ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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発達障害のご迷惑な隣人


げんちゃんの学校です。

発達障害の大人の友人の話

公務員の40代の彼女は、そう鬱をわずらい、何年も仕事を休んでいます。
その間、彼女の夫が支えています。とはいえ、かなり自己中な認知の仕方をするので、ご主人も辟易しながら、サポートしているいるようです。

以前のブログでも書いたのですが、ちょっと前に、ひどいそう状態で、各方面に、かなり迷惑をかけていました。

どう見たって、ご主人が、彼女の面倒を見ている状態だったのに、まったく感謝もなく、ご主人が ”してくれない、してくれない” と、一方的に怒っていました。
私は、見かねて、客観的な立場で、少し彼女にアドバイスをして、さとしました。
すると、彼女は激怒して、私に、暴言の限りを吐いていました。

我が家のげんちゃんだけでも、発達障害の相手は疲れるのに、あほらし! と思って、距離をおきました。

発達障害の人に外交辞令を言うのは、とても危険だ

最近になって、彼女とたまたま会いました。
彼女はにこやかに話しかけてきました。どうも、あの時の無礼など、まったく頭にないようで、話の最後に、
「私は、げんママにすごい友情を感じているんだ~。女兄弟がいないから、お姉さんみたいに思ってるから~。」

と上機嫌で話しました。
私は、とっさに
「はあ? あの時、あなたは、私に、”あんたは、ひどい人ね! 信じられない!会いたくない!” と言ってたけどねえ。」

と笑って言ってやりました。まあ、発達の人は、ほんとに自分都合がひどいので、ちゃんと言って、多少気づかせてやらないと、ご主人がかわいそうだわな~と思います。

無関係な第三者が、適当な外交辞令を言って、発達障害当事者に、勘違いを与えたら、そのあと苦労するのは、そのパートナーであり、家族だと思うからです。
せっかく指導して引き上げていたげんちゃんを、無責任な第三者の外交辞令で、何度落とされてしまったことか!

私の発言に、彼女はひるむことなく、
「げんママ、ごめんね~。」
と、猫なで声を出して、私に甘えてきました。やれやれ。まったく反省もしてないことがよくわかります。ごめんね~と言えば、なんでも許されると思っているようです。
そして、そう状態だった時に、自分がどれほどつらかったか、ということを、夢見がちな少女のように、とうとうと話し出す始末です。

あきれ果てます。
発達障害のご迷惑な人たちは、決してコアなところの反省ができません。自分が、つらかった、苦しかった、ということだけ、しっかり握って、自分が、相手にした迷惑な行為など、まったくおぼえていないのか、頓着していません。
もちろんそんな人ばかりではないと思いますが、これは、発達障害のあるあるです。

主語が、「私は、私が、」 しかないので、自分の立ち位置からの見方しか、なかなかできないのでしょう。

それと言うのも、なまじIQが高い彼女は、自分はおかしくない、という、かなり高い立ち位置にいます。あれほど、休んでおいて、自分は仕事ができる、と信じています。
また、時々彼女は、
「私は発達障害と、○○病院で言われたの。」
と、しおらしく言うことがあります。

本気でしっかり認識しているのなら、謙虚に、人に従ったりするはずですが、彼女がそのように言う時は、単に、自分を正当化して逃げる時だけのようです。私は発達障害なの。だから、とんでもないことをしたとしても、それはしかたがないのよ。受け入れて!ということのようです。

げんちゃんも、こういう性質はむんむんです。まだまだ自分と言うものがしっかり出てきていないし、会話力も低い。私たちが、決して、高い位置におかないように、勘違いさせないように、ことごとく、叩き落しているから、うっとおしさは、一見わからないかもしれません。

ぱっと見、素直でいい子、という評価を受けることもあります。
しかし、こと、タガをはずしてしまえば、あっという間に、彼女と同じ、あつかましさがあふれ出てくるでしょう。

彼女の母親は、上手に言い訳し、自分を正当化する彼女の言いなりです。めんどくさいから放任というのかもしれません。彼女の高慢な発言が出た時に、しっかり叩き落しておかないといけないのに、へっちゃらで、ふんふんとうなづいています。
彼女を見るたびに、げんちゃんに、野放図に指導権を与えてはいけない、そしてしっかり、常識を教え込まないと・・・と、改めて思います。

毎回ながら、面倒を見るご主人に、心からの同情をよせてしまいます。

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  1. Takeko より:

    確かに常識を教えて上げる必要があると思います。叩き込むというくらい繰り返し伝える必要がある場合がほとんどですし、野放図に主導権を与えたり放置したりすることは出来ないと私も思います。

    しかし、その人を否定するような言い方をしなくても伝わる場合もあると感じています。根気良く理由を話したり、物事の因果関係を解説したり、行動する前に大事な点を伝えたりしていると、時間は掛かりますが、徐々に変化して行く場合があります。

    また、他人に言われたことを鵜呑みにしないことも教えれば理解することが出来る場合もあります。社交辞令という概念自体が理解できなければ、そもそも社会で自立することが難しいので、それを見極めることも繰り返し教えて行かなければならないですね。社交辞令のないコミュニティはないのですから、本当に教えることが多いと思います。

    しかし、げんちゃんのように様々なことを丁寧に教えてもらえる人ばかりでなく、こちらの方のように教えてもらえない場合は周囲が苦労してしまうこともありますね。

    ところが、女性の場合、このように働かずに済んで、ご本人は、あまり困らずに過ごせるケースがとても多いです。しかも、意外と男性は女性を支配したいという本能もあって、働けない女性を養っていることに満足していることもあるようです。俺がいないとダメなんだ!と思うと愛情も湧いて来るという側面もあるようなので、発達障害のある女性は逆に幸せになってるケースが意外と多くて、うらやましいくらいです。

