ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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高校定期テスト。発達障害はそもそも準備が困難

学習よりも、精神面の成長が今は目標

げんちゃんは、テスト期間中です。
テストの内容は、高校生というより、中学の初歩的な内容です。
タブレットに配信される、授業教材だけ勉強していたら、普通の子なら満点に近い点数を取れるんじゃないかな、と思われます。

初日は数学だけ。
中学で見たような文字式の計算問題だけのようです。

次の日は、生物と国語。
そして明日は、世界史、英語。

今回は、数学だけ、数時間見てやっただけです。

高校になって、私は、テストに、ほとんど関与していない。

でも、テスト、と言われると、パブロフの犬みたいに、どうしても反応してしまう私。
まったくかかわらないと決めても、なんとなくいらいらする期間です。

今は、げんちゃん、まだ、二次元の学習の方に、本腰入れると言う時期でもないと思います

こっちががんばってつめこんでやるような学習は、中学まででいいかなあ~と思っています。
どうせ、そんなことをしても、内面がおいついていないから、その場しのぎですし・・・。

もっと内面が充実してくれば、次が、いわゆる学習面を中心にやっていくときも来るかと思います。
中学まで、なんとか学習を、ざっくりつめこんできたので、今は、とにかく本質的な改善こそ優先されると考えています。

土曜日に、集団家庭教師みたいな塾に行っています。小学生から高校生まで、さまざまな子が、そこで、自習します。先生は一人。
昨日、先生に調子を聞いてみたら、

英語のto 不定詞の問題をやったあとに、動名詞の問題をやったら、すべて、to不定詞で答えていた。

なんていう、情けない答えが返ってきました。
中学の頃にもやったのに、終われば捨てられている・・・・ほんとにがっくりですね。

まあ進化したと言えば、テストだから、と本人なりに気合を入れているように見えるところでしょうか。
「明日がテストだから、今日の書写は休んでいい? 勉強しないと・・・」

なんて、セリフが出てきます。

授業のタブレットの画面を、すべて印刷して、資料をそろえようとしているのはいいけれど、前日にそれをやるのは違うでしょう・・・・。

前回の試験で、私が、試験用のルーズリーフノートを用意し、ざっくりやり方も教えました。しかし、そのノートの存在すら忘れていました。

まだまだ、試験の準備の仕方とか、何をどのように勉強したらいいのか、なんてことも、一人ではうまくできないステージにいます。

ただただ、学校の試験が、タブレットのことだけ反復していればなんとかなる、というものなので、げんちゃんでも、多少は形になるというだけです。

課題は山積ですが、今は、ひたすら、思考のつながりをつける。自分で気づこうとする。めんどくさいをなくす。
なんてことが課題です。

自分なりにはがんばっているつもりでいます。内面からぐっとがんばる、というところまでいかず、表面を追っかけることで、自分が頑張った気になる。というような感じです。

気持ちと、頭と行動が、すべて、ちぐはぐ・・・。
外側のスタイルだけ、空回りしながら、それらしい感じで通り過ぎる。

なんとか言葉にすればそんな感じのげんちゃんです。

テスト期間中に観劇

あせらず、中身をとにかく充実させていく。
通り雨を、とりあえず手持ちの上着を着てしのぐように、テストの期間をやりすごしている日曜日です。

朝から昼にかけて、大竹しのぶの舞台「女の一生」を、博多座にお姉ちゃんと見に行かせました。チケットをいただいたので、切り替えに・・・
どうせ、もんもんとやっていても、表面を追っかけるような感じでしょうから、それなら、リアル体験を、ということで。

帰ってきて、内容を聞いてもしどろもどろ・・・明治女の波乱万丈人生を見ても、登場人物の関係すら、いまいち把握できていないような気がします。
試験終わったら、買ってきたパンフをもう一度読ませ、感想など、なんとか出力させてみたいものですね。
相当な解説が必要でしょうけどね・・・

急がば回れ・・・本質の改善こそが、後の飛躍につながるでしょう。

PS
明治の人の生き方は、枠がつけられていて、その中で必死に生きてきた先人を見たら、今の人の人生なんて、甘いよね~・・・過酷な枠の中でも、必死で、前向きに生きるしかない。・・
なんか、すごかった~・・・
と姉が感想をもらしていました。的をつかんでいると思います。げんちゃん、何かを感じられたのか、きわめて不安です。

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  1. ゆうママ より:

    お疲れさまです。
    私もテストに関してはほぼノータッチになりました。いらいらしてしまうだけなので、私のエネルギーを温存するためです。
    また、息子の学校で高得点だったとしてもあまり意味がないのと(指定校推薦ねらってれば別ですが、息子は大学進学はないので)たとえ基本的なテストだったとしても自分なりにやった結果をみたいからです。

    まああまり勉強しない子たちの中なので、中学の頃のような打ちのめされる感じはありません。私のエネルギーもつかってませんしね。
    息子もなんとなくテスト前らしい過ごし方をしますが、中身は相変わらず伴わないですね。うちも二次元の勉強はあまり意味がないように思います。

    先月は修学旅行に行ってきたのですが、グループ行動で、どこにいくかを考えたり、集合時間内に行動したり、一緒に食事した時の割り勘の方法を考えたり、とてもいい経験ができたと思いました。

    げんちゃんとお姉ちゃんで舞台を観に行ったのですね。なかなか高度な経験ですよね。うちの息子だったら、本質はわからずに、枝葉のことだけにしか目がいかないと思います。

    • げんちゃんママ げんちゃんママ より:

