>げんちゃんの高校選びは決まりました。私立の某高校です。
前に見学に行って、ほぼ気持ちは決まっていましたが、今回またその学校の進学相談に行って、ますますいいな~と思いました。
全日制、単位制の高校で、偏差値は、相当低いようですが、自分の習熟度に合わせて、単位を取っていき、最低3年間で卒業すればいいという学校です。
つまり、自分の習熟度に合わせて、3年以上学校に在籍することも可能で、その場合も、普通の学校の留年と言う形ではありません。
一般の学校なら、1年生でとる単位が取れなければ、留年して、またすべての1年生の教科をやり直しなのですが、そうではなく、自分の必要な年数をかけて、取ってない科目を積み重ねていくだけなのです。
(実際11年所属している子もいるらしい)
支援出身の子もけっこういるようです。でも、中心は、不登校児の受け皿のような学校みたいです。
中学まで、不登校で苦しんだお子さんのセーフティーネットになる、と学校自ら言っているような学校なので、子供の成長を主軸に、あらゆるアイデアが散りばめられているように見えます。
ユニークな取り組みはたくさんありますが、その一つは、学校に来れない子のために、地域の公民館などを拠点に、出張スクールを作っていたりします。(もちろん、そこでの出席も普通の出席扱い)
そういうアイデアは、子供のニーズから柔軟な発想でつむぎだした新しいシステムで、その学校のスタンスを垣間見ることができます。
でも、福岡では、誰もが知っている”底辺の落ちこぼれ学校”という扱いみたいです。 福岡出身の夫などは、苦笑・・・
連絡のために電話したり、訪ねたりしたときの先生方の対応は、いつも親切で、自分たちの学校が誇りなんだな・・・というぬくもりがあります。
この学校に救われてきた親子はずいぶんいるだろうな~と、毎回ちょっとうるっとなってしまいます。
学校選びは、その学校のユニークさも、大きいな決め手になっていますが、そこをプラットフォームにして、高校時代は、”げんちゃんのげんちゃんのためのプログラム”をしっかり組んでいきたい、という思いが強いです。
中学は、拘束時間が長すぎました。もっと家でやりたいプログラムがたくさんありましたが、学校にある程度足並みを合わせる必要があって、上滑りになんとか転がしてきたようなところがあります。
(中学時代のそれも必要だったとは思います。)
さらに、学習レベルの上がる高校で、さらに、同じようなことをするのは、人生の時間の無駄だ、と私は考えたので、普通のシステムの学校はげんちゃんには無意味だと思いました。
まだどのような具合になるかわからないし、専願でほとんど定員超えてしまうというその学校に、入れるのかもわかりませんけれど、高校は、げんままプログラム&高校プログラムを駆使して、なんとか、げんちゃんを飛躍させたいと思います。
げんちゃんも、その学校が魅力的にうつるようで、なんとなく、がんばる気持ちが起きているようです。
しかも、その学校は、1時間かからずに行ける距離にある。
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志望校を決める時期ですよね。今年はコロナのせいで、いつもより更に早く時間が過ぎている気がします。げんちゃん志望校が決まってよかったですね。確かに私が中学生だった頃は色んな噂話があった学校ですが、それも噂で実際どうだったかはわかりませんし、今の校長先生の講演を聞いて本当に沢山の子どもたちを受け入れて、育ててくださる学校だと思いました。ただ、やはり不登校の子供が多いので、娘は知的が低くて生活能力がまだまだなので、もっと支援がある学校がいいのかなと思っています。げんちゃんの家から近いのもいいですよね。博多青松よりは手厚いと思いますし、息子の同級生でその高校に進学した子たちは生き生きと通っているようです。きっと自分たちの居る場所がちゃんとあるんだと思います。専願で無事に合格できますように。
素敵な高校ですね。
プログラムやサポートのアイデアもそうですが、特に心ある先生方の存在、通える距離など、安心も追加されている事が伝わってきました。
げんちゃん、合格できます事を遠くからですがお祈りしています。
近くに良い学校があって良かったですね。げんちゃんも楽しみに感じていることが何よりです。先生方のお考えも素晴らしいですし、カリキュラムも無理がなく、単位制で留年という概念がないのもいいですね。友達との関わりも活発になることと思います。
今まで色々なアイデアがありましたが、一番げんちゃんに合っていると思います。頑張っていれば、その子に最もふさわしい道が開けて行くと思います。
今からげんちゃんの高校生活が楽しみです。しかし、げんちゃんが高校生だなんて、時が経つのが早すぎますね。つい、この間、中学に入学したばかりのように思いますので。
