> げんちゃんの大きな進歩。指先がよく使えるようになったこと。
げんちゃんの、指は、けっこう太いのに、力のない不器用なしだれ柳の葉っぱみたいでした。ボタンもいまいちはめにくそうだし、鉛筆だってうまく持てません。折り紙もひも結びも、トライしようにも、見るからに無理でした。
いつの頃からでしょうか、げんちゃんの指はしっかり物をとらえるようになりました。鉄棒だってわたり棒だって、のぼり棒だって、つかんで遊ぶことに取り組むようになりました。上り棒は、上から降りるだけ、とか、わたり棒は、つかんで一瞬ぶら下がるだけ、とか、かなり制限されてますが。鉛筆を持つ手もしっかりしてきて、筆圧も前よりりりしくなったのです。
まあ、算数地獄はいまだ続いていますが、それをちょっと横において、この辺で、げんちゃんの指の進歩を喜ばなくてはなりません。
げんちゃん、3ヶ月前、ピアノの練習をさせてみましたが、指が弱くてキーを打つ以前の問題が横たわっていました。おまけに、忍耐して、ピアノを習うなんて芸当はまったく不可能だったので、ピアノの練習、ということ自体、お笑いごとでした。
ところが、先週。ピアノの前に座らせて、ひいてみるように言うと、ちょっとドの位置を私に確かめたあと、かなりたどたどしいけれど、ドレミファソファミレド、と右手でひいたのです。
数ヶ月前とまったく違う、普通の初心者といった、力強い指さばき。ほう!やった!
ピアノは指先を使います。これは、脳に良いと、かの沢口俊之先生もおっしゃっていらっしゃと聞いて・・・発達障害がわかって一番最初に、ピアノの先生にお願いにあがったママでした。しかし、習う、というところまでにはいきません。かれこれ11ヶ月目になるのに。
明日は、久しぶりに、レッスンに付き添えます。少し楽しみです。普通の子はプラスマイナス0からはじまるのですが、げんちゃんは、マイナス20くらいのところから始まったと言えます。指も弱いし、先生の言うことは無視して、やりたい放題!
そろそろ、ゼロ地点につけるかもしれません。(今までのピアノの先生の忍耐に心から感謝です。)
発達障害とわかってから、だんだん、この子にどう向き合っていけばいいかわかってきて、そろそろこっちもかなりプロになってきましたが、算数地獄のことばかり考えていると、げんちゃんの得意な部分もおいてけぼりになります。ピアノもやりたいし、本のコンセプト読み(本の展開やおこったことの理由なんかを質問しながら読んで行く方法です。勝手に名づけました。)もしないといけないし、英語の絵本だって読みたい。あーん。お絵かきだって~・・・・・・
まるで、常に周囲に目をやりながら戦う戦闘機のパイロットみたいです。
今日は残念ながら、げんちゃんはママが帰るとすぐに寝てしまいました。ちょっとの間に質問した指の数は、ことごとく撃沈。君の頭は、本当にどうなってるのか。ブラックホールでもかかえているのか?
お姑さんから、ちょっと注意が飛びます。
「あんまり無理やりやっちゃだめだよ。最後には大嫌いになるからね。子供って、そんなに期待通りすっといかないもんだよ。」
「ふわ~い。了解どす。!」
トレーニングのためにげんちゃんを起こしかけてたママでしたが、儀母のイエローカードに断念しました。
たしかに、やりすぎはいけませんよね。わかっちゃいるんだけど、ママもちょっと算数地獄にはあせっているんですよね~。でも、ま、そういう心のときはぜんぜんうまくいかないのも、今までの経験でよく知っているんです。
ブログ書いて、テレビでも見て頭冷やして寝ましょう。
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わかります!私も独歩に教えてあげたいこといっぱいあります。でも彼が集中してくれるのは僅かに2分。逆に言えばそれだけだから本当に学ばせたい事を続けるまでの時間稼ぎにあれこれやらせたりするんですが。
げんちゃんピアノやってるんですね!いいなぁ!音楽はジャンルゆ問わず心を豊かにしますからね!私もやらせてあげたいです!
絶対音感の持ち主になったら音楽家もありですよね!モーツァルトみたいな!
楽しみです!!
げんちゃん着実に成長してますね。素晴らしいです。
でも、なにより素晴らしいのはげんママさんがそれをしっかり成長と捉え喜べていることだと思います。
これをよろこべないと大きくモチベーションが違うので素晴らしいと思います。
やらなきゃいけないけど、焦りや強要は駄目。なかなかジレンマですよね^^;
とにかく自分が楽しめる事を第一に考えてやっていくのも一つの手かなと思います。
げんママのブログを見るのが
毎日楽しみな私です!
りゅうママ。モーツアルトですか。妄想癖のげんママも、げんちゃんの音楽の才能に関しては、妄想も浮かんでくる余地がありません。
リズムだめ、音に親しむ様子なし。もちろん、絵はだめですから、大きな山のない、中国山地みたいだ、と思ってしまっています。
富士山のような山はないんだよね~。
そこを、何とか、自分に暗示をかけて、天才神話を作り出す。霧に隠れた、かすかな頂、見つけ出したいものです。
>やらなきゃいけないけど、焦りや強要は駄目。なかなかジレンマですよね^^;
ほんと、ジレンマです。ママの心をうつす鏡です。こういう子供はとくに。人生の学び、神様の道場です。鍛えられ、練られ、輝いた筋肉ができるでしょうね。そのうち。つわものになっていくのです。
苦しみなくしては、得られないものです。でも、必ずタイトルを取りましょう。
井上さんの書き込みや、みなさんの書き込みにはげまされ、ブログを書くのも早くなってます。こちらも、げんちゃんの副産物かも。