ママの格闘と改善のダイアリー

自分の子が発達障害?
それって何? から始まった。

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コロナ休暇、学校のこと、ちょっと離れて考えてみる。

3月の春休みは、げんちゃんには、プラスになっています。学校が休みになっていると、学校のメリットって? と、考えます。

先日卒業式にPTAとして参加しました、学校のコロナ対策にビックリしました。
きわめつけは、

「みなさん、マスクをとって歌いましょう!」

わざわざつけていたマスクが、先生の命令で、はずされました。卒業生は、保護者の方をくるりと向いて歌いだしました。

飛沫感染が主流だというウイルスは、口から発生された声に乗って、飛沫とともにまき散らされます。たとえ、向かいあっていなくても、前の人の頭にはねかえり、隣の子の口の中にも入る可能性があります。子供たちが絶対感染していないと決めて、そういうことをするのでしょうが、それなら、そもそも感染対策など、意味がありません。みな感染しているかも、という前提にたつのが感染対策だからです。

しかも、席が近接して、大きな声で何分間も歌っている状況であれば、自ら大きなリスクを作り出していると言えます。
もっともやってはいけないことです。

保護者が入場するときも、係の人は、なんとなく、手指消毒もさせないまま、会場に入れていました。

たまたま、玄関でお手伝いに入った私は、自分ができる範囲で、みなさんにお願いして、感染対策をしてもらいました。
なんとか、みなさんが協力してくださって、ほっとしていた矢先、前述の、”マスクをはずして”がおこったのです。


実は、色々なことがあって、たぶん、学校はできていないだろうということを感じて、協力を申し出ていましたが、校長からいらないと言われたので、市の教育委員会にお願いして、最低の、コロナ対策を通達していただくように、申し入れしていました。

やることは簡単なことですが、しっかり事前に計画しないと、なかなかできるものではないです。

 まだ福岡は感染者が少ないので、なんとかラッキーにかけるしかありません。

家に帰って、気持ちの中で何かが切れました。

学校って、かなり特殊なとこだ、と思いました。私たち親が、発達の子をなんとかついていかせたい、なんて感じている公立の学校って、そもそも、社会全体から見たら、かなり特殊な閉鎖社会で、決して、社会全体の準備組織でもないんだな~と思いました。

先生方も、先生という職業の方であって、社会人のすべての職業人の代表ではないかもしれない、ということです。

優秀な経営者なら、コロナ対策と言うことに対して、相当スピーディーに対応し、情報を集め、危機管理意識をとぎすませて行動しているはずです。もし、だせば、経営は破たんします。まずマスクをはずさせるなんて対応にはつながらないのは確実です。

そうすると、この学校のトップの人たちって、社会のトップクラスの人種(エリートという意味ではないよ。人として、すぐれたリーダーという意味)でもなんでもないかもしれない、ということです。
 すなわち、自分たちが何がなんでも合わせていかなければならない、と思っているこの学校なんて、ある偏域の囲いの一つにすぎないのかもしれないな~・・・

なんとか学校に合わせて、無事に卒業して、大学まで行かせて、今まで良いとされていた、名だたる企業に入れる・・・なんて価値観って、今の時代はあほらしい、ってことだと思います。

コロナが落ち着けば、また社会は一変しているでしょう。そこで勝っていける人たちはどんな人種なんでしょうね~。時代の変化に柔軟に自分を変化させ、もっとも価値のあることを学んで、心を磨いてきた人たちではないか。とにかく、自力で勉強をし続け、時代の声をしっかり聞いた人が、前に出てくるでしょう。

明治初期、今まで通り、藩に召し抱えてもらおうと必死になってる人と、時代変化についていくべく、死に物狂いでアンテナはって、学んでいく人、大きく、差がつきました。

今は、大きな変革期だと感じています。

げんママ、卒業式事件で、すっかり学校に合わせる気が失せてしまいました。思い切って、あわないな~、と思いながら取り組ませていたげんちゃんの宿題は、すべてやめてしまいました。だって、急遽出された教材は、まったく統一感がなくいまいちなのですもの。

自由にカリキュラムを組むことにしました。内申なども、どうでもよくなりましたよ~。4月もコロナうつされてくるリスクあるなら、休ませたいと思います。まきこまれたら死活問題です。食べていけなくなりますから。

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  1. みかんママ より:

    その通りだと思います。
    全員が一律の学校のシステムがやはり無理があるような。
    特に発達障害の子達には厳しいところですよね。
    世界的に大転換期だと思います。
    今後は、何でも一律ではなく、もっと柔軟でユニークな制度に移行していってほしいですね。

  2. robo_223 より:

    私も同感です。

    以前もお伝えした通り、宿題などというものは、先生がノリで出しているものも多く、本当にその子に合った宿題ではないことがほとんどです。行事にも大した意味はなく、ただ、こなしたという実績を残すことに意味がある場合もあります。

    それを知らずに学校から提示された課題や行事をまるで至上命令か神のお告げのように実行しようとしてしまうことには賛成できません。

    roboなどは行事も講習会もこちらが意味を見出だしたものにだけ参加させて来ましたし、学校に提示されるものをそのまま引き受けるということはして来ませんでした。

    そこに大した意味はないと思うからです。権威的なものの存在を疑うこともなく、取り入れるという態度、また、それに沿って行けないことに落胆する態度は不必要だと思います。