このままだと、roboも、あっという間に大学生になりそうですよ。
ここあさん
ほんと、最初にお会いした時から、あっというまに月日が流れてしまいました。
社会に出るのも、そう遠くはない年になってきて、今までは夢物語で考えたことが、現実にせまってきている感覚になってきました。
現実に即した見方をするけれど、しっかり夢も描く、というあいかわらずのスタンスで少しずつ少しずつです。
T高校は、行ってる子供たちがみんなわけありなようで、学校がよく言われないところもありますが、わけありな子が、しっかり軌道修正して卒業できる(みんなじゃないけど)わけだから、わけなしの普通の子にもいい学校だと思います。
あそこから、たとえば、すごくいい大学を目指そうとしても、それなりに可能だと思います。自分のペースを保ちつつ、足りないところは、進学塾とかに行ってもいいわけだし、予備校に通ってもいい。 おねえちゃんは、私立の比較的ゆっくりしている進学校だったのですが、朝補修があったらり、不必要な課題がたくさん出たり、自分のペースで学習できないようで、かわいそうでした。結果的に一浪して修正して大学に行ったように思います。
彼女のことはよくわかってない部分もあるのですが、少なくとも、私は進学校で落ちこぼれて、あわない勉強の仕方をさせられて、力をはっきできませんでした。T高校のようなシステムだったら、もっと楽しく学校生活を送れただろうな、と思います。
そういう経験があるので、もし、たとえ、げんちゃんがちょっとがんばらせて手伝ってやれば、近くの、公立の聞こえの良い学校に通るという条件になったとしても、T高校にやりたいな~と思います。
ここあさん
とても魅力的です。もっとほかの学校も、こういうプログラムになっていかないと、日本って変わっていけないんじゃないかな~と思います。先進的で教育の基本に返ったよい学校だな、と思います。
お友達の方も、生き生き通っていらっしゃるんですね。
近いのでありがたいです。
お嬢さんは、今から時間があるから、しっかり決めていかれることでしょうね~。世間は、発達の子も多くなってきているし、年代があとになるほど、間口が広がってくるでしょうね。この子たちは、社会を変えるために出てきたのかも・・・なんて、想像したりしますよ。ちょっとここあさんの家からは遠いですかね~・・・面接練習したら、
「兄弟何人ですか?」
でつまってましたよ。ほんと、そういうあたりまえのことがボソッと落ちたりしてます。こわいこわい・・・
Naoさん
ありがとうございます。
定員150名に対して、専願で180人ほど希望が出るとか言っていました。
うちの学校がそれだけ人気が出てきたというのは、それだけ困ったお子さんがいるということで、ゆゆしきことです。
なんてことを校長がおっしゃっていました。なんか素敵な校長先生ですよね。
福岡の一般的な学校は、内申をとても重視するそうです。そういうのつまらないですね。ここは、テストと面接で、自分の学校に来て、その子のためになれるかどうか、が判定基準だそうです。
自分の基本的なことができない子は、サポートがもっと手厚いところを勧めるってことなんでしょうかね。
げんちゃんの自立度はどうなんでしょうね。家事力は相当あがっております。 1
ロボママさん
ほんとにあっというま。
最初は、遠くの全寮制と思っていましたが、意識レベルがまだまだ。常識もぜんぜんまだまだ。手元から話すには早すぎます。
げんちゃんは幸せだと思います。近くに全国的にもまれな学校があってくれたのですから。
来週は体験入学です。なんかマインクラフトでモノづくり、みたいな独自の授業もあるみたいで、とっても行きたくなってるようです。
げんちゃんは、いつもたんたんとしていて、繊細ではないので、繊細なタイプの不登校児だったお友達から好かれるんじゃないかな~と思っています。友達ができて、ソーシャルの学びにもなるといいです。
残念なことに、支援の唯一のお友達のゆうすけ君が転勤になって、親子ともども泣きの涙です。彼も同じ高校に行きたいと言っていましたから。
ほんと、次のステージに進むんだな、とつくずく思いました。
ロボ君は、大学が意識されますね。日本の大学は、今変わることを求められているように思います。テレワーク授業で、人が離れて行ってるし。教授陣も、教育者という自覚は希薄な気がするし。
大学をどのようなステージにするか、またロボママさんの采配がモノを言うでしょう。
げんちゃんは、午前中で帰らせて、昼からは、独自メニューをするといいのかな~なんて考えたりしています。
少なくとも決まっているのは、私と同じジムに入れようと思います。そろばんも習わせたいとも・・・絵画は週3日くらいさせたいな~とか。もしかしたら、このブログをよんでくださっているママと出会ったりするかもな~なんて、思いをめぐらしています。
行きたい高校が決まったんですね!
