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げんちゃんの試験が終わりました。7科目を(なぜか国語が二つ、理科は一つ。社会は歴史、英語と数学と中国語)4日かけて行うというゆるいスケジュールです。しかも土日をはさんで二日ずつ。
げんちゃんが試験の日程を言い始めたのが試験6日前だったので、トータル2週間たらずの、試験週間ということになります。
げんちゃんは、試験を意識して、自分なりに取り組もうとしてたのですが、実際はというと、初日のテストスケジュールしか把握していなかったり、何をどのように勉強すればいいのか、あまりわかっていなかったり、と、まだまだ、普通の中学1年レベルにも達していなかったのは、言うまでもありません。
前回のブログで、大ちゃんと英語をさせた時に、私は、アイパッドにダウンロードした、文法のアプリをさせました。
書いてある、日本語を読んで、ノートに作文させました。
ほんとは、日本語の下に選ぶ単語が並び、それを選んで組み合わせる、という問題です。
(”基礎英作文”というフリーのアプリは、おすすめです。)
アプリをそのままさせるのではなく、大学ノートに答えを書かせました。
その時、大ちゃんは、ノートにやった答えを確認するのに、当たり前なのですが、アプリの語順ならべもやって、確定を押しました。そうすれば、正解か、不正解か、アプリの画面が判定してくれます。
げんちゃんは、アイパッドを大ちゃんの方においていたので、私が採点しました。
さて、その日の夜、げんちゃんが一人になって、もう一度その続きをやらせました。
しばらくして行って見ると、なんとげんちゃんは、10問ほど、答えを確認せず、どんどん適当にやっているではないですか。
「え?なんで、答えを一つづつチェックせずに、適当にやっているの?」
私が聞くと、なんと、おそろしいことがおきました。
「え?だって、答えがないよ!」
アプリも回答しないと答えがわからない、のは当たり前だと思うのですが、げんちゃんは、驚くことを言いだしました。
色々成長したな~と思っても、気持ちを抜くと、突然ありえないことが起きるげんちゃんです。
また出ました。どか~ん!です。
げんちゃんは、ちょっと考えればわかるでしょ。いや、考えるまでもないことでも、気持ちを入れてなかったら、平気でつなげないのです。
私の方がパニックになってしまいました。
結局、ただやればいい、という気持ちが働いていたんだな、と思ったので、それを指摘しました。1問やって確認しないのも、自分はあってるというずうずうしい思い込み。
げんちゃんの得意技です。
指導して、じゃあどうすればいいの? と言えば、しばらくして、アプリを回答していきました。もちろん、ちゃんと考えればわかるのです。
もうやめてくれよ、と思います。
翌日S先生に話すと
「まったく目の前にあっても、見てないですね。自分では頑張ってるつもりなんだろうけど、ずれてる。まだぜんぜん抜いている。
疲れもあるんだろうけど・・・・。本人なりにやってると思っているから、抜いている自覚もあまりない。げんママわかるよ。上がったと思って、そういうことがくると、よりショックが大きいですよね。」
たんたんと、現状分析してくださる。救われるよね・・・
全体としては、上がっているんだろうけれど、想定外が、あいかわらず、ぼかんとおきるげんちゃんなのでした。
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