    そういう路線から、いとも簡単に外れて行けるという意味で特性のある子の子育ては気楽でいいなとroboが小さい時から感じています。

  3. glow-gen より:

    みかんママさん
     そうですね~。私も、今の学校のシステムって終わってるな~って思います。
    たぶん、教職員の先生方も、突出してすぐれている人は、かえって仕事しづらいでしょう。
     それに、今までの学校制度って、護送船団方式のやりかたで、大きな企業に入る、調和型の人間にはいいですが、激動の時代を乗り切っていくオリジナリティーのある人材育成には向いていません。
     げんちゃんは、あほですが、オリジナリティーなら負けないでしょう。げんちゃんにかぎらず、発達の子はそうでしょうね~。
     ほんと、親が、既成の価値観にとらわれていると、伸ばせるところも伸ばせなくなるかもしれませんよね。
     何が大事か・・・その部分にピンポイントで働きかける教育をしていけたらいいですね~。
    ま、その前に、まだまだげんちゃんはあるレベルをこえてませんけどね~。笑

  4. glow-gen より:

    ロボママさん
    そうですね~。ロボママさんは、上手に学校を利用しながら、育ててこられてますよね。
    学校がない、というのも、うまく育たないというのも事実だと思います。
    自分の価値観をしっかり定めて、子供の個性を見極めて、でも、世の中のコンサバティブな考えも、ちらっと横目で見ながら、軸はぶれず、でもしなやかに・・・・

     時代は面白い時代です。私にはあってるかもな~なんて、ちょっとワクワクしている面があります。
    大きな力には、ただまきこまれるしかなかった時代にくらべれば、今は、ユーチューバーやブログなど、自分の発信基地を持ち、ささやかでも、自分の主張を外に出すことができます。
    そんな中で、主流とは言えなかった人たちが、大きな支持を得て、主流をしのいだりします。
    ビジネスも、いちいち上に申し建てして、無駄な会議を繰り返し、やっと企画が通る、というのではなく、スピーディーに変革していける会社がのしていく。
     げんちゃんたちは、周りの思惑なんて考える能力ないですから、ずばっと本流だけで動くでしょうしね。周りがどう思うなんて考えもしないし・・・
    そういう人たちが、能力をもって、しかも愛もそなえ、思いやりも持つことができれば、スーパーマンでしょうしね~。

    まあ、そこへ行くには、超えないといけない山は、無尽蔵ですが・・・ロボ君は、現実味がありますよ~。

    たしかに、規格外れはおもしろいですよね。もっと、げんちゃんに常識感があって、ずるくなければ、ほんとに楽しいのですが、人としての部分が、まだまだ矯めまくらないといけませんので、ストレスの方が大きいです。

    でも、彼のおかげで、人生の違う景色を見せてもらって楽しいことはいえてます。 2

  5. 通りすがり より:

    まわりの発達障害児は普通に大学やあう仕事したり、資格とれたり(自閉中度でも、パソコン検定三級とか)。たぶん、げんちゃんママは現実を否定したいだけでは?
    げんちゃんは支援学校や専修学校とかでもよいかな思いますが、ダメなんですか? 2

  6. glow-gen より:

    通りすがりさん
    コメントありがとうございます。このコメントげんちゃんに読ませてみましょう。

  7. glow-gen より:

    通りすがりさん
    げんちゃんは、読んで、おこっていました~。がんばりたいんだって。
    人は、自分がイメージした自分に近づく。ならば、がんばったら~と言いました。
    彼がどこに行きたいのか、親が決めるのではなく、自分が切り開くものだと思う。
    そこまでの努力がいやなら、通りすがりさんの言う進路もありだと思うよ。

  8. glow-gen より:

    Nさん
    そうなんですか~。進学校なんて、特にそうかもしれませんよね。
    教師にゴマする・・・う~ん。うちの大学生のお姉ちゃんも、教師の質が低すぎて、ゴマする気にもなれん。とか言ってましたっけね。
     
    しかし、学校とは何のために行くのか、とあらためて考えてみたら、やはり、第一は学ぶためです。次は、同年代の友達かな・・・
    それと、毎日規則正しく生活するため・・・
    う~ん、あとは、学歴のため・・・もろもろ

    このあたりしかさしあたって思いうかばない・・
    で、他のことでも代用できそうなことは、勉強すること、規則正しく生活することなどいろいろ。
    ぜったいに、学校に行かないと手に入れられないことは、その学校の出身者という経歴です。

    となると、経歴があるとよりいいかもしれないけれど、今の時代はなくても、かなりおもしろいことができますよね。トップさえねらえる。
    なんたって、官僚や公務員さえ人手不足になりそうな時代みたいだし、今までの価値観がくずれている時代ですからね。
    空前の人手不足だし、マニュアルがない新しい時代だし。

    ほんと、おもしろいですよね~。こんな時代に発達障害児の親になったことは、とても楽しいのかもしれませんね。

    学校って組織は、もう終わっている組織なのかもしれませんね。オワコンっていうらしいです。こういう新しい言葉もとっても楽しいですね。
    「バズる」とかね。げんちゃんバズらせたいな~・・・
    精神的に距離をおいて・・それくらいのスタンスでいたほうが、見えることがありますね~。たしかに。
    私はコロナ事件で、かなり距離をおいてるつもりだったけど、まだまだ近かった、って認識しました。もっとおいていいのですね~。

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