ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

やりたくないこと

   >土曜日はげんちゃんは、遠く離れた、ママの職場に連れてきて、英語のクラスに午前中放り込んでいます。ま、おばあちゃんに育児を離れていただくため、ほとんど託児所がわり・・・4月から、ちゃんとしたクラスに配属されたげんちゃん。
 オーナーの配慮で、年長さんのクラスになりました。(下のクラスです)
 昼になって迎えに行くと、年長さんのお友達と楽しそうあばれてました。やれやれ・・・やはり、幼稚なようです。

 夕方合気道に行ったら、ほとんど学級崩壊状態。あれー。げんちゃん、やっぱり進歩してないの??とがっかりです。

 でも、家に帰って
「何で、げんちゃん、まじめにやらないの?」
と聞くと、
「僕、あんまりやりたくなかったから、早く帰りたかったから。(やや変な言い回し)」

だそうです。

 げんちゃんの学級崩壊は、目には同じに見えても、進歩しているのではないか?とふと思いました。

 げんちゃんは、やりたいこと、とやりたくないこと、がはっきりしていて、やりたくないことは、がんとして反抗するようになったのかもしれない。

 つまり、以前、やりたくないことや、できなくてパニックになること、・・・それらが、ごっちゃになって、とにかくひたすら、学級崩壊状態を呈していたのが、どうも、知能犯的な彼の意思表示にとってかわっているように見えるのです。

 ママの分析は直感ですが、彼が、くいついてやりだすと、けっこう、彼の目は知的になり、彼の世界は、どこか近寄りがたいような雰囲気をかもし出すことがあります。(たとえば、絵本にはまっているときや、今までやらなかったパズルにたどたどしくも取り組んでいるときなど。)
 まあ、これは、じわっとした変化で、親の欲目といわれたらそれまでかもしれません。でも、今日もこんな事件がありました。

 今日は、日曜日。またまた海の中道海浜公園に連れて行き、とにかく、サイクリング、ジャンボトランポリン・・・巨大遊具・・・
 げんちゃんが、体を動かすように、ママは日焼け止めたっぷりでお供しました。

 げんちゃんの自転車は、スピードが速く、ママはついていけません。いつの頃からこうなったのでしょうね。5歳になっても、三輪車にはとうとう乗れずじまいで来たげんちゃんだったと言うのに。・・・
 げんママは、とにかく、ひたすらげんちゃんに運動させる。この1点を最も大切にしているかもしれません。
トランポリンをして、自転車の駐車場に行って鍵をあけようとするママにげんちゃんは、そっと言いました。
「ママ、その自転車違うよ。リボンがついているのだと思うよ。あの、いすに24という番号がついたのがママのだよ!」
「え?」

よく考えれば、ママの自転車は、ママが鍵を差し込もうと思ったレンタルサイクルではなく、ちょっと離れたところにとめていたのでした。

驚きました。げんちゃんは、そんなママの驚きをもろともせず、さっそうと自転車をこいで、先を行きます。
ロータリーで、間違った道を通りました。
「だめだよ。」とママ。
「どうして?」
「決まってるの」
「こっちから行く自転車と、向こうから来る自転車がぶつかるから?」
「そう!」

 ため息・・げんちゃんは、昨年の初夏、初めて、ママの言ったことに、ほんの少し、まともな返事をしたと言って、家族中興奮したものです。誰とだって、一方通行の話しかできなかった彼・・・

 今、げんちゃんは、静かに発酵していっている。そうなんだ。
 算数は・・・確かに気になるけど、ほんの少し、げんちゃんの好きなようにやらせよう・・今しばらく。

 あんたはきっとやるよね。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

公開コメント 承認後公開

  1. 無くて七癖 より:

    自分も今、とてもやりたくないモードに入っていて困ってます。
    心理学的になのか脳の回路的になのか、理由が知りたい所です。
    1つ思ったのは、げん君のしたい事リストと、げんママさんのして欲しい事リストを書いて優先順位をげん君と相談して決めるのもいいかも、
    やりたくないモードの時は何分間だけと時間で区切ってます。あまり参考にならないかもです、すみまん。
    でも、本当成長されましたね。げんちゃんなんて、呼べません。げん君ですね。o(^o^)o

  2. げんママ より:

