コロナで患者さんは少なめですが、いろいろ、忙しくしていました。
げんちゃんのズーム授業はいつまで続くのでしょう・・・・30分に短縮していますが、意識低下がおこりやすいげんちゃんには、ズームが向いているとは思えません。
私が時間がとれれば、ある程度横について、今やるべき課題をやらせたいのですが、仕事があるのでそうもいきません。
げんちゃんの自己向上意識を期待したいもの・・・
一進一退。ここで終わってもらったら絶対困るんだけどね~・・・そういう中途半端なステージにいます。
ルーティンならいいんですよね。朝ご飯だって、スケジュール管理だって。決まりきったことをやるのなら、うまくやってるとは、決して言えないけれど、こっちの手をめちゃくちゃ取るわけではない。
しかし、ルーティンの幅はすこぶる狭く、朝ご飯を考えたりしると、学校に行く日のタイムスケジュールが抜け落ちたりします。
口数は少ないげんちゃんは、周りを邪魔しないので、電信柱みたいに、何のエネルギーも出さずに存在することが上手なので、学校でも友達とのトラブルもないし、家でも、無視しているなら、たいして邪魔にはなりません。
しかし、よく見れば、やらかしているし、何の向上もないように見えます。
それに、ずるい行動はよく成長しているもんで、
「あれ、なんで、○○していないの? なぜ?」
と聞けば、
「あ~、やっとくやっとく、」
とごまかします。
なぜと聞いているのだから、それにレスポンスするべきなのに、煙に巻こうとうする意志だけ、とがった頂のように、表面に出てきます。
そう、あいつ、ぜんぜん覇気がない!
学校もゆるいし、どこか、適当にごまかすノウハウもついてきている。
自分の世界観を上手に作って、その中で、適度にまわりにあわせているような。
「げんちゃんまったくやる気ないですね。」
言葉にできないでいる私を見て、
S先生が言いました。
「そうですよね~。なんか変なんです。伸びる要素がそろってきてるのに、投げやりというか、エネルギーを感じない。もっと言えば、人格を感じない。
能面みたいに、適当に生きている。がんばりたい、とか、それらしいことを言うけれど、どっかポーズです。」
もともと、楽さえできればそれでいいんじゃない・・・・そういう人生観みたいなものを持っているようなげんちゃん。もちろん人生観なんていうほど、本人はわかってもいないわけですが、それが本質かどうかは別にして、そういう生き方が大好きなげんちゃん。
心を動かして、人が人である喜びとか、苦しみとか、そういう起伏など、自分の辞書に入れないようにしていますから、恐ろしい。
目の前にいるげんちゃんは、蝋人形みたい・・・
苦手な算数をやらせようが、何かをやらせようが・・しょせん、人形なんだから、何ほども動かない。
ぐっと意識が入った時とはまるで違うげんちゃんが続いています。
こうなると、私の手には負えません。
S先生の指導に任せるほかはない。
書写は好きです。字はきれいになっている。さして気持ちを使わなくてもできるんでしょうね。
自立できない子が、自宅にずっといて、親に依存して生きるスタイル・・・確率しそうな勢い。
家にいるかぎりは、別に問題ない・・・私がそれを無視すれば、生活は続く。モラトリアム、気の遠くなるような同じことの繰り返しの日々。
私自身がどうするかで、どっちにも行くんだろうな~。いやいや、ちゃんと自立してくださいね・・・
雨の日の午後は、げんちゃんの止まったような時間が、まったりと肌にまとわりつくようです。
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何をもって自立というのか?本当に自立って難しいなと思います。
そうなんですよね。家で一緒に暮らしていてすごく困ることってないんです。うちの場合はゲームばかりしてるのが嫌ですが、自分の部屋に行ってしまって私が気にしなければ特に困ることはないんです。でもこれではダメだということなんです。もやもやしています。
一見するとまずまずの高校生活なのですが、何か変なんですよね。
自立できない子が、自宅にずっといて、親に依存して生きるスタイル…これが今の一番の心配事です。油断したらこうなってしまいそうです。そして昨今の犯罪はこういう生活スタイルの人が起こしているということに戦々恐々としています。とにかくある年齢になったら親元から離れて生活できるようになってもらわなくてはと思います。
ゆうママさん
幼児の頃から、何もしていなかったら、たぶん、サポートがばりばりいるような子になっていたんだろうな、とは思います。
しかし、ただのパラサイト少年のレベルでは、先が思いやられます。
ここを脱するには、とにかく、自覚です。自分の状況をしんからやばい、と思うことが必要です。
心の障害とも言うべき発達障害だと思っています。普通の人が普通に感じることを、ぜんぜん感じることができないところがあります。せめて自分はパラサイトしているんだ、という自覚くらいは持ってほしいと思って、私が仕事で疲れているときは、あたりまえのようにお茶を入れさせたり、おねえちゃんの洗濯物をしまわせたり、家族のためにいろいろやらせるようにしています。君と私は対等ではないんだからね!
