ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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算数の学習障害、基礎力をつけたい

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 げんちゃんは、エジソンアインシュタイン協会のお世話になった初めの頃、机について”勉強する”、なんてモードはありませんでした。(5才半ば、1年半前)

 自分の好きなことを、自分の好きなペースでやるだけで、こっちが何かをさせようとしてもうまくいかないので、目の前で、フラッシュをやったり、パズルをやったり、数分おきに、手品師のように、手をかえ品をかえ、げんちゃんの前で、ショーをするような感じでトレーニングしてました。
 同じことを長くやると、あきて、そっぽを向くので、それこそ短い時間で、あれこれ、げんちゃんの前でパフォーマンス。時々、鉛筆をもたせたり、教材をもたせたりして、げんちゃんも参加させますが、ただ一応、やりました・・・という形をとるだけ、みたいな状態でした。

 今思い出せば、嘘みたいです。げんちゃんは、今、ちゃんと勉強します。もちろん、一人で自主的なんてことはないし、集中力も短時間ですが。
 発達を初めて2年経ってませんから、この進化はものすごいものだと思います。

 さて、げんちゃんの能力のうち、もっとも劣っているのは、算数能力です。これは、算数の学習障害と言い切ってもいいと思っています。彼は、数の扱いが実に難しいようです。
この夏休み、げんママの大きな目標は、算数能力を普通にもっていくことでした。

 結論から言うと、まだまだです。しかし、指先を以前より、うまく使えるようになって、指で足し算をするようになってから、げんちゃんの算数能力も上がってきたようです。ひとけた足し算も指を使って、そこそこできるようになりました。(正解率は6割7割程度)

 ここで、いっきに足し算を・・・とも思ったのですが、上滑りに、先に行っても学習障害の上塗りになるだけだろうとふんで、まだまだ基礎の所を強化することにしました。

ここ1週間くらいのメニューは、100玉そろばんを入れながら、70くらいまでの点つなぎです。(写真上)公文の市販のテキストを使っています。幼稚園児用です。

 次は、「たす1」だけを集めたドリルをやります。1+4=  4+1= 両方のバリエーションを入れて、、ひたすら、たす1をやらせます。なんせ、正解率は100パーセントではないし、(10問やると1~2問間違える)、けっこう遅いので、まだまだ、数の扱いに慣れていないのでしょう。けっこうできてるな・・と思うと、突然4+1=7、とか書いたりしてます。彼の頭はどうなってるんだろうね~。

1から50くらいまで数えられるけど、たとえば、6と言って、その前後の数字が5、7、と反射的に出てこないのは、まだまだ、基礎がいまいちなんだろうと思います。

 昨日くらいから、ひく1、も入れてみました。これを、とにかくすらすらできるようになるまでは、本格的に足し算にいかなくていいと思っています。

 しかし、時間の許す時は、足し算フラッシュをおまけしてます。フラッシュも、げんちゃんの盲点には、ちょっととどきにくいと判断したので、ママが、手を加えて書き加えました。

 一般の算数のドリルは、文章題的な能力を鍛えるもの、ひたすら、計算力を鍛えるものが、ごっちゃに織り込まれているようです。嫌いなことには、特に集中が続かないげんちゃんが、一日に取り組める量は、多くないので、漠然とやっていては、確実な効果はねらえない。とママは思っています。
 だから、今、げんちゃんに必要な算数の基礎力を、ピックアップしてやっているわけです。

 スポーツ選手だって、たとえば、腕のこの筋力の強化・・・みたいなメニューをこなすと思うんだけど、げんちゃんの算数もそんな感じです。

 算数の学習障害に関して、もっと大きな子どもさんの話を聞くことがありますが、たぶん、そういう、基礎能力をそのままにして、なんとなく、暗記や雰囲気で乗り越えていっているのかもな、と思います。げんちゃんも、足し算は、なんとなく、問題の半分くらい正解させたりしますが、ほんと何となくなんだろうと思います。

 地道だけど、しっかり基礎力を鍛えようと思っています。

しかし、算数得意な子にしてみたら、何をやってんの・・・って感じだろうけどね。昨日今日取り組んできたことではなく、ずっとやってて、このできなさは、不思議にすらなるんだけど、抽象式のたす1に取り組んでいけてるのは、今までの取り組みあってのことなんだよね。たぶん。遅いけど、のびてはいるんでしょう。

 基礎力がつけば、げんちゃんは、自分でのびていく力ができるのではないか、と思うのです。

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公開コメント 承認後公開

  1. glow-gen より:

    海のタコ様。応援してくださってありがとうございます。
    アドバイスもありがとうございました。
    そうですね。まだまだたし算だけでもいいかもしれませんね。それがきっちりできてくれば、引き算はできるものかもしれませんね。
     しっかり基礎、とかいいながら、親心で、先にいきたくてうずうずしてますね。本音は。・・・油断すると、先に行こうとしてしまうげんママです。

     先日、中学で、LDと始めて確信した、みたいな親御さんの話を聞いて、ちょっと考えるとこありました。みんなについていかせることも大事だけど、きっちり段階ふむことの大切さを感じましたね。