    無くて七癖さん。いつもいつも、本当に参考になります。リストアップしてみます。そういう風に、膝つき合わせて、げんちゃんとミーディングもったことなかったです。なるほどです。すごいな~。
     無くて七癖さんは運動してますか?
     なんだかげんちゃんに取り組んで、運動プログラムとサプリが、ほんとうにいいんだな~。って感じました。もっと言えば食事改善なんかも。
    でも、お金いらずに始められるのって、ジョギングみたいな、有酸素運動かな。
     なんかやりたくないモードの時って、それさえやりたくないのですが、いいですよ~。
     げんママも、短いですが、ジョギングやってて、本当に前向きになれます。
     
     体育会系の母親です。ここんところ。星一徹みたいかも・・
     

  3. かけママ より:

    言い訳が言えるげんちゃんすごいじゃないですかぁ?
    最近、私も有酸素運動注目です。自分の小学校時代を見ると、元々優等生タイプもいるけど、やんちゃで外で遊び回っていた子が、大人になって立派な職業に就いてる男の人っていませんか?小さい頃に十分な日光浴と、血流を活性化していたからでは?と最近思います。
    ブレインジム、不思議ですよね?大した事をしている訳ではないけど、達成感・充実感が得られる気がします。

  4. kanariraa より:

    げんちゃん すごいですね!私もイチローと、そんな会話してみたい!自転車追いかけてみた~い!これも げんママさんの熱心な療育と、げんちゃんの頑張りですね~ 本当にすごい子と言われる日も遠くないような気がします。教えて頂いた 舌の練習してます。やっぱり出来ませんでした(笑)地道に頑張ります。

  5. glow-gen より:

    かけママ。すごいことですよね。
    1年前のことを考えたら、白雪姫が寝てるのと、起きているの、くらい違います。
     あの頃、今のげんちゃんなんて絶対想像できなかったです。
     エジソンママパパ。絶対あきらめないでやっていこうね~!

     かけママ、ブレインジム学校で取り入れられそうですか。絶対いいよね。今週末になってしまった。なんて月日のたつのは早いのか・・・

     「脳を鍛えるには運動しかない」というアメリカの先生が書いた本も、分厚いけど良かったですよ。
     ゼロ時間授業といって、20分のハードな運動を始業前にやる、というのがすごく効果的で、学校の成績があがった話が出てます。げんちゃんの学校でもやってほしい。げんちゃんが、そもそものびた最初は、園庭で1時間以上遊んでから、園生活に入る、というのを、ひたすらやったのもあると思っています。
     鍵は運動だと思ってます。もちろん、サプリ、フラッシュあった上でだけどね。

  6. glow-gen より:

    kanariaa様。げんママも1年前、すごくもんもんとしてました。鈴木先生は、1年くらいで状態が激変みたいなことをかかれているけど、なんかうらめしいわ! とすねてましたもんね。

     げんちゃんは特殊な例ではないと思う。(まだまだなんだけど)口のトレーニングだめだったら、まず、堅い物から食べる、大きなものをできるだけ与えて、かみ砕かせる。
     いりこや昆布みたいなものでも、具を大きく切るのでもいいと思う。
     とにかく離乳食からのステージをやり直す気持ちで、食べ物で鍛えたらいいと思う。可能なら、お口を閉じてかんでごらん!と言って。地道だけど、げんちゃん、やっていってます。発音障害は、前より少し良くなってるよ。
    あっかんべーでもいいと思うし。とにかく動かせばいいんだよね。

  7. かけママ より:

    実は小学校、目の体操の時間があって、クロスクロールやエイジエイトに似たような動きをしているらしいんですよー。姉の話によると。そのせいなのか、たまたまなのか優秀な子が多いのよ。
    鈴木先生に会って3ヶ月。全然変わってる気がします。1年たったらげんちゃんのようになっているかな。と期待してます。

  8. glow-gen より:

     かけママ、すごいね~。ほんとに。かけママのパワーはいつも感じます。

    今日も、自閉症の患者さんに、他の治療できたのに、お母さんに向かって、
    「何してるの。あなたがなおすのよ!この子はなおるの。あなたがくよくよしてる暇なんかないの。そんな時間があれば、フラッシュカードのひとつもやらなきゃいけないの。わかった!」

     と叱ってしまいました。
     ママがなおすんだもん。かけママのかけちゃんも治ります。絶対。保証します!

  9. じゃはん より:

    いやいや、嬉しいレポートです!げんママの存在は、エジソンママとパパの光です!昨日のセミナーでも「このブログにものすごく助けられています」というママがいました!本当にいつもありがとうございます1

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました