ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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まさに思い付き、行き当たりばったり、つながりを考えようとしない

げんちゃんの自立

快速と普通、今だ解決しない乗り方

毎日毎日、とんでもないことをやらかしてくれるげんちゃん。ネタはつきません。疲れます。

金曜日にホテルのアルバイトに行き、黒靴はいて行くのを忘れました。それで失敗は終わるか、と思ったら、やっぱり帰り、あほ丸出しでした。

博多駅から電車に乗って、げんちゃんは、私にラインをしました。ちゃんとするように、言っていたので、してきたのです。言っていないと、やらない。
ラインデビューも、スマホデビューも、高校二年からです。
以下、やれやれのラインのやり取りです。

ママ「今どこ?」
げん「博多駅を出たばかりで、A駅に行く。」
ママ「電車乗ったの? 快速?普通?」
げん「乗りました。」
ママ「 定期持ってるの? 普通?」
げん「持ってる。」
ママ「快速なの? 普通なの?」
しばらくしてやっと答え。
げん「普通で、一番早く帰れるのがその電車だった。」

げんちゃんは、前回、私から快速がきたら今日は乗ってもいいよ。A駅に迎えに行ってあげるから、と言われて、わざわざ普通電車二本見逃がし、遅~くつく、あとの快速に乗りました。
それで、私に怒られたので、”快速と普通”というワードは、しつこくガン無視してきたのです。最後にあきらめて答えた時は、必要のない言い訳付き。最近はこざかしい!

私は、もちろん、快速が止まらないB駅に迎えに行くか、快速の止まる、少し遠いA駅に迎えに行くか、それを知りたくて質問しているにすぎません。

私は、したためます。
「別にそれでいいよ。でもなんで、A駅で降りるのよ!」

(げんちゃんは前回の「快速に乗ってもいいよ。A駅まで迎えに行くから。」という言葉に縛られている様子)
するとげんちゃんは、
「どういうこと?」
と返してくるではありませんか・・・・・、
そんなことも考えようとしないのかと思って、びっくりしました。

「普通に乗ってるのに、なんでB駅より遠いA駅で降りる意味あるの? しかも、定期はB駅までしかないんでしょ? 乗り越し料金払うの?」
「近くで降ります」
「快速だったら、B駅では止まらないから、A駅で降りてもいいって、前の時は、言ったんでしょ。そんなこともわかんないの? あほや!」

「そうか、行かなくていいのか。」

「何のためにA駅まで行くのよ!」

「B駅に迎えに来てください。」

「もうついたの?」

「まだもうすぐ。」

「C駅にはついたの?」
「今は、D駅に停車中。あと二駅でつく。」

まあ、こんな単純なことさえ、思いをはせない。げんちゃんの、な~んも考えず、ルーティンだけ追いかける姿勢は、どこまで続く・・・・しかし、報告してきたから、失敗は防げたわけで、いつもは、放置すれば、相談も報告もしてこないから、暴走して大失敗となるのですよね・・・

算数のお勉強より、生活問題の方が、学びが深い

ま、しかし、算数のお勉強より、つながりを考えない癖をなおすには、いいのかもしれませんね。
こういう経験を積んで積んで、つながりを考えなければ、生きてはいけない、と真剣に突き付けないと「楽してまともになりたい、」なんていう、げんちゃんのずるい思考はなかなか矯めることはできないのだろうな、と思います。

紙の上の勉強なら、怠けて適当にやっても、するりと逃げられても、自立ということにおいては、その責任を負うのは自分。徹底的に自分で思い知るしかないですね。

家に帰ってきて、なんで、A駅で降りると言ったのか、と聞きただすと、
いつもB駅で降りるから、今日は、A駅にしようかな、と思った、などと答えていました。

まさに、お気楽な思いつき、行き当たらいばったり、自己都合解釈の権化ですね~。

そんなの世間に通るわけないでしょ。

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  1. 夏みかん より:

    げんちゃんママさん、こんにちは。
    そうなんですよね。行き当たりばったり、その場しのぎ。
    振り返らせて、指導して、再チャレンジさせて…この繰り返しなんですよね。
    しかも当人は当事者意識が無くて、必死になってるこちらが馬鹿馬鹿しくなったり。本当に大変です。本当によくやっていますよ。

    昔は上手くいった方が嬉しいような気持ちが大きい部分もあったけど、今は成功体験よりも失敗体験の方がありがたいなぁなんて思います。
    息子は繊細な面があるので、それも要注意なところもあるのですが(^_^;)
    人間、適度な不便や困難、課題がないと成長していけないですよね。
    適度の範囲が人それぞれですが、簡単過ぎても難し過ぎてもいけなくて、ここの見極めが難しいところでもありますね。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      夏みかんさん
      やっぱりお子さんも、そういう面がありますかー❗
      もう、ほんと、辟易です。同じことを、繰り返し繰り返し繰り返し、指導し続ける。
      気づこうとする気持ちを起こすことをめんどくさがって、最近は、成長した能力を、嘘つきに使ってます。
      その場かぎりの言い訳のときもあるし、平然と嘘つくときもあります。
      このステージは、徹底的につぷしていかねばなりませんが、こっちもへとへとです。昔は、そんなこざかしいことはできなかったですが、賢くなって、自我がそのような安易なことをさせますね。
      発達の子は、自己都合解釈がすごいですから、優しく認めるだけでは、絶対に怖いと思います。
      げんちゃんは、優しい他人には、最近うまい態度をとるので、わかってない、他人様は、げんちゃんをのぼせさせます。
      お母さん、げんちゃんは、いいこて、がんばってますよー、なんて、言ってくれますが、これがまた、私の苦労を生みます。職場のスタッフは、少しわかってくれて、きびしく協力してくれる人もいます。
      自分のやる、とんでもない行動が、自分では、おかしくない、とへっちゃらで思うようです。

      身勝手一直線にならないように、今は、まだまだ、手が抜けません。
      ほんと、正しく導くのは、壮絶なエネルギーがいりますよねー。

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