     

     しかし、

  2. じゃはん より:

    げんママ!エジソンママのチンジンさんが超ディープなブログを始めました。もうご存知でしたらすいません。
    http://profile.ameba.jp/jinjing-k/

  3. manaママ より:

    カードに手書きで書き入れてるのいいね。うちもこのカードあるし。(どこにあるんだろう?ぐらい使ってない。)書き入れようかな。と思いました。
    参考になります。

  4. 海のタコ より:

    いえいえ私が本当に言いたいのは、
    縄跳びでも、前跳びより後ろ跳び・前二重跳びより後ろ二重跳びの方が得意な子もいるように、
    基本は足し算次引き算に力を入れるのですが、もしかしたら…、どちらからアプローチした方がいいのか少し観察してみた方が良いのではと思ったのです。4+1=7でしたっけ?10-4+1にしていないか?とか
    間違えた問題をチェックしてパターンがないか(ノリが悪くなるとクチャクチャで出にくいかも、逆によくでるかもですが)
    10でかためるか、5でかためるか……げんちゃんママさんでさえビックリするようなアプローチの仕方をする事になるかもですね煜

  5. げんママ より:

    じゃはん様、読みましたよ。すごく身に迫ってきました。チンジンさん、エジソンに出会ってよかったね。
    でも、チンジンさんの博識は、色々そこまでの経緯があったんですね。

  6. げんママ より:

    海のタコ様。なるほど。発達障害の子供って、普通とは違ったアプローチで理解してることもある、ってことですか?

     げんちゃんは、たんなる算数あほ~・・・としか見てなかったのですが、そうじゃなくて、彼なりの理解のしかたをさぐれ、ということなのでしょうか?

     間違ってたらまた教えてください。
    たしかに、げんママは、そんな風に考えてはいませんでした。たんなるあほ~・・と思ってました。(笑)

    もしかして、すごいアプローチしてたりしたらおもしろいですね。
     といいながら、それはないよー、と思っている考えは、ちょっと反省すべきかもしれません。
    発達育児は、想像力と独創性がいりそうですね。
    視点をかえて見てみます。
    ありがとうございます。

  7. げんママ より:

    manaママ
    このカードって、どうして、暗記形式になっているのだろうと、まえまえから思っているのです。

     文字のられつで言われてもなー・・と感じて、私もずいぶん使ってませんでした。これを書き入れて、納得してるんだけど、このカードで、どんどん足し算進んじゃう子って、どういう理解の段階を追ってるのだろう・・・と逆に知りたいです。
     あえて、図を書き入れてないのはなぜなんだろう。
     

  8. かいすみ より:

    基礎力。
    本当にそうですね
    勉強も生活も基礎力アップがカギだと思っいます
    自分で何とかなる所まできたら、いわゆる『お勉強』ですら楽しんでくれそうですもんね

    海斗は今、お手伝いがマイブームです
    生活力アップ!に繋がるように、色々お願いしてみますが、やはりとんちんかんな事をしてくれます…
    その分野は3才あたりだと思ってにこやかに見ています
    洗濯物干しなどは回数をこなす毎に少しずつ上手になります
    やはり経験なんだなぁと思います
    寂しい洗濯物干しが海斗のお陰で楽しい時間になりました

  9. げんママ より:

    海斗君の洗濯もの干し、かわいいね。げんちゃんも干してくれます。たまに、最初は、は?ってかんじだったけど、教えたらうまくなりました。

     基礎力は、エジソン始めた頃よりずっとついてきた気がする。

    お洋服着る訓練してないけど、着れるようになったり、・・・教え込んだことだけしかできなかったら、不毛でつらいよね。
     でも、教えてないことも、のびてくるとでき出す。ここがうれしいよね。

     算数もこうなればいいよな~~。基礎力を地道に作ってあとはダッシュ!したいね。

  10. バーバまま より:

    最近、本に興味を持ってくれるようになりました。
    今までは事典しかみてくれなかったんです。
    言葉がうまく話せないし、理解も難しかったりするから、文を読むのを嫌がってたんだよね
    少しでも成長がみられると嬉しいですね
    うちの子は繰り下がりや繰り上がりの計算が苦手で、この夏はひたすらそれをしました。
    足し算引き算は、今だに指で計算してるし、図形なんてお手上げです。
    地道に一年生のドリルからしていこうかなと思ってます。
    エジソンの親子面談申し込みました。
    今度いってきます!

