ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

発達障害見え方の異常。視覚の感覚過敏。

> 夏休みも、終わりです。
げんちゃん、前半からすると、すごく伸びてますが、まあ、なんというか、私の期待するところとはほど遠いです。日々、気づきや、発見が山ほどあって、ブログに書けずにいます。
 IQ検査の(ウィスクⅢ)の結果報告も終わり、それも、一つの記事にまとめたいと思って、日々あっというまに過ぎています。

 とりあえず、IQは85という数字になってました。過去、5歳と6歳で受けたのは、70,60(あとに受けた方が低い数字になってましたけど。)だったので、上がっているようです。とはいうものの、普通と呼ばれる標準偏差の下方にも、まだ入ってないようですけどね。・・・

 今日は、ユニークなことをしたためておかねば・・・

 前々回のブログで、うちの病院に来院した、頭痛に悩む小学生の女の子がまたやってきました。
なんと、私が教えたように毎日やったら、(前々回ブログ参照にしてください。)すっかり長年の頭痛が消えたそうです。彼女はうれしそうに、にこにこしていました。つぼを押して、目を動かす練習、マッサージ、頸椎の調整、など日々やってくれたようです。

「頭痛の原因が、目だったなんて~。もうびっくりです。」
とお母さん。とても感謝されて私もるんるん。

 そこで、私は、最近の気づきをまた彼女にぶつけてみました。

「ねえ、あなた、絵が上手でしょう。?」
お母さんがびっくりしたように、横から答えます。

「そうです。この子絵がとても得意です。」

さらに私が質問します。
「一度見た図形なんか、けっこう残像として残って、書き出せたりしちゃうんでしょ?図形の問題も好きなんじゃない?」

女の子は、うれしそうにこっくりうなづきます。
 やっぱり・・・・

げんママは、ちょっとママに説明します。
「つまりお嬢さんは、目の感覚過敏なんです。言い換えれば、性能が良すぎるの。耳が感覚過敏だったら、騒音が苦手だけど、絶対音感があったりするのと同じよ。光をとらえすぎるんじゃないのかな~?」

 お母さんは、答えます。
「え~。でも、なるほどです。この子、人の表情をまわりより詳しく読み取ったり、こっちが見えなかった瞬時のできごとを見て取ったりすることが多いんです。」

は~。げんママため息。白に黒のくっきりがつらい・・・・右脳は、光の世界にいる・・・・このあたり、なんか、よくわからないけど、どこかかぶりませんか。このお嬢さんの一件ですごく私は気づかされました。これは、感覚過敏とも言える症状なんだと・・・

 それでは、なぜ、効き目だけ使ってしまうの?・・・・感覚過敏イコール、すぐれてる、ということもできるけど、裏をかえせば機能不全とも言えるわけ。両目使えない。入れちゃいけない情報までよみとってしまう。

 物事の裏と表のように、マイナスであり、プラスなのかも・・・・

 でもね・・・とげんママは思うのでした。げんちゃんは、確かに、この子と同じ視覚の感覚過敏がある・・・と仮定すると・・・なぜ、彼が、模写する絵は、大きさがちぐはぐで、おかしいのだろう?彼女は、絵が得意で、視覚能力に優れた側面をかいまみせるというのに・・・

 彼には、女の子に見られた天才性、というか、機能的優位なところはないじゃない。

わからない!

 げんママ、ゆうゆうさんに聞いてみました。げんママの最近の研究成果(笑)と気づきをぶつけてみました。
ゆうゆうさんと二人で、あれこれあれこれ討論してみました。

 「げんちゃん、本読めるから、丸がつぶれたり、線がだぶったりはしてないよね・・」とゆうゆうさん。
「うん、だけどね。お絵かきドリル、2クール目なのに、上の絵を模写するとき、たとえば、10の大きさだとすると、ある時は8,ある時は、14ってな感じなのよ。なんで、こうもバランスとれないんだろう。何でかな~。」

 ゆうゆうさんしばらく考えて、

「色んなタイプいるからね。もしかしたら、げんちゃん、まわりがゆがんだりするタイプなのかもしれない。」
ほう!

 げんママは、はっとしました。漢字のきたなさ、ドットでたどる漢字練習は、いまだにドットから落ちる・・・・あ~、きっとそれだ!

こういうタイプは、ゆがみを補正するために、ゆがまないところに、焦点をあて見てるらしいので、ちょっと見にわからないこともあるようです。だから、本を見せて、どこの行が読みやすい?なんて質問しても、答えないこともある。

 でも、彼らの中には、いちまつ模様が気持ち悪いと感じる子もいる。
一つの確認の手段として、ゆうゆうさんが考えたのは、ケーキの上に、8個イチゴがのってる絵を模写させること。イチゴの大きさのちぐはぐによって、もしかしたら、どこがゆがむのかわかるかもしれないんだそうです。

 なるほど~。これは、きっとびんごな気がする。明日試してみよう!

