考えつきませんが、あとからちゃんと実になってくるようです。
    それから、まったく普通クラスについていってない、と判断するなら、やはり、取り出して特別に教えるような体勢を作った方が、タイムパフォーマンスはいいと思います。

    げんちゃんも、4年までは、ほとんd、支援クラスで勉強はしてましたね。今は、ついていってないようですが、能力というより、意識の問題のように感じているので、普通クラスにそのままおいてます。
    意識のスイッチが入った時間が、多くなると、様相もかわるかな、と思ってみてます。
    教えても理解しないとほんとにつらいですよね。でも、ママが取り組んでいることは、ちゃんとあとになって実を結びますよ。

  18. glow-gen より:

    アドバイス下さいさん
    過去の記事で、安曇野式算数の考え方、とか、国語だと、福嶋先生の本とか、紹介してるんですが、もし、読めたら、読んでみて下さい。
    私も、ほんとに苦労したので、やれること、考えつくこと、すべてやってる・・・と言っていいくらい、やってみました。
     でも、それは、教える方も、げんちゃんにも、今になって役立っているようにも思います。

  19. glow-gen より:

    みかんママ
    ははは・・・笑
    たぶん、理解していないことを、理解してないのだと思いますよ。
    お子さんは、自分がついていってない、とか、わからなかった、とか、ちゃんと把握しているところがすごいです。
    げんちゃんは、ただ五里霧中なだけだと思います。

    ただ、理科社会は、チャレンジタッチで予習してます。あれは最高です。

  20. アドバイス下さい より:

    げんままありがとう。
    なんか目から水がポタポタ落ちてきました。
    なんでなんでしょうね。

    最近、本当に手詰まりでエジソンのカウンセリングでも
    カウンセラーから
    こちらが逆に勉強になるくらい
    と言われて、本当に手詰まりでした。

    特に国語は参考になります。
    ただ読むのを嫌がるんですよね、
    書き写すのも、、、、、

    どうやってここ克服しましたか?

    あと、算数は割り算は仲良くわける!
    いただきました!!!!

    わかりやすいです、本当にありがとう。
    今スマホの画面がなぜかベタベタです。
    大丈夫かな?

  21. glow-gen より:

    アドバイス下さいさn
     ありがとうございます。いきづまりますよね~。なんせ、普通の子の勉強法で通用する相手ではないからね~。
    視写は、まともにできはじめたのは、5年くらいだと思います。
    4年で取り組みだした時は、こんなことできるはずがない!というかんじでした。そこそこのレベルに落としたものを、なんとか、継続して続ける・・・いつのまにかできていました。
    初めは、ちょっとしたものでも、まる1時間以上かかるものだから、他のことができなくなって、困っていました。
    そういえば、絵の模写も、はじめはそんな感じでしたよね。三角を丸にする・・・が原則だから、そこそこ、できるかも・・・というとこで取り組み始め、初めは、四苦八苦・・・でも、丸になる、って感じです。

    音読いやがりますか。できるだけ、簡単なもの、しかも、絵が入ったものから始めるのが原則なのかな~。読書は、難しいのを選びすぎていることが多いと思います。

    目の問題はないか、というのも大事で、読む行以外は、隠してあげて、読みやすくしてみるのもいいですよ。字がごちゃごちゃ見えていたりするので、疲れているのかもしれないです。読字障害の子は、とにかく、見えやすくしてあげるようにするのがいいです。読字障害があるかどうか、は私の過去のブログの見え方の異常、について書いた物を参考にしてみてください。
    つらくなっても、落ち込んでも、とにかく前に進みましょうね。がんばりましょう。

  22. ayumin0309 より:

