先日友達と話すことがあって、発達障害について考えさせられました。
彼女は、15年続いた結婚生活を、離婚と言う形で終わらせたばかりでした。
離婚後初めて会って、彼女の奇妙な結婚生活を聞くことができました。そして、なぜ離婚にいたったかも。
彼女の夫は、ある時までは、それなりに普通の旦那さんだったようです。子供はいませんが、彼女の実のお父様を好いていて、お父さんに良く尽くしてくれた優しい面もあったそうです。
でも、結婚の当初から、時々理不尽なことで切れたすることは、あったと言います。
切れると、たとえば、お店を予約しているといったシチュエーションでも、まったく意味不明な理論で、店の予約を強引に取り消せ、と命令してきたりしました。
まったく関係のない他人に、迷惑のかかるようなことでも、自分が言っている理論の方が正しいと、がんとしてゆずらない。
それなりに、ご主人の気にさわらないように、気を使って暮らすことで、なんとか夫婦生活の均衡が保たれていたようです。
でも、彼の奇妙な行動はしょっちゅうで、長期出張先から、1か月も連絡がない(とれない)とか、自分が連絡しないのに、彼女が、ちゃんと大事なことを報告していない、とか一方的に思い込んでいたりする。
彼の自己中ぶりは、他人の私が聞いても、びっくりするほどでした。
そして、え?たかがそんなことで、なんでそこまで怒るわけ?
そういうことも多発していました。
彼女が大病をした時も、まったく連絡がとれず、彼女は、手術の段取りなど、自分で決めるしかなかったようですが、離婚のときになると、
「お前は、自分勝手に、俺に何の相談もなく決めた。」
と言い張り、自分の身勝手極まりない行動は、小指の先ほども認識していないようでした。離婚に関しても、ある時期から、彼女に攻撃的になり、一人で、勝手に決め込んだ理論展開により、すべて、彼女が悪い、となっていくことに、彼女は、ただ茫然とするばかり。
しかし、よくよく聞いてみると、彼は、人生の中で出会った人たちをと、ある時までは機嫌よく付き合い、ある瞬間から、突然攻撃的になり、相手に何の反論の余地も与えず、一方的に切ってしまうという行為を繰り返していたみたいです。
人の良い私の友達は、忍耐して、彼の気持ちをさかなでしないように、折れて折れて、結婚生活を維持させてきたのでした。
結婚の初めのうちは、彼の態度や行動も、彼女の寛容の範囲を超えなかったのでしょうが、あるところまで行くと、暴発に近い状態になり、とうとう、向こうから、別れを宣言され、離婚にいたったというのです。
離婚にさいして、はじめから終わりまで、まともな話し合いも成立せず、ただ一方的な彼の一人理論が展開されたというのですから驚きです。
その後も、彼女は、しみじみと、元家族としての、思いやりのメールを送ったらしいのですが、
「復縁の気などないから。」
そういう、狭小なメールが突然送り付けられてくる。どれほど、彼女が彼に傷つけられてきたか、察してあまりある。。気の毒でなりません。
でも、私は、話を聞きながら、あ、旦那さん、発達だ・・・と確信してしまいました。
人の心の深いところなど、全く読めず、自分の世界観だけが暴走する。一つの路線の考え方しかとらえないから、もちろん相手の立場などわかるわけもない。まったく外の世界をうけつけない、自分勝手な理論。自分の世界で、ある時までは白、と決めていたものが、何かのきっかけでスイッチが入ると、すべてが黒、となってしまう。
点と点も、勝手な世界観で結ばれて、とんでもない形になる。
この友達のご主人のパターンは、私にとって初めてではありません。過去数人かかわりました。マイナススイッチが入れられると、その人の目の色さえかわるほど、あっちの世界にいってしまったようになります。
こういうタイプと付き合って、突然攻撃を受けてくるようになると、恐怖すら感じてきます。それがパートナーであれば、どれほど精神をずたぼろにされるわかりません。
発達障害傾向の人は、とても単純な物事の理解をするので、最初は、とても素直で良い人に見えたりします。ある一定の道を走っている間は、彼の中に隠れているそういう魔性はなかなか読み取れません。
しかし、心の領域がそもそも狭いので、スイッチが入って豹変してしまえば、もう取り付く島もありません。