 まだまだ視覚をターゲットからはずせずにいるげんママ。しばらくこのネタおつきあいくださいませ。(笑)
追伸
 感覚過敏・・・つまり、光を過剰にとらえることと、その入ってきた情報を脳で判断するところは、ひとつひとつ別の機能なんだと思います。ブログ書いたあとで、気づかされました。つまり、この女の子のように、そのあと、分析する能力に異常がなければ、すぐれた視機能を後押しするわけです。
 げんちゃんは、分析能力に異常があるから色んな情報をとってこれても、的確に判断できないし、うまく出力できないというわけなんじゃないだろうか。
 考えてみれば、時々、え、そんなこと見て覚えてたの?ということだって、あるわけだから。

 わ~、なんか、確信にせまってきた気分だ~。

公開コメント 承認後公開

  1. glow-gen より:

    Pさん。すごい!また言葉にしてもらった・・・ありがとう

    そうか~。光の感覚過敏と、視機能、つまり、見えたものの分析力というのは別のそれぞれなんですね。

     げんちゃんは、光の過敏とゆがんで見えるという問題がある・・・そういうことなんですね。光の過敏というか、よく見える、ということと、それを分析してどう判断するか・・・ということは、別項目なんですね。

    おかげで私も、すっとわかりました。いつもありがとう。

    しかし、お子さん、すごいね、この女の子と同じ才があるとは。だって、耳もいいでしょう。
     う~ん。ダヴィンチみたいな人になるかもしれない。

  2. glow-gen より:

    Nさんありがとうございます。
    目と頭痛・・・大人でもけっこうありますよね。整体的なアプローチだめでしたか。
    頭蓋骨はたくさんの骨でできてます。これと、筋肉の入り混じった関係。さらにかみ合わせ・・この調整はけっこういけると思って今研究中です。
     頚椎のずれを直すエクスサイズは、すごくいいな~とみんなに教えてます。
    超音波の器械、通販とかで見たことあるんですが、あれなのかな~。

    とにかく、視力のための色んなアイテムは、発達に役立ちますね。今それに気づいて、しばらく興奮気味に調べてました。
    ありがとうございます。

  3. glow-gen より:

    Mさん。
    そうですね。知能検査は伸ばせますね。
    げんちゃんを担当してくれた人は、ほかでも、けっこうのびてる子を見てるらしく、そう、びっくりされませんでしたが、人によっては、伸びないとか云う人もいるんですね。

     だけど、脳は、進化させながら使っていく臓器だと思うので、普通の人だって、伸びると思うんだよね。しかも、私たちの子は、進化する過程をとめてしまって育ってきた面があるから、ちょっとトレーニングしたら、確実に伸びると思います。

     発達障害は、改善して、すぐれた子にできる、と私は信じてます。
    がんばりましょうね。

     目の見え方、あらためて、子供に細かく聞くといいかもです。げんちゃんに、聞いたら、100玉そろばんはゆばむのできらいだ。と初めてカミングアウトしました。
     もうびっくり、どうりで。100玉そろばん、10玉そろばん、くいつかないはずです。

  4. かいすみ より:

    げんママさんから頂いたヒントをもとに目に対応する第一脛椎調べてみました。
    脊髄に沢山ある神経の元締めのような存在で、ここのつまりをとると他の部分(脛椎は場所によって各臓器に対応しています)のつまりもほどけるきっかけになるとか☆
    第一脛椎、熱いですね(笑)
    ちなみにブレインジムのバランスボタンがつまりをとる手当てに近い感じがします。
    首だけでなく、おへそへも手をそえます。
    おへそ周りは目に関係するツボがあるそうですよ。
    マッサージの時に空いた手があればおへそに手で蓋をする…なんていいかもしれません。
    空いてなければげんちゃんが自分で蓋をするとか、どうなんだろう??

  5. げんママ より:

    かいすみさん。
    今、頭蓋を中心に、色んなカイロの本をあさってますが、第一頚椎おピックアップしているものにけっこう出あいます。
     私も、股関節がよくずれて、そのたびに、肩が痛くなったり、側頭骨のあたりが、こってきたりします。これは痛みがお困りごとなんだけど、脳の機能障害だって、骨のずれから、やっぱりおこりやすくなるかも・・・と感じてます。
     頭蓋仙骨療法は、脳のシステムを治す。酸欠を改善するものらしいですが、フィールドをつかさどる、骨の癒着などは、治す価値あるな、と思います。
     おくが深いです。
    ま、これも、そもそもは、かいすみさんからの情報が最初です。
    ほんといつもありがとう。研究熱心なママたちの知恵を集めたら、日本の療育も変えられそうな気がします。
     しかし、9月から、整体を受けるために、ホームスクールの日を二日に増やしてもらうように、交渉しなければ・・・私的には、3日やりたいですけどね。

  6. げんママ より:

    ゆうゆうさん。
    詳細なレポートありがとうございます。
    げんちゃんは、やっぱりゆがむようです。100玉そろばんが、あまり好きでなさそうだったんだけど、どうも、あれは、数珠つなぎになった真ん中がおちくぼんでひずむそうです。
     それから、10玉のほうは、黄色の玉がまぶしいそうです。

    算数教える以前の問題だよね。まったく。
    あの病院に来た女の子のおかあさんが、しみじみ
    「世の中の学習障害の子供たちは、周囲にきづいてもらえないでしょうな。かわいそう・・・」
    と言ってました。ほんとそうだね。

  7. げんママ より:

    ゆうゆうさん、本文掲載させてくださいね。
    これは貴重なレポートだよ。
    あ、お会いしたときに、私が最近げんちゃんにやってるマッサージやってあげますね~。
    たぶん、首少し曲がるようになると思います。

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました