ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害、”自分ができていない”と認知するのがめんどくさい


精神のバランスのために花を描いてるのかも~ イラストげんママ

普通の感覚を身に着けさせるのは至難の業

げんちゃんの毎日は、レベルの低い宇宙人を、地球人に作り替えるような作業で、ただ勉強を教えるとかいうたぐいのものではありません。

げんちゃんの今が、ただ勉強がついていってないだけだったら、どんなに楽かな、と思うくらい、別次元のものです。

たとえば、ある日の一日のことを書いてみたいと思います。

住民票を移すというイベント

げんちゃんは、おばあちゃんの家の近くの小学校に行かせたので、おばあちゃんの世帯に住民票をおいていました。
卒業を機に、住民票を我が家に戻すことにしました。

私の休みの日、私がげんちゃんに与えた課題は、市役所での手続きです。

まずは転出届。どのように手続きするのか、一人で尋ねさせて申込書を書かせます。たどたどしく手続きを進めるげんちゃん。少し見に行くと、申込書の字が、異常に汚いのが気になります。
きれいに書くには、線の上に字をそろえること、と指導ました。そばに、係りの女性がついてくれていたので、私は安心して待合コーナーでげんちゃんを待ちます。

わからなくてもどんどん進めてしまう

わからないことがあれば聞きに来るだろう、と思ってスマホに目を落としていると、終わっていました。
なんか、勝手にどんどん進めていった感が否めませんが、とりあえず無事終わったので、急ぎ次の手続きです。

私の住む町の市役所に場所を移し、転入の申し込みを書かせました。
げんちゃんが窓口で係りの人とやり取りをしていたので、私は離れて待っていました。

するとしばらくして、私の携帯が鳴りました。げんちゃんからです。え?と思って、目をあげると、今まで手続きをしていたげんちゃんはいません。なんとげんちゃんは、私に何も告げず、どんどん手続きを進めて、マイナンバーの部屋に行ってしまったのです。電話はマイナンバーの暗証番号がわからない、と言う電話だったのです。

びっくりしました。当然、手続きの一区切りごとに、後ろにいる私のもとに来るだろうと踏んでいたので、まさか、どんどん勝手に進めるとは想像していませんでした。

電話口で、一つ一つ私に確認して進めなさい、ときつく指導しました。
それから、終わって私のところに来るを待っていたのですが、一向に来ません、

ふと見渡すと、げんちゃんが健康保険課のブースにいるのが見えました。

またまたびっくりです。げんちゃんは、係りの人に言われるまま、あれほど電話できつく言われたのに、私のもとに来もしないで、最後のブースにとっとと行ってしまっていたのです。

げんちゃんは、世帯主になってしまっていた!

私はあわててそばに行きました。
それにしても、普通の子なら、初めての手続きなんだし、私にその都度確認しに戻ってくるでしょうに!!

係りの人がおもむろにげんちゃんに言いました。

「あの、○○さんは世帯主なので、国民健康保険税は○○円になりますね。」
はあ?誰が世帯主??

なんとげんちゃんは、転出する前の市役所で、窓口で勝手な答えをして、世帯主と書かされていたのです。

相手の言うことを適当に聞き流し、返事をしてるうちに、多分そんなことになったのでしょう。その様子が見えるようです。
げんちゃんという子は、その場を適当にやりこなすために、よく適当な受け答えをします。

いつもの癖が出たのでしょう。

結局、世帯主なんてことになっていたために、修正するために係りの人も私もさんざん振り回してくれました。

これも勉強だわ、と私は半ばあきらめ、こっぴどく指導し、次はもう一つの施設に、別の手続きをしに行きました。
あれだけ指導したのだから、今度はできるとたかをくくった私がばかだった!

その施設の受付でも、げんちゃんはブースを探しに行って、もどってくることはなく、さっさと次の手続きを勝手にやっていたのです。

今日はなんて抜けているんだ!げんちゃんの悪い癖が、爆裂!

物事を深く考えない、つながりをつけようとしない

げんちゃんという子は、ものを深く考えず、つながりもつけず、自分は普通にできている、と勝手に感じてしまうのです。ある意味、平気でイケイケゴーゴーなのです。

自信がなくて、一つ一つ聞いてくる子がうらやましいです。

それとこの日、書類に書く”孫”という字が出てきませんでした。またあろうことか、パパの名前の漢字を書けませんでした。ぶっ飛びました。もちろん私たちの年もわからなかったです。(いやはや、どれだけ無関心ですごしているのかよ!)

まさに、できることは結構できたりするのに、できないことと言ったら、こちらの想像をはるかに超えてくるのです。

まさに、今年1年かけて、げんちゃんを教育しないといけない理由でもあります。

昨年、アルバイトを体験した(問題だらけと思いますけど)、というところからすれば、できないところは、まるで幼稚園児以下なのです。
このちぐはぐこそ、げんちゃんそのもので、社会に出ることが危ぶまれるところでもあるのです。

そして、激しく問題なのは、「できていない」、ということを全く把握しようとしないことです。何度も、教育的指導をして、どこがどうおかしくて、どういう風にすべきなのか、を教えても、心にしっかり刻まない。少し過ぎれば、すべてをリセットしてしまう。そこです。

ですから、また翌日になって、S先生が担当する日に、何度もまた取り出し、S先生と私と、しつこいように失敗の後追いを続けます。

げんちゃんという子は、一つが白だと、全部白と思う子です。ちっともできていないのに、ちょっと普通に扱われたり、うまくいったと思うと、オセロの黒球を全部白にひっくり返すのです。

ほんとに、なかなか周りに理解してもらいにくい、超困った生き物げんちゃん!

