ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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捉えようとする思いを出すように、し向けることが大事


ルーティンワークの中に、たま~に、考えを起こすこともある。どれを最初に炒めるか・・・この時はちょっと考えたようです。

捉えようとする思いが出てきたのに、楽をしようとして、後退する。

げんちゃんと言う子は、ほんとに厄介です。ゴールデンウィークに限らず、休みになると、完全オフモードに気持ちを落としてしまう。

最近は、気持ちを抜いてるのが、あからさまじゃないので、厄介!

発達障害とは、気持ちの使い方の異常だと思っています。

少し改善してきている今でも、げんちゃんの気持ちの使い方は、ほんとに粗い。
破れた網のようです。それを使って漁をしたら、まるで魚の半分以上は逃げちゃいます。
細かくもっと、捉えないといけないのに、全く捉えようとしない。

久しぶりに実家に帰り、母にそういうことを話してみたけれど、母は全く理解してくれませんね。当然ですけど。知的障害なんて、ただ、普通より、勉強が極端にできない、とか、ふつうの子より、理解が遅い、程度の捉え方しかしていませんね。

そもそも論が、全く違うんだ、というところは、なかなかわかってもらえないです。

もっと気持ちを使って、しっかり目の前のことをとらえないと・・・なんてことをげんちゃんに言ってるのを聞いて、母は、
「いやあ、げんちゃん、しっかりしたよ~。いいんだよ、自分のペースで頑張れば。」
なんて、表面的なことだけ、げんちゃんに、言ってしまう。

おかげで、家に帰った時は、すっかり気持ちを抜いて、オフモードになっていたげんちゃんでした。

それでも、少しは、げんちゃん気持ちを入れて、捉えることができるようになってます。油断すればすぐに抜くので、一日たりとて、目が離せないこの頃です。

せっかく上ったのに、今ここで手を離すと、ドカンと落ちそう。

GWは、S先生も、こまめに見てくれて、私も目をはなさず、今ここで後退したら、せっかく、一つの階段を上がれそうなのに、失敗する。そんな危機感があります。
おかげで、GWどころじゃない、と言う感じでした。

そうこうしているうちに、お休みも終わってしまいました。がっかりです。

休みが明けると、げんちゃんのクラスは、推薦を狙う、大学受験のカリキュラムが始まります。
やれやれ、それに付き合うのは、げんちゃんにとっては時間ロスです。

どうしようかな~、と考えているところです。
まだまだ、基礎が沼地のげんちゃんは、建物が建っているようでも、見かけ倒しで危なっかしい。

私たちは、建物を立てながら、基礎の沼地の工事もいっしょにするようなことをやってのけないといけません。ほんとに途方にくれます。

次は、どうやって、心を使うことを指導するのか、最近やっていることを書いてみようと思います。

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  1. 夏みかん より:

    息子は原始的な脳による反射、反応で捉えてしまうことがあるというのが自覚できるようになったみたいです。

    目の前に突然、虫が飛んできて、思わず手で払いのけるような感覚で、考えたり焦点を当てたりなど出来ない、咄嗟に出てしまうことだからコントロールは難しいと話していました。

    心を使うことをどのように指導されているのか、次の記事も楽しみです(*^^*)

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      夏みかんさん
      意識とはほんとに奥が深いようです。
      息子さんの原始的な反射に近い反応、というのは、S先生なら、感情という言葉で表すのかな、と思って読みました。
      意識の奥の、とても、理性的な自己。感情に振り回されるのではなく、心でしっかり感じ取って、その人がその人らしく、余裕のある対応ができる心。
      それをしっかり動かしていくことが、奥深い意識で動けるということらしいです。

      自分で、心をしっかり使っている、と思っても、実は感情優位だったりすることは、普通の人でもよくあります。
      恋愛はそれこそ感情。
      感情をこえて、しっかり心の目でその人を見て、おつきあいできるといいですよね~。
      感情だからこそ、あとになって、なんだったんだろう、ということは、恋愛ではよくおこります。

      発達のお子さんには、感情優位の行動は、特に弊害になります。

      げんちゃんの場合、小中学のある時期、いわゆる反抗期、今まで、I want toが出てこないげんちゃんに、まるで、それが出てきたように感じる行動が出てきました。私は、ある程度好きにさせたら、と思ったことがありました。

      しかし、それはよく見ると、感情であって、好きにさせれば、ただ自分を制御できない人間ができあがる、と判断しました。
      だから、ことごとく、うちくずしました。極力指導権を握らせてないように気をつけました。
       良かれと思って、体験させたことでも、彼をのぼせさせてしまい失敗したこともあります。(今も時々あります。)
      失敗しながらも、なんとか感情につっぱしることのないように、導いてきた結果、今は、なんとか、私たちのアドバイスも、素直に聞こうとするようになったと思っています。

      思春期は特に、その場の感情で動き出すくせがつきやすいです。その行動パターンができてしまうと、なかなか跡が厄介です。親の言うこともきかなくなったり、感情を制御できなくなったり。
      普通の子なら、周りの状況などを見ながら、自分を修正していけますが、発達の子は、なかなかそれが難しいです。

      感情で突っ走って、行動することがいけない、ということをしっかり教えて行かないといけない年齢なのかもしれませんね。
      I want toがどちらから来ているのか。感情だったら、一度ストップをかけて、そこで静止していく訓練を積む必要があります。

      理性的な心から、真のI want toが出てきたら、それは、ほんとにいい方につながっていくので、どんどん応援していいと思います。
      げんちゃんは、まだそこまでいかないですが・・・

      エネルギーが半端ないお子さんは、感情の発露も大きいので、なかなか導くのが大変です。

      そういう時は、次に書こうと思ったのですが、作文がとってもいいと思います。
      文を書くのが苦手なら、まずは、箇条書きとか、マインドマップ的なものでもいいかもしれません。
      ぐちゃぐちゃになっている糸をほどいて整理すると、少し理性的に、物事を収めることができます。

      そのためには、指導する方が、見極めがいります。
      中1、中2くらいは、なかなか難しい年齢だと思います。
      でもそんな中で、自分の感情支配の様子を、客観的に見つめていらっしゃるお子さんは、ほんとにレベルが高いな~と感心してしまいます。
      成長していけるのを感じます。

      昔のブログが出てきました。
      私も読んでびっくり。
      こんなに感情が爆発しまくってる時期があったんだ~

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