ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

発達障害、遠い目標、近い目標

  > 絵がうまくなってからのげんちゃん・・・
なんか、こう、私のメンタルが変わってます。ちょっと行き詰まってるというか・・・ちょっとわからなくなってます。

さて、発達障害のステージというのがあります。(勝手に私が分けてるんだけど)

ステージ1,まずは、がっつり障害にふりまわされてる段階。
  言葉もちょっとしか出てなかったりして、コミュニケーションができないような段階です。げんちゃんも、最初はこうでした。まず、何かさせようなんてことは無理です。
  げんちゃんの好きなことに、こっちが合わせるしかなくて、フラッシュも、ぜんぜん見てくれないような感じです。(見てないように見えても、チラ見で入ってたりするようですけどね。)日々、くたくたになりながら、ちょっとでもつかめる所を探して、何でもかんでもトライしてました。
  私の場合、まずは、運動から重点的にやりました。延髄とか、小脳あたりで止まって、大脳辺縁系まで、まだ到達できないような時代だったのかもしれない・・・イメージ的に・・

  でも、この段階は、我々が表面的に感じるところとはうらはらに、実は、右脳が全開で、私たちにはない、神秘な能力があるそうです。そういう能力に歩み寄ってたことをやれてたとは、まったく思えませんが、あの時、私はあれが精一杯だったです。

ステージ2, 
 トレーナーの親として感じる点では、野生動物が、やや人間社会になれてきたような感じのステージです。
 そろそろ、粗大運動から、指先とかの微細運動に、とりかかってみようかな~、なんていう気持ちになります。学習をさせてみようか・・・という気にもなってきますね。小学校に入ってからのげんちゃんは、このステージ2だったと思います。

ステージ3
 今 たぶんげんちゃんは、ここにいます。2のステージをそろそろ乗り越えて、各論一つ一つの駒をまあまあこなしてきました。まだ荒削りながらも・・・です。一つ一つの項目は、△と○で埋まってきてます。二重丸ははなはだ少ないし、ないと言ってもいいかもしれないけれど。

  普通の子のグループに入ても、けっこうできることが出現してきました。もちろん全然できないこともある。・・・・少なくとも、対人とやりとりの応答は良くなってますよね。

 じゃあ、ステージ4は何か・・・

 げんママは、ここでちょっと行き詰まっています。ステップ4のイメージがわかないです。
発達育児を長年やってきて思うけど、ゴールのイメージはとても大切です。どういうステージに持っていきたいのか・・・・
遠い先のイメージと、ちょっと先のイメージ。まあ、目標ってやつだよね。

 遠い先のイメージは、もと自閉症ママの天才ゆうゆうさんのおかげで、イメージしやすくなってます。ゆうゆうさんみたいに、ピュアで、2000ページの難解な聖書を、3週間で速読してしまうような、異才の持ち主。人をひきつける不思議な魅力・・・良い意味でちょっとこの世離れしてる。

 今のげんちゃんの延長にそれがあることは、ちょっとイメージしにくいけれど、どこかで、ブレークスルーが来るとしたら可能です。だから、げんママは、良く聞く、せめて普通になってくれたら、というイメージを持ったことはないです。ステージ1の時でさえ、親ばかと言われようとも、はるかに高いユニークなイメージを持ち続けています。

 でも、ちょっと先のイメージがわかないです。どういう目標を立てて、トレーニングプログラムを立てたらいいか・・・
前回で書いたメンタルが大事、というのはわかるのだけど、だからと言って、算数を無視するわけにもいかないし。

 学校生活や、友達との交際も、だんだんましになってくると、時間もたくさんとられるようになります。そんな中で、ママは何をすればいいか・・・・

今考え中なの。

 書きながら・・・思い浮かんだこと。
げんちゃんを、右脳に今一度いざなう。
 そうだな~。げんちゃんの好きな読書。読み聞かせ。速読的にやってみたり、普通に音読したり、手始めに100冊を目標としてかたっぱしらからやってみるのはどうでしょう。その合間に、今までやってたようなことも、多少ははさみながらね。
 
 うん。それがいいかもしれない。ブログは、書きながら頭が整理されます。

ステージ4
 目先の目標
 げんちゃんのアイデンティティーを発掘する。げんちゃんワールドの充実・・・かな。彼の峰が明らかに周りにわかるように伸ばしていく。絵、文・・・想像力。とにかく、本で彼の世界をふくらませるのがいいような気がします。げんちゃんの峰は、他のところより、ここはまし・・・程度のものです。ここを、客観的に見ても、けっこうできる、にするんだよね。