以前、発達を克服して結婚してママになっている、というママ友も、まったく同じ図式で、突然、電話に出ない、という仕打ちをされて、友達関係が切られてしまったことがあります。私が言った意見が、絶対違う、と思ったらしく、それがスイッチになりました。
別に、何かごり押ししたわけでもなく、私は、あることについて、軽く自分の意見を言っただけだったのです。
それまでは、こんなにピュアで素敵な人はいないかな~、なんて、思うくらい、素敵な方でした。ショックでした。しかし、それからも、幾人か、同じタイプの人に出会うと、あ、これは、発達の方の、あるあるなんだ、と思うようになりました。
離婚した友達には、私が思った発達の解説をしてしまいました。自分を責めるには、相手が悪すぎます。早く切り替えて新しい人生を踏み出した方が賢いです。
発達の人がみんなこうと言うわけではありませんが、わが子げんちゃんにも、こういう思考の異常性は十分に見られると思います。
人格が固まってしまう18歳くらいまでに、ちゃんと治しておかないと、ほんとにやばいよな~、と思ってしまいました。
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お友達さん、苦労をされてこられたのですね。
心の傷が早く癒えることを願います。
発達系の方のあるある、わかるような気がします。
職場に大人の発達障害と考えられる方がおりますが、純粋で素直な反面、不適切な言葉の表現がみられます。発達系の人は言葉のチョイスも下手な部分ありますよね。
子供も大人も発達障害という言葉が浸透してきたけど、共に仕事など行うには、発達の方と関わったことがある経験者が少ないので理解は進まず、定型の人の負担感が強すぎて現場が疲弊し、一緒に協力して仕事をなんて気持ちになれないことが多い様子です。
まるで子供の将来を見ているようで放っておけません。また、子供が大きくなった時、理解者や寄り添っていただける方に巡り会えたら有難いとも思い、自分も寄り添える人間に、出来る限りのことはしてみようと日々努力しているところです。
その方、診断受けたことはなく今まで過ごしてきたようですが、発達検査を受けて自分の得手不得手を理解し客観的に自己分析されたらもっと楽に生きていく手掛かりになりそうなのにな、と思うのですが、やはり同僚からそのような話をされるとショックですよね?
失礼にあたるかもと思い、お話しするのを迷っています。
夏みかんさん
コメントありがとうございます。
発達障害的な行動をする人はけっこういますね。私は、少なくとも、他人のだんなさんとか、自分には接触はない人を含めると、10人くらいは知っています。
今までその中で、自分と密にかかわって、ふりまわされたのは3人かな~。
3人の人たちは、仕事がらみの関係でした。一人などは、業者さんで、弁護士さんに力を貸してもらったこともあります。息子を育てる前の話で、やがて、げんちゃんの発達育児をするようになり、彼が、絶対に発達だ、と確信することになりました。
あとは、この文章に出てきたママ。この方のお子さんが発達障害で、知り合ったのですが、かなり親しくしていました。
二人とも、スイッチが入った後は、ものすごい攻撃性があって、恐ろしかったです。
しかし、もう一人は職場のスタッフのかたで、何度教えても、できない、目的がとらえられない。本人も煮詰まってしまって、やめてしまいました。
彼女には、攻撃性はなく、自分も落ち込んでしまうような感じでした。
このあたりは、性質とか、育ちとかがかかわってくるでしょうね。しっかり常識感をつけるべく、親が努力してきた人なら、攻撃性は少ないのかな、と思っています。親自身も、発達傾向があって、親子で高慢さが矯められないような場合は、最もひどくなる気がしています。
職場にいた彼女は、性質が優しい人だったので、アドバイスしてみました。あなたのせいではなく、でこぼこが強いんじゃないかな。と言いました。一度自分のでこぼこを調べてもらって、把握できるといいのかも。
うちの息子は、発達障害だけど、普通の人でも、添えに似た、凸凹が、部分的にある人がいて、ちゃんとしらべることで、自分も楽になることがある。
なんか、そういうアドバイスをしたと思います。結局、婉曲表現では、だめでしたね~。彼らは、そのままの言葉をストレートにとるので、やんわり言っても、なかなか伝わりませんね。結局、何もしないまま、やめていくことになりました。