読んでるだけで素敵な高校ですね。近くだったら行かせたくなります。
息子の方は高校を絞ったつもりだったのですが、絶対にここがいい!みたいな気持ちにはなれてないのです。ちょっと身に付けたいこととは方向が違うような…。調べれば調べるほどそんな気持ちになってきてちょっとブレてます。
でももうそんなこと言ってられる時期でもないのですけどね。頭を整理してもう一度考えようとおもいます。
それにしても近くに素晴らしい学校があって羨ましいです。
息子の同級生でT高校に進学したのは支援学級の子もいますが、普通級の子もいたようです。クラスメイトだったので、詳しくは状況は分からないのですが、楽しそうにしている様子は伝わってきてるようです。支援員をしていて感じるのは、普通級にいてもギリギリで頑張っている子や、頑張れなくなって教室に入れなくなった子、不登校になっかしまった子もいます。そんな子たちはT高校に行って、安心して学校に行けるようになって、自分のペースで学習ができれば道はいくらでも広がると思います。中学は一番生きづらい場所ですよね。私は娘が普通に高校受験できるならその方が良かったと思っています。私立高校に内申点は必要ないので、支援学級の子が進学できる私立高校は他にもあって、中学の復習から始める所もあります。でもやはり試験があって、単位を取らないといけないので娘には無理だと思っています。息子も公立の進学校と言われる所に入学しましたが、まさに課題の多さと課外に追われて挫折し、しかも事故の後遺症が出て退学してしまいました。息子も本当は留年してでも卒業してほしかっかです。げんちゃんのお姉さんもですが、たいていはなんだかんだで卒業するんですもんね。でも今の息子をみていると学校の学習に追われる事がなくなったので、将来の夢がやっとみつかっらしく、大学進学に向けてもやる気が出てきました。
息子にとっては退学して良かったのだと思います。私の場合娘も息子も世間の当たり前から外れてしまったので仕方がないのですが、当たり前でいけるなら当たり前でいけばいいと思いますし、そうでなければその子にあった場所をみつけていけばいいと思います。今は通信制もありますし、小学校の支援学級も増えるばかりなので、少子化の今公立や私立の高校も支援学級みたいなものができるかもしれないですよね。昔に比べると色んな環境があるので、当たり前と言われている概念に拘らず、その子に寄り添った道を選べるのは有り難いと思います。
スマホからコメントしたのですが、誤字が沢山ですいません!見えにくいです 涙
ゆうママさん
げんちゃんの進路、もし、あの学校がなかったら、けっこうきつかったかもしれません。もう一つ定時制のいい学校がありますが、偏差値高すぎて入れないし、中でほったらかしなので、ある程度優秀なお子さんでないといかせないと思いますし・・・。
でも、しょっちゅうもらってくる学校案内は、普通科ばかりではなくて、いろんなところがありました。
過去の支援クラスの生徒も、けっこういろんなところに進路をさだめていたようです。
基本は、自宅中心にいろいろカリキュラムを作っても、やはり、どこかプラットフォームがあった方がいいですよね。
そういう考え方がしっくりいく学校、となると、通信とか限られてくるかもしれません。
あと一つ、博多駅の近くに、発達のお子さん専門という小さな学校もあって、T高校がなかったら、そこなのかな~と思ったりしました。
孟母三遷ではないけど、だめだったら、かわる、ということも、今の時代はありですよね。T高校が素晴らしいと思いますが、げんちゃんがそこでだれてしまうようなら、途中かわることだって、いつも柔軟に検討してかまわない、そんな気持ちでいます。
とにかく、彼が成長して、自立できることが一番の目的です。そして、それが最も大変ですよ~。しかし、高校選びは、普通のお子さんでも悩ましいところがありますよね。
良い環境を手に入れることができるといいです。
ここあさん、息子さん良い環境を得て、目標をさだめ、本来の能力を発揮できるようになってきて、ほんとにうれしい限りですね。
進学校というところは、先生自体も、成績主体に価値を見てしまう傾向があって、なかなか子供の個性を伸ばしたりするところまではいたらないことがありますね。
私の母校も、成績が悪いと人権ない感じでした。
先生の声音が、成績の良い人に対してと、そうでない人に対してと違ってるような感じでした。当時は、企業も元気が良かったし、出世と言う考え方もステレオタイプでとらえやすかったですからね~・・
子供心になんか変だな、と思っていましたが、その違和感は正しかったと思っています。だから、今げんちゃんの教育を本音だけでやれるのが、ちょっと楽しいのかもしれません・・・あの時のリベンジみたいで・・笑
息子さんも、良い経験が残ったと思いますよ~。将来が楽しみですよ。
それにしても、昔の私とか、息子さんとか、環境を変えると、すごく伸びる子はたくさんいますよね~。親は、あらゆる広い価値観を子供に伝えることができたらいいですね。
そして、今は、昔の価値観は通用しないし、色んなスタンスで子供を募集する高校が増えてきて、ありがたいですね。
