ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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三角を丸にするとは

> げんちゃんのIQショックから、また、自分を立て直し、あれこれ、ずっとげんちゃんのことが頭をめぐっています。コロンボ刑事が、あれこれ、一日中そのことを考えてごそごそしているイメージで、我ながらおかしいです。

今年初めのことを思い起こしてみました。
げんちゃんは、しりとりがいまいちできませんでした。たった2文字もほとんど撃沈です。車でドライブするときは、家族でしりとりをしよう!、とげんちゃんにふるのですが、げんちゃんは
「無理!しない!」
と拒否しました。トレーニングはそこで終わりになりました。ママは、ため息と、徒労感でどっと疲れました。

 鉛筆を持たせるのも同じく。彼の好きな迷路なら、いいかもと思い、公文の迷路を買ってやらせようとしましたが、いまいち乗りませんでした。

 でも、よく考えると、げんちゃんは、ある時から、それらができるようになり、そうすると、自分からやりたい、という姿勢にかわりました。
 療育の先生が言われたように、自閉症スペクトラムの特徴として、勝ち負けにこだわる、ということがあります。できないことは、つまらない、というのもありますが、できない自分がいやなのではないかと思いました。ある程度、勝てる見込みがないと勝負しない、ということなのかも・・・
 ある時からできる見込みをたてると、表現しだす、という感じでしょうか。

 そのことは、発達に詳しい体操教室の先生が、げんちゃんの特徴として、前に言われたことがありました。私は、その時は、しっかり理解することができませんでした。でも、今なるほど、と思います。
 
 エジソンアインシュタインメソッドでは、できないことを、できるようにするのではなく、少しできだしたことを、のばしていく、というのが、トレーニングの一つの特徴です。

 始めに教えられたときは、そういうものか、となんとなく思っていましたが、つまり、それって、げんちゃんで考えると、こういうことなのかもしれません。

 ならば、あまり、やりたがらないことを無理示威するのではなく、本人が、そこそこ取り組みだしたことを、のばせばいいのかもしれませんね。

 書き取りがだめなら、しっかり、お絵かきや、迷路など、鉛筆運びをひたすらやらせてもいいかもしれません。

×を、○に、ではなく、△を○に、ということは、そういうことかもしれませんね。

 ママは、エジソンのやりかたの神髄ともいうべき理論がちょっと見えたような気がしました。△を○にすれば、やがて、×が△にかわってくる、鈴木先生がおっしゃるのは、きっと正しいと信じましょう。あせらず、やっていきましょう。

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公開コメント 承認後公開

  1. kerorin より:

    ズキズキ胸に刺さる気持ちで読ませていただきました。
    やりたがらない事を無理矢理(逃げない!!)とやらせて来て
    出来ないって言いながらも、一生懸命やってるゲロタに
    追い打ちをかける事を言っていました。

    本人がそこそこ取り組みだした時に、もっと励まさないと!!!!

    ありがとうです。夏休み、色々あって凹んでました。
    本当に勉強になりました!

  2. げんママ より:

    kerorinさん、よかった、私の気づきが少しでも役立って。カレンダーも日にちもまったくわからないげんちゃんに、一生懸命教えようとしましたが、カレンダーの前に立つのもいやそうでした。
     ところが、今日、カレンダーの前にたって、今日は~何日?と見ているのです。いやがらない程度に入力する程度で、あとは待つ、ということか。と改めて思いました。興味しめしてきたら、いっきにゴー。なのかな?と・・私もわかったようで、まったくわかってなかったと思います。
     ゲロタ君のすごい世界があるんですよね。きっと。やっぱり、われらの子は天才卵なんです。

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