ほんとに、難しいものだと思います。げんちゃんは、人を攻撃することはないと思いたいですが、私の指導下にいて、能力が低いので、攻撃してないだけ。けっこう高慢なところもあるので、ほんと他人ごとではないと思いました。
こういう思考の特徴は、発達の人には多かれ少なかれ必ずあると思います。だから、カサンドラ症候群となる配偶者が多くいらっしゃるのだと思います。
roboなどは、すでに、そのことに気付いていて、自分は結婚しない方がいいのではかいかと悩んでいるくらいです。根本的にこういう思考を変えることが出来ればそれに越したことはありませんが、現実には難しいです。脳のタイプだからです。
ですから、こういう脳のタイプで偏った思考に走りやすいということを自覚して、自分でコントロールして行くしかありません。それが出来ている方も実際いらっしゃるのですからね。
私もroboには、そうするしかないと伝えてはいますが、本人は自信なさそうにしています。roboは今まで人に暴力をふるったことは一度もありませんが、自分の中にはそのリスクがあると心配していますし、極端な思考に走って上手く結婚生活を維持できないかもしれないと言っています。
そもそも、げんちゃんママさんのお友達のような素敵な方に巡り会う可能性すら少ないですしね。それ以前の部分もあります。
げんちゃんママさん、返信をありがとうございます。
弁護士さんを通して対応されたこともあるのですね。大変でしたね。
そして同僚の方にお話しされた経験もあるのですね。
やんわりと伝えても伝わりにくい…その通りですね。冗談の区別もつきませんし、ニュアンスや行間から真意を汲み取ることは大変難しいです。
職場の方はグレーだと思います。
学生時代はそれほど問題なくても、グレーの人は特に社会に出てコミュニケーションの部分や仕事のこなし方などでつまずきがみられることが多いのかなと思います。
社会人としてのソーシャルスキルは、学生とはまた別のスキルが必要なのだと見ていて痛感します。
発達の特性を持ちながら就労することについて考えさせられます。
それでも放置して状態を悪化させ、休職などに繋がれば会社にとっても本人にとっても大きな損失だと思いますし、何よりご本人が生きにくさを感じて二次障害の発症などに追い込まれたら、と心配が尽きません。
社会を担う一員となる前に親として子供に出来ることは何か、他人事ではないなと強く思います。
ロボママさん
ロボ君すごいですね~。自分が自己中になるかもしれない、って心配する。それって、すでに問題解決の半分以上終わっているのではないかって思ってしまいます。
友達のご主人をはじめ、彼らの特徴は、自分が自己中かも、なんていう発想はまったくなさそうでした。
彼らの困ったところは、ただずれているだけでなく、攻撃性を秘めているところです。暴力こそふるわないけれど、友達に対して、DV以外の何物でもなかったです。
げんちゃんは、私たちが横にいて、始終指導しているので、他人からは、ときには礼儀正しい、とか、やさしい、とか言われたりすることもあります。
しかし、自分よりこの人は下だ、と見く出したりすると、あらたな面が表に出ると思います。
ロボ君は、思春期に、自分が自己中にならないか、心配しているということは、すごくメタ認知能力が高いんだな~と思います。
発達の人においてもなかなかないんじゃないでしょうか。すごくがんばっているお子さんだと思います。
ロボママさん2世みたいな、奥さんが現れるので花かな~と思います。
ほんとに手塩にかけてきたから、社会に出て活躍できるようになったら、少し、ママのだけのものでいてほしいような気もしますね・・・母親の気持ちは、複雑です。
意識が入ると、げんちゃんも、ほんとにかわいいですし、いい子だな~と思います。が、抜けてしまうと、ほんとに人間とは思えない薄情ぶり。
発達障害は、ちょっとした二重人格と考えたほうがいいんじゃないか、とさえ思います。
友達のご主人も、平均よりむしろいい人、と思われた時期もあったがゆえに、離婚もずっと先延ばしになったのでしょうね。
普通の人はふりまわされてしまいますね。
夏みかんさん
おへんじありがとうございます。
弁護士さんに入ってもらったのは、ある仲介をお願いした男性で、お金がからむと、いきなり、スイッチ入る、ということがあとからわかりました。自分のお金でもないのに、あずかったとたん、なんか、凄く横柄に命令してきて、意味不明でした。