  11. glow-gen より:

    バーバまま、本に興味をもってくれたんですか。それは大きな一歩ですね。げんちゃんは、もともと本が大好きだったので、そのあたりは、まったくげんママ素人なんだけど、言葉がすべての基本だもんね。

    今日、あきらめないでお母さんをもう一度読んでたら、計算ドリルできなくてつっかえてた小学生に、大豆をお箸でつまむ作業をさせて、もう一度やらせたら、すらすらできた話がのってました。

     げんちゃんは、100均で買ったビーズ(大小さまざまなのが入ってる)でやらせるんだけど、)をつまんでコップに入れて・・・という作業をドリルの前にやらせてみることにしました。

     これで正解率あがったらすごいよね。実験してみて。

     エジソンはじめるんですね。すばらしい!また進化早くなるよ。体質改善と、脳に良いサプリも加わるので、楽しみですね。

     図形は点つなぎのピグマリオンのドリルでがんばってますが、やはり、何ヶ月前より、できるよになってる。

     まあ、地道にやるしかないね。
    図形・・・げんちゃんも四苦八苦してるので、いい方法があったら教えてくださいね

  12. manaママ より:

    ほんとに、このカード不親切だよね。
    エジソンでも電話相談で、とにかく覚える。理屈はいいから。理屈はあとからつくから。といわれたけど、数字ものはぜんぜん暗記しないんだよね。文章とかは音読してると入ったりするけど、けっきょく、三ヶ月ぐらいやって覚えるのやめたんだよね。最初は数字に慣れる。数字とお友達になる。みたいな感じじゃないと、Manaにとって数字は異国語のように入っていかない。英語より入らないから。ほんとにこれフラッシュしてたら入っちゃった。理解しちゃったって、そういう子もいるんだよね。不思議。と

  13. げんママ より:

    manaママ、私もそう思います。
    やってみると、すべてのトラブルに傾向はあるけど、一人一人まったく同じじゃないみたいな気がするのです。
     だから、教え方も、教材も、あらゆるものを知っておいて、そこからチョイスできる能力を、親はつけるべきじゃないか、って思います。

     その子を観察して、時々に・・・ベストなものをあたえる。

     でも、最初はわからなかったので、とりあえず、言われたまま何でもやってみました。それも結果良かったわけですが。

     ママも進歩してるんだね。

  14. harumama より:

    はじめまして。
    いつも拝見させていただいております。
    いま年長の男で発達障害を持つ子のママです。
    七田や三角頭蓋手術など手当たりしだいやってまいりました。
    もし算数にお困りであるならば、「歩き初めの算数」という本が障害をもつ子におしえるときにいいようですよ。
    「精神科医の子育て論」にでてくるトモニ療育センターのおこさんの話が
    げんママさんにたぶってみえます。
    おいそがしいでしょうが探して読んでみてください。なにか手掛かりになるかもしれないですよ。

  15. げんママ より:

    いつも読んでいただいて、harumama様ありがとうございます。
    三角頭蓋手術・・・って知らなかったのですが、良いのですか?効果ありましたか?
    まだまだ知らないことがいっぱいです。
    最近、やっと、算数に光が見えてきました。身体の機能や他のことがアップしてきたら、算数が出力しはじめた感じです。

    でも、その歩き始めの算数・・・取り寄せて見ます。
    色々研究されているんですね。これからもよろしくおねがします。
    年長さんの子供さんだったら、次は小学校ですね。支援クラス・・・、普通クラス・・・げんちゃんのときはけっこう考えました。げんちゃんは、偶然に普通クラスになりましたが、年長さんのときって、色々不安が多かったです。
     harumamaさんも色々小学校に向けてがんばっていらっしゃるんでしょうね。

  16. harumama より:

    いろんな人間がいますが、三角頭蓋の手術はうちは正解でしたよ。
    原因がはっきりしてよかったです。でも人間が生まれ変わったようにはならないです。悪いとわかったらどんなに大変でも手術せずにはいられませんでした。頭の血流はすごくよくなりました。

    七田もフラッシュカード有効でした。でも年少で字がかけたのでやめてしまいました。

    うちもサプリをとりはじめました。げんママさんのとは違いますが3か月でみるみる健康そうになりました。発達障害の子はふつうのことしていたらダメですね。

    年長ですので就学は悩みます。でもげんママさんのように前向きに頑張ってます。。支援クラスも学校によって全然違うので余計悩みます。

    げんママさんお互いに頑張りがいのある子供をもって忙しいですが元気に頑張りましょうね。更新楽しみにしています。

  17. げんママ より:

    harumama様。レスポンスありがとうございます。
    血流が改善するなんてすごいですが、侵襲が少なくて、リスクが少なかったらすばらしいですね。
    普通は発達障害の原因は、不明ですなんていわれるのがおちですが、そこがわかって、手術の提案・・・なんてすごい病院ですね。

     年少で字が書けるなんて、天才的ですね。指先の能力が抜群なんですね。げんちゃん4月の時点で、鉛筆をもつのがやっとでしたからね。

     サプリ大事です。でも、まっこうから否定するドクターもいます。げんちゃんののびは、サプリなしでは考えられないと思います。harumamaさんのお子さんも、変化がはっきりしてたそうですし・・・そういう取り組みがスタンダードになるといいと思いますね。
    ひたすら、他の子にやるような普通のトレーニングだけさせてても、勝ち目はないですよね。そもそも普通とは違った特徴をもつのですからね。

     まさに、がんばりがいのある子ですよね~。
    かわいいです。とっても。ときどため息つくときもあるけれど・・・
     フラッシュはやっぱりいいみたいですよ~。げんちゃんにも復活させました。
     またまた色々アドバイスしてくださいね。

     

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