今年一年私の精神は持つのだろうか!

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  1. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    非公開Mさん
    コメントありがとうございます。
    お嬢さんはげんちゃんより一つ下ですね。今年は受験ですか~。素晴らしいです。中学高校で、立派な成長をとげられましたね。
    問題はかなり少なくなっていらっしゃる、と思うのですが、それでも、この記事に共感するところがあるなんて、ちょっと驚きます。
    でも実際、学習だけでは測れないんですよね。
    確かに!
    げんちゃんは、学習のような二次元は、特に気持ちは入りにくく、学習ができるお子さんからすると、だめだめなんですが、単に能力が低い、と言う部分だけじゃなく、気持ちをしっかり入れるか入れないか、その点が大きいと思っています。
    お嬢さんは、好きだ、と思えた英語など、気持ちが乗せられたから、しっかり伸びていると思います。
    でも、入れないところもあるので、その凸凹が、やはり心配事として残りますよね。
    できるところがそれなりに普通のレベル以上だったりすると、どうしても、まわりはそれを基準に全体を考えますから、まさか! というような凹の部分がイメージできません。

    げんちゃんだって、自分をかざりたい、というところには目いっぱい、気持ち入ったりするので、一見まともに見えたりするところもあるので、まさか! ということが続出するのです。

    学校は勉強というところしか焦点が合わないですから、この気持ちをしっかり入れて、捉えようとする、という、人のベースになるところは、どうしても、おいていかれてしまいます。
    もっと実生活のさまざまなことで訓練したり、経験したりすることが必要ですが、二次元だけ学校ではすべっていくというか・・・

    そういうこともあって、今年は、そこ
    だけに集中したメニューを組んだのですよね~。
    しかし、あらぬことに、一見学校もない楽に見えるメニューにあぐらをかこうとするげんちゃん。ほんとに厄介なんですよ。

    普通のお子さんだって、大学生とかいいながら、めちゃくちゃ幼稚な部分とか、常識がないところとかたくさんあります。ただ勉強ができればいい、という10代を過ごしてきたような子であれば、なおさらバランス悪かったりしますよね。

    そういう子がエリートになっていって、今の日本があるのかな~なんて思いますよ。ほんと、
    発達の子供たちが、しっかり大地に根を張って、物事に臨むことができるように、どうやって教育していったらいいのか、ほんとに難しいことだらけだと思います。

  2. ゆうママ より:

    わからなくてもどんどん進めてしまう、と言うのがよくわかります。
    うちは数ヶ月に一回、児童精神科で診てもらっていたのですが、何か答えなくては、と思っていないことでも一生懸命答えてくれるけど、働き出したらそれが一番困ることで、「わかりません」と答えてもいいと言うことを指摘されました。

    私との会話では面倒ですぐに「わからない」と言うのですが、第三者にはそうは言わないみたいです。最近は普通に見られたいかという気持ちがあるようで、かえっておかしなことになってます。

    専門学校入学はすでに不安に震えてます。入学式後の保護会でカリキュラムと単位認定の話を聞いて、これはついていけない、と思いました。進路変更を視野にいれつつ、やれるところまで…という感じでしょうか。
    でもそんな自分に気づいて、何か模索できるといいなと思います。進路が決まったようでまったく決まってない気持ちですよ。

  3. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    ゆうママさん
    ここに書いたエピソードは、げんちゃん特有なのかな~と思って書いていると、”わかります”と言っていただくので、ちょっと意外です。
    表面だけやろうとする、という癖が長年継続したあげく、なんとなく処世術だけついていて、自分を飾ることばかりやるようになっています。
    わからないならわからない、と言って。
    まさにその通り。
    わからないのに、そのことさえ、しっかり認識しようとせず、わかってるつもりになるのでしょうね。
    表面だけ理解して、ちっとも心に入れないのです。

    そして、ただルーティンというものに落として暮らす。これが大好き。

    ちょっと変わったイベントごとがあったら、表面だけの気持ちでやるから、相手の言うことも、しんからわからず、言葉尻だけをつかんだ行動をします。

    専門学校、大学とはちがえど、そもそもスキルをつけに行く学校なので、なんやかんや言ってもレベル高いですよね。

    理解力は、心を動かすかどうか、心にかかっているので、専門学校の緊張感に、やばい、と思って、心を目いっぱい使おうとすれば、伸びていきます。そうなってほしいですよね。

    げんちゃんは、そこはまだまだ無理です。だからホームスクールで、とにかく1年はがちにやろう、と思ったわけです。お子さんは、げんちゃんより、いろんなことができているように感じています。それでも、専門学校は不安となると、げんちゃん、どうしたもんかな~~~。ホームスクール1か月すぎて、早もう、すっかり疲れています。

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