でも、不思議なのは、そこで横柄にならなくても、ちゃんと自分の取り分はもらえるのに、豹変して、得意先の私に嫌われるようなことをしまくる点でした。
自分の不利益になるような理論で平気で動いているところが変でした。
あ、これは異常性格だな、と思って、あわてて弁護士さんに動いてもらったら、それ以上は、変なことをしなくなって、一件落着。
すぐに引っ込んできたので、やくざのような性分ではないのかな、と、思いました。それにしても、彼の行動が、まったく整合性がなく、精神の異常としか思えなかったのですよね。これぞまさに、発達だん~と思った次第です。
げんちゃんもそうですが、こっちが叱ったり、指導したりして、当然わかっているだろう、と思っている事柄を、翌日K先生に再度確認してもらうと、まったくねじまげてとらえていたり、まったくわかっていなかったりと、最悪のことが多いです。
認知力が普通の人より悪いので、そこまでする必要はない、と思える時でも、マインドマップなどを書いてやる方がいいと思います。
グレーのお子さんは、能力が高いから、よりわかってくれたような気になってしまうのではないかとおもいます。
ここのところは、ただ算数ができないとか、国語が苦手、とかいうことよりも、ある意味修正することがとてもむつかしいですよね。
げんちゃんも、長年認めない、とかほめない、とか気を付けてきたのも、考えている以上に、認知のすれがひどかったからなのだと思っています。
いつもいつも、油断せず、ささいなことも、しっかり検証して、落とし込まないといけない子だな、と思っています。 1
私の出会った発達障害の人は、自己評価がとても低くて周りに変だと思われないようにとても気を遣って生活しています。いい大学を出ていい企業に就職したけれど、仕事でミスが多くて上司からすすめられて受診してからわかりました。大学生の頃のバイトは無理なくできていなかったのに…です。
それまでと生きづらさを感じていたのでしょうが、診断を受けてからは結婚もしないと決めたようです。
知的にとても優れている人はげんちゃんママさんの出会った方のようになるのかなぁと思いました。
平均から少し上の人は、自分を客観的に見れる分とても自己評価が低くなるのかもしれないです。
息子はそこまで考える力がないので能天気です。この先結婚して家庭を持つなんてことは今の時点では考えられないので、自分自身が生きていく収入を得て、楽しみを見つけてくれたらいいなと思っています。足りない分は残してあげれたらいいなぁと思っています。 1
すみません。書き間違えてます。
バイトでは無理なくできていたのに、です。
マニュアルがあって、臨機応変に対応しなくてもいい仕事はスムーズにできるようです。 1
ゆうママさん
そうですね~。自己評価が低く気の毒になる方もいますね。
先のご主人によく似た、もう一人の旦那さんがいます。
彼は、きついきつい、と言って、よく精神科を受診します。そういう面では自己評価が低いです。でも、奥さんとか、自分が下と見たら、支配する。
なんか二面性を感じますね。
げんちゃんも、相手が自分より上、と思った場合と、下と思った場合、態度違います。
害のあるようなことはしませんが、見下しているのがわかるような言葉がちょいっと出てきたりします。
認知の異常があるから、どうしても、そこから紡ぎだす結果に齟齬をきたすようです。
ほんとに困ったものですよね。
今日、学校から電話がかかってきました。T高校の人気がすごくて、落ちた場合の受験先、先生がいろいろあたってくれているようです。
私の方は、1年浪人すればいいか~。くらいの呑気な気分なんですが、そういう考えは、甘いのでしょうかね・・・
高校出たら
すぐにどっかに属さないと、その後ドロップアウトしていくのでしょうか。日本って。
確かに卒業生の内申書とか書類とか、書いてもらいにくいのかもしれませんね。できれば、今年受かりたいものです。
こんにちは。
私も発達の方に、これまで数名出会っています。
いずれも職場で、とんちゃんが産まれた後ですね。
お友達のご主人のように攻撃的タイプではなく、おとなしくて自己評価が低いタイプです。
わが子が発達ですからね、すぐわかりますよね。
今同じ会社の人は、発達のことを理解していない環境下に置かれて、周囲にけちょんけちょんに言われているのを見ると、忍びないです。
(違う支店にいる人なので、私は直接関わらない)
他の方も仰っていましたが、まるでわが子を見ているようで悲しいです。
そこの上司に一言言ってみようかなとか考えています。
とんちゃんも攻撃的にはならないでしょうが、相手の気持ちはわからないですし、視野が狭いので、やはりこうだと思ったら猪突猛進です。
いい意味で猪突猛進ならいいのですが、周りが見えていないのでね。
結婚なんて到底無理ですし、結婚の意味もわからないですね。
(ママと結婚するとか言うレベルです。幼稚園児以下です)
お友達は15年も耐えたのですね。
好きという気持ちもあったからでしょうが、そういう関係にないと、本当にこちらが疲弊してしまいますね。
ですので、ますますわが子たちが社会に出た時、真っ当な考えと行動ができるようにすることが必須ですね。
本人が暮らしていくためにも。
お友達、これから幸多き人生になるといいですね。 1
前回ブログの卵の殻の話で申し訳ないですが…
私もママさんの過去ブログを見させていただいております。
げんちゃん、こうだったなぁと親戚のおばさん状態で見入ってしまいます(笑)
今のとんちゃんと同じころ、げんちゃんはこうだったのかとか。
とんちゃんも逃げまくっています。
みんなそうなのでしょうが、自分のキャパを超えたと判断した時の逃げ方や凄いですね。
我々はキャパを超えているかなと思ってもどうにかして超える方法はないかと考えたりするものなのに。
無理そうな部分は助けを借りてもいいから(とんちゃんの場合全助と考えてしまうのが怖い)果敢に挑戦しようという気が起こらないのですよね。
先週、塾の宿題が3年生の内容になりました。
喜んで取り組みましたよ。
書いている数字はあっているのに、筆算ぐちゃぐちゃで違う所を足して間違えてばかりでした。
それを指摘すると(年中指摘していますが…)直そうともせず、これでいいんだみたいな。
せっかくちゃんと計算で来ているのに勿体ないよと言っていますが、字を揃えて書いたり繰り上がりの数字を小さく書いたりすることができないようですね。
ホント、他の意見を聞こうともしない、取り入れませんね。
親だからこんなに親身に??なっているのに、他人ならほっとかれていますよ。
しかしまあ、中学校の内容をみんなよくやっていますよ。
それを支えるママさんたち、頭が下がります。
私もそこへ突入すると思うと、憂鬱ですね…
返信をありがとうございます。
そして、roboのことをほめて下さりありがとうございます。とても有難いことです。励みになります。
コメント欄の皆さんのお話しを読ませていただくと、roboは大々的にご迷惑をお掛けする優秀な方々というよりも、どちらかと言えばけちょんけちょんに言われる自信のない方の部類になるのだろうなと思いました。
もちろん二面性があって傲慢な側面があるにしても、roboの場合は外では言われ放題になる方だと思います。そうならないように最大限の努力はさせますが、やはり不可抗力の部分もあると思います。それが障害というものです。
私などは初め公務員として特に問題なく働きましたが、roboのために様子を知ろうと今回は一般企業で働いてみましたが、特に問題なく働いています。さほど努力もせずに周囲に合わせてしまうことが出来るし求められていることが何か解説などなく理解できるのですが、これが出来ないとなると、やはり大きなハンデがあるということになると思います。
努力でカバーするようにはしても、それでも難しい場合は、やはり一般的な就労はさせたくないなと思います。本人をそこまで苦しめても仕方ないと感じてしまいます。こうなるなら、サポートを受けて働いた方が幸せと感じる場合もあると思います。周囲の方々も偉い迷惑に感じてうるかもしれませんからね。
そういうわけで、今は末永くroboの生活を支えるための蓄えをすることを考えて暮らしています。
とにかく、今の段階では、どうなるか分かりませんので両方の準備が必要だと思っています。
お返事ありがとうございます。
