ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

トップページ

サリバン先生

> 最近でも、小学校の図書館の偉人伝コーナーに並んでいるのかよくわかりませんが、あの有名なヘレンケラーは、耳が聞こえず、目も見えない多重のハンディキャップをもって生まれてきました。サリバン先生に出会うまでは、まるで、獣のように、闇のなかをさまよっていました。

 映画で、ヘレンケラーが、初めて、ポンプから流れる水を手にあびて、”ウォー”と言葉を発するシーンは、子供心に本当に感動しました。

 げんちゃんの親になって、サリバン先生のことを思うようになりました。サリバン先生は、障害児教育の専門家ではなかったはずです。働かなくては生きてはいけない境遇を背負った、若さだけがみかたのちっぽけな女性だったと思います。初めて、ヘレンケラーに会ったとき、何と思ったでしょう。ヘレンケラーが、後に活躍した将来像を思い描けたでしょうか。

 たぶん、そうじゃなかったでしょう。裕福な家庭に生まれはしたけれど、盲目で、耳の聞こえないヘレンケラーに当惑したはずです。

 最近、サリバン先生はすごかったな~、と思います。ヘレンケラーの映画を子供の時に見た時は、ヘレンケラーって偉いな~、こんな障害の中で、普通の人よりすごい人になって、と思いました。サリバン先生のすごさは、あの時そこまで印象に残っていなかった。サリバン先生は、あくまでも脇役でした。

 しかし、最近サリバン先生はすごかった、と思います。
どんなやりかたをするとか、方法論さえまったくなかったあの時代に、彼女は手探りで、方法を試行錯誤し、試し、失敗し、また試し、ということをくりかえしたのだと思います。

 彼女には、若さと、あきらめない精神と、あきらめて去れない経済的事情があった。そして、ヘレンケラーに愛情を持っていた。

 これは、ハンディキャップをもった子供たちを持つ親にとって、すごいテキストですね。
 
 あきらめないこと、何でもためしてみること、観察すること。期待すること。そして愛すること。

 さて、げんちゃんは、プラレールの線路をつないで、積み木を組み合わせて遊ぶのが、最近のお気に入りです。パーツを、きっちり決まりどおり並べられないのか、好き勝手レールをつなげます。積み木は、たてにつむことが苦手。でも、レールの下につっこんで、レールのアプダウンを作ります。
 さて、今晩は、たてに、積み木をつんで、塔を作ったり、駅を作ったり、さりげなく誘導してみます。どんなことからでも、何か発見があり、進歩がある。サリバン先生ならどうするのかな~。あの、ヘレンケラーの映画、またどっかで探してきて見たいです。

ブログランキング参加中。
 人気ブログランキングへ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

公開コメント 承認後公開

非公開コメントはこちら

コメントを非公開にしたい方はフォームで直接メッセージください。お返事はコメント欄にいたします。

    タイトルとURLをコピーしました