    色々な研究データにも、奥さんの年収が家庭の総年収額の4割を越えると男性は自信を失って夫婦仲が悪くなるということがあったりします。態度が生意気だとしても、収入面でご主人は頼られて満足だったりする場合もあるので、夫婦のことは、何が正解なのか本当に分からないなと最近つくづく感じています。こちらのご夫婦は分かりませんが。

    一生懸命、働いて来た自分はバカみたいだったなと感じたりしますよ。

  2. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    Takekoさん
    コメントありがとうございます。
    彼女の場合は、自分が言っていることが、常に自分は正しい、というところに立っていることに気づけないでいますね。
    彼女の母親との関係もよく知っているので、母親がさらにそれを助長しているということも感じます。
    たとえば、職場でまわりとぶつかって、働けなくなってしまった時も、母親は、彼女の愚痴を聞き流していました。その場限りの適当なことを言って、めんどくさい愚痴から解放されようとしていました。
    ずれた娘に、ずれたリアクション。自分と向き合わせることなく育ってしまったように思います。
    結婚してからも、ご主人が真剣にアドバイスしても、母親のところに行けば、同じ圧をかけるどころか、適当に肯定してやって、長い彼女の話を、早く切り上げようとしたりしていました。おかげで、どんなに周りが真剣に導こうとしても、母親がどっぷり逃げ場。

    ほめて伸ばす、とか、とにかく見守るとか・・・そういう立ち位置のお母さんだったようです。たぶん、最も危険な育児をしてしまったと思います。
    発達のお子さんのトラブルは、母親の責任だけではありませんが、もう少しやり方があったんじゃないだろうか、と思ったりします。

    正しくやっても、なかなか難しい子たちですから、非難はできませんが。

    あなたの言ってることはずれてるよ。自分は常に正しいと思っているようだよ。
    言い方は、その人に合った言い方があるでしょうね。ただ、どの人も、何度も何度も、繰り返し、やらかすたびに行ってやる必要があるし、言葉だけでも納得するのは難しい時も多いですね。
    頭のいい人は、けっこう狡猾で、やんわりとこっちを脅してきたりしますから、その理論破たんを上手に言葉にできないこともあります。
    今回も、彼女は、他の友達のことをべたぼめすることで、暗に、あなたよりは、彼女の方がやさしいわ、と脅してきました。
    げんちゃんは、頭悪いので、彼女ほど狡猾に立ち回れずとも、けっこうそれなりのずる賢さを出してきます。

    実際、彼女は、自分が発達障害だ、と言う時などは、実に巧妙で、しおらしく同情を買う表情でせまってきます。

    そういう賢さを、正しい方に使うことができればいいのですが、自分が逃げたり、立ち位置を良くするときにだけ使うという、実に本能的なところがあります。

    女性の場合、仕事をせずに、家にいることができて、家族にフォローしてもらっている人も多いかもしれませんね。しかし、彼女のように、結構な割合で、精神疾患を合併しているケースも多いように感じています。

    パートナーや家族は、あたらずさわらず、多くを期待せず、あきらめているようなところもあるでしょうね~。頭の良い発達障害の方がそうなのだから、げんちゃんなどは、ほんとに課題大です。

    • Takeko より:

      そうなんですよね~。仕事をせずに暮らしていられて、更に自分と向き合う努力、改善への努力、運動などをしている女性が、かなり幸せになっているようです。

      努力をしていても、フルタイムで働くと精神疾患を患う可能性が高くなっていますね。

      子供が男の子だから、ホントに心配ですよね~。

      • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

        Takekoさん
        ほんとに、社会で仕事をすることは、普通の人でも大変ですから、ずれをかかえる発達障害の人たちは、かなりストレスが大きいですね。
        精神疾患の人の中には、ベースに発達障害傾向がある人も多いと感じますね。
        精神科で、薬でなんとなく、症状をごまかすだけの人も、たくさんいるんだろうな~と思います。
        このブログの彼女も、就職して、長く働いた記録は、せいぜい2年あるかどうか、ではないでしょうか・・・
        公務員でなかったら、仕事は続けられなかったでしょうね。・・・

  3. ゆうママ より:

    高3になってしまいましたね。なんというか、どんよりと重苦しい気持ちです。
    今のままでは社会に通用しないなぁと。いえ、いつになってもそんな気がしてしまいます。
    常識とか普通の感覚とか、何度も何度も教えたら身につくものなのかな?まだまだまだまだ子育てが続く感じですね。終わりはないのですよね涙

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      ゆうママさん
      ふと気づけば4月ですね。
      げんちゃんは、一応仕事をすることができましたが、一般の常識感や判断力があるわけではなく、限定された仕事しかできないでしょうね~。
      まだまだ、伸ばさないと、まともな社会人にはなれないと思います。

      言われたことさえやらない。自主的な人生の構築をまったくしない。
      これはげんちゃんの性格なのか、発達のせいなのか・・・
      ただ生きているだけ・・・という感じがしてならないげんちゃんです。
      言われたことはとりあえずやろうとするけれど、ただやればいいと言う感覚です。

      卒業したら、どうするか。・・・
      1年経てば、ずいぶん変化もあるので、前向きにこつこつやるしかないな、と思います。
      自覚がつけば、進捗状態も早くなるでしょうけどね~・・・

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