 国語全部できるようにするとかじゃなくて、物語を作るのは、光ったとこがある、とかいう風にです。絵を入選させるとか・・・です。

 ぜんぜん、できないことだらけなのに、のんびり彼を右脳に放逐するのは、げんママにとっても、けっこう勇気がいります。でも、100冊達成と、ゲンちゃんワールドを何らかの形にする。と言葉に出して、目標設定すると、ただ、漠然と手綱をゆるめるというのではなく、おのずと、何をやるのか、見えてくるというものです。

 ブログのおかげで、私自身も、考察されていきますね~。ありがたや。

  
  

公開コメント 承認後公開

  1. mappie より:

    こんにちは。寒いですね〜。

    >見てないように見えても、チラ見で入ってたりするようですけどね。
    そーなんですよ。見てないようで,見てるんですよ。
    私、療育施設で10年ほどボランティアやってます。そこの部屋のドアにガラスが入ってるんですね。市の施設なので、時々市の職員さんがそこからのぞくのですが、そしたら・・

    ドアに対して横向きの子だけじゃなく、背を向けて遊んでいる子までも「今のお兄ちゃん、誰?」とか言うわけです。足音が聞こえたとしても、どんな人か見てないのにですよ。ぞぞぞぉ〜っと寒気がします。
    その場で何も言わなくても、翌週になって「こないだの女の人、今日も見にくるの?」なんて言ったりします。試しに髪型とか服とか質問しても、きちんと正解を答えます。怖いです。

    我が子も含めて、周辺視野が広すぎるのか、第六感がするどいのかわかりませんが、あの子たちの視線だけを見て「見てない」という判断はできないんですよね。ちゃんと見えてますから〜!!!

    だから・・
    その場での反応がなくても、きっと大丈夫。
    ちゃんと中に響いています。続けましょう。
    ということを言う為に、こんなに長く書いてしまいました。すみません・・

  2. Taiママ より:

    こんにちは^ ^
    遠い目標と近い目標、なるほどです。
    私も時々分からなくなってしまうんですけど、今回のげんママさんの記事、とてもよく分かってありがたいです。
    うちはなんだろうなあ。生き物が好きなのでとことん調べさせようかな…。
    でも算数をやらないのは勇気が入りますよね(>_<)
    苦手なことはちょこちょこやりつつ、好きなことにどーんと向かわせる感じでしょうかね〜?

  3. glow-gen より:

    mappieさん
    ありがとうございます。は~、そういうお話を聞くと、いまさらながら、自分があんまりわかってないな~、とため息が出ますね。
    多くの知的障害の子を持つママは、子供のことを理解できないかもしれないですね。まさか、そんな高い能力があるなんて知らなかったりするのではないでしょうか。

    げんちゃんに、みじんも天才性なんて感じたことないですよ。今でも。ただ、我が子なんで、信じてますけど。

    そういう実録をお聞きすると、また確信します。子供の能力を信じてまたがんばります。

  4. げんママ より:

    Taiママさん
     日々、試行錯誤、子供の愛情ゆえに、喜んだり悲しんだり、怒ったり、と発達育児は、波乱万丈ですよね。時々、ぐっと子供から離れた視点から見て、戦略を立てなきゃ、と思うときがあります。
    近視眼的に見てると、こう、行き詰っちゃうというか・・・・
    ブログのコメントにいただく言葉で、はっと、思わされたりします。交流に感謝です。
     子供さんのブログの、ミラクルアイのできとか、げんちゃんの同じ頃よりずっと上手です。
     ビーズおいていくやつも、げんちゃん、ほんとどんくさく、なかなかでしたよ。
    みなさんのページを見て、あ、げんちゃん、ほんとひどかったんだ、と思います。その渦中のトキは、親の欲目でそこまで思ってないんですよね。(笑)

  5. mokoyu888 より:

    げんちゃんの絵ほんと素晴らしいです。
    相変わらず、絵に関しては全く・・・ですね。4.5歳児クラスです。
    図工での紙粘土工作はなかなか上手に作れていてビックリしましたけど(^^)
    お互い欠けてる所は違うけど進み方は似てますね(^^)

    確かに最近行き詰ってたのですが最近ちょっとあれれ??と
    また伸びを感じてます。よく一人で読書をしたり文を書いたりするようになり
    ました。うちも100冊の読書いいな~と思います!!
    冬休み図書館も利用して。

    算数無視したいですよね~親の方も・・・だってほんとにお互い疲れるでしょ・・・
    でもほって」おけない・・・漢字頑張りますね~
    親も根気がいりますね。

    げんちゃん今はどれくらいの頻度で頭蓋骨矯正行ってるのかな??
    そろそろ終わるのですか?

