高校二年生でスマホデビューしたげんちゃん
忙しくて、すっかり更新をさぼっておりました。
げんちゃんの様子も、ある程度伸びたな、というところから、なんとなく進展がなくて、それもあって・・・
その間に、げんちゃんの体育祭がありました。平日なので見に行ってません。どこかの体育館を借りてやっていたようです。
夏休みにげんちゃんは、人生初スマホデビューしました。ラインを開通させたので、体育祭の写真を2枚送ってくれました。もちろん自分が出てる写真は撮れないので、体育館の上の観客席から他の人たちが競技している写真です。
自分が出ているところを、友達に写真撮ってもらって自分のラインに送ってもらう、なんていう社交はないから、それが精いっぱいでしょう。
しかし、写真送ってね、と言ったら、とりあえずちゃんとやったので本人は、満足の様子です。
競技は団体競技一つ出ただけのようですが、
「中学の体育祭より楽しかった。」
と言っていました。中学の体育祭は、なんせ練習が大変でしょうし、ゆる~くはないから、そういう感想が出るようです。
遅いスマホデビューは、今のところ、メモ機能やライン、メリットの方が多いような気がしてます。ゲーム依存は、いまのとこなさそうです。
三者面談
さて、先日久しぶりに三者面談に行きました。
担任のしっかり者風の若い女性担任から、少し話が聞けました。
げんママ「今は、友達を作るとか、周りに対して気遣いをする、とか、自分の考えをしっかり外に表現する、とか、そういうことが課題です。学校ではどうでしょう。あいかわらず、友達と言う友達はいないようで、昼食も、一人で食べているようです。その辺どうでしょうか。」
先生「げんちゃんは、まわりで人が集まっていたりしたら、そちらを気にしたり、気持ちは、外に向いていますよ。孤立しているような雰囲気はありません。一言二言話しかけたりもしていますね。」
げんママ「ただ、ソーシャルの場数踏んでないから、話が広がらないし、そこからつなげていくことができないですよね。そこが今から課題です。」
先生「ぼ~っとしているときと、しっかり気持ちが入っているときのギャップが大きすぎて・・・(笑)気持ち入れるとけっこうできるのに、入れないと、ほんとに、何も聞いていない。」
ふむふむ、とうなづく私。
先生「でも、メモを取る場面が多くなったり、伸びてはいますね。」
特別印象に残る大きな話はなかったけれど、それなりに、成長している感じはわかりました。
私も、夏休みのアルバイトの話を先生にして、私が、げんちゃんのゴールとして、ある程度イメージしている自立の形が先生方に伝わったようです。
的外れの捉え方しかしない心の使い方
しかし、ある程度日々の生活がルーティンに安定してくると、まったく気持ちを使わないげんちゃんになります。
今朝こんなことがありました。朝食を作らせたら、汚れたフライパンを洗ってから作ったのですが、油まみれのフライパンをいきなり、水で洗い、流しやたわし、すべて油でギトギトにしてしまいました。
もう何度も、一度ふき取ってから洗うと、教えているのに。
それを指導して、何をどうすればよかったの?と言語化させれば、
「流しが汚くなる。」
と言いました。だから、何をすればそうなるのか、って聞いてんでしょうに・・・
「油をふき取って洗わないといけなかった。」
という、焦点は、すぐに言語化できない。(何か言葉は紡ぎだしたけれど・・・質問のど真ん中の答えじゃない。)
やはり、気持ちを抜いて、かる~く流して生活しているというところが、今のげんちゃんの問題です。
もっとカリカリに、気持ちを入れ続けなさい!
もう根性出せばやれるんだから。
問題がここなので、横で、かなり上手にアプローチしないと、なかなかですが、私は忙しすぎて、それもままならない。
そうなると、低空飛行で、省エネ暮らしに走る。
困ったものです。
この、気持ちをしっかり入れて、捉えようとしない状態が、なかなか改善しません。きつくてもやろうとすればできてくるのに、圧をかけなければ、まったくしない。
すぐに、楽をしようとする、これが問題です。
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