と・・・・この子たちに家庭でも、指導権を絶対ににぎらせない。これは、ある意味、大事じゃないかと思っています。だから、余計、私の言うことから逃げようとしたり、ごまかそうとしたりする悪知恵をつけます。でしゃばらずよく仕事するいい子・・・みたいに、私の友人にはうつるようですが、これが、彼に、指導権をもたせたあかつきには、まったく違うゲンちゃんが生まれると思っています。
指導権を持たせても、しっかり常識的な判断をして、自ら動ける人間にするためには、あと何歩も先へ進めないといけません。
ほんとにしんどいことだと思います。
でもやらねば、未来は暗いです。とほほ・・・・
この子たちは長い目で見ていく必要がありますね。
いつか自立が出来たらいいな、でもそのレベルまで到達出来なければ出来ないなりの道がある、とにかく地道に歩むしかないのだと思います。
こうしなければ、こうならなければとこだわりすぎて執着すると視野が狭くなりお互い苦しくなりますし、本来の目的からそれる場合もあるので気をつけていますが…最近は長い年月を共に暮らす自信が無くなっています。
生活することに興味も意欲もない上に、とにかく悪意なく繰り返される暴言の数々。
私が勉強しているのを見て「くだらない資格のやつやってるんだ。まぁ、くだらなくもないか?」と言ったり。ダラダラと何もしないかやりっぱなしに加えて失礼なトゲのある言い方、上から目線、自己中心的な発言…四六時中この調子ではさすがに心が疲れてきます。
ある程度の年齢になったら離れて暮らさないと私の身がもたないかもと危機感を感じるようになりました。
本人の強い希望がなければ、寮のある高校へ進学させて、寮生活を通して自分の力で生活を営むことを学んで欲しいと思っています。
家庭では依存が強くて、いくら働きかけても生活力向上がなかなか望めないなと感じるこの頃です。
げんちゃん、高校なのにオンライン授業なんですね。
うちは無理そう
息子は中2になり、初めての試験があったのですが、数ヶ月前から勉強に関し、何を言っても聞かないので、諦めていたのですが、提出物のワークすらやってないのがわかり、答え写してでもいいからやりなさいとやらせていたのですが、もともと書くのが苦手で何度も反抗され、何回か殴られました⤵︎
ワークはなんとか終わりましたが、もー息子には勉強やらせるのは無理かなと諦めモードです。
-2.2SD以下だった低身長で、学年一小さかった息子ですが、ここ3ヶ月ほど、1cm以上のび、成長スパートに入ったみたいです。
それとともに成長痛もでてきて苦しんでいます。
サッカーチームは新しい監督になってから上に呼ばれてなかったのですが、最近3年生に入るよう言われ、背はまだ150cmもないのに、170.180cmのガタイのいい子達とやらされ、練習、試合と一気に負荷がまし、成長痛にも苦しめられ、きつい中やってます。
勉強は全く努力しないのに、サッカーだけは努力を惜しまずやるんですよね。
正直私としては休んでほしいし、せめて、中2のほうに下ろしてほしいとお願いしてほしいのですが、本人は嫌がります。
その頑張りを少しでも勉強のほうにいかしてほしいんですけどね。
夏みかんさん
げんちゃんは、どちらかというと、穏やかな方かもしれませんから、夏みかんさんの苦労は大変なものですね。
みんな、凸凹が全然違うので、そのへこんだ部分はほんとに苦労しますね。
こういう攻撃性というのも、結局認知のずれがおこします。また、空気感を読むのが苦手というのもあるかもしれません。そこをどう指導するか、考えますよね。
しかし、へりくつを自分の中で確立しているお子さんの場合は、しっかりと理論を崩す必要があるんでしょうね。
感情的にならず、理づめで、牙城をくずしていくというか。自分ができると上から考えていることも、そんなこと大したことじゃない。だから何?というようなガツンを、静かに、きぜんと崩すというか。
もちろん、やっていらっしゃるでしょうから、その繰り返しにへきえきするのだと思います。
げんちゃんは、屁理屈なんて唱えられないので、屁理屈を言ったというだけで、お、伸びた、となるわけで、まったくレベルが違うのですが・・・
将来、日本の社会は、不安だらけ。この子たちが自立できなければ、ほんと死んでも死にきれないとこがあります。
何が何でも、自立。少なくとも、サポートしてもらうのなら、それに対して感謝して、それを自分のできることで恩返しするくらいの人の道を備えた子になってもらいたいです。というか、なってもらわないとかなわんわ~って感じです。
ほんとにできない、というより、本気で努力、捉えようとするのをさぼるげんちゃんですから、そういう人としてどうなの、と言う部分は、しっかり矯めないとと思っています。
まだまだ道はるか遠くですよ。 1
みかんママさん
いっきに成長痛が出るほど伸びているんですね。げんちゃんは、小学校の時、すでにけっこうでかかったので、そのまま、たいしてスパートが来ず、ぼちぼち、結局160センチ代の小柄な男の子で終わりそうです。
体の成長の時期、心はどのように成長するのでしょうね。まだまだ幼稚そのものです。
素直と言えば素直。未熟すぎですから、性質なのか、ただおそいのか・・・
勉強は最低限取り組んで、心が成長できれば、あとからとりもどせるんでしょうね。でも、心が成長できず、勉強だけのばしたら、あとから、心はなかなか成長できません。
サッカーで、とにかく、心を成長させてほしいですね。
でも、ずっとサッカーにあきもせずしっかり、取り組めているのはすごいです。ギフティッドとか、アスペとか言う方々のすごいのは、しっかり一つの峰があることです。
げんちゃんは、モーッツアルトにはまってたのも、ほんとにしばらくの間だったし、絵画も、いまだ、別に好きでもないようで、真ん中に描くなんていう、描く以前のことで困っているし・・・
なんなんんだ、この鈍才ぶりは~、という感じです。
ただ、音痴がずいぶんましになりました。意識は入れようとがんばれば、少しはできるようになってるんだろうな、と思います。