ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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1日5分でひらがなが書ける本 

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 げんちゃんの1年は、大きく飛躍したものでした。色んなことが進歩しました。
しかし、げんちゃんは、まだまだ、同級生の子供たちの中ではおちこぼれです。知的障害の子にとって、”おちこぼれ”になるって、すごいことです。なんたって、落ちこぼれは普通の子で、できの悪い子なのですからね。

 幼稚園では、おうちでの能力の2~3割減、と考えます。慣れている家庭の中では、げんちゃんは、もっともリラックスして能力を発揮しますが、社会に出ていくと、色んな情報や環境を加味して、能力を発揮しなければなりませんから、余裕の能力がなければおいていかれます。
 幼稚園での評価は、「すごくのびた!」と先生方口々におっしゃってくださるものの、まだまだ他の子より劣っています。ま、グレーゾーンに近づいたといったところだと思います。げんママ、谷になっている能力を一気に伸ばしたいと思います。

 字を書く。絵を描く。計算をする。的確に状況を言葉で表現する。
タイヤ飛び。鉄棒。など、運動。
そして、極端なこだわりや、友達関係を破壊するような社会性。
などなど・・・
どれも、まだもうひとつです。

字についてのげんちゃんの取り組みは、8月からこっちぐっとアップしました。
げんちゃんは、8月夏休み、園から出た、書き取りの宿題ができませんでした。ドットをたどって書く、ということも難しかったです。指が思うように動かないようでした。形をとらえるのがとても難しいように見えました。げんちゃんは、ワークブックの前で、いつも、そわそわして、あくびをして、軽いパニック症状をおこしていたように見えます。とにかく、まだ、教えるとか、練習するとかいう状況になかったのです。

それから、秋が来て、書こうとするようになりましたが、なかなかでした。

行き詰った中、げんママは良い教材を見つけました。画家の方が作成した、字を書くためのおもしろガイドブックです。”あきやまかぜさぶろう”さんという方の「1日5分で字が書ける本」というものです。
ひとつひとつの字に、お歌をつけて、まるで、絵描き歌のようにして教えるワークブックです。

たてピー。ななめピーのくるりんピー。なんてそれぞれのひらがなにおえかき歌がついています。
不思議に、げんちゃんこれでやると書くのが楽になるようでした。絵はお絵描き歌にするけど、字は考えなかったよな~。この本はは、数字カタカナ、アルファベットのシリーズが出ています。

 幼稚園の参観日。字の書き方を先生がやっておられました。黒板に「の」の字を書いて教えてました。はっきり言って、ちょっとたいくつ。

 思わず、もう1冊買って、先生にプレゼントしました。「げんちゃんこれでいけました。先生もやってみて。普通の子だったら、つかみばつぐんですよ!」

先生は、素晴らしい方なので、喜んでもらってくださいました。

今では、なんと、自分の名前をたどたどしく書いています。四角のわくにバランスよく書くのはまだまだですが、とにかく字らしきものを書いています。すごい。お指の器用さはまだまだです。でも逆に、お指がまだだめってことは、伸びしろがあるってことでもあります。運動機能が上がれば、さらによく書けるということでもあります。そして、げんちゃん、明らかに、”学習”態度、というのが少しできてきました。つかみが、多少よくなりました。ママは大分楽になってます。
 
さて、
もうひとつ。字が読めない、読字障害というのがあって、これは、実は、真ん中の領域に意識を集中できないだけだったりするそうです。それには、ブレインジムというとトレーニングが有効です。2月にそのセミナーに行ってきます。わかったら詳しくお知らせしますね。

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公開コメント 承認後公開

  1. 井上 より:

    本当にげんママの探究心にはいつも脱帽です!
    発達障害児の親御さんたちの女神ですね!

  2. KANママ より:

    以前コメントさせていただいた者です。
    いつも前向きになれる記事をありがとうございます(^。^)!

    今回ご紹介いただいた教材、うちも買ってみようと思います!
    ウチは5歳年中息子ですが、全然文字は書けません。
    数字もなぞるのはできますが、フリーハンドだと かなり難しい感じです。
    形を認識するのが難しいんでしょうか…。

    いつも、いい教材等を惜しまずご紹介頂き、げんママさんに感謝です(^O^)/

  3. kuja より:

    うちの子は、このシリーズでお絵描きが上手になりました。

  4. まなママ より:

     これ、うち、つかってる。数字とひらがな、カタカナともってます。絵はかけるようにならなかったけど、いいですよね。これのひらがな表をカラーコピーして机の前に貼って、かけるようになった字に○つけていきましたよ。いまはカタカナのカラーコピーがはってあってかけるものに○つけてます。

  5. げんママ より:

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくおねがいいたします。
    井上さん今年もよろしくです。げんちゃん改善してますよとっても。エジソンのおかげです。

  6. げんママ より:

    kanママ。そうですか。すっかりコメント遅くなっちゃいましたが。
    げんちゃんは、5歳のときは、何をやってもかけませんでしたね。指の機能やもろもろが、字を書くってとこにいってなかったんですよね。
    でも、だんだん書けるようになって、そうすると、一気にいきました。
    不思議です。教材使ったらすっと書ける時は、もう能力が満ちてるんでしょうね。
    この教材でもなかなか書けなくても、やがて他の機能が伸びてくると書けて来ます。
    でも、書けたらうれしいな。そもそも、そこに来ているってことですもの。どうでしょう。結果聞かせてください。

  7. げんママ より:

    kujaさま。そうです。これお絵かきシリーズもありましたよね。
    げんちゃんは、お絵かきシリーズは今からです。やっと絵を描くことが多くなりました。

    この作者さんって、すごいですね。

  8. げんママ より:

    まなママ、もちろん使ってるだろうな・・と思ってました。(笑)それにしても、できたらひとつひとつつぶしていく・・ってやってなかったです。
    素晴らしい方法ですね。

  9. かけママ より:

    はじめまして。小1の自閉症を持つ母です。「子どもの脳にいいこと」を読んで、少しでも良くなればと博多で親子面談を申し込んだものの、不安になり色々調べていたらこのブログにあたりました。色々聞くかも知れません。よろしくお願いします。

  10. げんママ より:

    かけママ、よろしくです。
    小学校1年生の自閉症の子供さんがいらっしゃるんですね。
    私は、自閉症は治っちゃうって信じてるんです。鈴木メソッドは、お母さんの能力開花でもあると思います。スタートにすぎません。何もないところに、改善の基礎を作ることにおいては、とても素晴らしいメソッドです。
     でも、基礎にすぎません。基礎ができたら自分自身がわが子のためにタイトルを作っていくんです。

     そういう風に、鈴木先生のメソッドを考えていますよ。いっしょにタイトルを作っていきましょう。
    な~んて、かっこよく書いてしまった。
     また来てくださいね。

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