ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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げんちゃんのモチベーション 4年生へいざ!

  > げんちゃんの色々な能力は、どんどん伸びてます。

トランプなんぞをさせてみても、一生懸命、カードをくって、配って、7ならべをする。先日初めてやらせてみたときは、6の前のカードを出すのに、思わず、指出したのでのけぞったけどね。(笑)回数ごとに、札さばきもましになってくるし、負けたって、別に、パニックにはなりません。

 もう、勝負事でパニックになることは、ほぼなくなってます。このことも、できてしまうと、別段どうということはないけれど、よく考えれば、もとはカルタ一つ出来なかった子ですから驚きです。

小学校に上がってからでも、カルタは、いつもパニックでした。人がふだをとると、怒りわめきちらし、友達が、最後には、おこって帰ることもありました。

3年のいつの頃でしょうか。オセロができるようになり、カルタも、何のゲームでも、勝ち負けに異常にこだわることはなくなりました。(ゲームの技は、レベル低いですけど)
それにつれて、秋くらいからは、学校でも、お友達に衝動的に暴力をふるったり、というような報告が皆無です。

「ああ、それは、もう大丈夫ですよ。」
と、当然のように言う先生。

 やれやれ、こういう日が来るんですね・・・たぶん、発達障害の小さいお子さんを持つ親なら、こういうことって、大きな悩みの一つになってますよね。叱ってみても、なだめてみても、そう簡単に解消されたりしませんよね~。(ため息)  
 頭蓋仙骨療法や、サプリ、もろもろ、すべて、効いてるかもしれないけど、たくさんの積み重ねが日々積もり積もってこうなったと言う他はありません。
 
 とはいっても、他の色々なおってない性質はあります。げんちゃんの能力は、いっきに突き抜けて、というわけにはいきませんし、こういうよい内容のことを書いて、あれができるようになった、これもできるようになった、と言っても、それは、イルカに芸をしこむような感じなのは、否めないこともまだまだ事実です。

 新入りのイルカより、古参のイルカの方が、しこまれた芸は多いし、できることも多い。
 だけど、イルカが、自ら、来週のショーのために、新しい芸を考え出して練習することはありませんよね。なんだか、そんな感じです。げんちゃんは、なんかげんちゃんのまんま。そんな気がして、まだ大喜びできないげんママです。


 うまく言えないけど、単純に、しこまれた芸の域から出ない気がするげんちゃん。
算数や国語の問題にしても、少しひねったものだと、わかりません。ちょっとしたことでも、いちいちそこまで教えて、入力しないとだめですか?そういう感じです・・・

 進化したと言っても、げんちゃんは、ひたすら教え込まれた芸どまり。

 次なるステップは、自ら、能力を自己開発し、直面するひねりの多い問題さえも推理し、解いていく。周囲の状況も読んで、自分の持てる力をどう使うべきか考え、足りないところを考察さえしてくる。そういう段階じゃないのかな~。と、ため息が出そうです。

 げんママは、何と言われようと、彼に、こういう高みに入ってほしいのです。


 そう思い続けてます。

ピアノがひけた、計算ができた。サッカーをやった・・・それらは、単純に、入力された駒にすぎない。
あなたは、そこでは終わらない。まだまだいける。絶対もっといける。いつもそう思う。

そういう期待が、げんちゃんを追い詰めたりすることもあるでしょう。でも、そういう期待は、母親だからするとも言えます。
まあ、そういう中で、げんちゃんは、とりあえずがんばってます。

でも、ふと、この頃、げんちゃんの中に、新しい何かがおこってることを感じてます。 

それは、革命とも言うべき、何か。げんママの思い過ごしでしょうか・・・
げんちゃんは、明らかに、自分がよくなりたい、と思っている!

「僕は、自分のことが嫌いなんだ。バカだから。」
「へ~、ばかなの?」
「うん。」
「でもさあ、昔を考えたら、今は、すごく賢くなってるよ。」と、ママ。
「そうかな~。」
「ママはさ、時々、げんちゃんのこと、バカとか言っちゃって、意地悪しちゃうけどさ。誰より、期待してるんだよ。げんちゃんのことすごいと思ってる。
げんちゃんは、すばらしい子だよ。ママがひどいこと言ったって、そのことはかわらない。(すごいマッチポンプ 笑)
お姉ちゃんより、期待してる。応援してるよ。お姉ちゃんのことも、おいぬかせ~って、思ってるもん。
ここだけの話だけどね。・・」

「まあ、年はぬかせないけどね。」げらげら笑うげんちゃん・・・

(そういう落ちは、げんちゃんの峰ですね。)

学研休む、とだだをこねたときも、こういう会話のあと、やっぱり行く、と言って出て行きました。

 また、学校での話をしてくるのですが、彼が、自分を賢く見せたい、という意識の表れで、トラブってるような内容もあります。

げんちゃんは、ただ芸を教えられるだけのイルカではなく、自分をよくしていきたい。単純に言うと、成績上げて、他の子に負けたくない、という意識が、はっきりと芽生えているようです。これを革命と言わずして何と言おうぞ!

ちょっとした、春一番のように、ママの胸に、ざわめきがおこる。これは、何かきっとまたおこる。きっとまた進化する。
ママの胸にも、春の気配。・・・
 

 ちょっとやそっとのことで、絶対へこたれるな~。と、思います

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  1. MTパパ より:

    でも確かに、勝ち負けという結果のみに執着して癇癪を起こしていた頃に比べると、うちの息子もルールに沿った向上心、とでもいうんですかね?勝ち負けには拘るんですけど、あそこをああすればよかった、とか、次はもっと頑張る、とかそういった前向きな捉え方が出来るようになってきた気がします。おそらく、自分が努力なり工夫なりしたことでいい結果を得られたという成功体験を重ねてきた成果だと思います。やれば出来るはずだ、という自分を信じられる力が着いた、という感じです。親が表面だけ誉めてご機嫌とるよりも、このくらいの年からはこういう体験一つ一つが自己肯定感を育む上で重要になってくる気がします。

  2. Dal より:

    そういえば、うちの子が保育園参観の時に、カルタに負けて癇癪起こしてたのをみて、私が唖然としたのを思い出しました(⌒-⌒; )。

    あの時気づいて対策してたら違ったのかな?と思いつつ。でも学習障害の子をもつ友人が通級行かせたのがよかったか悪かったか未だに悩むとか言っていて、それも一理あるとは思います。
    グレーの子って結局ハッキリどうしていいか分からないので、その時の親の判断で決めた道を後になって後悔しないのが一番いいかなと今思いますね。診断書いただいた後も、認知の部分の検査を引き続きしてほしいと言ったら、中学生に最適な認知の検査できるかどうか保留といわれましたが、今朝、認知の検査を今月末すると病院から連絡きました。少しでも次男のフォローがでできる一歩前進するヒントになることを願います。
    うちも長男の成績はいいほうで、次男に、お兄ちゃんがいいとこ全部持って行ったんだと言われます(⌒-⌒; )。今は二次障害っぽくなってるんで、とにかく家族は見守るのみです。でも診断うけてから、少し落ち着いたかな?長男が次男に理解があって仲いいのがすごく救いです。大変な事ばかりじゃなくて、彼のおかげで感謝や発見も色々あるんですよね。

  3. glow-gen より:

    Tさん。
    すごい正直なコメントです。私も同じですよ~。ははは・・・
    ひどいこと言っておいて、げんちゃんに、
    そんなことに負けてどうすんの~。あんたは、素晴らしいんだから、たとえ、私が何を言っても、いちいちいじけないの!
    とか、言ってます。はたで見たらへんでしょうね~。
    火つけて、自分で消す・・・

    でも、思うんですけど。げんちゃん自体の人間の価値は、誰が何と言っても、尊いし、素晴らしいと思うんだけど、げんちゃんの学習の理解は、世間では、バカと言われちゃいます。これは、事実です。事実は事実。そこから、どう開き直ってやるか、ってとこだと思ってるんですよね。

    だから、げんちゃんは、ばかじゃないんだよ~とは、げんママはあんまり言わないです。
    「まあ、そういうの、世間では、バカとか言うわな~・・・ まあ、くよくよするな! 大丈夫、なんとかなる!」
    とかね・・・

    そっち行きたいですね~。若いとき旅行しました。よいとこですよね~。
    伊豆箱根・・・鎌倉・・・行きたいな~。
    しかし、げんちゃん教育にあけくれてるから、なかなか旅行もできないです。どっか連れてってやりたいですけどね~。

  4. glow-gen より:

    MTパパさん
    >ベタッとしたスライム
    なるほど~。うまいこと表現しますね。できる子は、何やってもめりはりありますよね。優先順位とかも、つけるのがうまい。生活全般メリハリの世界ですね。

    げんちゃんも、少し、自我が芽生えて、落ち着いた、と言っても、よく考えれば上学年になるのだから、当然なってくれなきゃ・・・の世界かもしれませんね~。でも、やっぱり、これは、随分進歩ですよね。
     まわりで、いくら、あんたはできる、とかほめても、世の中に出ていって、思いっきり、優劣ついちゃうと、やっぱり、成長した分現実を感じます。できるようにしてやりたいです。
    それと、少しぐらい、めげても、また立ち上がる力をつけてやりたいです。かばうだけでは、もうだめな時期に来てると思います。でも、いつも身方でもありますよね。親は。

  5. glow-gen より:

    みかんママさん
    まったく同感です。姉は、ほんとに勉強しないのに、小学校の時は、いつも余裕で優等生でした。中高一貫に合格して、ほんとのんびりしてますが、実力試験を受けたら、そこまで落ちてない。あ~。私が、げんちゃんだったら、ひがんじゃうよね~。
    げんちゃんは、ひがまずに、(いや、ひがんでいるかな?)がんばって偉いと思います。だから応援したいです。

     でもね、小学校お受験の算数系の問題が、できなかったりすると、げんママとて、失望しますね。ほんと。
     こういう時に、ショックで、つい、げんちゃんにつらくあたっちゃいますよ。わからない、意味がわかりませんもんね・・・春休みは、どこかに連れて行ってやろう、と思ってます。せめて・・ね。

  6. glow-gen より:

    Dalさん
     認知の検査・・・定期的に受けられたらいいですよね。げんちゃんも、ウィスク受けたのは2年の夏休み。それからは、何もやってません。とにかく、日々の中で、彼の評価を自分なりにすること、そこから、ある程度、診断して、今何をやるべきか、導き出して、プログラムを考える。
    この繰り返しです。
     二次被害・・・確かに大変ですよね。早く、乗り越えてほしいですね。がんばれ!みんなで応援したいです。
    げんちゃんも、そうなっておかしくないくらい、がんばらせてます。ただ、今は、善意の中で暮らせてるので、その環境を続けたいです。
    でも、どこかで、外に放逐する日も来ます。母親は、無力な時もありますね。
    できるだけ、よい人脈を作って、愛のある環境に入れてやりたいです。

  7. りゅうママ より:

    おひさしぶりです。
    ゲンちゃん物凄い成長されましたね!ゲンママとの会話を拝見していて鳥肌が立ちました。凄い。
    イルカの喩えでふと次女と掛かり付けの小児科医の会話を思い出しました。「サキ、勉強嫌い。体育と音楽は好き。図工は大好き!!沢山作品作ると皆がニコニコしてサキの作った作品で遊んでくれるの!!最近は絵本を作るのが好き!皆読んでくれるんだ」あの得体のしれない恐怖画と意味不明な文が書かれた冊子は絵本だったのかと赤面していたら、医師が「図工が好きなのは頭が良い証拠よ。色々考えながら作るから頭をフル回転させるしね。沢山作りなさい。今度は先生にもサキちゃんの絵本見せてね」というものでした。確かに何かを創作すると云うのは自分の意志で考え努力や工夫をするということですからね。今は学力が底辺でも、そこは地道に努力するとしてサキのやりたいことを見守る事にしてます。
    次女のことはともかく、ゲンちゃん凄いです!げんままの日々の努力の賜物ですが、げんちゃんの成長ぶりにゾクゾクしています。

  8. glow-gen より:

    りゅうママさん
    コメントありがとうございました。日々忙しくながれていきますね~。りゅうママさんも、大変な中、ほんとにがんばってますね~。サキちゃん図工好きなんですね。すごいことだと思います。げんちゃんは、工作は、いまだにできませんよ。幼稚園児の方がましです。
     工作は、だんどり、たくさんの条件の総合力。私は、そこに達したいのに、なかなか達しないげんちゃんに、ため息が出てます。
     それでも、学校で、ボードに絵を描いて釘をうって、ビー玉ゲームを作る課題で、教科書をまねて、ちゃんと作っていたのを見て、感動しました。模写というか、まねはできるようになってきてるんですよね~。
     オリジナルは、まだまだだけど、これも積み重ね。がんばります。

     学力は、どこかでなんとかなる。そうです。私もそう思うんですよ。がんばりましょうね~。
    うるうる・・

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