      ゆうママさん
      お子さん同じような課題にぶつかっていますよね~。年齢的にも一緒だし。
      でも、お子さんの方がIQは高いんだろうな、と思います。

      とはいえ、発達の本質は、IQとは、違うところにあるので厄介ですよ。

      勉強は、二次元なので、できたとしても、現実に応用していくところでハードルがあります。

      げんちゃん、メロンを切っていて、4分の1の方をちょうだい、と何気に言ったら、8分の1に切った方を持ち上げました。

      ひゃ~、とびっくり。しばらく考えてできましたが、勉強したことと、現実をつなげようとする気持ちがないから、すべて、初めてのような状態になるんだな、とあきれました。

      ある程度、勉強は入力してきたので、今は、それと現実をつなげて考える、三次元の学びが大事だと考えています。

      修学旅行も同様なんでしょうね~。しかし、そこで、うまく声掛けしてくれる人がいると、それがさらに効果的になります。
      せっかくの経験も、あとから検証したり、追従したりして、実にしていかないと、げんちゃんなどは、ただ経験したと言うだけで終わることも多いです。

      そのあたりが、意識障害の難しさだと思います。
      まあ、ほんとに難儀です。

      時々、疲れ果てて、顔も見たくなくなる時もあります。それほど、すさまじいやつです。

      舞台も、むつかしすぎる内容だと思いました。
      一部分でも何か残っていればいい方だと思います。

      大竹しのぶは、日本を代表する役者さんですが、げんちゃんにかかればかたなしですよ~。泣

  2. とんまま より:

    こんにちは。

    げんちゃん、お姉さんと観劇したのですね。
    いい経験になりましたね。

    >帰ってきて、内容を聞いてもしどろもどろ
    ですよね…
    こちらも先週学校で消防体験(起震車、担架使った救助、煙の中を歩く、消火器訓練)
    をしました。
    宿題がそれぞれの体験についての感想でした。
    起震車だけはまともに書けていました。
    が、他は全てめちゃくちゃ。(嬉しかったなんて言葉が書いてありましたよ 怒)
    起震車だけは心に響いたのでしょうね、きっと。
    だからまともに書けた。
    他の体験は抜け殻状態、意識を入れていなかったのでしょうね。
    そのめちゃくちゃな感想文のまま提出したら、昨日やり直しで持ち帰ってきましたよ。
    結局、横につきながら一つ一つ誘導…
    そんなことをしなければ、書けないなんて。

    >思考のつながりをつける。
    >自分で気づこうとする。めんどくさいをなくす。
    >なんてことが課題です。
    まさに、ここなんですよね。
    今回の感想文からもそれがよくわかります。

    こちらはテストと言っても準備すらせず…
    学校からもテスト範囲も出ませんし…
    げんちゃんは中学校で普通クラスと同様、中間、期末を経験してきましたからね。
    そのあたりはしっかり組み込まれていますよね。
    こちらの支援級のテストは「高校入試のためにテストに慣れる」のが目的ですので。
    がっつり準備してという状態ではないのですよね。
    私もママさんのようにパブロフの犬状態ですよ(笑)
    「何もしないなんて、信じられない!!
    普通級の子たちは必死に勉強しているのよ」と言いました。

    >中学の頃にもやったのに、終われば捨てられている・・・・
    >ほんとにがっくりですね。
    はい、先週同じ事がありました。
    倍数、約数をやったのですが、とんでもない解答をしていました。
    小学校の頃やったのに、何??状態でしたよ。
    そもそも倍数とか約数の意味が分かっていないと思います。
    (そこからかよ…という気持ちですね)
    我々には、こんなことは日常茶飯事ですものね…
    悲しいですけれど…

  3. げんちゃんママ げんちゃんママ より:

    とんままさん
    起震車だけ、ちゃんと書けていた、ということは、能力的にできないわけではないんですよね。

    能力はあれど、どうでもいいことは、捨てる・入れない・・・そんなところでしょうか。
    げんちゃんもそのままです。

    げんちゃんも、きままです。きままなくせに、自分はちゃんとスタンダードくらいに思っています。とんちんかんということも、把握してません。

    テスト準備・・・中学の時はまったくです。なんたって、最初のテストは、テストという意味わかってるか不安だったくらいですから、準備どころではありません。
    今も、外から見ると、なんかやってる風ですが、よくよく調べると、とんでもないです。

    ほんと捨てますね~。
    先日、げんちゃんが使っていない時に、スマホを見たら、ラインの返し、でたらめでびっくりでした。とくに、変なことを書くのではないのですが・・・。一言か二言くらいしか、書いていないので・・・

    返事もしていないものも多く、まさに、その場その場の適当な対応でびっくりしました。せっかく相手が気を使って、ちょっと返してくれたのに、まったく何も返さず、と言うのも多かったです。

    悪気があるわけではなく、全く無自覚なんでしょうね~。

    なんというか、私が考える以上に、相手の立ち位置とか、全く考えないんだな~とあきれました。一度読んで閉じたら、忘れるんじゃないでしょうか・・・

    まさに無責任、無自覚、気まぐれ、しかも、こずるい。

    わが子ながら、とんでもない人間が存在するものだ、とあきれました。

    捨てるのは、学習だけじゃなく、責任とか、記憶とか、それらすべてだとわかりました。

    吐き気がしましたね~。いつまで、こんなやつにふりまわされるのか、おぞましい限りです。

    とんちゃんと相対する時の、とんままさんのストレスわかります。

    自分が自分である、ということも、無自覚な気がします。
    とんちゃんは、そこはげんちゃんよりあると思いますが・・・

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