たぶん、今からもっとかわっていって、代われない学校は子供を集められなくなるのかもしれませんね。自分の目で何が大切か、何を選べばいいか、しっかり親がさだめてあげられるといいですよね~。
Kさん
コメントありがとうございます。お住まいはフランスなんですか~。いやあびっくりです。ネットは海を越えますね~。
私のブログをずっと読んでいてくださっていたんですね。うれしいです。
それにしても、高校二年生、すでにげんちゃんが今から歩こうとしている道を歩いていらっしゃるんですね。
フランスは、高校で、職業訓練のような学校と、中堅以上の成績者がはいる普通科の高校に分かれるんですか。
まったくびっくりです。げんちゃんたちのような子は、もっともっと子供時代、少年時代を長く過ごす必要があり、高校くらいの年齢で、将来をしっかり決められるものではありません。できれば、彼ら特有のペースでマナ学べる高校があってもいいと思うのですが、現実は、日本もフランスもままならないですね。
フランスの普通科の高校は、入れはするけれど、中堅以上の子が多く、げんちゃんのような成績じゃなかなかついていけないのですね。確かに日本でも、底辺の成績では、普通科の高校はなかなか入れるとこは少ないです。
ただ、そういう子たちを拾い上げるところもゼロではなく、げんちゃんも、行けるんじゃないか、と思っています。
しかし、高校のカリキュラム、普通の中堅くらいの学校は、げんちゃんたちには、ほんと合わないと思いますよね。
結局ついていかせるには、自主性もなんもなく、ただ、ママの力で、なんとかハードルをこえさせるしかなく、本人には、オーバースペックで、本来やるべきことをやることができません。
高校3年は、とても大事な時期で、ほんとは、無駄なことなどやってる暇はないのに、よい環境がないのですよね。
本人の自主性が生まれないのも、中学よりさらに難しい学習レベルにモチベーションも何もあったもんじゃない、ということにもなりまねません。
ほんと日々格闘されていらっしゃることと思います。
Kさん
それから、この子たちは、自分の立ち位置をしっかりつかむ必要があります。とかく、げんちゃんのような子は、自分の立ち位置を普通と勘違いするようなとこがよく見られます。
できないと言いながら、普通の子と対等に考えていたりします。それで、彼らとぶつかったり、謙虚に自分を低くして、頑張る必要があるのに、大着に構えたりします。
普通の良い学校に入れると、なんか、自分は普通なんだ、彼らと対等だ、みたいな感覚が生まれて、謙虚さがなかなか育たない子が出てくるように思います。げんちゃんもその一人。普通クラスに入れてしまえば、できなくても、なんとなく、自分の立ち位置をその場所に持ってきます。
自分は、普通より常識感もなく、人のめんどうになってることが多いんだ、なんてこと、しっかりつかんで、謙虚にこれがんばらないといけないのに、自分の世界観が常識だなんて思いこんでしまう。なかなかやっかいです。
ママの力で、下駄をはかせることになる今の学校では、そのあたりの、本人の感覚はどうなのでしょう。自分の力でやって、自分をしっかり把握することがなかなかできにくいですね。
私は、高校時代、げんちゃんが、自分をメタ認知して、これではいけない、本気でやらなくちゃ、俺の人生はなさかないぞ、と本気で思ってがんばることが必要だと思います。
それが心からできれば、克服できるけど、なんか横着かまえていたらだめだな、と思います。
高校では、自分の立ち位置をしっかりつかむこと、そして、今やるべき課題を、学校と連携してしっかりやること。
あと1年と少し、お子さんの高校生活が充実するといいですね。高校では、学校の課題より、人としての当たり前の感覚をつけることの方が大事なような気がします。
なかなか、ままならない環境で、いろんなことをやななくてはいけないママの大変さがしのばれます。
ほんとに大変と思いますが、優先順位の低いものは、オミットして、今ほんとに大事なものにしぼってやるのがいいと思います。
そして、子供さんによくないと思えば、迷わず学校をかわることも柔軟にかんがえていいのかもしれません。
高校は、仕上げともいうべき年齢ですから、もう、まわりに合わせることにきゅうきゅうとしたりしたくないです。
Kさん
どうぞがんばってくださいね。応援します。そして、異国でストレスがママにおおきくかかって、苦しい思いをしないようにと願います。こうやってつながることができてうれしいです。
げんちゃんは、高校に行き始めたら、昼までくらいで帰って、そこから、本格的に、彼に必要なメニューをしたらいいのではないか。と思っています。その結果、必要なら5年間くらい通えばいいかな、と。
それができる学校なので、ほんとにありがたいと思います。
でも、そんな学校でも、必要とあれば、学校を変わったりすることも別に構わないと思います。かなり柔軟に、大事なことだけ見つめて突っ走ろうと思っています。
しかし、げんちゃんの本気の心がまだまだ足りないので、なかなか手を焼いています。
ガッツが全然足りないげんちゃん。突き抜けるようなエネルギーを出してほしいです。