検討していた学校が3校ほどありました。ひとつは不登校の子や発達障害の子に配慮した高校で、内申点は全く関係のない学校です。とてもとても人気が高くて(途中経過が発表されるのですが、3倍近い倍率でした)担任や進路担当の先生からは併願でチャレンジはありだけど、全く読めないと言われました。体験授業も受けてとても魅力的な学校だったのですが、息子がそんなに気に入ってなかったのと、手続き的にも煩雑なので諦めました。げんちゃんが検討されてる学校も人気があるのでしょうね。今はそういう学校のニーズが高いのだと思います。こちらの学校には既卒の子も説明会に来ていましたよ。親御さんが質問したのでわかったのですが、他にも私服で来てる子は既卒の子だと思います。なので浪人もありだとは思います。
ただうちの息子の場合1年間いい状態をキープできるとは思えないです涙。そんなわけで今の成績(内申点)でなんとか行けそうな高校にしぼりました。それでも試験と面接があるのでどうなるかはわかりません。落ちたら通信制と思ってましたが、うちの子は通信制には向いてないと思います。今は高校を退学して通信に行く子も珍しくないですが、その後成長するのは自分で勉強していける子です。息子は自分でリズムを作れない子なので通信に行くと大変だろうなと思っています。
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とんままさん
職場やいろんな社会生活で出会う、発達障害傾向の方は、できない、とか、理解しない、とか言うことが、普通のレベルを超えています。
最初は、みんな、怒ったり指導したり、あるいは無視したり・・・。人によってさまざまの反応ですね。離れた立場だと他人事ですが、自分にかかわってきたら、ほんとに大変なことになってしまいますね。
攻撃してくるようなタイプでなくても、自分の仕事が増えたり、かなりリズムをくるわせられたり。
以前ブログに書いた、職業訓練を目標にしたスパルタ式の高校に行った知り合いの発達君は、年末から、スーパーの仕事に体験で行くようになりました。
障害があるという前提で、仕事を限っているようで、指導官の人が、別に問題ないですよ。と言ってるらしいです。
しかし、普通は、グレーになってくると、普通の枠で就職するので、やはり、多くのことを求められますから、なかなか彼らの感覚では難しいでしょうね。
とんままさん
だから、初めから、認知のゆがみや、出力の違いを説明して、サポートを受ける前提で仕事をしたほうがいいのでしょうが、そのためには謙虚さや、まじめさがいります。
友達のご主人のように、自分は間違っていない、という傲慢さがあるとアウトだということですね。
げんちゃんは、今のところ、あまり自分を主張しませんから、好感をもたれたりすることもありますが、自分はできていないので、サポートしてもらって感謝です、というような認知のしかたはしていません。私たちの監督下におかれているし、まだ子供なので、人畜無害にみられているということで、社会に出たら、果たして必要な謙虚さがあるかどうか、疑問です。なんせ、感謝という感情さえ、人並みによくわかっていませんし。
できるできない、ということは、次の段階で、まずは、自分を客観的に認識して、まわりに感謝するところから、なのだと思います。ほんと、いつも思いますが、発達障害という障害は、ほんとにやっかいだと思いますね~。困難がつきまといます。
それから、小学校上学年になると、子供たちもぐんとかわりますよね。中学になるとさらにです。
げんちゃんも、中学に上がるときは、ほんとに不安でした。
中学校生活など、意味があるのか、とさえ思うくらい。
あの時、もう一度6年生をやりたかったです。でも、いざ中学が終わろうとしてますが、結局、伸びて、なんとかなっています。学校の用意や伝達事項、まったくできなかったのが、ある程度できるようになっています。支援の先生とのノートも、だんだん内容が薄くなってきています。
1年の変化は大きいのでしょうね。とんちゃんも変化していくと思いますよ。
とんままさん
ひっ算のけたをそろえると、げんちゃんも、へとへとになりました。いまだに、字汚いし、消しゴムで消す時も、なぜか、消し残して上から書くので、わけわからなくなります。なんでそうするのか不思議ですが、終わったら、あとをしっかりかたづけることができず次に行きますから、それと共通するのだろうな、と思います。
シングルフォーカスなんですよね。
これもすべて、意識障害からくることだと思っています。
最近、少しまた上がって、自分のことをあとから検証するようになってきました。
「ぼくは、逃げようとした、だからいけないんだ。」
