> げんちゃんは、学校であったことも、昔より話すようになりました。パパいわく、コミュニケーションは、けっこう普通だよな~・・・だそうです。先日おもちゃ屋さんで、2年生の男の子と仲良くなって、いっしょに、おもちゃ屋さんの中で遊んでいました。良く観察してみると、
「ちょっと来てー・・」
とその子を自分の興味がある方に引っ張って行きたがり、相手に合わせたコミュニケーショ、ンというには稚拙でした。とはいうものの、家族間のコミュニケーションは、けっこう不便がなくなってきてます。
運動能力は明らかにのびました。8月の時点で、実家にある、ぶらさがり健康器に10秒ぶら下がるのも微妙でしたが、日曜に、うんてい(猿渡りなんて言ってましたね。私の子供の頃は、)が3つ4つわたれました。実は、8月に同い年の姪っ子のKちゃんは、ぶら下がり健康気に1分40秒ぶら下がっていました。彼女は、クラスでも先を行くタイプの子なので、平均より上とは思うけど、いかにげんちゃんの運動能力が、8月の時点でもま、だまだだったかということがわかります。5歳で、ふらふら歩いてたげんちゃんは、ママのスパルタ運動プログラムでも、そう簡単にはまわりにおいつけないのがわかります。
そして、先週くらいから、ローラースケートにはまったげんちゃんです。ものすごいくいつきかたで、ママのかかわれる日は、いつでも練習をしてます。4~5回、1時間から2時間の稽古時間をとりました。日曜日、どんどんうまくなって、ママの手をとることはほとんどなく、左右のインに体重をかけ、けっこう早いスピードで滑れるようになりました。少なくとも、転んでもすりむいても、こだわることなく、じゃんじゃんやってます。ママが見てもすごい!
がしかし、算数の一桁足し算は、まだまだです。相当いい感じになってきた、と思った夏休みあけから、進歩がイマイチです。彼が、間違う問題も、いまだに多々あるのです。
は~~。げんママは、この算数地獄だけは、相当うんざりしてます。彼は、そもそもあんまりやりたがらないし、それを無理やりやっても、なかなか効果があがらないので、いつも、たくさんできるわけではありません。
普通の子なら、足し算なんて、数量感覚ができてくれば、別に教えなくても、分かっていくものじゃないかと思います。少なくとも、お姉ちゃんも、姪っ子も甥っ子も何の苦労もしてなかったよなー。
今学校で、二桁足し算に入ったのですが、理由をつけて、教えられてるけど、ここが感覚的にわからない子は、どう理屈づけてもわからないのだと思います。つまり、その前の数量感覚ができてないのでしょう。10月になってからの学校の算数の授業は、げんちゃんにとっては、どう噛み砕いても、ナンセンスです。 宿題も、やらせるのがナンセンスなので、さっさと誘導して終わらせてます。
しかし、どう考えても、一桁あたりまでは、もういい加減に入力はされていると感じます。数量感覚も、いい加減にできかかっていると思います。どうかした瞬間は、すらすら答えたりしますから・・・
じゃ、なぜそこまでできないのか・・・もちろん、その能力の障害、というのは感じます。
でも、どうも、大きな問題は、そこの能力をのばすべく「モチベーション」というところに、げんちゃんは覆いをかけています。
ローラースケートは、何時間やっても面白い、・・・それが算数では、少しでもつらい・・・ということになっているんじゃないか、と思います。
できないから回路が閉ざす、閉ざすので、ますますできない、できないと、もっと混乱する・・・
まあ、こういう悪循環でしょうね。
これは、単なる”やる気”、とか、好き、とか嫌いじゃなくて、脳の回路が、シャットダウンする、という現象だと感じます。
脳のシナプスの進化を遮断、もしくは阻害するするマイナスの働き、シナプスの電流を流さなくする逆の化学反応・・そんな感じです。
色々、あらゆることを、数の入力方法として、考えてやってみました。しかし、やりかたとか、そういう問題も、あるとは思うけど、シャットアウトする反応、これを取り去る・・・という発想法でも、考える必要がある、と思うのです。
ローラースケートにおける、げんちゃんの”シナプス回路促進術”みたいな取り組み方を、算数においてさせることができれば、げんちゃんの算数は、たぶん、あっという間にのびるはずです。(少なくとも、彼なりの進化をとげていくはずです。)
ちょっと、明日のホームスクールは、ここに焦点をあててみようかな・・・と思います。それに関して、まだ秘策を思いつかないのだけど、げんちゃんの脳に、算数のシナプスを開発したい、と思わせる何かの餌を与えること。
明日のテーマです。
ブログを書きながら、ふと、TFT療法を思い出しました。これは、トラウマを、つぼタッピングでとっていく方法です。算数に対するトラウマをとる。・・・あした、手ごたえがあったら、レポートしますね。
しかし、これは、トラウマをとるだけです。いわゆるプラスマイナスゼロです。よりくいつきたい・・とプラスに脳が思う秘策はないか、・・どんな勉強方も、この脳の覆いがかぶさっている以上は、あまりに非効率です。
う~ん。アイデアが明日まで浮かぶように、今日はもう寝ましょう!
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こんにちは。以前から読ませていただき参考にさせていただいています
前に発達障害グレー 算数だったかなこのキーワードで学習障害のこの算数の専門ドリルがネットでヒットしました、医者が協力して科学的にアプローチしている目からうろことか書いてありました、げんちゃんにどうかなと思いコメントさせていただきました。
参考までに(*^_^*)
プチトマト様。ありがとうgざいます。
発達障害、算数・・・と入力したことはあるのですが、グレーと入れると、またまったく違ったヒットですね。ぜんぜん違うヒットで、いただきですね。ドリルの情報ありがとうございます。
たのもしいですね。取り寄せて見ます。
しかし、げんちゃん、夏休みあけ、指をさっと出して計算に、やや意欲的だったときも多少あるのですが、とにかく、ビジュアルに、遊びで・・・声で・・ありとあらゆるアプローチを研究したのですが、そもそも、まったくシャットアウト・・・という問題が浮かび上がってます。そこを何とかしないと、どのやり方もだめなんじゃないか、と思ってきました。つまり、以前やれていたことも、やらない・・・という感じです。サッカーが週変わったとたん、別人みたいに、難なく走れたように、メンタルな覆いをとると、出力してくるんじゃないかって、感じるのです。そのためには、もう、宿題とかドリル、という取り組みじゃない何か・・・なのかな・・・なんて感じるんです。
プチトマト様 その2
覆いが取れたら、このドリルも入ってくれるかなー・・・10のかたまりも、どうも入ってるみたいなんだけど、なんかですね~~。本人の頭が、スタンバイしないんですよね。
ドリルも、教材も、さまざまな角度からやってみてますが、ローラースケートみたいな真剣さがないんですよ。イマイチくいつかないんですよね・・・なんか、水をもってきても、口をあけなきゃ飲ませられない、そんな感じです。
モチベーション、うちの子も集団になるとガタンと下がりますね。
うちは通常級に普段いて、一日2時間程支援級に行きます。国語、算数はほとんど支援級で先生とマンツーマン、できたらすごくほめてもらえるし支援級で随分伸ばしてもらったと思います。
支援級の先生からも、今日は算数70問やりました。集中できてます。なんて言ってもらえて喜んでましたが、この間普通級の参観に行ってがっくり・・・。
姿勢はがたがた目はうつろ、先生の話は全く聞いてない状態でした。後で聞くと先生が何を言ってるか全く理解できなかったそうで・・・。そりゃー自分一人が解ってなかったらやる気もなくなるわとつくづく思いました。
発達育児は本当に子供の自信をいかに引き出すかですよね。
レポート楽しみにしてます。
すっごくわかります、うちもそうです。
やるきスイッチが入るとすごい集中なんですが、だいたいが頭からできないとか苦手だと決めつけるとシャットアウトって感じで受け付けず本当にこまってしまいます。今4歳半でおはしを持たせたいんですが
エジソンばしでないといやだと言って普通のはしを寄せ付けず本当にまいっています。手先がそんなに不器用ではないので、やる気になれば
出来ると思うんですが本人がやる気なしではおしえようがないんですよね(>_<)
こんにちは
うちは国語がそうです。
お互い頑張りましょう
仕事が忙しく
なかなかブログをじっくり読む時間がないのですが
今日の新聞広告をみて久しぶりにコメントしました
出版記念講演会にげんママも
出るの(^-^)v
大変参考になります!
やはり「餌」がポイントなのではないでしょうか?
たとえば、その数学の問題が解けると、ものすごくおいしいものが食べられるとか、ものすごくやりたいゲームができるとか・・・。
もうすでに取り組まれていると思いますので、余計なこととは思いますか・・・。
親は子どものピエロであれ!
これが鈴木先生のやり方の真髄だと思います。
ぶら下がりやってみましたがうちも10秒位しかできませんでした(^_^;)
nanoka様。
そうですか、支援クラスにいるのと、普通のクラスにいるのとでは、まったく同じというわけにはいかないんですね。
まず、教え方違うでしょうね。
げんちゃんは、普通クラスの足し算の教え方だと無理だろうな~、と思いました。普通の子でも、もともとわかってる子だけ無理じゃない、という感じです。
子供の能力の開発って、なかなか難しいですね。自信つけるのもね。げんちゃんなんか、算数できないわけで、できないものにどうやって自信をつけるか・・・なんかやっぱりよくわからない。
妙案があったら教えて下さい。
プチトマト様
やはり、くいつくことくいつかないこと、というのは、発達障害特有の兆候なんですね。なかなかやっかいですね。
ここのコントロールって、体のコントロールとかぶるところがあって、運動機能があがると、頭でやろうと決心したことが、行動に表現できるようになるんじゃないか、と思ってます。そういう意味でも、一生懸命運動させてるんですが・・・
あの手この手ですね。
あかつきマン様。カキコミありがとうございます。
国語なんですね。算数もやっかいだけど、国語も大変ですね。
げんちゃん漢字の書き取りひどいけど、算数よりも、まだくいつきがいいです。
谷の能力って、どうしておこるんですかね。ほんとがんばりましょう。
kujaja様
そうです。福岡の出版記念の時は出席します。少し話してね、と言われたので、少し話させていただきます。
あの本の原稿を書いた時と今では、またげんちゃんすっかり変わってます。進歩してますね。
自分の書いたとこ読んで、あ、すごくこのときと違う・・・って思いました。
福岡近辺にお住まいでしたらお会いできたらうれしいです。
じゃはん様。そうです。鈴木先生の言われるのそのままですよね。
先生は、色んなノウハウお持ちだから、また、げんちゃんを見ていただければいいかな、と思います。
1回見ただけでは、何でもわかるのは難しいですが、ちょっとしたアドバイスも参考になりますもんね。
かけママ、なんとそうですか。かけちゃんは、ブログの様子から、もっとぶらさがれるとふんでました。
まだまだだとすると、そこをきたえると、ぐっとのびることでもありますね。
げんママ、家を改造したくなってます。狭い家をちょっと増築して、ぶらさがれる、小さなうんてスペースを作りたいな・・・普段はものかけで、うんていにも早変わりするコーナー・・・大人にもいいでしょう。
はー先立つものがね・・
うちに来ているセラピストの先生が言ってました。
体のコントロールが出来るようになると心のコントロールが出来るようになるって、やっぱり運動ですべてのちからの根源ですよね
私も一生懸命運動させないといけないなと改めて思いました。
げんちゃん、スケートもできるようになってきたんですね!すごいな~♪ローラースケートは、平行感覚や筋力アップなどに絶対良いと思います!算数の壁は、なかなか大変ですよね・・・。嫌いだからできないのではなく、できないから嫌いなんですよね~。げんママさんの仰るように、単なる「やる気」の問題ではありません。どうやったらインプットできるのかなぁ・・・。
Y様お返事遅れてすみません。
ちょっとすぐには無理と思います。あまり、そちらの話題に食指が動きません。 せっかくプローチいただきましたがすみません。
プチトマト様、、レスおそくなりました。
そうなんです。実は私も、同じことを、セラピストさんに聞いて、なるほどと思ったばかりです。
運動ができることと、自分を制御することって、紙一重なのでしょか。それは、セラピスト業界の常識だったとすると、まだまだ色々知らないことだらけということですね。~
でも、運動ますますさせなきゃ、と思います。
チンジン さん。たんなるやる気の問題ではない・・・そうなんですよ。そこをどうやったらうまく良くできるか、研究課題です。
げんちゃん、進歩してるとは思うけど、なんか大きな中心的な重しのようなものが、まだ底知れず存在してます。
手強いです。なんか、ヒントあったらお願いしますね。