  6. げんママ より:

    もっちゃんママ
    そうなんですか。げんちゃんは、図工と名のつくもの、粘土もちろん、まったくだめです。未だに、粘土で、うさぎの一つも作れません。
    しかし、立体できるのに、絵が苦手なんて不思議ですよね。ほんとにわからないことだらけです。
     歩みはほんとに似てます。2年生の頃の発達の特徴ということで、年が同じことも大きいのでしょうかね。

     げんちゃんは、今、ほんといきづまってますよ。こっちの期待のようにいかないです。
    頭蓋仙骨療法は、もう40時間は行ってると思います。9割方治ったらしいです。週に1度2時間受けてますからね。
     伸びてると思うけど、もっといくはずでしょう~・・・と感じるのは、げんちゃん自身の本質が、なんか変わらないからなんでしょうかね。もう少し、げんママスランプかな

  7. あき より:

    こんばんは
    げんちゃんは今溜めの時期なんでしょうね~きっと跳ぶための準備なんだと思います。げんちゃんママの心中お察し申し上げます

    ところでげんちゃんは暗唱は好きですか?うちは私が好きなのでゆっくりですが続けてます
    意味は大人になった時にわかればいいかなっと思って漢詩なんかをやってます
    男の子が古典なんかをふと呟けたらカッコイイかなと…(笑)

  8. glow-gen より:

    あきさん
    暗唱いいですよね。
    げんちゃんでやってることは、しちだの世界史のCDを車でかけてます。
    メソポタミア文明だの、チグリスユーフラテルなど、出てきて、こっちがおもしろいです。げんちゃんも、大好き。でも、不思議と、問題のところになって回答が出ません。なんか、意味は、把握してないんでしょうね。何度やっても、出てきません。まあ、聞き流すだけだからしかたないと言えないこともないけど・・・

     そういうとこ見ると、やっぱ、この子記憶力悪いんだな・・・と思います。
    TLP,英語、しちだCD・・・・結局、聞かせたい物はたくさんあるけど、時間がないよね・・・という状態です。

     合間合間に、数分ずつでも入れていくといいかもですね。ほんと、ママの準備がないと、つい時間だけ無駄にすぎていく感じがあります。ここがテーマです。

  9. あき より:

    時間が…同感です!!
    うちは母子家庭なので何度も仕事を辞めてつきっきりで取り組みできたらいいのに…と悩みました~

    やってあげたいことはたくさんあるんですがなかなか…

    げんちゃんママの前向きな姿勢にいつも励まされてます♪

    それからうちはまだうまくできませんが連想ゲームも隙間時間にするにはいいですよ~物の捉え方がちょっとづつ変わってきてますので(^.^)

  10. げんママ より:

    あきさん
     そうですか。母子家庭でがんばられてるんですね。すばらしいです!かねがね、母子家庭で、発達育児に取り組むのは、ほんとに大変だと思っていました。ママはたくさんの役を一人でこなさなくてはならないです。

     あきさんの色んなノウハウ発信してください。私のまわりにも、応援したい母子家庭の発達ママがたくさんいます。

     でも、最近つくづく思うんですが、ドリルさせることよりも何よりも、愛情が一番の改善策ですね。時々その表現型がいびつになったりするんですが、やっぱり、生まれてありがとう、と言ってあげたい我が子です。

     連想ゲーム良いですね~。先日似たようなことやってて、問題出すこっちの感性の貧困さに自分であきれました。(笑)彼らに問題出させた方がいいかも・・・こちいが回答者になって。

  11. あき より:

    げんちゃんママありがとうございます(涙)少しでもわかって貰えると励みになります♪

    片親の理由は様々ですがやはり母の不安や疲れた感じが子供に影響を与えてしまっているのは否めないと思います

    でも子供は母親を助けたいって思ってお腹に宿るらしいので助けたいって思ってくれてるんだよねって考えると幸せな気持ちになります

    子供を望んでもできなかった人が周りに多かったので親になれただけ幸せなんです

    毎晩いっぱい怒った日も心が折れて凹んでいても「あなたのママになれて幸せ♪生まれてきてくれてありがとう」と言ってます
    所謂「自己暗示」です(笑)
    時々お邪魔して私の実験結果を

  12. げんママ より:

    あきさんありがとうございます。
     母はつよしです。ほんと、男の人も今大変な時代ですよね。心がおれそうなこともたくさんです。
    来年は良い年になってほしいです。14という数字は、聖書的には、大きな意味があるようで、新しいことのはじまり、ひとくくりが終わったというような意味にもあたるようです。

    来年は、きっとまた新しい進化が生まれると思います。期待しましょう。ほんと、ママの子供になってくれてありがとう!  それは、ずっとかわらず思い続けていきましょう。この子たちは、普通の子よりどうも、母の宝のようです。

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました