>げんちゃんが、そもそも発達障害だって疑いを持ったのは、げんちゃんが、人の目を見つめて話ができない、ということからでした。
結局市の発達を見てくれる部署で、検査を受けて、アベレッジ以下の能力だとわかって、おおあわてしたママでした。
それからあせって、買いまくった本に、北勝先生が書いた「ビジョントレーニング」という本がありました。読み書きが苦手なのには理由があった、ということで、視機能に異常がある子供たちは、原因がそれだけなのに、知的障害のレッテルをはられていたりする。ということを知ったママでした。
絵がまともに描けない。三角が書けない・・・・という症状もかぶるところがあって、目の前に、指標をもってきて追視させるトレーニングを数週間やって、そこそこ人の顔を見て話すようになったげんちゃんでした。
でも、やっぱり、他の5歳児の物を注視する力は半端ではありません。きびきび~って感じに対して、げんちゃんは、どこかどろーん、とした感じ。
今日は、久々に休みをとって、思い切って視機能検査をうけさせることにしました。
かねがね、目の検査専門技能オプトメトリストさんの話を聞いていたので、看護婦さんが視力検査をするだけのところではなく、検査師の方がそろっている、と教えられた福岡市の「大島眼科」を受診。
こちらの希望や調べてほしい訳を、詳しく話すと、年配の検査師さんが、あらゆる検査をしてくれました。へ~、視力の他に色んな検査があるんだな・・・と感心しました。
その検査師Yさんは、発達障害の子の目のことも詳しかったので、頼もしかったです。
結果、げんちゃんは、いわゆる斜視。真ん中を見ようとしても、時々視線が外にはずれてしまうたちなのだ、ということがわかりました。
なんだか、一歩前へ進めた気がします。
そうか~。げんちゃん、時々ものがだぶって見えたりしてしまうのね。人の顔が注視できないのも、頭が悪いという理由だけではないみたいで、目の機能自体に異常があったのです。
子供の場合、一度の検査で決定するのではなく、日をあらためて、もう一度検査して、必要ならめがねを作ってあげるといいです。ということでした。
げんちゃん、来て良かったね。
日本では、学校の視力検査などに、視機能検査のようなくわしい検査は入っていないので、げんちゃんのような、比較的軽い斜視など見落とされていることも多いようです。
学習障害、発達障害、様々な障害の子に、目の異常は高頻度であるみたいです。少しでも疑われたら、きちんとした検査師さんのいるところで、検査を受けた方がいいみたいですね。
これも、ママの勉強の成果でした。来月また行きます。トレーニングで治る物なのか、視機能訓練師なる資格もあるそうです。今度言ったときに、そのあたりも聞いてみようと思います。
げんちゃんは、トータル4時間にも及ぶ、眼科ですごした時間、おりこうさんにしててくれたのは、偉かったよ。死ぬほどほめてあげました。
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公開コメント 承認後公開
私の息子は普通だけど変わり者の子どもです。もうすぐ5歳。
デイケアに通い始めて1年が経とうとしています。
ビジョントレーニングの話を医師から聞き、今、検索中に立ち寄らせていただきました。
書籍も同じの読んでる~なんて思って足跡残していきます。
小学校に入るまでもう一年、トレーニングというか楽しんで親子で成長できたらいいなと思ってます^^
佐野さん
ありがとうございます。
一応、ピアをずっとやらせています。
ピアノで両目で焦点を合わせてみることができるようになったんですね~。
ピアノの先生にもお知らせします。ビジョントレーニングより、楽しそうですね。