とか・・・自分で自分を反省したりしています。中3にして、や~っとそういうきざしが出てきたばかり。まだまだ、しばらくは、とんちゃんのそういうところは続くのかもしれませんね。7割主義くらいでいかないと、ママが病気になってしまいます。ほんと、自分のために、完ぺき主義はやめていくしかないです。なかなかできず、おっかけてしまうとこですが・・・
ロボママさん
ほんと、両方の準備は必要ですよね。できるできない、というとこの前に、自分が、周りに迷惑をかけているかも、とか、できてないな、とか認知できることが大前提だと思っていますが、ロボ君は、すでにそこがある程度クリアしていると思うんですよね。
だから、そこができていないげんちゃんより、ずいぶん先に行っていますよね。
ロボ君は、自分の苦手も承知していて、例えばお友達も、会わないお子さんは、近づかない、など、自分なりの対処法を持っていることも、適応力の高さがあると思います。
そういうことを入れても、やはり、社会で活躍するということは、普通の人でも大変なことですから、リスクヘッジを親は考えたいですよね。
それに向けてしっかり準備をしているなんてすばらしいことです。
げんちゃんの場合は、お姉ちゃんがかぶることになるかもしれないので、お姉ちゃんには絶対服従を教えています。
とにかく、お姉ちゃんに対して偉そうな態度をとったら、かなり厳しく矯めています。
自分の判断が、間違っているかも、と常に考えるようにして、信頼できる誰かに聞きながら、ことを進める癖をつけようとしています。
発達の人で、暴走するのは、やはり、友達の旦那さんみたいに、自分は正しい、相手が間違っている、という無謀な自身を修正できない人だと思います。それを回避するイメージでいつも指導するようにしています。
以前、きままに、洋服を選ばせようとして、Sさんに叱られたことは、まさにそれで、とにかく、指導権を持たせないということを徹底しないといけないと思っています。
よい環境、善意の人。頼れる正しい価値観の持ち主。そう言う人を配すことで、乗り越えられることも多いのではないかと思います。
自分がいつもプラスでいれば、環境もおのずと、よいところに導かれるのではと思います。げんちゃんのずるや、うやむやにするといった、マイナスな行動は自分をマイナスな環境に追い込むのではと思います。
しっかり正さないといけないと思っています。
最近やっと、少しまた上がったので、前よりは指導しやすくなっています。ほんとに少しずつですね~。
ゆうママさん
3倍の学校でしたか~。それは狭き門ですね~。げんちゃんは、4人に一人落ちるくらいかな~。専願でそれなので、なかなか人気なんでしょうね。
先日担任から電話があって、T高校は、人気が上がっていて、受かるかどうかとても心配なので、もう一つ受けるようにしたら、と言われ、全然知らなかった高校を紹介されました。20人クラスの不登校児が多い学校でよさそうでした。ただ、そう簡単には入れるの不明です。
面接もあります。げんちゃんは、つっこんで聞かれたら、きっとしどろもどろなんじゃないかな、と思います。面接の練習も始めましたよ。
考えてみれば、自分を主張せず、さらっと逃げる、というのがげんちゃんの処世術ですから、言葉を駆使して相手に説明する、なんてこと、さぼったことのつけで、できるはずもない。
まあ、どうなることでしょうね~。私は暢気に、落ちたら、来年もう一度受けましょ。なんて、先生に言ったら、「いや、前例がありませんし、来年受かるかどうかわかりませんよ。」
とたしなめられてしまいました。しかし、落ちるかも、という緊張感は、げんちゃんにはよさそうです。なるようになる。また、それで暢気にすごしています。私自身、どこに行くのが最善か、行かないこともいいのか、ジャッジできないところもあって、流れに乗るのが間違いない、と思っているところです。
でもT高校は、私自身が大好きなので、ご縁があったら楽しいな、と思っています。
お子さんも、よい流れがおこって、落ち着くとこに落ち着くんでしょうね。この子たちは、もらえないところもあるけど、もらってるところもあります。こういう大きな選択の時は、神様の流れが起こるように思います。ママがほっとできる場所が決まるとほんとにいいですね~。お祈りいたします。
通信制は、うちも全く会いません。もしそういうところに行くなら、どこか知り合いのところとかで、午前中だけ働かせてもらう、というようなことをしないといけないと思います。