    げんママ様、コメント2のayumin0309です。
    私の子ども時代は、とにかくなにも取り柄のない変な子どもでした。普通級でしたが、ひらがなも書けない状態で入学したので、授業なんて全くわかりませんでした。授業中に離席はないものの、
    いつも自分がお姫様になったような都合の良いありえない空想をして過ごしていました。学校でも家でも「そういう子」として認識されていて、怒られた記憶もないので、困ってさえいませんでした。自分がクラスメイトよりも劣っているのは知っていましたが、なにか、自分とクラスメイトは違うものだと思っていました。(みんなは先生の言うことを聞かないといけないけれど、自分はきかなくてもいいぐらいに思っていました。自分の傲慢さにびっくりします!)
    高学年になると、クラスメイトとの関係を欲するようになりましたが、勉強も、運動もできない上にコミュニケーションもとれませんでした。それからは、劣等感で卑屈になる日々でした。友達がいないので本と漫画ばかり読んでいました。げんママ様も仰っていましたが、おそらく私も自分の中に「言葉がない」ので、本や漫画から言葉を探していたのだと思います。会話も本や漫画のセリフをそのまま喋っていることもありました。本はたくさん読みましたが、理解も思考もできないので、「面白かった」「かわいそう」「いじめは良くない」「戦争はしてはいけない」等、単純な事しかわかりませんでした。
    中学生になって、短歌を作る授業があり、「良かったもの」としてクラスの数人が呼ばれたのですが、その中に私のものも入っていました。
    それが学生時代に先生に誉めてもらった唯一の思い出ですが、そのことは自分の意識が目覚める最初のきっかけになったと思います。その後は塾に入れてもらい、個別でわかるまで教えてもらえて勉強の進捗を気にされるようなると、理数系以外は理解できるようになりました。中3でいろいろなことが繋がるようになりました。高校時代は勉強は普通になったけれど、コミュニケーション能力と運動能力のなさに泣きました。長くなりましたが、私の子ども時代はこんな感じです。

  23. glow-gen より:

    ayumin0309さん
    お~、ありがとうございます。すごく参考になります。
    やはり、そうですか
    「内部言語」 私も、げんちゃんに対して、ないんだろうな、と思いました。意識イコール内部言語、と言ってもはばからないくらい、それが意識と関係するのでは、と思っていました。

    自分が感じていることも、言葉にできなくては、次の行為は、きわめて、本能的な物になるのではないでしょうか。
    たとえば、
    きつい、と感じたら、次は、いやだ、逃げよう・・・になるでしょう。でも、内部言語をもっていれば、きつい、それはなぜ?そうか~。自分は、このことがやれるようになりたいんだ。だから、訓練をしているからきついんだ・・・でも、がんばったら、できるようになる・・・

    なんか、そういう言葉が橋渡しをする世界・・・それが意識。そんな気がします。

    なかなか、時間がとれないのですが、ただ読書させてもだめなんじゃ・・・とある時気付いて、読ませて、少し言ったら、諮問して、解説する、っていうのがいいのかな、とか思ってますがどうでしょう。

    また韓流ドラマとかを見ようとしてるので、それもいいのかな? と思います。
    私は子どもの頃大人のドラマが大好きでした。婦人公論とか読んでた・・・あれで、人の思考を学んだような気がします。母がぼやきだったので、それも、案外、よかったような・・・・ソーシャルスキルのもとになっているようにも思います。

     またいろいろおしえてください。でも、げんちゃんも将来、短歌とか、俳句とか、才能ありそうな気がします。今はまだぜんぜんですが・・・

    運動は、げんちゃん、努力のたまもので、普通に近くなってるけど、基本は、ぜんぜんだめですよね。わかります~・・・あれだけやってこれだけ、的です。

    それと、自分は違う・・・そんなもんだ・・・という思考。たぶんげんちゃんの思考とおなじかもです。
     
    ほんとありがとうございます。

  24. とくめい より:

    お久しぶりです。大分昔、漢方のことでコメントしたものです。
    我が子はいま、中堅学力の高校に通っています。課題はまだありますが、支援なしで問題ないそうです。

    このblogをざっと読みましたが、げんちゃんは知的障害はないのですか?そうなると中学から支援学校がよいきもしますが………

  25. glow-gen より:

    とくめいさん
    ありがとうございます。私の目を通して、できないとこに焦点をあてて書くと、そうですね~。支援学校・・・そんな風に読まれるかもですね。

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